きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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ちっちゃい田島くんと俺4(三橋受け)


「それにしても、ほんとにビックリしたよ~。」

先ほど、すごいタイミングで現れた栄口がそう言う
一部始終見てた俺でも、驚く図だったし…
いきなりあの場面に出くわせば誰でも驚くだろう

「イジメかと思っちゃった。…三橋、寒くない?」
「う、ん。大丈夫だよ。」

事の詳細を聞かされてもこの余裕な栄口は意外と大物だと思う
飛び散った三橋のシャツのボタンをいち早く拾い始めたのも栄口だったし

元凶の田島はすっかり自分の状況を忘れているかのようにいつもどおり…
コイツは確かに大物かもしれないが、天然の方が割合的には大きいだろう

浜田と泉、それから水谷はすでにこの状況に慣れてしまったらしく
泉と水谷は栄口と三橋と談笑してるし
浜田は拾い集めたボタンを三橋のシャツに縫いつけてる

阿部は…
もともと三橋以外に気を配れるヤツじゃないのはわかってたつもりだが
自分で三橋のシャツをめちゃくちゃにしといて
かいがいしく自分のジャージを三橋にかけてやったりしてる

「三橋、ジャージの前しめちゃいな。」

阿部のジャージを着せられるままに着て
そのまま前を肌蹴させていた三橋を見かねて泉がそう言う
フと阿部を見ればキモイくらいジーっと三橋を凝視している

わかりたくは無いが…
入学してからの、あまりに濃い付き合いに
なんとなく阿部の考えている事がわかってしまう
素肌にジャージは許すべきじゃなかったかも…
あのジャージ、洗ってから返すように言おう…

「泉、くん。」
「なんで~?熱くね?」
「腹とか冷やすとよくないだろ。後、変質者に目ぇつけられる。」

三橋の膝の上でピョコピョコしてた田島が
はじめ反論するも、泉のその言葉に阿部の視線に気づく

「あ~…。テストも近いもんなっ!!」

モタモタとジャージのファスナーをしめようとする三橋
どうやらファスナーの端っこをかみ合わせるのに手間取ってるらしい
あんな不器用なくせにボールコントロールだけは人並み外れて凄いのは
積み重ねてきた練習の賜物なんだろうと思う

そんな三橋を見てる阿部の表情が幾分か柔らかい…
…ぶっちゃけキモイと思ってしまうのは阿部の普段の行いのせいだと思う
浜田が微笑ましいモノを見る目で三橋を見ててもキモイとは思わないもんな…

「三橋、こっち向きな。」
「ぅ…え?」

見かねた泉がジャージのファスナーをしめてやる
だんだんお兄ちゃん化が進んでるな…
まぁ、アイツ等が同じクラスに居たんじゃ仕方ない気もする

「あ、りがと!泉くんっ!!」
「どーいたしまして。」

「…ッち…。」

舌打ちはやめろ…阿部
三橋が完全に泉に懐いてることに対してか
ジャージをしめられた事に対してか
…両方か…



「なーなー、花井。それで俺、どうしたらいいと思う?」

おもむろに田島がそう言い出す
俺にふるなっ
知るかよそんな事~…っ

「いきなり聞いても花井だってわからないと思うよ?」
「なんで?だって花井はキャプテンじゃんっ。」

助け舟をだしてくれた栄口に感謝
それにしても、田島の思うキャプテンは何なんだ…まずソレが知りたいぞ…

「キャプテンだけど、花井は花井だろ?わからない事もあるよ。」
「そっか~?」
「あ、はいはいっ!原因がわかれば花井にも治せるんじゃない?」

栄口の助け舟はありがたい、ありがたいけど
その言い方になんだか含んだ物を感じるんだけど…
それから、水谷…勢い良く挙手して無責任な発言するな

「つっても、もう予鈴なるぜ?ボタンまだかよ、浜田。」
「もう出来るって。それよりも田島、午後の授業どうすんの?」
「腹痛で保健室に行った事にでもしとけば?」
「ナイスアイディア、栄口!」
「た、じまくんっ…。」
「ん?…おうっ!また三橋のポッケなっ!!」

昼休みの残り時間も少ないと気が付くと
皆、団結して話を進めてく
なんだかんだ言って、まとまる時はまとまるんだよな…コイツら
役一名、ポッケ発言に眉をしかめてるヤツも居るが…

「安心していいぞ~、ポッケの穴も塞いどいてやったからな。」
「えぇ~、じゃあもう三橋のお腹に入れないじゃん。」
「もう落ちる心配なくていいだろ。」
「ハマちゃん…ありがとっ!」

ボタンの付け終わったシャツを三橋に渡しながら
三橋の頭をクシャっと撫でる浜田

着替えたジャージを阿部に返そうと三橋が寄って来るのを俺は何とか止めた

「三橋。俺らこの後、体育ないし。ソレは洗ってから返してやれ、な?」
「あ…そうだ、よね。わかった。」

泉と栄口の目が良くやったと語ってるのがわかる


「…ッち…余計な事しやがって…。」

ココは聞こえないふりだ…負けるな、俺
チームメイトに変態は欲しくないんだ…わかれ、阿部

昼休み終了を告げる予鈴が鳴る
田島の事に関しては放課後、練習前にと言う事で話をまとめる
放課後までに元に戻ってればいいんだけどな…





__________
お待たせしました。
ちっちゃい田島くんシリーズです。
今回はキャプ視点で…。
花井クンは完全に中間管理職状態ですね…。可哀想。
でもキャプらしく、一人一人を観察させてみました。
因みに、私は黒い栄口くんが好き。

そんな感じで、もう少しつづきます。







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