きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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REAL 2

親父の時もボンゴレという組織はいきなり現れたと言う


+++ +++ +++


「家光くんだね?」

そう言って俺の前に現れたのは
当時すでにボスとして就任していた9代目だった
流暢な日本語で話しかけられたが
明らかに外国人なその9代目の風貌に俺は黙って9代目を見ることしかできなかった

「家光くん、私のところで働かないかい?」
「…はあ?」

今思えば、失礼な若者だっただろうに
9代目は優しい表情を崩すことなく俺を見ていた
とは言っても、胡散臭い事に変わりはない
答えを出せないまま、9代目を伺い見ると
優しい笑みを刻む瞳の奥に強い意志があった
本気で言ってるんだって思った瞬間に俺は頷いていた

初めからマフィアだなんだと言う説明があったわけじゃない
俺に与えられた始めの仕事は9代目の身の回りの世話だった
それと同時に戦闘訓練をさせられたのにも
SPとして必要なのか?くらいにしか思っていなかった

少し経ってから知らされた事実には正直驚いたが
もともと、自分の血がマフィアから派生しているとなれば度胸も据わる
それに、その頃には9代目を尊敬し始めていたから尚更だ

「家光くん。君にお願いしたい仕事がある。」

その仕事の依頼があったのは俺が20歳になった頃だった

「日本に戻って、この子の護衛として就いて貰いたい。」
「日本人の女の子…ですか?」
「そうだよ。…似すぎるのも困りものだね。」

そう小さく洩らす9代目の言葉に、差し出された写真を見る
その写真では、何に『似て』困るのかわからなかった



「はじめまして。お嬢様。」
「…あら?おじじ様じゃないのね。」

日本で奈々と初めて会った時には、9代目に似ていると思った
奈々の出生については日本に渡る前に聞かされていたし
困るのは9代目に似てるからかと納得した

「おじじ様に会えると思って楽しみにしてたのに…残念ね。」
「お嬢様、9代目はしばらく日本に来られません。」
「…知っているわ。」

俺が日本に護衛として向わされたのには理由があった
9代目の奥さんが若くして亡くなったのが全ての始まりだった
9代目には子供が居なかったし、奥さん以外の人と再婚する気が無かったんだ

跡継ぎとして名前のあがる者は何人か居たが
ボンゴレのボスってのはそう簡単になれるもんじゃない
ボンゴレの大空たる資質
それは誰もが持って産まれる事ができるものじゃない

ボンゴレは9代目の前のボスは女性だったし
男じゃなければボスになれないわけじゃない

つまり、奈々にその白羽の矢が立っていた
それはボンゴレのボスになりたい他の候補にとって
一番やっかいな有力候補であり
一番簡単に始末できる相手

9代目は奈々をマフィアの世界に巻き込みたくなかったんだと思う
護衛として俺をつけ、打開策を練ると言っていた

「私、確かに血を引いているのは認めますけど、炎なんて出ないのよ?」
「はい。それでもお嬢様からは大空を感じます。」
「そんな事言われたって、普通の女の子なんだから、そんなものに興味持てません。」
「9代目は、お嬢様にはお嬢様のしたい事をして欲しいと…。」
「そう、おじじ様はいつもそう言ってくれる。」

そう言って俯いていた奈々は、スッと俺を見上げて言った

「でも、どうしても必要な事なら、私は嫌だなんていいません。」

強い瞳で見られた
あの時、俺にとって奈々は特別になったんだろうな
マフィアのお家騒動に巻き込まれた可哀想な女の子だと思ってた
それは大間違いだった
奈々はボンゴレの血を継ぐ者だった


+++ +++ +++

「まぁ、奈々が俺に惚れてくれるとは思わなかったんだけどな~…ってツナ?」

自分達の馴れ初めを子供に話すのは気恥ずかしい
そう思い頭を掻きながら綱吉を見れば
ダイニングテーブルに突っ伏してスースーと寝息を立てている

「寝ちゃったのか…。まだまだ子供だな~。」

酒のせいか少し赤みのある頬は成人した男だと言うのに柔らかさが残る
奈々もいくつになっても若々しい風貌だ
そんな所まで奈々に似るか…と愛しく感じる

フと似すぎるのも困りものだと言った9代目の言葉が浮かんだ
そう、似すぎるのは本当に困ったもんだ
奈々はあの時、回避できたが
同じ事が綱吉に起こるとは…

あの時、奈々も自分で未来を決めた
そして、綱吉もまた自分で決めた未来だ

「結局、俺が出来る事ってのは少ねーなぁ。」
「あら?ツナこんな所で寝ちゃったの?」
「ん~酒が入ったからな。」

椅子に座ったまま寝る我が子を見つけた奈々は
そっと綱吉の肩からブランケットをかける

「幸せそうな寝顔…。コレだけでいいわ、私。」
「…そうだな。」





__________
ラブラブ親子話の続きです。
家光に「お嬢様」と言わせたかっただけの話です(笑)
一応、脳内設定では家光20歳、奈々16歳って感じです。
もう一回くらい続きます。







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※パラレルです。




綱吉のため息などお構い無しに
綱吉の膝をめぐる縄張り争いは激化を増していた。

『なんでテメー等まで10代目のお膝を狙ってやがる!?』

アビシニアンの獄寺がシャーっと毛を逆立てて他の猫達を威嚇すれば
のっそりと近寄ってきたソマリのザンザスが小バカにしたように鼻を鳴らす

『仕方ねーだろ、猫の本能だ。』
『シシシっ、何かとりあえずツナヨシの膝に乗りたくなんのは全員一緒って事じゃね?』
『ソコは僕の縄張りだよ。』
『俺もツナの膝でのんびりしたい気分なのな。』
『…クソ…なんで俺まで…。』

スパナの発明した『gattogattoの実』は猫化した際に猫の本能を反映させるものらしく
猫になった当事者達には綱吉の膝はとても魅力的な場所に見える
あの膝の上で丸まってノドを撫でて貰いたい…
そんな欲求が縄張り争いをさらに激化していく

しかし、綱吉に聞こえるのはニャーニャーと鳴く猫の鳴き声のみ
これどうしたらいいんだよ…と綱吉は猫たちを見やる
まさか自分の膝をめぐっての縄張り争いだとは思いつきもしない綱吉は
お腹すいてんのかな?でも、キャットフードなんてないし…等と
見当違いの事で頭を悩ませる

「スパナ…。」
「…ん~。」

とりあえず、製作者であるスパナに何か対処法はないのか訪ねようと声をかけるも
いまだ漫画に夢中のスパナは生返事を返すのみ

「スパナってば!!」
「…なんだ?」

少々声を大きくしてスパナに呼びかけると
やっとスパナは漫画から視線を綱吉へとうつした

「皆すごい鳴いてるんだけど、お腹すいたのかな?」
「違うな。…アンタに構って貰いたいだけだ。」
「…構うって…どうやって?」

あっさりとそう返され、綱吉は少し引きつった面持ちでスパナを見る
相手が猫だと思えば撫でてやったりすればいいのかもしれないが
よく考えればものすごいメンツなのだ
まだ、獄寺や山本、雲雀を構うのはいいとして
ザンザスやスクアーロをどう構えと言うんだ…と思ってしまう
考えただけでも何だか微妙な気持ちになる

「膝に乗せて撫でてやればいい。」
「…スパナがやってよ…。」
「ウチじゃダメだ。」
「何が!?」
「『gattogattoの実』を作った時に飼い主はアンタでプログラムした。」
「だから?」
「猫は神経質な生き物だからな、アンタが構ってやった方がいい。」

もっともらしい意見ではあるのだが
しかし、何故そんなプログラム入れちゃったかなぁ~…と綱吉はまた頭をかかえる

しかし猫の合唱は激しさを増すばかり…
仕方が無い、と綱吉はニャーニャーシャーシャーと威嚇しあう猫達に視線をもどす
とりあえず、ザンザスとスクアーロは後にしようと決めて
一匹づつ相手をする事にしようと、まずアビシニアンの獄寺を抱き上げる

『…!!10代目が俺を選んでくださった!!』

ニャァ~ンと甘えた声で鳴くその猫を膝に乗せようとした瞬間
バリバリっとエジプシャン・マウの雲雀が獄寺を引っ掻いた
引っ掻かれて驚いたのか獄寺は雲雀から距離をとる様に飛びのく

「あ、ダメですよ。雲雀さん。順番に撫でてあげますから…。」

そう言う綱吉に雲雀は尻尾をパタリと苛立たしげにならして見せる

『順番?それなら僕から撫でればいいじゃない。』
『順番とか言いやがるなら、さっさとしろ。ドカスが。』

ニャーっと鳴く雲雀は尚も苛立たしげに尻尾をパタリパタリとならす
ソマリのザンザスがその雲雀の鳴き声に続くようにして一声鳴いた
ファサッと毛の長いフサフサの尻尾をこちらも苛立たしそうに床に打ち付ける

「…何か、ニャーとしか言ってないのに、言ってる事がわかるんだけど…。」
「スゴイな、猫の言葉がわかるのか?」
「いや、普通の猫のはわかんないけど…。」

微妙にズレたスパナの感心に少々疲れを感じながら
綱吉は今度は雲雀に手を伸ばす

「獄寺君、ごめんね。先に雲雀さんからにさせてね?」

そう獄寺に申し訳なさそうに謝ってから雲雀を膝に乗せる
獄寺は10代目がそうおっしゃるなら…とでも言うようにニャーと鳴いて
床に座る綱吉の腰の辺りに額を擦り付けるように寄り添った

雲雀の額や顎を擽るように撫でてやると
猫特有のゴロゴロとノドを鳴らす音が聞こえてくる
ご機嫌な雲雀とは対照的にザンザスはファサリ、ファサリと尻尾をせわしなく動かしている

あれ、ザンザス絶対イライラしてるよ~…と猫に怯えながら
綱吉はゴロゴロと鳴る雲雀のノドを撫でる

そろそろ交代だと言うようにニャーとザンザスが鳴いて
もう一度尻尾をファサリと床に打ち付けたと同時に
ボフンという音がして皆が人に戻った…

全裸で綱吉を囲み綱吉を伺うさっきまで猫だった人…
雲雀にいたっては綱吉の膝に膝枕状態だ

「戻ったな…ふむ。1時間47分…か。」

そう淡々と言葉に出しながら何かをメモするスパナ
綱吉はとりあえず、呆然と目の前の光景を見ていたが
雲雀の頭から手を退かすと両手で顔を隠して叫んだ

「とりあえず、服着て~!!」





__________
2月22日(ニャンニャンニャンの日)にちょいと間に合いませんでしたが
せっかくなのでニャンコネタのこの話の続きを…
フルバの要領で猫になったら服が脱げるんですよ
なので戻ったら全裸です☆
猫になると猫の本能に突き動かされ飼い主である綱吉に甘えちゃうんだぜ!
雲雀さんが変身(?)しちゃうエジプシャン・マウは
一人が好きな子みたいなんですが、飼い主には甘えん坊さんなんだって♪
そんな感じで書いてみました(笑)

私が昔からお気に入りな飼いたいニャンコは
アビシニアン(獄寺が変身しちゃうコ)かソマリ(ザンザスが変身しちゃうコ)なんです
色は特別コレってのは無いですがルビーは可愛いと思うな~
黒猫もスキですね~

そして、まだつづきますよ~







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REAL 1 

※アニリボのED映像を見てツナと奈々のヒロインっぷりに、こんなん妄想したよな話。
 三話くらいで完結予定。家光x奈々とラブラブ親子の話。






ボンゴレの純粋な血統
そんなモノが自分に流れている事の不思議
それは歴代ボスに対面しても「大空」の炎を操れても
どうにも納得できない事実

「つーか、何で親父は全部黙ってたんだよ?」

紆余曲折あったものの、結局ボンゴレの10代目ボスとして就任した綱吉は
父親と酒を酌み交わせる年齢になっていた
自分がイタリアンマフィアの末裔だと知った中学生のあの頃
いつも不在だった父親に何の疑問も抱かなかった自分

でも、今は違う
父親の不可解な行動の答えを聞いてもいい頃だと思い
綱吉はグラスに入ったブランデーをチビッと飲みながらそう家光を見る

「言ったって信じなかったろ?」
「まぁ、信じるわけないけどさ。」
「現実を目の前にすりゃ信じないわけにいかないだろ。」
「それでも、心の準備とかさ~あるじゃん。」

親にとって子供はいくつになっても子供
そして、子供にとっても親は親でしかない
拗ねるようにそう言う綱吉はボンゴレのボスの顔をしていなかった

家光はそんな綱吉に目を細める
目に入れても痛くないくらい可愛い一人息子
生涯ただ一人と心から愛した女性との宝物

どんなに過酷な状況下でも自分の前では安らぎを与えれたなら、どんなにいいか
しかし、同じくボンゴレの組織の輪の中に居る家光には
その安らぎを綱吉に与える事は困難だ
綱吉に、普段部下に安らぎを与えるボンゴレの大空に
安らぎを与える事ができるのは母親である奈々だけなのだろう

奈々に似たのは面立ちだけでなく
そのおおらかさと包み込むような優しさ

あぁ…やっぱりボンゴレの大空なんだな、と
綱吉のもつ周りを落ち着かせる雰囲気は家光に若い頃を思い出させる

「本当に、母さんに似たなぁ。」
「…せめて体格くらい親父に似たかったけどね。」

家光がしみじみとこぼしてしまうくらい
綱吉は奈々に似ている

「あのさ、母さんは…まだ、その何も知らないんだろ?」

体格も面立ちも家光には似なかった綱吉も
奈々を思う優しさは家光に似て人一倍だ
マフィアという裏社会の一ボスなどになってしまった事は
綱吉を後ろめたい気持ちにさせていた

「そうか、まだお前には話してなかったな。」
「何を?」
「母さんは全部知ってる。」
「…はぁ?」

綱吉にとって寝耳に水な事実を息を吸うように自然に家光は言った
ボンゴレと関わるようになって、何年にもなるが奈々が知っているようには見えなかった
目の前に居る家光も、何かと誤魔化すような事を言っていたように記憶している
それを、すでに知っているとはどういう事だ?と
若干睨むように家光を見る

「あのな、お前プリーモの生き写しだって良く言われるだろ?」
「…言われるよ。けど、今それ関係ないじゃん。」
「お前、母さんにもそっくりだって言われるだろ?」
「親子なんだから当たり前だろ?」
「だから、プリーモと母さんも似てるって事になるだろ?」
「…は?…ボンゴレと縁があんのは親父だろ?」
「まぁ、俺も縁はあるが遠縁だ。」
「まさか、母さんも縁があるって言うのかよ?」
「母さんは直系の流れの血筋だ。まぁ、解りやすく言えば、俺が婿養子ってトコか?」
「初耳なんだけどっ!?」
「初めて言ったからな。」

あまりに突拍子も無いその話に
綱吉はそれほど飲んでいないにもかかわらず、フラリと机につっぷした
ありえない…と一刀両断するのが難しいくらい納得できてしまう話だ

確かに、大空の炎こそ無いものの
奈々のもつ雰囲気は綱吉と同じ種類のもの
この場合、綱吉が奈々と同じものを受け継いだとしか思えない
隔世遺伝でも何でもなく、ごくごく普通に親からの遺伝の成すものだとは
想像もしていなかっただけに綱吉への衝撃は半端じゃない

「まぁ、父さん達も色々あったんだ…。」

そう話し始める家光の瞳は愛しい者を見る目で宙を見つめ
そして優しい父親の顔で綱吉に目線を戻した

その話は両親の馴れ初めとして聞くには
あまりにも甘く現実離れした物語だった





__________
アニリボのEDの奈々が、誰よりもヒロインだったので…
アレ?もしかして…とか妄想した話
お友達のOさんと盛り上がったので(その設定楽しい!!と)書いてみようかなと、ね
沢田家ラブラブ親子のお話ですが、プリーモは出てくるかもネ☆
特別カプなしなのですが、一応ツナ総受けに入れておきます







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※(いつもの事ながらの)パラレルです。




「はぁ~…ただいま…!?」

ボンゴレ傘下の組織との会談を終えアジトにもどった綱吉を待っていたのは
いつもの事ながら、ありえない現実だった

中学生だった頃から、ありえない現実は痛いほど味わって来たが
目の前のこの惨状は何だろう?と思わず自室の扉を閉めそうになる
それもそのはず、綱吉の部屋は何故か猫屋敷と化していた

「…ちょっ…何でネコ?何でこんなにいっぱい居るの?」
「帰ったか、ツナ。」
「…リボーン…コレ、何?」
「説明してやるのは簡単だが、おめーならこの猫達が何なのかわかるはずだゾ。」

いや、意味わかんないし…と自室に居る猫たちを見回す
三人がけのソファにのんびり座る黒っぽい灰色の猫は綱吉を見てパタリと尻尾をならし
その横に居た真っ白い猫は何だか落ち込んでる様子
綱吉が部屋に入るなり足元に駆けて来た赤茶の猫は犬のようにパタパタ尻尾を振り
ソファの背に乗っかって居る灰青色の猫は綱吉を見て笑みを刻む
窓際に居る斑点模様の猫はチラリと綱吉を見ていて
一人がけのソファの真ん中にどっかり居る大きな猫はジッと綱吉を睨むように見る

一匹一匹観察していくと、なんとなく近親感が湧くのは何故だろう?と
尚も猫たちを見渡す綱吉は、嫌な予感に血の気をなくしていく

「あのさ…リボーン。」
「わかったか?」
「いや、無いよね?それはありえないよね?」
「それが正解だゾ。」

綱吉が行き着いた答えは、あまりに現実味の無い答えで
リボーンに馬鹿馬鹿しいと鼻で笑われた方が喜べただろう答え
まさか、からかってるんだよね?と尚も現実から逃げる術を探して目を泳がせる

しかし…決定打は綱吉の自室に散らばった
見たことのある服や装飾品の数々…
その数々の一つ一つが誰のものかわかってしまう綱吉は
とうとうその場にへたりこんでしまった

そんな綱吉にオロオロと鳴き声をあげながら擦り寄るのは
足元に居た、綱吉に駆け寄ってきた人懐こい猫
ソファの上の黒っぽい灰色の猫も心配そうに綱吉に近づく

「リボーン…嘘だよね?」
「嘘に見えるか?」
「…じゃあ、何?ホントにこの猫、獄寺くんと山本なの!?」
「それ以外の何に見えんだ、ダメツナめ。」

嘘だろ…現実を突きつけられて尚、そんな言葉しか出てこない
普通、人が猫になってしまうなんて、ありえないのだから仕方ないだろう

「帰ってたのか?ボンゴレ。」
「…スパナ?…スパナ!!もしかして、お前?コレお前のせい?」
「コレ?」

背後から聞こえた声にハッと原因が頭に浮かぶ
思わず大声でスパナに詰め寄れば、何が?という顔で首をかしげながらそう聞き返される

「コレだよ!!皆が猫になっちゃったんだ…コレ、お前のせい?」
「『gattogattoの実』を作ってみた。…大成功だ。」
「お前のせいかよ~…。って何読んでるの?スパナ。」
「…カイゾク王にウチはなる~!!」

軽い口調でそう言うスパナの手には
有名な日本の海賊マンガ…

「…誰だ…スパナにマンガ与えたヤツは…。」

思わず脱力しながら綱吉は原因を理解した
つまり『gattogattoの実』…日本語にすれば『ネコネコの実』をスパナが作ったらしい
そしてつまり、この綱吉の部屋に大集合している猫集会の猫たちは
まぎれもなくボンゴレの人間と言う事でもある

「あのさ、スパナ…。」
「心配するな。効力はそんなに長くない。」
「コレって一過性だよな?」
「…期間に関しては研究中だ。血圧の上昇が一定値に達しなければ猫にはならない。」

血圧の上昇によって猫になってしまう『ネコネコの実』…
それを作ってしまった事は、この際いいとしよう
誰かがスパナに変な情報元を与えてしまったのだから仕方ない

しかし…

「それで…なんでソレを食べちゃうかな…。」

問題はソコだろう
何故自ら実験台になってんだ、コイツ等…と綱吉は猫たちを見る

今の綱吉にはどの猫が誰なのか完全にわかっていた

綱吉の足元に居る二匹のうち黒っぽい灰色の猫は、山本
一番はじめに足元に駆けて来た赤茶の猫は、獄寺
ソファの上で落ち込んでる真っ白い猫は、スクアーロ
ソファの背に乗っかってる灰青色の猫は、ベル
窓際に居る斑点模様の猫は、雲雀
一人がけのソファの真ん中にどっかり居る大きな猫は、ザンザス

何故、このメンバーで全員この結果なのか…
落ち込むスクアーロを見れば、誰もとめなかったわけではないだろうが
理解に苦しむ結果なのに変わりはない

「…リボーン…。」
「さぁて、俺はお昼寝の時間だゾ。」

明らかに話題を逸らすリボーンに
またお前か…と綱吉は心の中でつぶやく

「ソイツ等しばらくは戻んねーからな。しっかり面倒みろよ、ツナ。」
「…お前な~。」
「スピー、スピー。」

文句の一つも言ってやろうと声を荒げても
リボーンは相変わらずの寝つきで、すでにお昼寝モード
無理に起こすと自室に穴が開くだろう

大きなため息をつく綱吉
そんな綱吉に、事の成り行きを見守っていた猫たちがわらわらと集まり
綱吉の膝をめぐってのなわばり争いが勃発しはじめている
スパナはと見ればマンガに没頭中のようだ

コレを俺にどうしろって言うんだよ…と、綱吉は天を仰いだ





__________
またアレな話でスミマセン。
えっと…まぁ、しょうがないよね☆
書いちゃったもんは♪
しかもまた続いたりしちゃったりしちゃうんだな~コレがっ!!

えっと、追記にそれぞれのニャンコの種類の設定がありますよ~。
私はこんなイメージですってだけのコトですが
興味のある方は御覧下さいませ。







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