きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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4月バカ認定試験(獄ツナ)

「ただいま~。」

帰宅した綱吉は入れ違いのように部屋から出てきたリボーンと鉢合わせた
どこか機嫌がいい様子のその家庭教師
こういう時はよからぬ事を考えている事が多いことは
今までの経験上予想がつく
声かけたくないなぁ~と思いながら綱吉はリボーンに話しかける

「どっか行くの?」
「…ちょっとな。」
「ふーん。」

とにかく関わりたくない綱吉は適当に相槌をうってグラスに注いだお茶に口をつける
機嫌のいいリボーンには関わらないのが得策なのだ

「ツナ、今日が何の日か知ってるか?」
「ん~?わからないなぁ。誰かの誕生日とか?」
「そうだな、山本の親父の誕生日だったな…でもそうじゃねーゾ。」
「へぇ、山本のお父さん今日誕生日なんだ~…ってなんでリボーンが知ってんの?」
「…話をそらすな。他に何の日かわからねーか?」

何とか本題に入らないようにしてみた綱吉だが
リボーンが相手では無駄な努力にしかなりはしない
綱吉は諦めたようにため息をついた

「で、何?」
「4月1日と言えばエイプリルフールだゾ。」
「あぁ、嘘ついてもいい日だっけ。」
「日本では4月馬鹿とも言うな。そこで…。」

楽しそうに話を進めるリボーンに綱吉は嫌な予感しかしない
耳を塞いでア゛~と叫びながら走り去りたい所だが
そんな事しようものなら容赦なく銃弾が飛んでくるだろう

「ボンゴリアン・エイプリルフール認定試験を行うゾ。」
「…何、ソレ…。」

いつもの事ながら意味不明で突拍子ない
認定試験って…何をすればいいんだろう?と綱吉はリボーンを見る
そんな綱吉の表情を見てリボーンはニヤと笑う

「今回は守護者たちのランク付けみてーなもんだ。」
「何だ、俺は今回は参加しなくていいんだ~よかった。」
「ツナには関係ねーが、手伝いはしてもらうゾ。」
「俺は何をすればいいの?」

自分には直接関係ないとわかると気分が上向いてくる
手伝いってなんだろうと軽い気持ちで聞いた綱吉だったが
直後にそんな自分の学習能力の無さを深く後悔することになる



「10代目!どうしたんですか?いきなり訪ねていらっしゃるなんて。」
「あ~っと…ごめんね、いきなり。」
「いえ!10代目ならいつでも大歓迎です。で、そちらは?」
「4月の妖精エイプリールよ~。」

毎度の事とは言え、なぜ明らかにリボーンなのに気づかないんだろう…と
綱吉は引きつった笑顔で獄寺にリボーンを紹介するはめになる

「妖精っ!?さすがです、10代目。妖精にも知り合いがいらっしゃるなんて!!」
「えっと…そう、かな?あははは…。」

ここ、獄寺の住むマンションを訪ねる前にリボーンに言われた手伝いの内容は
出来る事なら決行したくないプランだった
特に相手が獄寺だと、綱吉の言う事言う事全て本気にしてしまう節があるからだ
エイプリルフールとはそういうものなのかもしれないが
なんだか心苦しいと思うのは獄寺がいつでも真っ直ぐ綱吉に向って来るからかもしれない

そんな風に綱吉が困っていると
足元で妖精スタイルのリボーンに脛を蹴られる

「早くやれ。」

しかも、綱吉にしか聞こえないような小さな声は妖精らしからぬドスが効いていた
ヤだなーとは思ってもリボーンの重圧には勝てる気がしない
綱吉はココに来る前にされた演技指導どうりに行動することにした
いくら獄寺と言えども
こんな見え透いた演技に騙されないだろうと、祈るような気持ちで…

綱吉は俯いて一歩獄寺に近づく
綱吉の緊張に気づいたのか獄寺も押し黙り綱吉の頭を見ることになる
綱吉よりも身長のある獄寺からは綱吉の表情を読むことはできない
このとき、リボーンは口端に笑みを刻んでいたのだが
プランの決行に緊張している綱吉も
そんな綱吉の緊張が伝染したような獄寺もそれには気が付かなかった

「あの…獄寺くん。」
「…はい、何ですか?10代目。」
「えっとね…あの、俺…。」
「はい。」
「うん。俺、獄寺くんの事、大事だよ。」

リボーンには『好きだ』と言えと言われていたが
なかなかそれを言葉にするのは演技といえ勇気がいる
でも、フと胸の中に浮かんだ『大事』という言葉はすんなりと口をついて出た

リボーンに言われていたプランをクリアした綱吉
ホッとした表情で顔を上げたかと思うと目の前の獄寺の表情に驚いて目を見開いた

「んなーっ!何で泣いて…っ?」

綱吉の目の前の獄寺は声もなく涙を流していた
慌てた綱吉はわたわたとポケットを探り、少しよれたハンカチを取り出す
そのハンカチを綱吉が差し出すと
獄寺はハンカチではなく、綱吉の手を握り締めた

「10代目のお言葉が…嬉しくて。」
「えっと…そう、なんだ。」

まさか、演技でしたなんて言えやしない…
何言ってんスか~くらいの軽い受け流しを期待していたのに


その後、泣き止んだ獄寺に誘われてお茶を頂いてから帰路につく綱吉とリボーン
リボーンは手元に『4月馬鹿認定☆』と書かれた紙をヒラヒラと持っている
あまりにもな獄寺の反応にその紙を額に貼りつけるつもりが
その気を思いっきりそがれたらしい

「今回のはツナが悪い。」
「何の話だよ…。」
「アレじゃあ嘘ってわけじゃないだろうが、作戦が台無しだゾ。」

つならなそうにそう言うリボーン
そしてその紙を綱吉のほっぺたにペシっと貼る

「オメーら二人とも認定だ。馬鹿め…。」

先に歩くリボーンの顔は綱吉からはわからないが
つまらなそうなその声にも少し嬉しそうな響きがあるのは気のせいだろうか?

ボンゴレ10代目ボスと、その未来の右腕は
春の霞んだ陽気の中でもハッキリとわかる絆を築きはじめている





__________
おぉう、ちょっとアウトでしたが…
エイプリルフール記念で(笑)
始めは守護者一人一人ネタにしようと思ってましたが
時間がないので、獄寺にしてみました
すっげー久々に獄ツナぽいの書いた気がする~
獄寺は綱吉が相手だと何処までも乙男になる気がするのは私だけ?







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