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きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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銀色スターとオレンジ太陽2(ギン一)


「イチ、ご飯だって。」
「ん~わかった。ギン、先行ってていいぞ。」
「イチといっしょに行く。」
「おなかすいただろ?先食ってろって。」
「イチといっしょがいいんやもん。」

机に向って課題を解く一護の
シャツの端をギュっと掴んで
ジッと見上げる銀色の頭

しょうがねぇなと課題を放り出して
その子供を抱き上げる

帰り道にグッタリとしていたギンを拾ってから
ギンは出来る限り一護から離れようとしない
ご飯もお風呂も寝るときも
いつも一緒がいいと言う

捨てられたのか
こんなに小さいのに冷たく冷えた身体を
自分の尾でどうにか包んでいたギンを拾った時の事を思えば
一護も邪険にはできず、どうも過保護に構ってしまう
元々がお兄ちゃん気質だ、仕方ない

「お兄ちゃん、もうご飯食べれるよ~。ギンちゃんも座って座って。」
「よぉ~し、皆揃ったな?じゃ~いただきます…って花梨っそれはお父さんのお肉っ!!」
「早い者勝ち。育ち盛りなめんなっ。」

黒崎家の食卓はある種の戦場…
それでも誰も一護とギンの皿には手をつけない

箸を上手く使えないギンの口に一護が食事を運び
雛鳥のようにギンがそれに食いつく
口元をベタベタに汚したギンを見れば
遊子がギンの口元を拭う

ギンは好き嫌いもあまりなく
運ばれるままに食べ物を食べる

「ギンちゃん、おいしい?」
「ん。」
「ギン、こっちも食え。」
「あ、お兄ちゃん。ご飯食べたらお風呂入っちゃってね。」
「お~、わかった。ギン、食ったら風呂な。」

食事を終え
チャンネル争いに戦いの場を移した花梨と一心を後目に
ギンを抱えて風呂場へ向う

「イチ、今日はボクがイチの髪洗ってもええ?」
「…気持ちはありがたいけどな、危なっかしいから。もちょっと大きくなったらな。」

風呂でも子供のようにはしゃぐわけでもなく
されるがまま洗われて
一護を手こずらせる事も無い

唯一面倒なのは風呂上り
水に濡れて少し可哀想な感じになった尾を
タオルでワシワシ拭いて
ドライヤーとブラッシング
自分の頭を乾かすのもソコソコに一護はギンの尾と格闘する

「お兄ちゃん、まだ頭濡れてるよ~。」
「先にコイツの尻尾をな。」

洗面所に座り込んでギンの尾にドライヤーをかける一護
その頭を丁度通りがかった遊子がタオルで拭く

「お、遊子サンキュ。」
「お兄ちゃんいいなぁ~。」
「何が?」
「ギンちゃん私には尻尾触らせてくれないんだもん。」
「そうなのか?ギン。」
「だって…なんや、こそばゆいんやもん。」

その言葉にフンワリ感を取り戻したギンの尾から一護が手を引く

「あんまり触んねー方がいいか?」
「イチはええよ。イチに触られるのは気持ちいから。」
「ギンはイチ兄の事大好きだからな~。」
「お、花梨。親父に負けたのか?」
「違う、トイレ行ってたんだよ。」

そこに通りがかった花梨も口をはさむ
ポンポンとギンの頭を撫でて一護を見やる

「ギン、いつもイチ兄帰ってくんの玄関でずっと待ってんだよ。」
「うん。ずっとドアのところで待ってるよね。」
「そうなのか?」
「だから、お兄ちゃん。あんまり寄り道しないであげてね?」
「よっし、第二ラウンド行ってくるかっ!!」
「花梨ちゃんっ、あんまり暴れたらご近所迷惑だよ~?」

応接間に走り去る妹達を見送って
ギンの尾をもう一度掴む
今度はブラッシングだ

「ギン、お前遊んでてもいいんだぞ?」
「イチがいっしょじゃないとイヤや。」

花梨や遊子とじゃ年恰好も違うし一緒には遊べないだろう
遊子となら遊べない事もないだろうけど
自分が帰った時にギンがどんなになってるか考えると笑える

隣の家にも子供が居た気がするが、確か小学生だ
同じ年くらいの遊び相手が居ればいいんだが…

玄関でジッと一護の帰りを待っているのだというギン
キツネの耳と尾があるだけに
何処にでも連れて行けるわけじゃないが
フと、ギンのこの容姿を異端と決め付けないだろう存在が居た事を思い出す

「ギン、今度いっしょに遊びに行こうな。」
「うん?イチといっしょなら何でもええよ。」

人の姿にも猫にもなれるあの人と
あの人の友達だと言うあの人なら
きっとギンを受け入れてくれるだろう





__________

2月26日
誕生花:スノードロップ
花言葉:慰め・希望・まさかのときの友
*** *** ***
子ギンin黒崎家でした。
あぁ~パラレル楽しいわ~。
たぶん、パパもたまに尻尾に触ろうとして嫌がられてたりするんだと思います。
黒崎家の仲良し兄妹の一員になった子ギンでした。
子ギンに一護のことをなんて呼ばせようか悩みました~。







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