きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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Twinkle Star(コロツナ←リボ)

「よっと、これで終わりっと。」

アジト内の誰もが気軽に集まれるように設けた応接室に大きな笹飾りが揺れる
本当は外の星空の下に飾りたかったけど今年も生憎の雨模様
一番初めに七夕飾りをココに飾った時はランボやバジルが
クリスマスみたいだと大喜びしたっけと思い出して綱吉は少し笑った

皆に書いてもらった短冊や七夕飾りが空調の風にゆらゆら揺れている
その短冊にフと目をやる

「今年は痛い事がありませんように」とはランボの字だ
昔、家で飾った時には「世界征服!!」とか書いてたくせに
落ち着いたと言えば聞こえはいいが
ヘタレに育ったなぁと思わずにはいられない
10年バズーカのおかげで、こうなる事はわかっていたが
やはり、あのランボが…と不思議に感じるのも仕方ない

もう一つ、他の短冊に目をやると
「害虫駆除」とリボーンの字で書かれていた
何か違う…と思ったのと同時に
アジトの中にどんな害虫と呼ばれるようなものが出たのかと悪寒が走った

「なんだツナ、こんなトコに居たのか。」

まさかゴキ…?と綱吉が部屋の隅を窺ったところで部屋の扉が開いた
入ってきたのは当のリボーン本人だった

「今、七夕の飾りつけ終わったとこだよ。」
「毎年よくやるな。」

リボーンは呆れた顔で笹飾りと綱吉を見る
綱吉が正式に9代目からボンゴレのトップの座を継いだのとほぼ時を同じくして
アルコバレーノ達の呪いは効力を失い始めた
永遠に続く絆と違い呪いとは綻びやすいもの
アルコバレーノ達は赤ん坊の姿を保つ事が出来なくなっていった
徐々に本来の姿へと戻ろうとするかのように身体が成長していく
とはいえ、普通の人としての成長速度と比べれば明らかに違うソレは異様でもあった

綱吉が正式にボスの座を継いでから早5年
リボーンは20代前半ほどの青年の姿になっていた

「っていうか、リボーンだろ?コレ。」

先ほど目にした短冊を指差して綱吉がそう言う
リボーンはニヤリと口端に笑みを刻んでそれがどうしたとだけ答えた

「短冊には願い事を書くって教えただろ~…ってそれよりも、害虫…って何?…まさか見たの?」
「見たゾ。…たぶん、今夜あたりオメーの部屋に現れんじゃねーか?」
「何ソレっ!!何処に出るかまでわかんのっ?」

ゴキ嫌いなのに、嫌な事聞いちゃったよ…と綱吉はうな垂れる
普通、そんなものが何処に何時出るかなどわかるわけが無い
しかし、リボーンならわかってもおかしくない…と
リボーンと出会ってからこれまでの色々を振り返ると、そう思ってしまうのだ

「何なら俺が一緒に寝てやろうか?」
「ヤだよ、お前が同じ部屋で寝てたら寝返りうっただけで殺されそうになるもん。」
「それでも睡眠とれるだけいいだろ?」
「寝ちゃえばゴキなんて気になんないよ。お前のが面倒だよ。」

自分達の会話の要点がかみ合っていないのはわかっていたリボーンだが
その綱吉の言葉を聞いてニヤと笑ってからクルリと身体を反転させて扉に向う

「んな事言ってねーで、さっさと仕事に戻れ。まぁ、夜中まで終わんなくても俺は一向に構わねーがな。」
「そりゃお前はな…。」

綱吉は立ち去るリボーンを見送ってから一つため息をついて執務室に戻るのだった



結局、執務室に戻った綱吉を待っていたのは山と積まれた書類だった
コレは明らかにリボーンの嫌がらせだ…とは思うものの
自分の仕事であることに変わりは無い
合間合間に部屋の四隅を気にかけていたのは始めのうちだけで
きりの無い書類の処理作業に綱吉はリボーンの短冊の事などすっかり忘れていた

あらかたの処理をなんとか済ませ自室に戻ったのは
日付が変わるまでに1時間もないくらいの時間帯だった
一日の疲れをそのまま出すように深くため息をつきながら自室に入ると
暗闇の中で何かが蠢く気配がした
ヒィと扉を閉めそうになったところで蠢くその気配が声を出した

「遅いぞコラ。」
「え…コロネロ?」

手探りで部屋の電気のスイッチを押してその声の主の姿をやっと捉える
コロネロも呪いの力の軽減によって徐々に成長し、10代後半ほどの見た目に成長している
綱吉がそんなコロネロを直に見たのは役1年ぶり
前回見た時はまだ少年らしい姿だったのだが1年も経つので
その青年と呼べる風貌のコロネロの姿に綱吉は少々驚いたように瞳を瞠る

「お前こそ、遅いよ。もう今日が終わっちゃうだろ。」
「いや…もっと早く来れる予定だったんだけどな…妨害にあってな。」
「なんだよ、それ。」
「なんでもない。」

綱吉が、綱吉のベッドに腰かけているコロネロに近づくと
コロネロは綱吉をそっと抱き締める

「願い事、書いた?」
「ツナが仕事してる間に書いて吊るしてきた。ついでにあのヤローのは破いて捨てといた。」
「…?」

誰のことを言ってるんだろう?と一瞬首をかしげた綱吉だが
すぐにこれまでの流れを思い出し
それがあの『害虫駆除』と書かれたリボーンの短冊の事だと思い至る
害虫って…ゴキじゃなくてコロネロの事…?と
今更ながらに意図がわかった綱吉はアイツはも~…と呆れてみせる

「コロネロ、お誕生日おめでと。」
「…おう。」

とりあえず、日付が変わる前に今日一番言いたかった言葉を
ニッコリと笑顔で綱吉は言う

今年も生憎の雨模様…
そんな日だって二人で居られるなら心は晴れやかになる
願わくば、空の上でも恋人同士が出会えていますように…





__________
ちょいとアウトな時間帯ですが…コロネロ、ハピバ!!
なんとなくふわぁ~と浮かんだネタを折角なので書いてみました。
相手がコロネロだと、リボーンは絶対に邪魔すると思うんだ…
しかし、やはりコロツナは難しいですね~
語尾にコラをつけるのが意外と難しくて
文字書きとしてはコロネロらしさを表現するのが大変です。
いや、書きなれてないのが問題なのか…?
虹ツナはやっぱ大人バージョンかなぁ~と思うのですが
今回は勝手に設定作って書いてみました。







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マフィア戦隊ボンゴレンジャー 9

※Legend of VONGOLAの番外編、アイドル設定です。





ボンゴレンジャー指令本部
とある場所にひっそりとあるその場所に髑髏を連れて戻るボンゴレンジャー
本部に踏み込むとまず館内放送のような声が迎えてくれる

『お帰りなさい、ボンゴレンジャー。司令長官プリーモ様がお待ちです。』

綱吉以外のボンゴレンジャーは今まで司令長官に呼び出された事などなく
いきなりのその言葉に一瞬目を点にして固まる

「ボス、ちょっと待ってください。俺たちもですか?」
「そうみたいだね。獄寺君、そんな緊張しなくても大丈夫だよ?」
「いっつもツナだけ呼ばれんのにな。」

いきなりの事に恐縮するように獄寺が綱吉に話しかければ
山本はのほほんとしながらも、どうしたんだろうな~等と不思議顔をしてみせる

「そうだ、上の者と話をするのはボスである沢田の役目だと思ってたぞ、俺は。」
「笹川さんだけじゃなくて皆そう思ってましたよ…。」
「まぁ、どんなヤツなのか興味はあるよね。」

綱吉が上に呼ばれると少なくても一時間は戻ってこないのを知っているメンバーは
司令長官がどんな人なのか、どんな話を綱吉としているのか知る術はなかった
もちろん、綱吉が戻って来た時に聞いたりはするのだが
綱吉の語る内容からは仕事以外の事は語られない
それにしてはいつも時間がかかるな…とは思っていた

「これでボンゴレンジャーが全員そろったから、だと思うよ?」

そう言いながら綱吉は髑髏に笑いかける、心配はいらないよとそう言うように
髑髏が緊張しているのか少し強張った顔で小さく頷くのを確認すると
綱吉は先頭に立って司令長官室へと歩き出した


司令長官室前で立ち止まると、綱吉は一度皆の方へ振り返る

「えっと、緊張する必要はないんだけど…皆ちょっと心の準備しといて。」

それだけ告げると、誰かがその言葉に対して何かを言う前に部屋の扉をノックし
中からの応答を確認して綱吉は扉を開けた

「失礼します。」
「ツー君、おかえり。」

綱吉に続くようにしてボンゴレンジャー全員が入室すると
ソコにはニコニコと笑顔の男が綱吉をギュっと抱きあげていた
その男の顔を見るなり驚きに目を見開き固まる綱吉以外のボンゴレンジャー達
驚いたのも無理は無い
男の行動もそうだが、その男の顔は綱吉にそっくりだったのだ

「皆、ご苦労だった。」

思わず目の前の二つの顔を交互に見つめてしまう
そんな皆をニコニコと見つめながら見回すその人は髑髏を見つけると
一度、髑髏に笑顔を見せてから、綱吉に向き直った

「ツー君はやっぱり頼りになるね。幻を見事現実世界に引っ張り出すなんて。」
「一時的…らしいですけど。」
「うん。まぁ『彼』もこちら側でそうそう派手には動けないだろうし、大丈夫だよ。」

いずれ骸に戻ってしまうと髑髏が言ったため
アジトに戻ってくるまでにボンゴレンジャー内でも意見が分かれた
敵である骸をアジトと言う懐に入れるのは良くないんじゃないかと言う意見もあった
だが、綱吉は髑髏が分かり合えると言った言葉を信じようと連れて帰ったのだ

「ねぇ…綱吉、君って長官の子供なの?」

雲雀の発したその言葉は、その場の全員の疑問でもあった
血縁者でなければ納得できないほど似ているのだ
その雲雀の問いかけに皆の視線が注がれる中、綱吉はあっさりと答える

「いえ、俺の祖父です。」

その綱吉の言葉にまた皆そろって目を点にして固まる
目の前のその男の姿と『祖父』という言葉がうまく頭でリンクしない
男はそれほど祖父と呼ぶに相応しくない若々しい姿をしていた

「ほぉ、貴方がボンゴレンジャーの司令官ですか…。」

その声に振り返れば、先ほどまで髑髏が居た場所に骸が立っていた
一瞬にして緊張が走る
幻のボンゴレンジャーとの媒介者であるとは言え、ついさっきまで相対していた敵だ

とりあえず、骸の出方を伺うように間合いを取るボンゴレンジャー達
それに気づいているのかいないのか骸は飄々としている
骸は綱吉を尚も抱きあげているプリーモに一歩近づくと丁寧にお辞儀をしてみせた

「始めまして、おじい様。」
「…お前の祖父になった覚えはないんだが?」
「何言ってるんですか、綱吉くんに責任とって貰うんですから、貴方は僕にとってもおじいさんでしょう?」
「お前がしたくせに、俺が責任とるのかよっ!?」

骸の言っているのがあのキスの事だと瞬時に察した綱吉は思わず大声をだし
同じく理解したボンゴレンジャー達は戦闘態勢を整える

「ボンゴレネイビーを所望したのは貴方なんですから、貴方が責任をとるべきでしょう?」
「なに、その理屈…。」

なんとなく納得してしまいそうになる骸の言い分に
綱吉は、緊張感のない人だな…と呆れかえった顔をしてみせる
そんな綱吉の様子にボンゴレンジャー達の緊張感も長くは続かない

そんな彼らを黙って見ていたプリーモは一つ咳払いをすると
その現状の全てを無視して綱吉に笑顔で言った

「ツー君。こっちの調べでソレは取るに足らない敵だとわかったよ。」
「ちょっと、聞き捨てなりませんね。ソレって言うのはまさか僕の事じゃないでしょうね?」

プリーモの言葉にムッとした様子で骸が食いつく
しかし、プリーモは聞こえていないかのように何の反応も示さず尚も続けた

「本当の敵は他にいる。まずはセコーンドの方のボンゴレンジャー第二部隊と接触してくれる?」
「本当の敵って…どんなヤツらなのかわかってきているんですか?」
「うん、セコーンドの方で若干情報を掴んでいるみたい。」

ボンゴレンジャーには綱吉たちの他に闇の部隊と呼ばれる者たちが居る
彼らは自らを『ボンゴレンジャー暗黒部隊』と名乗り
その名の通り暗躍しているのだが…




『次回、ボンゴレンジャー第二部隊!!』





__________
なんだかのんびりな更新でスミマセン。
骸との対話はやっぱり成り立ちませんでした(笑)
そして、アイドル設定のプリーモはツナのジィジ設定と言う事もあり
綱吉に対してだけ優しい口調になります。
その他の人に対してはいつもの初代ボンゴレなボス口調です。
さてさて、次回はヴァリアー登場です…が、ちょっとお休みさせて頂きます。
ボンゴレンジャーではないネタはチョロチョロ書きに来ますので!!
いや…飽きるでしょ?ずっとボンゴレンジャーだと(私が)

夏コミの新刊ですが…
雨ツナ本を出す予定だったのですが、ゴメンナサイ予定変更です。
いつか絶対出したいですが、今回はごめんなさい。
ザンツナシリアス本と、ごちゃ混ぜマイナーツナ受け本になりそうです。
ザンツナシリアスは5月の準備号の続きです。
ごちゃ混ぜ本は小咄集のような感じになると思います。
一応、今のところ書くつもりのラインナップは
白→正→ツナ←雲雀とナッツツナ&プリツナとザンツナ前提フラツナと幻騎士ツナかな。
出来れば雨ツナが流れちゃったので山ツナかスクツナも盛り込みたいですが…

いや~幻騎士ツナはね
先週のジャンプで山本と戦ってる時に言った幻騎士の言葉に
また、ぐわ~↑↑っと書きたい病が再発しちゃって☆
ツナの瞳に惑わされって…好きなんでしょっ!?素直になれよ!!
と悶えてしまったので…書きたくなっちゃって(笑)
オンラインでも近いうちに書きたいな~とは思ってます♪
いや、誰も待ってないのは知ってますが…

とまぁ、そんな感じの予定です。
コツコツ頑張ってはいますが、7月入って気持ちが焦ってます…







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