きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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ワンタン-虚圏編-(オールキャラ)


ココは砂塵広がる虚圏
虚とアランカルの住まう世界

また一つの新しい世界


虚夜宮の一室から
軽快な何かを刻む音と温かい夕餉の匂いがしている

折りしも現在は夕刻
夕餉も間近の時間帯
そろそろ腹の虫が物足りなそうに主張をはじめるだろう時間帯に
誰かの作る夕餉の匂いは腹の虫の催促を早めるだけだ

器用な手つきで夕餉の支度を進める男
東仙 要

盲目の戦士である彼が
夕餉の支度をしている事に
少なからず疑問と不安を覚えながらも
ウルキオラは主君の待つ部屋への足を速める

今日は久しぶりに皆で食事をしようと
主君自らのお達しを受けていた

主君の待つ部屋へ足を踏み入れると
他のアランカル達はまだ現れていないらしく
主君であるこの世界の神・藍染惣右介と市丸ギンが
出迎えるように長いテーブルの向こうで
微笑みながら入り口を見ていた

「失礼します。」
「やあ、ウルキオラ。早かったね。」

呼ばれて来たとは言え
一応の断りを入れてウルキオラが入室すれば
藍染は声音も柔らかく出迎える

「せや、途中でキッチンの前通ってきたやろ?」
「はい。私が言うのも差し出がましいとは思いますが何故、東仙様なんでしょうか?」
「何がだい?」
「はい、東仙様が夕餉の支度をしていたようにお見受け致しますが、何故でしょうか?」
「要が適任やからや。」

東仙の目が見えない事など
知らないとでも言うかのように
当たり前の事だとでも言いたげにそう市丸がかえす

「市丸様は料理をなさらないんですか?」
「ボクは料理なんてできひんよ。」
「…藍染様。私がお手伝いをさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
「君が行っても要の邪魔になるだけだ。座って待っていなさい。」
「はい。」
「そない言うんやったら、ボクが手伝ってこよか。」

そう言い残し市丸が食堂を退室する
あてつけられたような形になってしまったウルキオラは
席に着こうとしていた腰をもう一度上げ
その後を追おうとした

「君は座っていなさい。」
「しかし…市丸様が行かれるなら、私が…。」
「ギンは要をからかいに行っただけだよ、気にしなくていい。」

余計に気になるような一言を抑揚無く言ってのける藍染
ウルキオラとしては、藍染に行くなと言われれば従うほかない

一人二人とアランカル達が虚夜宮に集まる
呼ばれたであろう全員がそろう頃合を見計らったように
東仙と市丸が夕餉を持って食堂へ戻ってきた

温かい湯気の立つ夕餉の品
鼻をくすぐる匂いのスープ
蓋を開ければモウモウと湯気に顔を包まれるような中華饅頭
所謂、飲茶懐石が並べられていく

藍染の一言で夕餉が静かにはじまる

スープの中に入ったワンタンはツルツルと滑り
アランカル達は口に運ぶのに四苦八苦する
そんな中、藍染はキレイな箸さばきでワンタンを持ち上げた

その瞬間
部屋に閃光が走り皆が固まった

「何だ…今のは…。」
「何が起こったんだ?」

口々に光の原因を危惧するアランカルとは対象に
楽しそうな口調で市丸が言う

「ワンタンを食べようとする藍染様。ええ絵が撮れたわ。」
「…ギン、そんなものをどうするつもりだ?」
「せやね。尸魂界にでも送りつけときましょか?雛森チャンが泣いて喜ぶんと違うやろか?」
「食事中の者を撮影するなど、マナー違反だぞ、市丸。」
「構わないよ、要。好きにするといい。」
「ほな、好きにさしてもらいますわ。」

市丸の手元にある怪しげな金属の塊が
今の光を発したらしい事
その光に実害はないようだという事
それを理解したアランカル達は胸を撫で下ろし食事を再開する

「あ、藍染様。それボクが作った納豆入りワンタンですわ。」
「…っ!!市丸!?お前、そのようなものを作っていたのか?」
「一個しか作ってへんよ?藍染様、大当たりやな~。」

その言葉を聞いた藍染は
見事な箸さばきでヒュンっと掴んでいたワンタンを飛ばす

キレイな軌道で飛ばされたワンタン
ウルキオラは自分の方へ向ってくるワンタンをヒョイとよけた

勢いを失わず飛び続けるワンタンは
そのままウルキオラの横に座っていたグリムジョーに命中した

ベチョっ

そんな擬音がしてグリムジョーの頬を
納豆入りのネバ付くワンタンが滑り落ちる…

一瞬静まり返った食堂は
グリムジョーの頬からワンタンが滑り落ちた直後には
動きを取り戻すのだった





__________

2月16日
誕生花:ふきのとう
花言葉:愛嬌・仲間
(ブリミュで販売してた写真で皆が『ランタン』を持っているのに対し友が聞き間違えた一言『ワンタン』?バッチリネタにさせてもらいます☆)







ROCK MUSICAL BLEACH~The Dark of The Bleeding Moon~LiveROCK MUSICAL BLEACH~The Dark of The Bleeding Moon~Live
(2007/02/21)
演劇・ミュージカル、伊阪達也 他

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