きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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REAL 3


適度に酒の入ったフワフワした頭で夢をみた
俺がまだ小さな子供だった頃の夢

母さんも親父もまだ若い
そして、もう一人…おじいちゃん…
小さな俺が「おじいちゃん」と呼ぶその人は9代目だった

親戚付き合いが極端に無かった
小さいときは不思議にも思わなかったけど
中学生になったくらいから、かけおちだったのかな?とか思ってた
でも、そうだ俺にはおじいちゃんと呼ぶ相手が居た記憶が確かにある

フワフワした夢は現実にあった事じゃないかもしれないけど
でも何だかやけにスッキリと頭の靄が晴れた
親父の話を寝物語に聞いたからかもしれないけど…

「デーチモ…。」

母さんが階段を上ってくる足音が遠くに聞こえる
それとは別に耳元で未だ呼びなれない呼び名を呼ぶ声
親父の声じゃないし、もちろん母さんの声でもない
でもどこか聞き覚えのある声

「つっくーん朝よ~?」

母さんが部屋の戸に手をかける音がして目を開けると
目の前にせまる顔は、普通ならありえないご先祖様のものだった

「…っ?…アンタ…?」
「おはよう、デーチモ。」
「あ、おはようございます…?」
「つっくーん?…あら?…大お爺様?」

おはようと言われて挨拶を返すと母さんが部屋に入ってきた
そしてプリーモを見てそう呼びかけた
ご先祖様が目の前に現れたとして、その呼び名は正しいのかもしれない
その前に、母さんがこの人を知っていた事に驚く

母さんと初代の顔を交互に眺めて状況を把握しようとする
二人は和やかな様子だ

「えっと…母さん?」
「あら、ツナは知らないわけないわよね?」
「うん…でも何で母さんも知ってるの?」
「ツナがお腹に居たときに会いに来てくださった事あるのよ?」
「…それって…?」

生まれる前の俺に小細工したんじゃないよね?と初代を仰ぎ見る
初代はニッコリと笑顔を返してきた

「わかるんだよ。」
「それだけ…ですか?」
「君がこの世に生を成してはじめて俺はココに居られるんだよ。」

初代の手によって俺がこんな状況じゃないのはわかったけど
初代の言っている事はわけがわからない
そう思って首をかしげる
そんな俺にはお構いなしに、母さんは嬉しそうに初代を見る

「ツナが小さい頃は、良く面倒見に来て下さってたのよ?」
「はぁ?」
「ツナも『おじいちゃん』って言って懐いてたわ。」

その言葉に今朝見た夢が思い出される…
おじいちゃんと呼んでいたのは9代目だと思ってたけど、もしかして…

「あのさ、9代目は?9代目も遊びに来てただろ?」
「おじじ様?おじじ様の事は『じじ』って呼んでいたわよ?私のが移ったんでしょうね。」

じゃあ、何?
俺が記憶してる「おじいちゃん」は初代ってこと?
俺が混乱している間にも、母さんと初代は昔話に花を咲かせている
俺がはじめてつかまり立ちしたのがどうとか
縁側から転げ落ちてどうとか…
何?この居たたまれない感じ

尚も続けられる俺の記憶して無い俺の過去
おねしょをしてどうとか
お風呂ですべって頭に大きなたんこぶができたとか…
もうやめて…と言いたいけど
その二人の声音はどこまでも優しくて
愛しい思い出を語る口調には、また違った恥ずかしさを感じる

俺の人生は普通じゃないと思ってた
マフィアのボスなんて、どう考えたって普通じゃない
だけど…
案外どこまでも普通なのかもしれない
そう思ったら、何だか肩に乗っていた重しが落ちたような
スッキリした気持ちになる

やっと目が覚めたような気持ちでいると
クシャリと頭を撫でられる
その覚えのある感覚に自然と笑顔になるのが自分でわかった





__________
一応、完結です。
ほのぼのが沢田家には似合いますね。
脳内設定としては、プリーモはツナを媒体としてこっちの世界に出てくる設定です。
うん、なんか話がそれた気もしますが…
でも楽しかったです☆







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お久しぶりです!!覚えていますか?いちごです。入試が終わったので遊びに来ました。
早速面白い小説読めて幸せです。ツナのこと、時はたっても好きでした。
これからちょくちょく顔を出すので宜しくお願いします。

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