きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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マフィア戦隊ボンゴレンジャー 13

※Legend of VONGOLAの番外編、アイドル設定です。





第二部隊のアジトに戻ると
綱吉と山本は眠ってしまったフゥ太を仮眠室に寝かせて司令室へ向う。
ものすごく怖い思いをした後に、安心できる兄の元に戻れて安心したのだろう。
フゥ太はぐっすりと眠ってしまった。

司令室の扉を開けると
そこは例えようのない微妙な空気が流れていた。

気持ちはわかる・・・あの姿を見てしまったボンゴレンジャー達と
あの姿を見られてしまったボンゴレンジャー第二部隊の面々の
微妙な気持ちがそのまま空気に流れ出していた。
誰も目線を合わせようとしないその微妙な空間に、綱吉は意を決して踏み込む。
できることなら、フゥ太を連れて全て見なかった事にして逃げ帰りたいところだが
新たな敵の情報を何も聞けていないのに帰るわけにはいかない。

「あの~・・・ありがとうございます」
「お子様は寝たか」

とりあえず、綱吉までこの微妙な空気を出す一員になってしまうわけにはいかない。
そう思ってまずセコーンドに声をかける。
その綱吉の言葉に振り向いたセコーンドは一人何も変わった事などないという顔でいた。
しかし、綱吉の意を決した声かけにもセコーンド以外の皆は微妙な空気を解く様子がなかった。
とりあえず・・・こんな状況でココに長く居たくない・・・と思った綱吉は席に着くと
えっと・・・と言葉を濁しながらも声をあげた。

「あのですね・・・とりあえず、弟も連れ帰りたいので、敵の情報を聞けたらなぁ~・・・とか思うんですが・・・」
「ですね。こんな所にボスの弟さんを何時までも置いとくわけにもいきませんし、元々の目的もソレです」

綱吉の言葉にようやく自分を取り戻したのか、獄寺が同意する。
すると、ベルが面白くなさそうに口を挟んだ。

「どういう意味だよ・・・ここもれっきとしたアジトだぜ?」

カッチーンとか言いながら凄んでみせるが
何を言ってもボンゴレパステルピンクだと思うと威厳は半減どころか皆無だった。
ベルだけでなく、スクアーロやザンザスですら始めに感じた畏怖はすでに感じられない。
パステルカラーの威力は恐ろしいものだった。
コレが正規のボンゴレンジャーと第二部隊の差と言えばそうなのかもしれないが
もうちょっと何とかならなかったのだろうか・・・
と綱吉はさすがに第二部隊の面々を哀れに思っていた。
綱吉もどこか空中を見つめて微妙な空気を出す一員と成り果てようとした時、セコーンドが静かに立ち上がった。

「・・・よし、お互い言いたい事を言えるくらい仲良くなったな。では今後の話をしよう」

えぇええ?この状況でそういう結論に達しちゃうの?
と綱吉は持ち前のツッコミ魂を刺激されたのか、瞬時に我に返る。
他の面々もとりあえず、セコーンドの言葉にその視線をセコーンドに集めた。

「今後は、ボンゴレンジャーも第二部隊も協力して事に当たる事になる。敵についてはこちらも鋭意解析中だが、一つわかっている事がある」

第二部隊とも協力する・・・それは状況が今までに無いほど切迫している事を示す。
今までそれぞれ独自で活動していた二つの戦隊が一体になって敵に向わねばならないと言う事だ。
綱吉はそっと第二部隊の面々を見回してからセコーンドに視線を戻して言った。

「わかっている事って、何ですか?」
「・・・ヤツ等の狙いは世界の滅亡でも平和の破壊でもなく、我々ボンゴレンジャーとその組織だと言う事だ」
「・・・え・・・?」

今まで平和の為に人々を守る為に戦ってきたボンゴレンジャー達は小さく息をのんだ。
綱吉は瞳を見開いた後、苦しそうに眉を顰める。

「それって・・・、それじゃあ俺たちが皆を不安に巻き込んでいる事になるじゃないですか・・・」

綱吉はそう搾り出すように言う。
さっきフゥ太を救出した時に感じたのと同じ、やるせない感情になる。
自分のせいで誰かが犠牲になる・・・それは綱吉に一番ダメージを与える。
そんな綱吉を見て、ザンザスが鼻で嘲るように笑う。

「わかってんだろ?俺達がヒーローなんざしてる時点で、これは起こりうる事態だってな」

その言葉は全てを理解するのに十分なものだった。
ボンゴレンジャーには秘密がある。
平和を守るヒーローとは違うもう一つの顔。
それはヒーローとはあまりにかけ離れたもの。

綱吉はザンザスのその言葉に唇を噛むようにして押し黙る。
それでも綱吉たちはヒーローとしてこの事態に対処しなくてはならないのだ。
そんな綱吉の頭に手のひらを乗せ、セコーンドは言った。

「これは最悪の事態というヤツだ。乗り切ってほしい」
「・・・その敵は・・・『ボンゴレンジャー』に仇なしているんですよね」
「そうだ」
「・・・そうですか」

ヒーローである『ボンゴレンジャー』に照準を合わせてきた敵に
ボンゴレンジャー以外としての対応は無意味だろう。
敵がどんな組織かは定かではないが、ヒーローとしての綱吉たちに牙を剥いているのだから。

「わかりました。では詳細が少しでもわかったら連絡ください。俺たちは一度戻ります」
「・・・10代・・・っ、いえ、ボス。それでは俺が弟さんを連れてきますね」

一度瞳を閉じると決心したようにゆるぎない目線で綱吉は静かにそう言うと席を立つ。
すると獄寺が即座に仮眠室へフゥ太を連れに行くため部屋を出た。

綱吉の纏う空気はボンゴレンジャーの・・・ヒーローのボスの出す空気ではなかった。
そんな綱吉の様子に第二部隊の面々は一瞬、時を止められたように綱吉を見つめる。
冷たいわけではないが先ほどまでの綱吉とまったく違う空気には威厳すら感じられた。

そんな時が止まったような時間はすぐに現実に引き戻される。
バタバタと慌てたような足取りが部屋に近づいたと思った途端に部屋の扉が勢い良く開け放たれる。
ソコに居たのは先ほど部屋を出たばかりの獄寺。
血相を変えて部屋に戻ってきた獄寺は、その足取りと同じように慌てた様子で言う。

「ボス!弟さんが・・・居ませんっ!」
「・・・え?」

その獄寺の言葉に綱吉は表情を険しくして部屋を飛び出した。

獄寺の言ったとおり、フゥ太を寝かせた仮眠室にはフゥ太の姿は無かった。
ベッドは乱れており、寝ていた形跡は残っているもののその他の手がかりは一切ない。
綱吉を追うように駆けて来たボンゴレンジャー達はその様子を確認して言葉をのむ。

「・・・フゥ太・・・」
「・・・綱吉、コレ」

その時、仮眠室に来てすぐに部屋の捜索をしていた雲雀が綱吉にカードのような物を手渡した。
名刺サイズの大きさのカードを裏返すと、それはトランプのジョーカーだった。
どこか人を馬鹿にした顔で笑うジョーカーのカードを見つめた後
綱吉はキッと視線を上げる。

「宣戦布告ってことか・・・」



『次回!フゥ太救出大作戦!』





__________
急ピッチとか言っときながら、このていたらく・・・
スミマセン。
あと何回かでボンゴレンジャーは完結です。
とりあえず、さりげなく撒いといたネタの回収作業をしないとね。

一応、オフのアイドル本総集編は、ボンゴレンジャーも入れる予定です。
書き下ろしが入りきらなかったら、忘れた頃にリターンとかそういう感じでやるかも・・・
もしくはHPお引越ししたらそっちで書くのもありかな・・・と思ってます。
大丈夫です。全部拾います!!







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