きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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しろたえぎく(白一)


出会いは最悪

最悪と言う事は、これ以上落ちようもないだろうと
高をくくっていたわけではない
ただ、お前には自分を抑える必要性を感じないだけ

「兄…ここで何をしている?」
「お…?…白哉っ!!」

隊舎から自宅に戻ると
ソワソワと落ち着かない様子のオレンジ色の頭をみつけた
不審に思い、とりあえず声をかけてみると
いきなり縋りつくように駆け寄ってくる

思いっきり怪しい
コイツがこんなに懐くはずが無い

「よかった~。俺いきなりココに引っ張り込まれて、わけわかんなくてさ。」
「…いきなり、引っ張り込まれた?」
「そうなんだよ、誰んちかもわかんねーし。マジびびったっつの。」
「…誰に引っ張り込まれたんだ?」
「わかんね。いきなりだったし。白哉んちだったのか。焦ったぜ。」
「私は未だに状況が把握できていないのだが…?」
「あ?俺もわかんねーもん。」

整理するとこうだ…
何者かに尸魂界へ来いと脅しの連絡が黒崎へ入り
言われるまま来てみると
いきなり我が屋敷へ引っ張り込まれ閉じ込められたと言う事らしい

これでは全く意味がわからん

「他に何か思い出せないのか?」
「わかんね。まぁいいって、害無かったし。」
「…私が迷惑しているとは思わないのか?」
「んな事言ったって、俺のせいじゃねーし。」
「まぁ、兄ひとり我が屋敷に居るくらい迷惑でもなんでもないがな。」
「ならいいじゃねーか。っつか、俺帰りたいんだけど、どっから出るんだ?」

つまりこうだ…
我が屋敷に引っ張りこまれ
奥の座敷に連れてこられた為、迷子になったと…

とは言え、外は暗くなっている
今から現世に帰るのは時間がかかる事だろう

それに…
久しぶりに見た尸魂界でもめずらしい色は
少し私の心を浮かせる
何故だかはわからないが
なんだかフワフワと弾む感覚

「泊まって行け。」
「はぁ?いいよ、帰る。こんなデケー家落ち着かねぇし。」
「今から帰るのでは大変だろう。謎が謎のままなのも面白くないしな。」
「まぁ~そりゃ気味悪いけどよ。」

はじめに見つけた時のソワソワとした感じはもう無いが
それでも居心地悪そうにウロウロとしていた黒崎は
頭を掻いて諦めたようにため息をついた

「私の部屋でいいな。」
「は?こんなデケー家で客間はねぇのかよ?」
「あるが、面倒だろう?兄を客人扱いする気はない。」
「そうかよ…。」

私としては、すでに客という間柄ではないだろうと言うつもりで言ったのだが
どうやら少し違う解釈をされてしまったようだ
訂正するのも面倒なので特に言及せず
自室に招き入れる

私の自室に入ると黒崎は特に面白い物もないだろうに
キョロキョロと物珍しそうに辺りを見回す

「…白哉…。コレ何?」
「布団だ。お前は布団で寝ないのか?」
「いや…そうじゃなくて。何で並んで敷かれてるんだ…?」

自室に戻る前に使用人に黒崎の布団も用意しろなどと
言った覚えはないのだが

「兄が私の客人だと判断したのだろう?」
「いや、普通客人なら客間用意すんだろ…。」
「…そう言えばそうだな。まぁ、気にするな。」

確かに、少し妙だが…それほど気にする事もないだろう
もともと私の部屋に寝具を用意させるつもりだったのだし

「……白哉……。コレは…?」
「あぁ、良く出来ているだろう?」
「…つか、何?」
「ふぃぎゅあ、とか言ったか?十二番隊から買い取ったものだ。」
「いや、うん。だろうけどよ…コレ…俺?」
「そうだ。等身大がよかったのだが…誰か他の者に競り負けてしまってな。」
「…は?」
「おーくしょん、とか言ったか?あれだ。」

黒崎は自室に飾ってある1/2サイズの黒崎一護ふぃぎゅあを指差し
私から微妙に距離をとる

本当は別室にもっとたくさんあるのだが…
この反応だと見せぬ方がよさそうだ

「良く出来ているだろう?」
「っつーか…キモイ。」

黒崎が明け透けな言動で接してくれるから
私も気負うことなく
自分を見せる事ができる

並んだ布団にいそいそと入り込む姿を見れば
心の底から距離を置かれている事はないと思える

「もう、いいから寝よーぜ。明かり消せよ。」
「あぁ。」
「…ちょっと待て。何持ってきてる?」
「ふぃぎゅあ、だが?」
「ソレをどうすんだ…。」
「そうだな、今日は私と兄の真ん中に寝かせよう。」
「…やめてください。お願いします。」





__________

1月31日
誕生花:しろたえぎく
花言葉:あなたを支える
(あぁ…兄様はだから無理なんだ。シリアスにするつもりだったのに…キモイ人で終わってしまった。広げられなかった…色々謎のまま終わってしまえ)







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