きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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マフィア戦隊ボンゴレンジャー 18

※Legend of VONGOLAの番外編、アイドル設定です。





第二部隊と獄寺、笹川の前に立ちはだかった男は
戦闘体制になっているわけではなかったが、何処にも隙のない立ち振る舞いでそこに居た。
キッチリ後ろに流した髪は自然で、大人の男の色気さえ漂わせる。
明らかに戦闘服という出で立ちとは反対に、その男からはやる気を感じられなかった。

「で?今度は何処に穴を作ろうとしてたのか、教えて貰えるか?」

髪を掻きあげながらそう言ったその男の言葉に、アレか・・・と雲雀が呟いた。
入り口横に開けてきた穴は早々に見つかったらしい。
あれだけ派手に開けてくれば当たり前といえば当たり前だろう。
そこから自分達の進入ルートを割り出すのも内部の人間なら容易いに違いない。

「・・・まだ開けてねぇ」

獄寺がボソリと呟くと、やれやれというふうにため息を吐き出したその男は
今までのやる気のなさそうな態度から一変して行く手を遮った。
その空気の変化にボンゴレンジャーも第二部隊も一斉に神経を集中させた。
殺気とは違うがその男の集中した気配はピリピリと磁気を孕んだ様に肌を刺激する。
そこでしばらく睨み合いを続けていたのだが、フとその男が不思議そうに口を開いた。

「一人足りないんじゃないか?」

その言葉に答える者は居なかったが
そんな彼等の後ろの扉を認めてその男は納得したようだった。

「姫か。・・・それなら俺がココでお前達とやり合う理由は無い」

そう言って男は緊張していた空気をスっと引っ込めた。
そんな男に不信感は抱いたものの、このままココで睨み合うのも無駄でしかない。
そう思ったのか、痺れを切らしたのか、その時ザンザスが自分の横の壁に派手に穴を開けた。
しかし、穴が開いた壁から見えるのは岩肌のみで、その先に繋がる道は無かった。
そんな様子を後ろで見ていた雲雀が今度はザンザスが開けたのと扉を挟んだ反対側に穴を開ける。
そこも開いた穴の先は岩肌のみ・・・。
そんなボンゴレンジャーたちの行動を黙って見ていた男が、喉を鳴らすように笑い出す。

「この先に行きたいなら、その扉からしか入れない。残念だったな」
「・・・ふぅん。そうみたいだね」

その男の言葉に何かを考えるように相槌を打った雲雀は
次の瞬間、扉を思いっきり破壊していた。
その破壊力はハンパなものじゃなかった。
粉々に砕け散った扉の残骸が扉の中に凄い勢いで吸い込まれていくのが見て取れた。
どうやら、ココは風の通り道にもなっているらしい。
ビュゥっと風の勢いも加わり破片が狭い通路の奥へ勢い良く飛んでいく。

「っ姫!」
「ボスっ!」

通路の奥から、うわっと言う声が聞こえたと思った瞬間
獄寺と先ほどまで睨み合っていた男が通路へ我先にと駆け込んでいく。
今まで男がどんな存在なのか判断できなかったボンゴレンジャーたちだったが
その行動で皆、あぁ・・・アレタイプか・・・と納得する。
二人の後を追って通路の奥へ走り込んで行ったボンゴレンジャーは
それほど奥に入る前に二人の姿を発見する事ができた。

綱吉はユニを庇うように抱き、入り口へ背を向けていた。

「大丈夫ですかっ!ボス」
「・・・姫っ!」
「獄寺くん?・・・何があったの?」

獄寺の声に綱吉は、ユニに大丈夫?と声をかけながら振り返る。
ユニもそんな綱吉に大丈夫ですと答えた後、獄寺の横に居る自分の部下に向き直った。

「γ・・・貴方も、ココで何をしてるの?」
「それよりも、お怪我はありませんか?姫」
「えぇ、大丈夫。ボンゴレオレンジ、庇ってくれてありがとう」
「いや・・・怪我が無くてよかったよ。・・・ところで、ほんと何があったの?」

心配顔のお互いの仲間を宥めるように綱吉とユニは笑顔を見せる。
綱吉のその再度の問いに、獄寺が答えにくそうにしていると
その後ろから雲雀が一歩前に出て悪びれる様子もなく言った。

「僕があの扉を破壊したんだよ」

その雲雀の告白に、綱吉は一度驚いたように瞳を見開いて、ため息をついた。

「雲雀さん、無茶しちゃダメです」
「僕も風の通り道になってる事まで考えが及ばなくてね・・・悪かったね」
「・・・誰も怪我してないので、それはもういいですが・・・なんで待っててくれなかったんですか」
「この建物の構造がちょっと気になったから」

この通路以外が岩肌だとわかった時、つまりこの先に入れば袋のネズミだと理解するのは容易かった。
逃げ道が一箇所しかない場合、その外で待つことに何の意味もないと思ったのだ。
しかし、風の通り道があると言う事は、何処かに繋がってはいるのだろう。
それを外から探すのは周りが岩だらけだと考えると難しいが
此方も入ってしまって中から壊す方が楽そうだと判断したのだ。
その場合、外からの戦力はあてにならないので皆で中に入ってきた。
フゥ太を見つけられても、ココから出られないんじゃ意味が無い。

そんな雲雀と綱吉の会話を聞きながらユニは雲雀を見る。
一瞬、ユニを見た雲雀の目を見て、ユニはきゅっと唇を結んだ。

「わかりました。・・・皆さんご一緒にどうぞ」
「今更、戻れって言われても戻らないけどね。ココが本当の入り口なんでしょ?」

ユニは表情こそ崩さなかったが、否定の言葉も肯定の言葉も述べずに先に立って歩き出す。
雲雀の言ったとおり、始めに第二部隊が開けた穴の横にあったのは施設への入り口ではなかったようだ。
ジョーカーのカードにヒントを残したくらいだ
ボンゴレンジャーがココへ来る事ははじめから解っていたはずで
何も仕掛けておかない方がおかしい。

しかし、ひとつ新たな疑問が生じる。
いくら綱吉がフゥ太の兄だからと言って、綱吉だけ名指しで内部に入れた理由がわからない。
ひとつ解ると他に謎が見えてくる。
これは一筋縄ではいかないかもしれない・・・のだが
今、その事に気づいた者は少ないだろう。





__________
あと二回くらいで終われるかな・・・
もうホント時間無い~







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