きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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進化せよ!②(リボヘタMIX)

※ちょっぴり下ネタ注意です。





ボンゴレと敵対組織の抗争は激しさを増す
それに伴ってフラッシュも激しさを増していた

「イクスバーナー!!…あぁ、私はもう幸せすぎますっ!!」
「なんですか!?アレ、ロケットパンチですかっ!?」
「イクスバーナーですよ、シーランド君。」

綱吉が放つ攻撃の度に興奮した悲鳴のような歓声が上がる
敵方にもヴァリアーにもどことなくやりにくそうな空気が流れていた


「10代目っ!!お待たせしましたっ。」

緊迫状態とも違う微妙な空気を裂くようにボンゴレのボス綱吉の
大空の守護者たちが到着を告げる
抗争の中に走り込んだ勢いのまま匣に手をかけた所で
守護者たちはその場の異様な空気に動きを止めた

「なんスか…コレ。…10代目?」
「ツナ、なんかヒーローみたいだな。」

その感想はすでにヴァリアー、敵方共に思っていた事そのものズバリだった
まず、抗争中にギャラリーがいるのがありえないのだから

その時、呆ける守護者たちが戦闘に姿勢を変える前に
気持ちを強く持っていた敵方の攻撃が入る
すんでの所で全員飛びのき負傷者はいないながらも
その場は戦場の空気を取り戻した

その頃には歓声を上げ続けていた日本とシーランドにも若干の落ち着きが戻っていた
言い表すならば、ヒーロー番組の見せ場を見逃すまいといった姿勢だ

「ココからですね!!」
「そうです、シーランド君。仲間が揃いました。ココからが架橋です!!」
「やっぱり合体するですかっ!?」
「ヒーローモノと言えば合体ですね。よく心得てますね、シーランド君。」

…合体と言われても…と守護者たちは目を見交わす
別に彼等の期待に答える必要はさらさらないのだが
ココまで期待を持った目で見つめられると困ってしまうものだ

「よし!合体だ、タコヘッド!!」
「無茶言うな芝生頭っ。」

笹川の言葉に他の守護者もハイパーモードを解いた綱吉もヴァリアーも
その上、敵もそりゃ無理だろと心の中で思った

「あの、お兄さんも獄寺君も無理して合体しなくても…。」
「案ずるな沢田。我流の腹にネコを入れて合体だ!!ネコもデカくなれて一石二鳥ではないか!!」
「…っち、しょーがねーな。瓜!!」

えぇ~…合体しちゃうの…?と綱吉は唖然と見守る
山本はそう言う事な!と言って燕を匣から出した
その山本が合体の相方を求めるように雲雀を伺う

「僕は群れるのは嫌いだよ。」

そう言って匣からハリネズミを出すと雲雀の周りを飛んでいたヒバードに放り投げる
ヒバードの背にハリネズミが乗った…

「仕方ねーな…じゃースクアーロにでも頼んでくるわ。」
「いや、合体しなくていいから…ってかヒバード可哀想っ!!ヨロヨロしてますよ、雲雀さんっ。」

雲雀に断られた山本はスクアーロを探して走り出す
鮫と燕はどうやって合体する気なのか…気になる
自分と同じくらいの大きさのハリネズミを乗せたヒバードはフラフラと雲雀の周りを飛ぶ

その光景を見て、大喜びなのは日本とシーランドのみだ
ロマーノは呆れたようにポカンとその光景を見つめ
フェリシアーノはいまだ白旗を握り締めている

「合体ですよ!!スゲーですっ!!」
「合体と言うより…コレはジョグレス進化ですねっ!!」
「デジ○ンですかっ!!」

「おい、綱吉。お前の馬鹿な守護者共をどうにかしろ。」
「ザンザス…これ収集つくと思う?」

あまりの展開に敵は馬鹿にしてるのかとワナワナと震えだした
コレは結構ヤバイ…こんなことしている場合ではない
一部に緊迫した空気が流れる

その時
風に乗って声が聞こえた

クフフ…

「む…骸?」
「お久しぶりです、ボンゴレとその愉快な仲間達。」

否定したくとも否定できない愉快な状況に綱吉は唇を噛む
実体化した骸は肩にフクロウ…もといムクロウ…いやフクロウでいいのか?を乗せ
綱吉の横に立つ

「お前、どうしたんだよ!?」
「この姿ですか?幻覚ですよ。もちろん触れることもできますが…。」

そう言って骸は綱吉の頬に触れ手のひらに触れた
そのまま手の甲にキスを落とす
いや、お前もそんな事してる場合じゃないから…と言おうと綱吉が口を開こうとする前に
骸に遮られることになった

「綱吉くん。僕達もジョグレス進化しましょう。」
「…お前、何しに出てきたんだよ…。」
「綱吉くんとジョグレスしに。」
「帰れ。」
「つれないですねぇ。」

面白そうに目を眇めて綱吉を見ながら骸はそうつぶやく
そんな骸の登場に敵は出方を謀っているようだ
チラと敵を見てみれば一撃で一網打尽にしようというのか
戦力を集中させ始めているのがわかる
逆を言えば、すなわち此方にもヤツ等を一網打尽にできる機会でもある

「僕とジョグレスしてくれますよね?綱吉くん。」
「俺、動物の匣持って来てないから無理。」
「大丈夫ですよ、僕と貴方がジョグレスすればいいんです。」

「見てくださいです!!ロケットパンチのサ○ヤ人の人もジョグレス進化しそうですよ!!」
「綱吉くんのジョグレス進化…これはきっとレア映像ですよ!!」

そんな綱吉と骸を目ざとく見つけ歓声が上がるのが聞こえる
いや、しないし…と綱吉が勘弁してくれという思いを目に宿して下を向くと
いきなり骸の肩に担がれた
所謂、肩車の格好だ

何してんの、お前…と言おうとした口が虚しく音を出さずに開閉される
肩車の格好から中腰になった骸の膝に立たされ、股から頭を抜かれた
所謂、組体操のサボテンの格好だ…

「スゲーです!!見てくださいアレ!!ジョグレスしてるですっ!!」
「まさか…そうきましたか。やりますね。」

何がやりますね。なのか…綱吉はピルピルと足が震えるキツイ体勢の中
ザンザスに助けを求めるように視線を投げる
ザンザスはその綱吉の視線を受け、見なかった事にするように視線を外した

「ご安心を、ボンゴレ。今夜はベッドでしっかりジョグレスさせて頂きますので。」
「…お前、本当に馬鹿だろ?…っつーか下ろしてよ。」
「夜の約束をしてくれるまで下ろしません。」

お前もその体勢キツイだろ?と思うのだが呆れ果てて声が出ない
ソコにフラフラとヒバードonハリネズミが視界を横切る
アレ?俺、こんなトコで何してるんだろう…綱吉がそんな現実逃避をしてしまうのも無理は無い

「ダメ。夜は綱吉は僕とジョグレスするんだよ。」
「雲雀さん…コイツのアホな話に乗らないで下さい。」
「いいえ、綱吉くんは僕とジョグレスするんです。」

雲雀と骸がいがみ合いを続ける中
綱吉はザンザスの放つ空気の変化に気が付いて敵を見る
あちらは無理も無いが、完全に此方が戦闘態勢を解いたと思ったのか
最終攻撃に全戦力を終結し終えるのが見えた
一つ所に集まって一気に一撃で終えようと、そういう魂胆だろう

ザンザスはチラリと綱吉を見る
綱吉はそんなザンザスに目配せを返し
骸の膝の上で体勢を捻り集中した敵方に照準を合わせる

コンタクトには出力が表示をはじめた

骸が気づいたときにはもう遅く
ド派手なイクスバーナーを放った綱吉
その前方に居た敵は一網打尽になり
骸の幻覚は柔の炎に浄化され跡形も無く消えた

「やっぱ、あの人が一番スゲーです!!」
「敵をやっつけて、その上、邪念を吹き飛ばすなんて、これぞ一石二鳥ですね。」
「ところで日本。夜のジョグレスって何ですか?」

シーランドのこぼしたその疑問に、日本はニコリと微笑んで答える

「大人の秘密ですよ。シーランド君にはまだ早いです。」
「ズリーですよ!!シー君もう子供じゃねーです。」
「シーランド君が将来、本当にジョグレスしたい人が出来た時に知ればいい事ですよ。」
「じゃあ、日本がシー君とジョグレスしてくれればいいですよ!!」
「私ですか!?…私はもうお爺さんなので、ジョグレスはちょっと…。」


その後、ボンゴレは匣兵器を合体させる…といった噂が広がった
それに伴い匣兵器の新たな未来を開くべく研究をする者が現れる…かもしれない





__________
はい、完結です。
え?お前アホだろうって?
うん、知ってる☆(ニッコリ)
ジョグレス、ジョグレス言ってますが、デ○モンネタです。
大好きだったんだよ、デジアド。あの頃のアタシはノーマルだった…(遠い目)

※↓ちょっぴ本誌ネタバレ注意↓※

そうだろうなと思ってましたが、ザンザスはライオンでしたね。
いや、ライオンとも違うんだけど…トラとライオン。あわせてライガー。
ドラリオンみたいな感じですね。(ドラリオンはドラゴンとライオンをあわせたやつ。)
ツナの匣兵器がライオンならいいのになぁ~と思ってたんだけど
ザンザスで出てきたから違うのかな~?
やっぱ大空は百獣の王ですよね。
白いライオンて、レオじゃんか~っ!!って興奮しました。
ジャングル大帝大好きなんだ。
っつーかライオンが好きなんだ。ナルニアのアスランも大好きだし!!
そんなわけで、ボス割増でカッコよいよ~!!







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進化せよ!①(リボヘタMIX)

※「世界はひとつ」と同じ設定です。
※ヴァリアーのアジトはロマーノの家の地下にある設定です。





「なんでアンタ等こんなに考えなしなんだよっ!!」

イタリアでボンゴレに仇なす組織が現れたとの報を受け
綱吉は再びイタリアの地を踏んだ

ボスとして就任してしまったからには
ヴァリアー任せにして日本で安穏とはしていられない

抗争はすでに話し合いで解決できる段階をとうに越えていて
今、イタリアの地を踏んだ綱吉も戦闘に参加するハメになるのは目に見えていた
覚悟の上での渡伊だ、そこに文句を言うつもりは綱吉にはない
そのため、綱吉が今怒っているのには別の理由がある

「だからこんな場所にアジト作るなんて間違ってたんだ。」
「テメェが思うほどヤツ等はやわじゃねぇ。」
「ザンザス…そういう問題じゃないよ。コッチの問題に巻き込むなって言ってんの!!」
「ガタガタと言ってる場合かよ?お前の大切なオトモダチ巻き込みたくなきゃキリキリ働け。」

極悪面でザンザスにそう凄まれる
今更、ザンザスの顔が怖いからと言って逃げ出したりはしないが
綱吉はザンザスの言う事も一理あると思って黙り込んだ

そんな二人のやり取りを見計らったようにアジトの外で爆音が聞こえる
アジトの場所を正確に特定してはいないのだろう砲撃はアジトには無害
敵方もボンゴレ特殊部隊ヴァリアーのアジトを崩壊に追いやると言うよりも
誘き出すと言ったほうが正しいだろう威嚇砲撃しかしてこない

「ちょっ!!ザンザスっ!!コレすごい迷惑かかってるじゃん!!」
「まて綱吉、ソコから出んな。バカかお前は。」

ザンザスは急いで近くの出口から出ようとする綱吉の首根っこを掴んで反対方向へ歩き出す
そんな所から出ようものなら
ココにアジトがありますよと言っているようなものだ
それで砲撃されたからと言ってアジトは無事だろう
そういう風に建設してあるのだから問題は無い
しかし、アジトの真上にある土地所有者のロマーノには直接被害がかかるだろう

すぐにそれに気が付いた綱吉は少しバツが悪そうに眉を寄せて
ザンザスの向う方向へ走り出す

「ザンザスの言うとおりだよ…。ごめん。」
「別に俺はかまわねぇけどな。」
「何処から出る予定?」
「B-7からだ。」
「了解。先に行くよ。」

そう言うと綱吉はオレンジの炎を灯しロケットのように飛び出して行った
そんな綱吉の方がアジトを崩壊に追いやりそうだとザンザスは眉間を揉む
アジトの中でむやみに炎を出すなと
もう一度首根っこを掴みに追いかけようかと綱吉の行く先を見れば
ヴァリアーの隊員達は心得たように綱吉に道を開けている
これなら被害も最小限に済みそうだと判断し、ザンザスも少し足を速めた


ザンザスが地上へ出ると綱吉はすでに地上の主を保護した所だった
ギャーギャーわめく地上の主とその横で白旗片手に蹲る弟
ついでにデジカメ片手に興奮しきりの和服の男
そして今日はもう一人、セーラー姿の子供

「またお前等~っ!!シエスタの邪魔するなんて非常識だ!!」
「すみません。でも、危ないんでココに居てください。」
「綱吉くん、もう一度ハイパーモードお願いしますっ!!写真…っ!写真いいですか!?」
「スゲーです!!サイ○人はホントに居たですね!!」
「シーランド君、彼は違いますよ。あぁ…死ぬ気の炎をこの目で見られる日が来るとは…!!」
「とりあえず、皆さんココを動かないでくださいね。」

その異様な光景に味方も敵も応戦をやめ視線をやっている
それもそのはずで、敵方にしてみれば
ヴァリアーを潰しに来て見ればボンゴレのボスが居るだけでも多少の驚きなのに
そのボンゴレ10世がヒーローショーよろしくフラッシュをたかれ
大声で声援を受けるという…
俺達って抗争中のマフィアだよな?と思わず誰かに確認したくなる光景
謀らずとも抗争は中断してしまったのだ

「ジッとしていろ、すぐにかたをつける。」
「ハ…ハイパーモードっ!!」

この中断した状況からいっきに終わらせてしまおうと綱吉が戦闘態勢に入れば
パシャーッパシャーッとフラッシュがたかれる
この光景にザンザスでさえも一瞬時と場所を忘れそうになる

しかし、相手もマフィア
綱吉のグローブに灯る炎で我に返り
中断していた抗争は再生ボタンを押したように再会された





__________
へい、楽しい時間のはじまりだぜ!!(私が。)
やっぱりジャンルMIXた~のすぃ~♪
何故シー君が居るの?とか気にしちゃいけませんよ!!
なんでも有りがジャンルMIXのいいところですよ!!
フハハ…しかも続きます。
ボンゴレ守護者たちも次回登場します。

原稿の合間に妄想がモヘっと浮かんだのだよ…
日クンとシー君は大興奮中です。
そして、ちょっぴりザンツナちっくにしてみました(笑)







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こんな感じで行ってみようと思う

ヘタリアは実は本館でひっそり書いているのですが…
なんとなく、ブログにそのまんま載せるのは気がひけるって言うか
イロイロ問題もあるかと考えて…
リンクはっつける事にしようかと思います。

ヘタリアは本館でだけにしようかとも考えていたんですが
ジャンルMIX読んで、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようなので…

因みに…ジャンルMIXはこれまでどおり普通にココに書きます。



Ice tea...米日?題名通りのアイスティの話。実録だったりします…。

You are!!...英日?伊日?+仏。エクスカリバーネタ。よくある話かと…。

philanthropism...独+日+伊+仏。フランス人の言う博愛とは…って話になる予定だったのに…


注意事項としては、ハテナが付いてるのでおわかりかと思いますが
カップリングあんま関係ないよっ!!って事ですかね?

私が感じる、あるあるネタとか実録とかそんな感じです。
特にメリカに関してなら実録ネタはてんこ盛りにあるんですよね~…(苦笑)
コレでも一応、帰国子女なので(2年以上の米国在住で帰国子女って定義が有効なら、ですが)
お誕生日にサプライズパーティしてくれて、何が一番ビックリかって
目の前に出された青と緑のグラデーションが目に痛いケーキ以外にはないもんね
嬉しいけど、食べたくないっ!!てマジで悩んだもの…
ヘタリアは私にはあるあるネタの宝庫です。

え?ケーキをどうしたかって?
頑なに食べませんでした…っつーか青と緑だけ取り除いたよ

色のネタで言えば、スーパーのゲータ○ード売り場は虹色とかね…
赤、青、緑、黄…カラフルな飲み物で織り成す虹…
あの時まだREBORN!連載前だったけど、今なら嵐のゲー○レード!!とかって楽しめそうだ…

後、仏兄やんもイロイロあるな…
あの子等ホントに性とか愛とかに関して開けっぴろげなんだよ…マジで
もうちょっと包み隠して…お願いだから…と何度思ったことか

そんな感じのネタでこれからも書いてみたいです(笑)

あ、因みに日本人はすぐに慣れます。すぐに感化されます。
と言うよりも、日本人は郷に入っては郷に従えな感じです。
その場所に溶け込みます。
日本人らしい処世術だと思います。
っつーか日本人て他文化ダイスキですしね~(笑)







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Ciao! il mio fratello 7(スパツナ)

屋上の扉を開けた時、獄寺と山本は見た事もないような表情だった
驚きを通り越したような顔
それがきっと一番正しい表現だろう

「遅くなってごめんね。」

とりあえず、綱吉は獄寺と山本にそう告げて腰を下ろす
その綱吉の横に当たり前のように座るスパナはまだいいとしよう
スパナが来てからいつもそうだった為、獄寺も山本も多少免疫もでき
スパナとはそういうモノだとして認識もできてきた

しかし何故、雲雀も当たり前のように綱吉の隣に座るのか…

今まで当たり前のように綱吉の両隣を占有してきた二人にすれば
青天の霹靂と言ってもいいくらいの出来事
スパナが来てからというもの、残る一つの座を毎回水面下で争っていた二人にしてみれば
面白くないの一言につきる

手を繋いで屋上に現れた三人を見た時から
獄寺はずっと眉間に皺をよせ、威嚇するように雲雀を睨み
山本は不思議な生物を見るように雲雀と綱吉を交互に見る
何がどうなって…?そう口から出なかったのは奇跡に近い

「先に食べててくれて良かったのに、待っててくれたの?」
「10代目とご一緒したかったので。」
「皆で食ったほうが美味いぜ?」
「そっか、ありがと。じゃ、食べよっか。」

綱吉に向き直る時には普段の笑顔に戻り二人はそう言った

各々、自分のお昼に手をつける中
スパナがお弁当箱を開いて、あ…と小さく声をあげた
綱吉は自分のお弁当箱を開ける手を止めてスパナを見る

「どうしたの?スパナ。」
「コレ、ツナヨシのだ…ママン間違えて渡したみたいだ。」
「え?…あ、ホントだこっちがスパナのだ。」

そのスパナの言葉に綱吉は自分の方のお弁当箱を開けて中を確認する
そしてスパナの言葉通り間違って持って来ている事に気が付いた
とはいえ、お弁当の中身はまったく一緒で違うおかずが入っているわけではない
お弁当箱自体も、それを入れる袋も一緒だったので間違えたのだろう

「何が違うの?」

自分は購買のパンにかぶりつきながら雲雀がそう訪ねる
見て一瞬で気づくなんてどんな違いがあるのか気になるのも仕方ない

「コレです。」

綱吉がそう指し示したのはご飯の上にかかった、そぼろ
味付きのそぼろ卵が敷き詰められたご飯の上に鳥そぼろがかかっている
その鳥そぼろの形がどうやら違っているようだった

スパナの持つ綱吉のお弁当には魚の形で鳥そぼろが乗せられている
そして、綱吉の持つスパナのお弁当には工具の形の鳥そぼろ
あの母親ながら手の込んだ可愛らしいお弁当だ

「はい、コッチがスパナのね。俺のちょうだい。」
「ん。」

お弁当を交換しそれぞれ箸をつける
少し不慣れな手つきで箸を握るスパナもおいしそうにお弁当を平らげていく
沢田家の母の料理を知る者はそれが本当においしいのは食べなくてもわかる

「ツナヨシ…。」
「ん~?」
「ウチのコレとツナヨシのコレ、交換。」
「いいよ。」

そう言って、スパナは綱吉のお弁当箱に鳥のから揚げを入れ
綱吉のお弁当箱から玉子焼きを取る
沢田家の玉子焼きは砂糖の入った甘いやつだ
丁度いい具合に焦げ目の入ったその玉子焼きは見るからにおいしそう
そんな風景は、この二人が本当に仲の良い兄弟なんだと思えるものだった

それぞれご飯を食べ終えてのんびりとしだす
午後の授業まではもう少し時間があるし
お昼を過ぎれば下校まではもう少しだ

「10代目、今日は何処か寄り道して帰りませんか?」
「あ~…今日はスパナと商店街に行く予定なんだけど、獄寺くんも一緒に来る?」
「商店街…?何しに行かれるんですか?」
「スパナがUFOキャッチャーにハマっててさ。」
「何?ソレ…。」

そんな他愛もない会話を少々声を低くした雲雀の声がさえぎる
下校途中にゲーセンに寄り道なんて風紀委員長の雲雀さんに怒られる…と
綱吉がヤバイと顔にありありと書いてソロォ~リと雲雀を伺う

「ソレって放課後デート?…僕も行く。」
「へ?」
「ダメなの?」
「い…いえ、ダメじゃないですけど…。」
「10代目!俺もご一緒させてください!!」
「あ、うん。」

怒られると身構えていた綱吉は雲雀の言葉に拍子抜けしてポカンと雲雀を見つめる事となった
そんな二人に割って入るように獄寺がまくし立てる

何この展開…
綱吉は本日何度目かのその言葉を頭に浮かべた





__________
スパツナの連載も忘れてはいませんよ~
たくさんスパツナに拍手を頂いていて、とてもありがたいです。
ほのぼの兄弟スパツナ話はとっても書きやすい子達ですね~
周りから横槍は入って来ておりますが…
えっと、次回でやっと正ちゃんが登場かな?

ママンならやってくれるだろうと考えたお弁当。
スパナとツナが仲良くあのお弁当食べてたらめちゃくちゃ可愛いと思うんだ








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love Bite 5 (ヒバツナ)

この子の言葉はいつも信頼できた
ただ、今のはさすがの僕でも飲み込むのには難しい内容

「その…信じるのが難しいのはわかってます。」
「…そうだね…君、騙されやすいしね。」
「うっ…それも自覚はしてるんですけど…あの人は違うと思います。」
「それ、君の『超直感』てやつ?」

この子の言う事にはできるだけ『守護者』として従ってきたけど
許容範囲は僕にもある
それに元々、僕はたぶんストッパーで有るべきだとも思ってた
それでも、この子が言い出したら聞かないのは昔から変わらないのも知ってるし
そのガンコさを欠点にしない結果を出してきたのも事実
その積み重ねが周りの者が彼を信じる理由
僕だけは客観的に…なんて思ってても僕もヤツ等とたいして変わらないみたいだ

「そういうのとは違うと思います。なんて言えばいいのかわからないんですが…。」
「…。」
「あの人の言う事を…信じてみたいって言うか、あの人を理解してみたいと言うか、そんな感じです。」

それじゃあ、まるで恋でもしてるみたいだ…と思った
そんな甘いセリフが出てくるとは思いもよらず
僕は自分でも気づかないうちに驚いた顔をしていたらしい

「あのですね…。」
「いいよ、君がそう言うなら。」
「…もしかしなくても、呆れてます?」
「…君がそう思うならそうなんじゃないの?」

それだけ返すと、慌てたようにまた弁解しだす声は
ゴニョゴニョとはっきりしない

疑う事は簡単だ
それはこの世界なら尚更
それでもこの子は疑う事から始めない
この子が甘いと言われる所以でもあれば、この子の強さでもある
普通こんな世界にずっと居たら、この子のようには居られないだろう
絶対的な力があるからこその行動

この子らしいなとそう思った
当初、僕の中にあったこの子に対する疑惑はどうでもよくなった

その代わりに感じるのは寂しさ
いつまでも僕たちは僕たちだけで一つだと思ってた
たぶん、僕だけじゃなく『守護者』と呼ばれる者は皆そう思っているだろう
この子と僕たち
それ以外から干渉がこんな形であるなんて思ってなかった

「それで?」
「え?」
「その計画を僕に言いに来ただけ?」
「いえ、今度あの人と会う時は雲雀さんも一緒に来てください。」
「何で?」
「…これは俺の勝手な感覚なんですけど…雲雀さんは俺を見張っていてくれるから。」
「…。」
「俺が間違った事をしようとしたら止めてくれるでしょう?」
「…いいよ、君が間違ってると思ったら止めてあげる。」

他人は信じる事からはじめるのに
自分を当たり前のように疑う

この子の立場を考えれば自信を持つ事と過信する事は紙一重
少し間違えば大事になるだろう
本当に不思議な子だ
その事を無意識にわかっている

それが、この子のボスの資質

この子だけが僕たちを未来へ導ける
この子だけが僕たちの未来への道を見つけられる気がするから

だったら僕は、この子の側で控えていよう
導いてくれる手を取って、道が険しければ一緒に乗り越えて
先を目を凝らして見て
間違っていれば違う道をこの子が見つけるまで一緒にその場にいよう

「ありがとうございます。雲雀さん。」
「何?改まって。」
「一緒に居てくれるだけで、心強いです。」





__________
はい、つづきです。
まだつづきます。
なんだかまったり仲良しな雲雀さんと綱吉になったなぁ…(そんな人事みたいに…)
おわかりかと思いますが、綱吉が話してるのは正ちゃんのことです
他の守護者たちの方の話も入れたいけどスッゲ長くなっちゃうからなぁ
でも獄寺のくだりは書きたいな








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Legend of VONGOLA -if-

~もしも…アイドル設定でREBORN!がドラマ化されたら~





※「家庭教師ヒットマンREBORN!」15巻62P参照






ベルとの死闘を切り抜け、フラ付く身体を校舎に預ける雲雀
その時丁度、花火が打ち上げられるような音を聞き校庭の上空をフと見る
校庭の遙か上空では炎と炎がまさにぶつかり合っていた

綱吉の出す炎とザンザスの出す炎がぶつかり火花を散らす
見た限り今のところ優勢なのはザンザスだろうか
武器から繰り出される炎と生身の炎では優劣は簡単に付くように思える

空中で交差する影と影
お互いの炎は相反する作用をしているようで触れ合った場所から火花
綱吉は弾かれても弾かれてもすぐにまたザンザスに向って飛び出す
同じモノを賭けた相反する二つの力は空中に大きな花を咲かせて飛び交う


+++ +++ +++


「はい、カットぉ~っ!オッケーです。」
「一旦休憩で~す。二人共下ろしてやってくださ~い。」

監督のオッケーサインを見て
先程まで固唾をのんで見守っていたスタッフ達がガヤガヤと動き出す
時刻は昼過ぎ、そろそろ昼休憩の時間帯だ

他のスタッフの指示を聞いて
クレーン操作をしていたスタッフがゆっくりと慎重にクレーンを下ろしていく

そのクレーンには宙吊りになった綱吉とザンザス

先程の火花を散らすような戦闘の演技から一変して
首根っこを掴まれた猫のようにブランと吊られている
二人のボスが仲良く宙吊りになっている光景はなんとも言えず可笑しい
素直に指を指して笑うのはベルフェゴールだけで
その他は『ヴァリアー』のメンバーも『average fill』のメンバーも
ゆっくりと下ろされるクレーンを心配そうな面持ちで眺める

やっとの事で地に足を付くと、綱吉は安堵の息をついた
二人揃って撮れたての先程の映像を確認すると
すでに昼休憩に入っているその他のメンバーとは違い
昼休憩後の撮影の打ち合わせを始める

「お昼の後はどのシーンからですか?」

これは意外と最重要事項だ

せっかく地に足が付いたのに、またすぐに宙ぶらりんにされるくらいなら
もう少し先まで撮って欲しいと綱吉が思うのも無理はない
言葉や態度にこそ出さないが、ザンザスも同じ心境だろう

「この後はシーン27から始めます。」
「じゃあ、後はしばらくスタントの人って事ですか?」
「そうです。沢田くんにはあの台から飛び降りて貰って、そのままの流れで撮っちゃいますから。」

そう言ってスタッフが指し示した台はそれほどの高さはない
ホッと息を吐く綱吉の背後からザンザスは進行表を確認する
自分の出番が少し先になると解るとスタスタと昼休憩に向った
その後を追うように綱吉も昼休憩に向う

今回のドラマはボンゴレ事務所のタレント総出演とも言える率で
ボンゴレ所属のタレントばかりが集っていた

しかも土曜の夜9時台と言えば人気の放送時間
その上、本格アクションドラマは日本では珍しい
その事だけでもメディアの目を引くのは当たり前だ

「ボス、またメイク直し?面倒ねぇ、その傷のメイク。」
「それ時間かかるよね。いつもザンザスのメイク待ちになるもんね。」
「それにしても綱吉チャンと夜の番組以外で一緒になるなんて何だか不思議な感じね。」
「…あの番組意外でルッスーリアと一緒になったこと無いもんね。」
「ボスとも今回が初めてでしょう?」
「うん。」
「ボスはどう?」
「…ザンザスはやっぱりスゴイと思うよ。」
「ふふっ♪でしょう?」

事務所の先輩と言うよりも
最近、綱吉はザンザスを役者として前を歩く者として見る
それだけザンザスの演技は惹きつけられ、そして勉強になる
ボンゴレ事務所の誇る二つの才能は着実にお互いを庇い合い引き立て合いながら成長している

『ボンゴレの伝説』を担う者二人の共演は芸能界に波紋を呼ぶだろう

それは即ち、このドラマの成功は綱吉とザンザスにかかっていると言う事でもある

そして、この二人であるからこそ、約束された成功があると
現場で二人の演技に触れた誰もが思うのだった





__________
本日、インテックス大阪のCOMIC CITYに参加してきます!!
只今、ホテルから携帯でポチポチと書いてます。

アイドル本「Legend of VONGOLA」発行記念(?)という事で小咄をひとつ
オフでは書かないだろうな…な妄想ネタです

今回ウチのプリンタちゃんがご機嫌を持ち直したので
自宅でペーパーでも作ろうかとこのネタを書いてたんですが
本の方の印刷の時はご機嫌良かったのに
最後の最後でまたご機嫌を損ねてしまわれまして…
結局、ペーパーは断念してコッチにUPする事にしました

たぶん、本編とはなんら関係のない感じの妄想なので大丈夫かと思います
一応カテゴリわけるならザンツナかなぁ?

またこういうネタがあったらココにUPするかもしれません







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ニーコ國分優香里

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