きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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マフィア戦隊ボンゴレンジャー 2

※Legend of VONGOLAの番外編、アイドル設定です。





のどかな春の昼下がり
アジトの近くのビル屋上で綱吉は空を見上げていた
最近は平和な日々が続いている
その証拠にここ2日間ほど、ボンゴレンジャーとしての出動要請はない

ボンゴレンジャーのボスとして、平和なことはいい事なのだが
嵐の前の静けさのような気がして、少し落ち着かない

「あぁ~春だなぁ~。」

そこから見える少し遠くの公園が所々、淡い春色に染まっているのを見て
綱吉はしみじみとそうつぶやいた
ここからは見えないが、きっとたくさんの人が花見をしていることだろう
こんな気持ちのいい日にはできれば騒動なんて起こってほしくはない
…なんて思っているときに限って騒動ってのは起こったりするものだ

バタバタと慌しく階段を上がってくる足音に綱吉は大きくため息をついた

「10代目、大変です!!」
「獄寺君、10代目は禁句じゃなかったっけ?」
「あ、スミマセン。ボス、骸が現れました!!」

実はボンゴレンジャーにはヒーローとは違うもう一つの顔がある
ヒーローとしての活動に関しては世間にも知られているが
そのもう一つの顔に関しては、ヒーローだからこそ隠し通さねばならないのだ

「それで、獄寺くん。何があったの?」
「ショッカーが現れました!!」
「あったかくなったら出てくるなんて、変質者以外の何者でもないよね。」
「変質者よりも性質悪いですよ。」

慌てた様子の獄寺の後ろから、フラリと現れるのは雲雀
どうやら雲雀はお気に入りのこのビルの屋上に昼寝に来たところだったらしい
綱吉もこのビルの屋上はお気に入りなので、雲雀とはココでよく会うのだが
今日の雲雀は珍しく、自ら出動体勢だ
それとは反対に今日は綱吉の腰が重い

「何モタモタしてるの?早く行くよ。」
「ボス、お急ぎください!」
「こんなにいい天気のいい日なのに…。アイツ等キモイんだよなぁ~…。」

クフクフとこだまするあのショッカー特有の声と
ワラワラと大量発生するあの独特な姿かたち
こんな気分のいい春の日に出来るならば見たくないし戦いたくない
そんな気の重い綱吉を引きずるようにして雲雀と獄寺はショッカー発生地へ赴いた


ショッカーが発生したという場所に着くと
ソコはさっき綱吉が屋上から眺めていた桜咲く公園だった
現場は沢山の花見客が騒然とした大騒ぎになっていた

さすがにやる気のなかった綱吉と言えども
この現状を目の当たりにすると戦闘態勢に入らざるをえない
そんなボンゴレンジャー達を発見した子供が大声で助けを求めてくる

「助けて!ボンゴレンジャー!!クフフショッカーが出たよっ!!」

クフフショッカーというネーミングに思わず笑いそうになるも
綱吉はヒーローの顔を崩さず逃げる花見客達の逃げ場を優先して作る
その間にもショッカーは公園内をクフクフクフフとこだまする声をあげて走り回っている

花見客が逃げたのを確認できた頃、公園内を改めて見ると
何処を走り回っているのかクフクフいう声は聞こえるものの
ショッカー達の居所を特定する事ができなくなっていた

「皆、どこに居るかわからないから、気をつけてね。」
「コレ片付いたら、花見でもしようか?」
「そうですね、皆でお弁当でも食べましょう。」

いつになくやる気の雲雀がそう言うのへニコリと笑顔で返す
こんな春の日にはやっぱり、戦闘じゃなくてのんびり過ごしたい

さて、と意識を切り替えてショッカーの居所を探るボンゴレンジャー
クフクフクフフという声はあらゆる方向から聞こえる気がする
ココは散らばった方がいいか…と皆が判断しそれぞれ歩を進めようとした時
綱吉の目の前の地面からニョキと草のようなものが生えた
何だか嫌な予感がして綱吉はとっさにその草、のようなものを踏みつける
すると、地中からくぐもったような声がした

「クフ…踏まれた。」

とっさに状況を判断した綱吉は
いたる所でニョキニョキと生える草のようなものを次々と踏みつけていく
その度に地中からはくぐもった声がする

「クフっ、セットが…。」
「クフ…髪が…。」

そう、ニョキニョキと生える草、のようなもの…
それはショッカーの頭だったのだ
綱吉の行動とそのくぐもった声に状況を把握したボンゴレンジャーは
ニョキニョキと生えるショッカーの頭を踏んづけたり、攻撃したりする

何?このもぐら叩き的状況…と
綱吉は戦闘とはとうてい言えない現状に頭を抱えながらも
足元では生えるショッカーの頭らしきものを踏みつける

それでも、ショッカーの数は圧倒的だった
誰に攻撃される事もなくニュルリと地中から生えたショッカーも増えてくる
その地中から生えてきた瞬間を見てしまった綱吉は思わず後ず去った
それくらい気持ち悪かったのだ

地中から生えてくるショッカーだけを相手にしていたのでは
出きってしまったショッカーへの対応が遅れてしまう
そう判断したボンゴレンジャーは一度一つの桜の木の下に集まった

「俺、アレが生えてくるの全部見ちゃったよ。」
「君の言ったとおり、変質者の方がまだマシだよ。」

口々にキモイを連発しながらも戦闘態勢を整えるボンゴレンジャー
ニョキニョキと生え出るショッカー
両方向かい合い、今、戦闘が始まる



+++ +++ +++

『次週、花見を分ける明と暗。ついに、骸との直接対決!?』

綱吉は自分の声で次回予告が流れるのを聞く
ココは毎週恒例となりつつあるボンゴレ事務所の休憩室のモニター前
リボーンは今週も綱吉とのレッスンを一時休憩にして
ボンゴレンジャーのテレビ放送をチェックする

「思った以上にキモい出来だな。」
「ソレ、褒めてんの?」
「ショッカーはキモいのが当たり前だゾ。」
「褒めてんだ…。」

敵役を演じる同じグループの骸に少々同情しながらも
まぁ、もともと爽やかなタイプじゃないからいいのかな?と納得する綱吉

「それにしても、あの子役の子すごいね。」
「フゥ太か?アイツは天才子役って言われてるんだゾ。」
「アドリブで『クフフショッカー』とか言うからホント笑いそうになったよ。」
「アイツはお前よりも芸暦長い先輩だからな。」
「ホントすごいよね。」

そんな会話を交わす綱吉とリボーンの向いているモニターでは
丁度、綱吉達のグループ『average fill』の新曲のCMが流れている
ボンゴレンジャーの主題歌にもなっているヤツだ
このCDのカップリングには骸がメインのショッカーの歌が入っていて
今までのファン層である女子中高生のみならず、お子様からも絶大な人気を誇っている

そのような形で、ボンゴレンジャーは徐々に視聴者層を広めている
休日の早朝という所謂オーソドックスな子供向け特撮の時間帯にしては視聴率もいい
ボンゴレアイドル総出演と言う売り込みも、もちろん視聴率に一躍かってはいるが
それぞれがなんだかヒーローらしくないボンゴレンジャーは
ヒーローものとしては新しいのも魅力なのだろう
それ以前に、どこかaverage fillの面々の地が垣間見えるのもファンには魅力の一つと言える

演技指導をされるにあたっても、戦闘シーンは別にしても
それ以外のシーンでは「自然に」とか「普段どおりで」という注文が多い
その注文どおりにそのまま普段どおりで演じるというのは簡単ではないが
それこそが、ボンゴレンジャーの人気の秘密なのだ

まぁ、骸のファンからは『骸くんは嫌われてるの?』という類の手紙が届いたりはするが
今後の展開を見てもらえれば、そのような手紙も無くなるだろう






__________
ここ二日間、なんだかパソ子の調子が悪くて原稿が進んでないアサバです。
いや、もうほんとどうなる事かと思いましたが
今はなんとか普通に使えるようになりました。
そんなわけで、息抜きというか一息入れようかという感じで
ボンゴレンジャーの続きを…

あ、因みに5月発行の『Legend of VONGOLA-花-』には
ボンゴレンジャーは収録してませんので、ご注意を。
ボンゴレンジャーは番外編なのでね
『Legend of VONGOLA-花-』は本編の最終巻になります。
番外編だけ集めた番外編の本を出そうかと悩んでたんですが
まぁ、予定は未定って事で…(笑)
番外編はボンゴレンジャーみたいなギャグばかりですけど
あ、でも少しだけシリアスな話も考えてますよ。







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4月バカ認定試験(獄ツナ)

「ただいま~。」

帰宅した綱吉は入れ違いのように部屋から出てきたリボーンと鉢合わせた
どこか機嫌がいい様子のその家庭教師
こういう時はよからぬ事を考えている事が多いことは
今までの経験上予想がつく
声かけたくないなぁ~と思いながら綱吉はリボーンに話しかける

「どっか行くの?」
「…ちょっとな。」
「ふーん。」

とにかく関わりたくない綱吉は適当に相槌をうってグラスに注いだお茶に口をつける
機嫌のいいリボーンには関わらないのが得策なのだ

「ツナ、今日が何の日か知ってるか?」
「ん~?わからないなぁ。誰かの誕生日とか?」
「そうだな、山本の親父の誕生日だったな…でもそうじゃねーゾ。」
「へぇ、山本のお父さん今日誕生日なんだ~…ってなんでリボーンが知ってんの?」
「…話をそらすな。他に何の日かわからねーか?」

何とか本題に入らないようにしてみた綱吉だが
リボーンが相手では無駄な努力にしかなりはしない
綱吉は諦めたようにため息をついた

「で、何?」
「4月1日と言えばエイプリルフールだゾ。」
「あぁ、嘘ついてもいい日だっけ。」
「日本では4月馬鹿とも言うな。そこで…。」

楽しそうに話を進めるリボーンに綱吉は嫌な予感しかしない
耳を塞いでア゛~と叫びながら走り去りたい所だが
そんな事しようものなら容赦なく銃弾が飛んでくるだろう

「ボンゴリアン・エイプリルフール認定試験を行うゾ。」
「…何、ソレ…。」

いつもの事ながら意味不明で突拍子ない
認定試験って…何をすればいいんだろう?と綱吉はリボーンを見る
そんな綱吉の表情を見てリボーンはニヤと笑う

「今回は守護者たちのランク付けみてーなもんだ。」
「何だ、俺は今回は参加しなくていいんだ~よかった。」
「ツナには関係ねーが、手伝いはしてもらうゾ。」
「俺は何をすればいいの?」

自分には直接関係ないとわかると気分が上向いてくる
手伝いってなんだろうと軽い気持ちで聞いた綱吉だったが
直後にそんな自分の学習能力の無さを深く後悔することになる



「10代目!どうしたんですか?いきなり訪ねていらっしゃるなんて。」
「あ~っと…ごめんね、いきなり。」
「いえ!10代目ならいつでも大歓迎です。で、そちらは?」
「4月の妖精エイプリールよ~。」

毎度の事とは言え、なぜ明らかにリボーンなのに気づかないんだろう…と
綱吉は引きつった笑顔で獄寺にリボーンを紹介するはめになる

「妖精っ!?さすがです、10代目。妖精にも知り合いがいらっしゃるなんて!!」
「えっと…そう、かな?あははは…。」

ここ、獄寺の住むマンションを訪ねる前にリボーンに言われた手伝いの内容は
出来る事なら決行したくないプランだった
特に相手が獄寺だと、綱吉の言う事言う事全て本気にしてしまう節があるからだ
エイプリルフールとはそういうものなのかもしれないが
なんだか心苦しいと思うのは獄寺がいつでも真っ直ぐ綱吉に向って来るからかもしれない

そんな風に綱吉が困っていると
足元で妖精スタイルのリボーンに脛を蹴られる

「早くやれ。」

しかも、綱吉にしか聞こえないような小さな声は妖精らしからぬドスが効いていた
ヤだなーとは思ってもリボーンの重圧には勝てる気がしない
綱吉はココに来る前にされた演技指導どうりに行動することにした
いくら獄寺と言えども
こんな見え透いた演技に騙されないだろうと、祈るような気持ちで…

綱吉は俯いて一歩獄寺に近づく
綱吉の緊張に気づいたのか獄寺も押し黙り綱吉の頭を見ることになる
綱吉よりも身長のある獄寺からは綱吉の表情を読むことはできない
このとき、リボーンは口端に笑みを刻んでいたのだが
プランの決行に緊張している綱吉も
そんな綱吉の緊張が伝染したような獄寺もそれには気が付かなかった

「あの…獄寺くん。」
「…はい、何ですか?10代目。」
「えっとね…あの、俺…。」
「はい。」
「うん。俺、獄寺くんの事、大事だよ。」

リボーンには『好きだ』と言えと言われていたが
なかなかそれを言葉にするのは演技といえ勇気がいる
でも、フと胸の中に浮かんだ『大事』という言葉はすんなりと口をついて出た

リボーンに言われていたプランをクリアした綱吉
ホッとした表情で顔を上げたかと思うと目の前の獄寺の表情に驚いて目を見開いた

「んなーっ!何で泣いて…っ?」

綱吉の目の前の獄寺は声もなく涙を流していた
慌てた綱吉はわたわたとポケットを探り、少しよれたハンカチを取り出す
そのハンカチを綱吉が差し出すと
獄寺はハンカチではなく、綱吉の手を握り締めた

「10代目のお言葉が…嬉しくて。」
「えっと…そう、なんだ。」

まさか、演技でしたなんて言えやしない…
何言ってんスか~くらいの軽い受け流しを期待していたのに


その後、泣き止んだ獄寺に誘われてお茶を頂いてから帰路につく綱吉とリボーン
リボーンは手元に『4月馬鹿認定☆』と書かれた紙をヒラヒラと持っている
あまりにもな獄寺の反応にその紙を額に貼りつけるつもりが
その気を思いっきりそがれたらしい

「今回のはツナが悪い。」
「何の話だよ…。」
「アレじゃあ嘘ってわけじゃないだろうが、作戦が台無しだゾ。」

つならなそうにそう言うリボーン
そしてその紙を綱吉のほっぺたにペシっと貼る

「オメーら二人とも認定だ。馬鹿め…。」

先に歩くリボーンの顔は綱吉からはわからないが
つまらなそうなその声にも少し嬉しそうな響きがあるのは気のせいだろうか?

ボンゴレ10代目ボスと、その未来の右腕は
春の霞んだ陽気の中でもハッキリとわかる絆を築きはじめている





__________
おぉう、ちょっとアウトでしたが…
エイプリルフール記念で(笑)
始めは守護者一人一人ネタにしようと思ってましたが
時間がないので、獄寺にしてみました
すっげー久々に獄ツナぽいの書いた気がする~
獄寺は綱吉が相手だと何処までも乙男になる気がするのは私だけ?







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