きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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マフィア戦隊ボンゴレンジャー 8

※Legend of VONGOLAの番外編、アイドル設定です。





「…む、くろ?」

霧が晴れて視界が広がると、骸が先ほどまで居た場所に少女が居た
何がなんだかわからず、綱吉はとりあえず声をかける
気が動転してしまっている為、はっきりと言葉を紡ぐ事ができない

「違う。私の名前は髑髏。貴方はボスね。」
「…もしかして…君がボンゴレネイビー?」

もしかしても何もその髑髏と名乗った少女は綱吉たちボンゴレンジャーと酷似した格好をしている
唯一違うとすれば、その戦闘スーツはミニスカートだと言う事だけ
カラーはネイビー…深くて濃い青

「骸は、何処に行ったの?」
「私と骸様は同じ空間に存在する事はできないの。私が骸様で、骸様が私だから。」
「…どういうこと、それ?」
「私に実体はないの。」
「…だから『幻のボンゴレンジャー』…。」
「そう。私自身が幻のようなもの。でもボスと骸様が見つけてくれた。」

綱吉の質問に一つ一つ答えるその少女は明らかにソコに存在していて
幻だと言われてもそれを理解するのは難しい
しかし、決定打は先程まで目の前にいた男の姿が無い事だった

「ねぇ。」

そこまで黙って成り行きを見守っていた雲雀が綱吉と髑髏に声をかける
綱吉の隣まで歩を進めると髑髏を見て言った

「君とアイツが同時にこの世に居られないなら、アイツがこの世から居なくなればいいって事?」

雲雀の言葉の本当の意味をいち早く理解した綱吉は頬をひきつらせる
そんな綱吉にはお構いなしに雲雀は尚も続ける

「じゃあ、アイツさっさと潰そうか。」
「…雲雀さん…セリフが悪役くさいです。」
「何言ってるの?僕は正義の味方だよ。」

ニヤリと笑みを刻んでそう言う雲雀を見て
綱吉はうさんくせ~と内心思ったがそれを言葉に出すほど馬鹿ではない
とりあえず、髑髏の答えを聞こうと髑髏へと向き直った

「…ダメ。骸様とボスが居て初めて私はココに居られる。」

その髑髏の言葉に、綱吉は訳が解らず首をかしげて髑髏を見る
ボンゴレネイビーの存在に骸が必要なのはこの現状を見ても納得がいく
しかし、綱吉自身もその鍵を握るらしいと言われても思い当たるふしが全く無い
そんな綱吉の表情を見て、髑髏が口を開く

「骸様の願いをボスが叶える事で私はコチラ側に来る事ができるの。」
「え…?俺、骸の願いなんて叶えてないけど?」
「ううん。ボスは叶えたわ。」

その髑髏の言葉に今度は雲雀が頬をひきつらせる事となった
まさか…と思ったそのままを髑髏へ投げかける

「アイツの願いって…綱吉とのキスだとか言わないよね?」
「骸様の願いはもっとシンプル。」
「それって?」
「ボスに触れたい。骸様はそう願ってた。」

その髑髏の言葉に雲雀は取り繕いもせずに嫌な顔をしてみせる
綱吉もその他のボンゴレンジャーも決して喜ばしい表情ではない

「ボスを目の前にして…欲が出たんだと思う。」

それゆえのあの行動だと髑髏はそう言う

「でも、それなら握手とかでもいいんじゃねぇの?」
「それはそれで極限に不思議な光景ではあるが、接吻ほどではないな。」
「そもそも何で敵である骸が沢田さんに触れたいとか思ったんでしょうね。」
「私が気づかないうちに影響してしまったんだと思う。」

そんなランボの素朴な疑問に髑髏がそう答えた
ボンゴレンジャーと間接的とは言え対峙するようになって
骸の中の髑髏の意識が強く骸に影響するようになったのだと
それゆえ、骸は夢で髑髏の存在を知るに至ったのだろうと

「とりあえず、髑髏…さん。俺達と一緒に来てくれる?」
「髑髏、でいい…。」

なんだか収集のつかなくなってきたその場に居たたまれず綱吉がそう言うと
髑髏は少しはにかむ様に笑って頷いた
あの霧の後、あんなにウヨウヨしていたムクロショッカー達も何処かへ消えてしまっている
ココに長居する必要もないのでボンゴレンジャー達も異を唱えるものは居ない

「しばらくしたら私は骸様に戻ってしまうけど、分かり合えるはず。」
「分かり合えるわけねーだろ。アイツは敵だ。」

微笑んで綱吉にそう言う髑髏に怒鳴るのは獄寺だ
確かに、分かり合えるだなんてそんな事あるんだろうか?と
綱吉もその他のメンバーもそう思った

「骸様はちょっと荒んでるからこういう形しかとれなかったけど、世界を一つにしたいという思いは一緒。」
「ちょっとどころじゃないでしょ。」
「…骸は、世界を悪い方へ持って行きたいわけじゃないって事?」
「そう。ただ、このちぐはぐな世界を憂えているだけ。ボスの言葉なら聞くと思う。」

いくらなんでも、そううまく事が運ぶとは思えなかったが
髑髏が冗談や嘘を言っているとも思えなかった
綱吉は、そう…とだけ答えてボンゴレンジャーのアジトへと歩を進める
その綱吉を追うように皆、歩き出すのだった



『次回、骸と対話は成り立つのか!?そして新たな黒い(?)影!』





__________
大まかな流れは考えてあるんですが…如何せん行き当たりばったり
ムクツナっぽい感じにはなったかな~?
なったと言う事にしてやってください。
今度はボンゴレンジャーの本部の方のお話挟んで新たな敵かな。
とりあえず、次まで書いたら一呼吸置いてこのブログは他の話にしようかなと思ってます。
ボンゴレンジャーネタは全部オンラインで先出ししようとは思ってますが
時間なさそうだったら総集編で補完て形になるかも…スミマセン。
いや、更新速度を上げればいいだけなんですけどね
夏も間近なので、オフ原稿が優先になっちゃうかなぁ~と…

本誌、初代雨の守護者が出てきたので、プリーモとの関係がとっても気になる
だって隠居場所に日本を選んだくらいだもの
なんだか親密な関係っぽいじゃないっ!!
だってプリーモの為に全てを捨てたんでしょ?
この流れで私の脳内では山本の言ってたダチがツナに変換されました。
山ツナ!!
ツナの為にもっさんも野球を捨てるのか…
とか思った私の頭はメデタイです。







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