きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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帽子屋ツナヨシ(ツナ受け?)※ハトアリパロ

※ハトアリのパロです。
※パロと言いながらあんまりハトアリの世界感は関係ない気がします。





「10代目、10代目。起きてください。お茶の準備ができましたよ」
「ん~・・・?獄寺君?・・・ありがとうって・・・わーーーーっ!!」

最近、激務続きで睡眠がおろそかになっていた綱吉は仮眠を取るからと執務室のソファで横になっていた。
一時間したら起こしてくれる?と獄寺に頼んでいた為、そのとおりに獄寺が起こしにきたのだと
呼びかけに答えるように眠気眼を擦りつつ目を開ける。
そこに居たのはまぎれもなく獄寺だったが、その彼の頭には何だか可愛らしいものが付いていた。
思わず獄寺の頭を指差しながら耳ついてるーっ!!と叫んだ綱吉はソファから転げ落ちた。

「何言ってらっしゃるんですか。そりゃ耳くらい付いていますよ」
「・・・ちがっ・・・うさぎの耳が付いてるよ・・・?何?ソレ・・・またリボーンの悪ふざけ?」
「俺はうさぎじゃありません」

ピコっと頭の上のウサミミを動かしながらキッパリとそう言われても・・・
と、綱吉は目眩を覚えながら立ち上がる。
執務に戻る前に、とりあえず用意してくれたというお茶を飲んで落ち着こうと思いながら。
そんな綱吉の目の前になにやらド派手なシルクハットが差し出される。
差し出したのはウサミミ付きの獄寺だった。

「何?この派手な帽子」
「10代目のお帽子です」
「・・・俺の?」
「はい。薔薇は真っ赤なものだけ選りすぐっておきました」
「いや、そうじゃなく・・・なんで俺の?」
「何をおっしゃってるんですか?貴方はマフィア帽子屋のボス、コレはボスのトレードマークじゃないですか」

は・・・?と綱吉は小さく言った。
この際マフィアを否定するつもりはないが「帽子屋」ではなく綱吉がボスを勤めるのは「ボンゴレ」のはずで
このド派手なシルクハットをトレードマークにした事など一度だってないのだが・・・。
も・・・いいやと諦めてそのシルクハットを受け取ると促されるまま庭へとおもむく。
コレがリボーンの悪ふざけなら回避しようがないし、抗うのは無駄な体力を使うだけだ。

庭に出ると、庭に設えられたテーブルにはお茶やスコーン、プチケーキなどが並んでいた。
ちょっと眠気覚ましにお茶を飲むにしては本格的だな・・・と思いながら近づいていくと
聞きなれた昔懐かしい元気な声がした。

「ツナ!遅いんだもんね!ランボさん待ちくたびれた~」
「ツナ兄、おはよう」
「ランボ・・・フゥ太・・・?・・・え?なんで小さいの・・・?」

二人の姿はかつて自分の実家で一緒に過ごしていたときの子供の頃の姿だった。
実際は目を見張るような成長期の只中にある彼等は綱吉の身長などとうに越していたはず。
何コレ・・・とまた思いながら、とりあえず席に着く。

「ツナ兄が小さい僕達の方が好きだって言うから小さくなってるのに・・・変なツナ兄」

何ソレ・・・と綱吉は思う。
さっきから綱吉の脳内で発せられる言葉は似たようなものばかり。
現在の状況を理解できて居ない綱吉にとって、それは仕方のないことだろう。
それでも何だか、すべてを知っているような気もしていた。
この現状をだんだんと理解していっているというか
この現状にだんだん順応していっているというか
とても不思議な感覚。

綱吉たちが庭でお茶を楽しんでいると、そこに何物かが駆けて来た。
白銀の長い髪は見覚えがありすぎるほどあるものだったが
その頭にも見慣れなくて似合わない可愛いものがピョコンと生えている。

「スクアーロ?」
「おぅ、綱吉。優雅に茶たぁいい身分だなぁ・・・」
「急いでどうしたの?」
「あ?はやくこの肉を城に届けねーとボスがまた兵を処刑しかねねーんだぁ」
「・・・それなら早く行きなよ」

そのスクアーロの言葉に頬を引きつらせてそう言う綱吉。
いつでもどこでもはた迷惑なのがザンザスらしいと思いながら。
するとフゥ太が首をかしげて会話に加わる。

「でもスク兄はそろそろ迎えに行かないといけないんじゃないの?」
「迎えに?・・・誰を?」
「他の世界の住人を、だよ。ツナ兄・・・今日ちょっと変だよ?決まっている事じゃない。忘れちゃったの?」
「俺はあんなヤツ迎えに行きたかねーぞぉ」

もの凄く嫌そうな顔でスクアーロが吐き捨てるようにそう言う。
スクアーロの格好で何となくわかってきていた綱吉は思う。

(つまり「不思議の国のアリス」ってことだよね・・・?スクアーロが白兎で迎えに行きたくないアリスは誰なんだろう・・・)

そう思っていると、どこからともなく声が聞こえてきた。

『アリスの正体が知りたいなら見せてやるゾ』
「・・・ってリボーン?」
『俺は夢魔だゾ』
「お前は夢魔とかいう可愛いもんじゃなくて、ただの悪魔だよ・・・」
『・・・そんなに褒めるなよ』

若干、頬を染めて恥ずかしそうにそう返される。
褒めてねーよ・・・と思ったが綱吉は言葉にはしなかった。
言い返しても意味がないとわかっていたから。

ため息だけを吐き出した綱吉の態度など気にも留めず、リボーンはパチンと指を鳴らした。
するとソコに靄がたちこめ、その靄の中に映像が流れる。

庭の草むらで横になっているヒラヒラレースのドレスを着た人。
のどかな昼下がりといった雰囲気で、気持ちがよさそうだ。
グゥっとカメラが寄るようにその人物が靄いっぱいに映し出されていく。

綱吉はその人物の顔を見て絶句した。
着ているものだけならば可愛い女の子が着るようなものだ。
京子ちゃんとかが着たら絶対に可愛いだろうな・・・と思うようなフリフリのヒラヒラ。
しかし・・・それを身に纏って居たのは


ルッスーリアだった。



「迎えになんざ行きたくねーだろ?」
「・・・そうだね。あのまま寝かしておこう」

こうして、物語は始まることなく
不思議の国の住人は今日も変わらぬ日々を送るのだった。




__________
ハトアリパロとか言って、あんまりキャラを出せなかった。
一応、他のキャラも考えたんだけどね。
時計屋=骸、ハートの騎士=フラン、チェシャ猫=雲雀とかね。
因みに遊園地のオーナーは草壁なんだぜ。

後、普通に綱吉がアリスでっていうのも考えたんだけど。
その場合は・・・
時計屋=スパナ、ハートの騎士=正ちゃん、ハートの女王=ユニ、白兎=白蘭
帽子屋=ザンザス、三月うさぎ=スクアーロ、門番=ベルとフラン
ナイトメア=骸で遊園地組は上と一緒。
とかイロイロね。

こういうパロを考えるのはアホみたいに楽しいですね!
あぁ~このキャラどうしよう~♪って感じでウキウキと考えてました(笑)







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cane cane cane 3(リボヘタMIX)

※REBORN!の(一応)連載「Gatto Gatto Gatto」とジャンルMIXの「世界はひとつ」とリンクしてます。
※ジャンルMIXです。苦手な方はご注意を!!





「綱吉くん。・・・すみません」
「・・・え・・・本田さん?」

突然イタリアへ呼び出された綱吉がヴァリアーのアジトへ赴くと
何故かそこには地上の主とその知り合いが勢ぞろいしていた。
え・・・どうしよう。と綱吉は目を泳がせる。
それもそのはず、この場所はフェリシアーノとロマーノの家の敷地内の地下なのだ。
今までなんとかごまかしてきたこの事実を完全に知られてしまったという事になってしまう。
案の定、出されたお茶を静かに座って飲んでいた面々の中で
ロマーノだけはベルフェゴールとギャンギャン言い争っていた。

「・・・おまえ~っ!どういうことだ!説明しやがれ!!」
「説明する事なんて何にもないっしょ?何?わかんないの?」
「このやろ~・・・ツナヨシ!説明しやがれ!!」

ベルフェゴールには何を言っても意味がないと察したのか、ただ単に綱吉の方が仲が良いからか
肩をいからせて綱吉の方へ向き直ったロマーノに綱吉は困ったような顔をしてみせる。
確かに、綱吉がボンゴレのトップではあるが、ヴァリアーに関しては綱吉の管轄外だ。
アジトを人様の敷地内に作った事に関してはさすがにザンザスに文句も言ったが
だからと言って動くような人たちでもない・・・板ばさみとはこの事か・・・と綱吉はますます困ってしまった。

「ごめんなさい。・・・あの、どうしてもって事なら・・・ザンザスに場所を移すように言いますから」

そう綱吉が言ったのへ、それなら・・・とロマーノがその通りにしろと言おうとした時
菊がお茶を飲むのんびりとした様子のまま口を挟む

「いいんですか?ロマーノくん」
「・・・なんだよ、菊・・・どういう意味だよ?」
「私、言いましたよね?ココだけが私達と彼等を結ぶ場所です、と」
「だからなんだよ・・・」
「彼等が別の場所にアジトを移したら、もう二度と彼等に会う事はできないという意味です」
「会いたくもねーよ!こんなヤツ等!!」
「わかっていないようですね・・・」

ふぅとため息をついて、菊は立ち上がった。
菊の言葉は綱吉にとっても意味の解らない事で、え?と不思議顔で菊を見つめる。
そんな二人の視線を受けて、菊はふぅわりと微笑んだ。
微笑を見せた菊に綱吉は微笑みかえし、ロマーノはフイと視線を逸らす。

「えっと、本田さん・・・?」
「ココは予想外に出来た次元の交差する場所なんです」

菊の語ったその話は、なんとも突拍子のない話で信じるのが難しいものだった。

元々、菊やロマーノ達と綱吉たちは住む次元の違う存在で出会うはずのなかった存在だという。
しかし、ヴァリアーがこの地にアジトをつくった事で接触点ができた。
つまりこの接触点がなくなれば次元の違うこの接触はできなくなるという事だという。

現実にあるはずのない出会いがココで起こったのが事実。
綱吉は、はっきりとしないながらも菊や地上の主達が自分たちとは違う何かだと気づいていた。
その為、話し終えた菊に納得して頷いたのは綱吉だけだった。

「菊・・・それじゃあ、何で菊んちに綱吉も行けたんだい?」
「貴方達、うちに来る前にフェリシアーノ君とロマーノ君の家に集まったんでしょう?ココで接触すればそのままどちらの次元にも移動できますよ」
「だから、綱吉に会うためにはフェリシアーノちゃんとこに行かねーとダメとか言ったのか?」
「その通りです、ギルベルトさん」
「それにしても・・・本田、それはあまりにも・・・現実味がない。証拠もないぞ」

難しい顔でルートヴィッヒがそう言うと、菊はそうですねと相槌をうってみせる。
現実味がないのは次元が交わっているのだから仕方ない。

「証拠・・・にはなりえないかもしれませんが、私がこの事を確信した理由はありますよ」
「それはなんだ?」
「綱吉くんのことを私が良く知っていたのが一つ」
「え・・・俺の事を?」
「はい、綱吉くんは私の良く知る物語の主人公そのものですから。兼ねてから夢見ていた二次元の世界へ行けたのだと私は踊りだしたい気分でしたよ」
「菊~ひきこもり発言禁止だよ?」
「ひきこもり発言じゃありませんよ、アルフレッドさん。これは我が国のオタクの多数の方の共通の夢です!」

ひきこもり以外の何物でもない・・・とルートヴィッヒは思ったがそれには言及せず
もう一つの疑問を口にした。

「それだけか?本田」
「何がですか?」
「お前が確信した理由はそれだけか?」
「あぁ、違います。もう一つは、綱吉くんが家の場所を全くご存じないと言ったからです」

その菊のきっぱりとした言葉にルートヴィッヒはふむと考え込む。
確かに、マフィアのボスともあろう者が地理に詳しくないのも不自然だ。
ルートヴィッヒが納得しそうになったところで横からの声がその思考を遮る。

「ツナヨシならありじゃね?そーいうの」
「ちょっと、ベル?」
「だぁ~てツナヨシってバカじゃん」
「そりゃ利口ではないけど・・・本当に聞いた事もない場所だったんだ」
「それに私も『並盛』という地名は存じ上げませんからね」
「菊が知らないなら決定じゃないか」
「なんでだよ?ツナヨシよりは頭良さそうだけど、その人日本の全ての地名を知ってるっての?」
「菊が菊の国のことを知らないわけないからね」
「何?ソレ、王子わかんないんだけど?」

そのアルフレッドの言葉に納得して頷くのは地上の主とその仲間達。
ベルフェゴールは少しむくれてそう言い返した。
すると、今まで黙っていたアーサーが口を挟む。

「それに、お前みたいな王族もこっちでは存在しないしな」
「アーサーにしてはまともな意見じゃないか!」

アルフレッドがそう明るく言い放つのへアーサーが睨むと
ハイハイ、人の家で兄弟喧嘩しないでよ~と言いながらフランシスは二人を制しつつ言う。

「まぁ、王族気取りの成金って~のなら居るかもだけどね~」
「ケセセセ!言うじゃねーか!まぁ確かに王族を俺らが知らないわけもねーしな」
「兄さん、フランシスも。もう少し言い方ってものがあるだろう・・・?」

そんな言葉にベルフェゴールはカッチーンと言いながら、その手にナイフを光らせる。
それに気づいた綱吉は即座にフランシスやギルベルトを背に庇うようにベルフェゴールと対峙した。

「ツナヨシ、どけよ」
「ダメだよ、ベル。俺の友達に攻撃するなら許さない」

そんな綱吉のボスらしい一面に、アルフレッドがcooool!と口笛を吹き
菊がふぉおおお!と奇声をあげながらカメラを構える。
ロマーノやギルベルトは『友達』という単語に照れ臭そうにそっぽを向く。

ベルフェゴールはナイフを手にしたまま考えた。

(ボスに怒られるのメンドーだしな~・・・それにツナヨシに負けるの嫌だし)

守るべき何かがあるときの綱吉は強い。
そういうときの綱吉には迷いがないのだ。
つまんねーのと呟いてベルフェゴールはナイフをしまいソファに腰を下ろした。
そんなベルフェゴールを見て、綱吉も警戒を解き腰を下ろす。
綱吉が腰を下ろすとすぐにヴァリアーの平隊員が綱吉にお茶を持ってきた。
ありがとうと微笑んで受け取った綱吉に赤い顔で敬礼して去っていくその隊員の足取りは軽い。

皆、お茶を飲んだり歓談したりと落ち着きを取り戻したその部屋。
綱吉はひとつ疑問に思っていたことを菊にたずねた。

「あの、本田さん。どうやってこのアジトの場所をつきとめたんですか?」

綱吉やベルフェゴールにとっては、それはかなり重要な事。
簡単につきとめられてしまうようなアジトではアジトの意味がない。
菊はその質問に納得したように頷いて、それは・・・と言葉を濁した。
菊に変わるように言葉を発したのはアーサーだった。

「安心しろ、お前たちのアジトは十分機能してる。妖精たちでさえ見つけられなかったからな」

え・・・この人何言ってるの・・・?と言いたげな目で綱吉はアーサーを見つめ
そして、答えを求めるように菊に視線を移した。
菊はその綱吉の視線を受け、言葉を詰まらせたようにうっと呻いて視線を逸らす。
そのただならぬ反応に、綱吉はもう一度、アーサーに視線を戻した。

「あの・・・貴方がココをつきとめたって事ですか?」
「そうだ。さすがに俺でも大変だったからな。アジトに問題はないな」
「・・・いや・・・どうやって・・・?」

アジトに問題がないと言いながらも、つきとめてしまえたのだから
どうやってそんな事ができたのか・・・それは当然の疑問だった。
ああそうだな、とアーサーは呟き立ち上がる。

「お前がボスだって言うなら、知っとく必要があるって事だな」

そう言ったかと思うと、アーサーはポンという小さな音をさせて変身した。
・・・犬ではなく、天使に・・・。
何アレ、キモっ・・・というベルの呟きにフランシスとアルフレッドが大きく頷き
綱吉は呆然とその姿のアーサーを見つめる。
見かねた菊が綱吉にそっと近寄り声をかけた。

「綱吉くん?」
「・・・え・・・っていうか、天使?・・・えっと、コスプレ・・・?」
「あぁ、はい。まぁ・・・コスプレと大差ないんですが・・・あの人は魔法が使えるので、ただのコスプレというわけでもないと言うか・・・」
「魔法!?・・・あ、じゃあ魔法でココをつきとめたって事ですか?」

綱吉は、それだけの説明である程度の成り行きを把握したらしい。
さすがの直感力と順応力というところだろう。
菊は感心したように綱吉を見つめ、そうですと頷いた。





__________
お久しぶりです。
2週間ほど風邪の猛威にやられてました、アサバです。
あ、今更ですが大阪お疲れ様でした!

ジャンルMIX なんでもありで 楽しいね
はい、そんなわけでもうちょっと続きます。
ちょっとパラレルな設定などを考えてみたよ!の巻でした。
ロマツナでギルツナなんじゃないかと思ったソコの貴方!
それはそれで大変おいしそうなんですが・・・
今回は友達居ない二人に初めてできた友達(=綱吉)って感じのつもりです。
友達という言葉に恥ずかしくなっちゃう感じが中二病な二人ですね。はい。
何故かブリ天登場してしまったのは、アジトに皆が来ている事のつじつまあわせです。
ブリ天を出したかったわけじゃない。
とりあえず、あと少し書きたいと思います。







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※セカキク表現多いです。





「菊!待ってたんだぞ!遅かったじゃないか」
「アルフレッドさん、こんにちわ。今日はお早いですね・・・どうかしたんですか?」

今回の世界会議は自分の国での開催だったから・・・と言うわけではないが
普段、他国で行われる時よりも幾分ゆっくりと会場に足を運んだ菊。
それでも開始時間よりはだいぶ早いはずだったのだが
ソコにはすでにアルフレッドが来ていた。

何やら興奮状態のアルフレッドはいつもにまして騒がしく
菊は、あまりの事についていけず、唖然とアルフレッドを見つめる。

「・・・あの?・・・どうかされたんですか?」
「そうなんだ!聞いてくれよ!」

ガバっと両肩をつかまれて、ジリッと後ずさりながら
菊は、なんでしょう?ともう一度訪ねた。

「スゴいんだぞ!綱吉がくれたアレ、自由自在に操れるようになったんだ!」

綱吉に会った時から、名前がクールだと綱吉に纏わりついて
どういう字を書くんだい?とかコレ刺青にしていいかい?とか懐いていたが
まだ数回しか会った事がないはずなのに、すでに名前を呼び捨てなことに
国民性の違いを改めて感じながら菊は恐る恐る訪ねた。
因みに、刺青は綱吉が丁重にお断りした。

「・・・え・・・『cane caneの実』の能力をですか?」
「そうなんだ!こんな事もできるんだぞ!」

そう言ったかと思うと、ウググ・・・と何やら踏ん張りだすアルフレッド。
すぐにピョコンと犬耳と尻尾が出現した。

「菊、こういうの好きだったよね!」

ピコピコ動く犬耳とブンブン振られる尻尾は確かに可愛くて
菊はウズウズと触りたい、写真撮りたいという衝動と戦うはめになった。
どうしよう、触ってもいいんだろうか・・・と菊が葛藤していると
突然アルフレッドがギャンっ!と叫ぶ。
えぇええ?何が?と菊がビックリして一歩アルフレッドから離れると
アルフレッドの後ろから声がした。

「お前は・・・なにしてんだ、バカ」
「アーサー!ひどいんだぞ!いきなり尻尾掴むなんて!!」
「あ・・・アーサーさん・・・。どうも、お久しぶりです」
「お・・・おう。変わりなさそうだな」

アルフレッドに対するのとは違う顔でアーサーは菊に挨拶をする。
兄弟であるアルフレッドと、ただの知り合いである菊に対する接し方が違うのは
あたりまえだと思っている菊にそのアーサーの微妙な好意は伝わらない。
アーサーと同時期に会場に到着していたフランシスが菊の隣に立ってニヨと笑う。
紳士とは名ばかりの血の気の多い悪友が菊の前では自身なさげに緊張した様子なのが見ていると面白い。

「何だよ?」
「いいや?なんでも~?それにしてもアル、可愛い格好だな~」
「そうだろ?菊もそう思う?」
「はい。・・・あの、触ってもよろしいですか?」

もちろんだよ!嬉しそうにそう言ったアルフレッドの頭に生えた犬耳に菊は手を伸ばす。
アルフレッドは菊が触りやすいように身をかがめた。
柔らかくて温かいその犬耳は菊が触れると擽ったそうにピルっと震えた。
可愛いっ!!と思った菊はその耳を撫でるようにアルフレッドの頭を撫でる。
そんな菊の表情に可愛い・・・とアーサーとフランシスは目を細める。
滅多な事じゃ表情の変わらない菊の嬉しそうな楽しそうな笑顔は貴重であり新鮮だった。

「菊・・・可愛い!」
「ちょっ・・・アルフレッドさんっ!」

そんな菊の様子に思ったまま行動するのはアルフレッドの特権だろう。
グイっと菊を抱き上げて満面の笑みで菊を見上げる。
仕方ありませんねぇ・・・と苦笑いでアルフレッドを見下ろす菊。
普段なら困った人だなぁとしか思わない菊も、その犬耳効果に寛容になっているようだった。

「よー!菊・・・ってお前ら何やってんだ・・・」
「兄さん!勝手について来て先に入らないでくれ、本田に迷惑がかかるじゃないか」
「いいじゃねーか、知らない仲でもねーんだしよ」
「一応の礼儀だ・・・ってアルフレッド、それはどうしたんだ?」

次々に会場入りしてくる中でも一際騒々しく入ってきたのはギルベルトとルートヴィッヒ。
今回ギルベルトの訪問予定は無かったので菊も少々驚きながらそちらを見る。
しかし、そんな菊よりも驚いたのはギルベルトとルートヴィッヒの方だった。

先日、一緒に『cane caneの実』の呪いを受けた為
アルフレッドの犬耳がそれに付随するものだろうと想像はつく
しかし、あの後どうやっても自分たちは全部犬になってしまうのに
アルフレッドは耳と尻尾だけ・・・どうなっているんだ?という疑問が生じたのだ。
因みに菊がそのアルフレッドに抱き上げられているのには、それほど驚きはなかった。
つまり、普段から良くあることなのだ。

「おーおー、軍用犬と子犬ちゃんじゃねーか」
「おい、コラ。フランシス・・・喧嘩売ってんのかテメー。テメーだってフワフワしたヘンテコ犬のくせに」
「自分が子犬だからって見苦しいぜ~?ギル。プードルは美しさも頭の良さも一級品だっつーの」
「あぁ?あんなのの何処が美しいんだっつーのヘンテコなだけだろーが」
「まぁ、お前に美的センスなんて求めないけど~」

ムカツク・・・とギルベルトは呟いて、相容れない美への感覚に言い争いを諦めた。
ギルベルトが自分からこういった争いを放棄するのはめずらしい
ルートヴィッヒは、もっとヒドい言い争いになるかと思った
悪友二人のアッサリとした幕引きに少々唖然としながら胸を撫で下ろす。

「それよりさー、綱吉だっけ?アイツ呼べねーの?」
「・・・なんでですか?」

無理ですよ、とはっきり断ってもよかったのだが
まさかギルベルトが綱吉に興味を持つとは思っていなかった菊は思わず聞き返す。
それがアルフレッドやフランシスならば何だか納得してしまうのだが
ギルベルトだと不自然としか言いようが無い。

「アレ、cane caneの実だっけ?アレ他にも貰えねぇかと思ってよ」
「・・・ギルベルトさん・・・何に使う気ですか・・・」

誰に・・・とは何となく怖くてはっきり聞けず、とりあえずそう返す。
すると、ギルベルトはニヤとイタズラをする前の子供の顔で菊に笑った。
嫌な予感がヒシヒシとする・・・と菊とルートヴィッヒは目を見合わせギルベルトの返答を待つ。

「他のヤツがどんな犬になるか、気になるだろ?」





__________
さて、お久しぶりのジャンルMIXです。
何だかアル→菊でアサ→菊でギル←菊な雰囲気になりましたが。
ギャグですので心を広くもってお読みください。
えぇ、私はとっても楽しいです☆

いやー原稿どうした?と聞かれると痛いのですが・・・
ほら、行き詰ったり飽きたりすると違うもの書きたくなるじゃない?
そんな感じです。

そして・・・まぁ、おわかりの通り・・・続きまっす☆


あ、えっと・・・こちらではご挨拶していなかったので、一応。
冬コミ、お疲れ様でした!
当スペースにお立ち寄り下さった皆様、ありがとうございました。
色々ワタワタしていてスミマセンでした。
次は大阪。
また大阪の情報も近いうちに書きに来ますね。

あ、そうだ・・・

明けましておめでとうございました(←過去形)
いや・・・明けてあまりにも日がたつので過去形にしてみた。
こんなですが、今年もどうぞよろしくお願いします。







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