きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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Time Lag 2(ヒバツナ)

※1827HIT記念の小話です。
 どうしても、ツナ視点でも書きたくなっちゃったので…





「俺、…雲雀さんの事が好きです。」

そう言葉にしたとたん
深くなる想いに
正直、俺自身戸惑っていた

「好き」と言う言葉が
とても神聖なモノのように感じる

言葉にしてしまった事へのうしろめたさと
言葉にしてしまった事への興奮と…

でも、「好き」とそう言葉にして
改めて感じる想い
あぁ、やっぱり俺は雲雀さんが好きなんだ

雲雀さんを伺うと…困った顔

はじめて見た雲雀さんの表情に
高揚した思いは
空気の抜けた熱気球のように
萎んでどんどん落ちていく

今、感じるのは『後悔』だけ…

それでも、雲雀さんの前では笑っていよう
俺に出来ることは、それだけだから…


「あぁ~…自己嫌悪だ。」
「どうした?自己嫌悪なんていつもの事じゃねーか。」
「リボーン…。まぁそうなんだけどさ~。今日のは失敗。」
「雲雀にふられたか?」
「…っ!!何で知って…、どっかで見てた…?」

その的確な指摘に思わず疑ってしまうのも無理は無い
なにせ、この家庭教師は神出鬼没だから

「見てたんなら早いや…そうなんだよ。…あぁ~何で告白しちゃったんだろ~…。」
「…。」
「いや、好きだからなんだけどさ。言わない方がよかったよな…。」
「なんでそう思うんだ?」
「だって、雲雀さんを困らせちゃったから。」

そう、困らせてしまった
自分の中で想うだけだってよかったはずなのに
言葉にしたのは自分のエゴ

これ以上傷つくのは怖い…
そう思うのも正直な気持ちだけど
それ以上に…
雲雀さんは雲雀さんのままであって欲しい

だったら、俺に出来るのは
今までと同じ距離を保つ事
近すぎず、離れすぎず
友達でもなく、他人でもない
会ったら挨拶してニッコリ笑う

うん、いつもどおり…

「リボーン!またお前学校に来てたのか?」
「迎えに来ただけだゾ。今日はこのまま特訓に行くからな。」
「今からかよ~…。」

リボーンは最近、失恋した俺を気遣ってか
よく学校に現れるようになった
まぁ…修行だ試練だと言ってやりたい放題だから
俺を気遣って…とは思えないんだけどさ

ただ、一人で居るよりはいい

リボーンなりの優しさに
甘えてしまっている気がしないでもないけど…

もう少し
もう少し時間が経てば
きっと自分の気持ちが整理できると思うから

それまで
もう少し甘えさせて貰ってもいいかな?とか思う


背中に刺さる視線は
俺のせい
振り返ってまで視線を見つけるのは
いつもどおりじゃない…

俺の言葉で雲雀さんを困らせて
俺の言葉で雲雀さんを縛ってしまった

あの言葉が色あせるまで
あの言葉が思い出になるまで
俺が振り返るのはルール違反…だよね?

そんなふうに自分を正当化して
結局は、その視線に真っ直ぐ向き合う勇気がないだけ…

哀れみ?蔑み?
それともただの好奇心?
まだ、その視線に向き合うのは怖い
俺の言った「好き」が風化するまで
もう少し時間が欲しい


「…沢田…。」
「うわっ!?…は、はい?」

背後からいきなりかけられる声は
聞き間違えようもなくて
心臓が口から飛び出るかと思った

「ねぇ、こっち向いてよ。」
「えっと…何か御用ですか?」

恐る恐る、身体ごと振り返る
下を見て息を大きく吸って
思い切って顔をあげる

まだ、真っ直ぐ雲雀さんと向き合うのは怖い
その瞳が否定を紡ぐのを見るのが怖い
目が泳ぐ…

「もっと、しっかり僕を見て…。」

唇に触れた感触に目を見開けば
雲雀さんと目が合う

困ったような、安心したような表情

「えっ…。」
「…君が僕を好きだって言ったんだけど…忘れたなんて言わないよね?」
「い、言いません…けど、…え?…えぇっ??」

困った顔はしてるけど
雲雀さんの瞳は拒絶を表していない
訪れるのは安心と混乱

「君が、僕を見ないのは面白くないんだよ。」
「…雲雀さん…その言い方はズルイです。」
「言葉になんてしないよ、僕は…そのかわり…。」

再び触れる唇に自然と笑顔になる
もっと早くに怖がらないで向き合えばよかった

「いいね、その顔。」

「…なんだ、つまんねーな。」
「リボーンっ!!」
「…赤ん坊。」
「もっと迷って焦ってれば面白かったのにな。」
「悪趣味だね…君は。」
「褒め言葉だな、それは。」

なんだかちょっとリボーンが不機嫌な気がしないでもないけど
結局コイツは頭抱えてもがいてた俺を
面白がってただけなんだよな…
まったく…

でも俺が雲雀さんを見れば
真っ直ぐ視線が返ってくる

いっぱい悩んで
いっぱい迷った
だからこそ向き合えることが
こんなにも嬉しい





__________

ほんとは、リボーン視点でも書きたかったんですが
それはまぁ別の機会にします。
というか、ハッピーエンドにしたいなぁと思っただけだったり(笑)
ツナ視点からお話を書くことが少ないので
ツナ視点だと難しいですね~…
勝手が違うというか何というかです。

こちらも、フリーにさせていただきますので
両方持ち帰るもよし
かたっぽだけ持ち帰るもよし
お好きにどうぞです。
あ、サイトに上げる方はブログ名か私の名前だけでも記載お願いします。







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いいです!!メロパから来たんですけど、いいです!!

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