きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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Grazie mille(リボツナ)

「ツっ君。今日はね、ありがとうの日なのよ。」

物心ついた頃から教えられ続けた
普段から家に居ない親父が必ず居る日だった

最近じゃこの日にも帰らないこともあったけど
それでも俺にとっては今日は変わらず
『ありがとうの日』



「ツっ君~っ!!朝よぉ~起きなさ~い。」
「起きてるよ。母さん。」
「あら、珍しいわね。おはようツっ君。朝ごはん出来てるわよ。」
「ん。…ありがと。」

少し照れくさいけど
ありがとうの言葉に返ってくる笑顔はいつもより嬉しい

「あ、運ぶの手伝うよ。」
「そお?ありがとう、ツっ君。」

母さんのありがとうも今日はなんだか特別な気がする

「ママンもツナも、何かいい事あったのか?」
「ううん。何でもないよ、リボーン。」

『ありがとうの日』はいつもより笑顔が多くなる
ありがとうってすごい言葉だな


「なぁ、リボーン。」
「何だ?」
「イタリア語で、ありがとうってなんて言うんだ?」
「…。そんな事も知らねぇのか?」

深いため息をつきながら
あきれ返った目で俺を見るリボーン

そこまで呆れなくてもいいだろ…

「Grazie」
「グラ…?」
「Grazieだ。」
「グラッツィエ…?」
「そうだゾ。イタリア語に興味示すなんて初めてだな。」
「ん~。今日はありがとうの日だからね。」
「…?」

いつも、ありがとう
めちゃくちゃ言うし
めちゃくちゃするし
いい迷惑って事の方が多いけど…

「リボーン。 グラッツィエ。」
「…。発音が悪い。」
「っう…。」
「あと、目上の者にはもっと丁寧にGrazie milleと言え。」
「あぁ~もう、ああ言えばこう言う!」

ジロリと下から睨み上げられる
ちくしょ~…

「リボーン。Grazie mille!!」

フッと
めったに表情の変わらないリボーンの顔が
少しだけ笑顔になった…気がした

今日は『ありがとうの日』
皆が笑顔になれる
少し照れくさい日





__________

11月23日
誕生花:みかん
花言葉:あなたは純潔です・花嫁の喜び・清純
(キヨの誕生日は25日でしたね…よくやるんです。勘違い(笑)生暖かい目で見守ってくださいませ…いや、それもどうなんだ…)

※11月23日は勤労感謝の日※







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小雪(高銀)

今年も江戸に冬が来た
侍の国だったころも
今もなんら変わらない
寒い冬…

しかし
肌を刺すほど冷たくなった風が
思い出させるのは…

血に濡れた過去の夜叉


「う~っ寒ぃ…。」
「冬だからな…。」
「にしたってまだ霜月だぜ?」
「すぐに師走になるっつの。」
「お前、よくそんな薄着で居られるな、高杉。」
「お前も似たようなもんじゃねぇか。」

二人の男
どちらもこの寒い時分には薄着と言えるだろう

頭の白い男は、かろうじてマフラーを巻いている
それにしても素足に雪駄をずって歩く様は
見ている周りが寒さを覚える

「銀時、お前ばっかマフラーずるくね?」
「アホかっ!!これは俺のマフラーなんだから何にもずるくねぇだろが。」
「いや、等しく寒ぃのにお前だけマフラーしてんのはずるいだろ?」
「だから、その前にこれは俺のって言ってんじゃん。」
「長ぇんだから、二人で巻けばいいじゃねぇか。」

黒い髪の男がマフラーの端を掴みひっぱる
マフラーはズルズルと白い髪の男の首をまわり
ちぐはぐな長さになっていく

「ちょっ!!いくら長いって言っても二人で巻くには短いって!!無理。」
「やってみなきゃわかんねぇだろ。」
「やらなくてもわかれよ…一般のマフラーの長さなんだから。」

言い争いながら歩いて居たために
気づけば人気の無い町のはずれに来ていた
根城まではもう少し

マフラーを奪い合い
ギュウギュウに肩を寄せ合い歩く

あともう少し
もう少しで仲間が待ってる

いきなり白い髪の男がピタリと歩を止める
マフラーはするりと首を離れ
黒い男の首にちぐはぐにかかる
鉛色の空を見上げて瞳輝かせる
その姿…

冬の空と冷たい空気を感じると
思い出すのはその男の姿

降りかかる雪を指差し
笑顔を向ける

白い夜叉





__________

11月22日
誕生花:さんしょう
花言葉:健康・魅惑
(今日は「小雪」と言う日らしいです。雪は何か銀魂のイメージがあるので、高銀で…)







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かりん(ラビアレ)

自分じゃどうする事もできない事なんて
世の中たくさんある

どうしようもなく落ちて行く心
自分の心が一番…
どうする事もできない


もう、ホントどうしようもないくらい
気になって仕方ない
こういうのって、気にしないようにすればするほど
ドツボにはまる悪循環

「ラビっ!こっち見てくださいっ!!スゴイですよ。」

任務帰りに通りすがった草原
のどかな緑と色とりどりの花々
小高い小山の上にそびえる大木

色の溢れる景色の中に一際映える色
アレンの白…

少し前から自覚はあった
目の端にアレンの色が映るだけで
俺の心は俺の手におえなくなる

小高い小山の上から
その先を指差し、少し興奮して俺を呼ぶアレンの声

緑・黄色・ピンク・赤…
色んなキレイが取り揃うこの場所で
キラキラ日の光に輝くアレンの白は一際キレイ

「ラビーっ!聞こえてますか?こっち来て下さいってば。」
「ちょっ…アレンはしゃぎすぎさ。」
「見てくださいっ!!こっち、湖がありますよ。」

急かされるままにアレンの居る小山に上る
小山から草原とは反対を見下ろせば
湖面輝くエメラルドブルーの水溜り…

日の光を反射して輝く一角を切り取ったら
そのまま宝石になるんじゃないかと思わせる
見事なまでのその色は
気持ちを昂ぶらせるような…
気持ちを落ち着かせるような…

「スゴイですね。こんな場所があるなんて…。」

そう言葉にならない自然の美しさ

頭上から降り注ぐ日の光
それから、その光を反射して輝く湖面
全ての光がアレンに反射して
まぶしい…

こんなに色んな色が輝く場所で
ぽっかりと色のないアレンは
全ての輝きを一心に受けているように輝いて見える

やっぱり…
もう俺の心は重症みたいさ

アレンはこの世界に唯一の輝き
神様がアレンを創るときに
きっと恋をしてたに違いない…

誰もが心奪われる白い輝き
誰もが目を逸らせない…
そう、言葉にならない美しさ





__________

11月21日
誕生花:かりん
花言葉:唯一の恋
(ラビアレは難しぃ~…でもラビアレは想いあってるに違いないです。)







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そばにいて(骸ツナ)

何処にいても
舞い戻りましょう
君のそばに

ただ、君だけが欲しい
そう、君のそばに居るためだけに
僕はどんな罪をも犯す
それに君が心を痛める必要はありません

今、思えば
僕はずっと君を見つける為だけに
廻り廻っていたのかもしれません



「あの…10代目。ソレは何ですか?」
「ソレ?って何?」
「ソノ…10代目の手を…。」

丁度、表でボンゴレに会ったから
無理やり手を繋いでアジトに帰る
嫌がりつつも、結局受け入れる君…
ほんと愚かで愛しいですね、君は

そんな僕達を見て
一番に口火を切ったのは
いつもけたたましいダイナマイトを操る男
ボンゴレの右腕だと言い張っていますが…

「クフフ…今、綱吉の右腕は僕のモノですね。」
「何をっ!!10代目の右腕は俺しか居ないんだよっ!!」
「でも、仕方ありません。僕が繋いでしまってますから。」
「…骸、それ右腕じゃなくて右手ね。」
「そうともいいますね。」
「獄寺君も、コイツの言う事にいちいち腹立ててたら体力もたないよ?」
「…10代目のおっしゃるとおりです…。俺、コイツの事は無視します!!」
「え…そこまでしなくてもいいけどさ…。」

まぁ、この男は無害ですね
良くも悪くも君の事しか見えていない男ですから
君のそばから追いやるのは簡単でしょう

「ツナ、お帰り。六道も一緒だったんだな。」

さり気なく僕と反対側から君の肩を抱き寄せる…
この男は要注意…

「山本も帰ってたんだね。おかえり。」
「なぁ~ツナ聞いてくれよ。」
「…後にしていただいても構いませんか?」
「え?六道もツナに用事だったのか?悪ぃ。」

それでも、天然なのかそれとも計算してるのか
君の前では明るい笑顔を絶やさない
君の前では頼れる物分りのいい男でいる
この男を排除するのも造作なさそうですね

「ちょっと、お前いつまで綱吉に迷惑かけるつもりなの?」
「…聞き捨てなりませんね。いつ僕が迷惑をかけたって言うんです?」
「今現在、進行形で迷惑だと思うけど?」
「クハハっ!!僕が居るだけでも迷惑とか子供みたいな事を言うつもりですか?」
「手、いつまで握ってるつもり?」
「…永遠に。」

ジャキッ
この男は涼しい顔して血の気が多いですね…

目の前で応戦の構えを見せる相手に
繋いだ手は離さずに構えて見せる僕の横から
大きなため息が漏れた

「骸、いい加減離して。」
「何故でしょうね?」
「俺、お風呂入りたいんだよね。」

そう、やんわりと僕を突き放す言葉
君はいつだってそう
相手を傷つけないように…と思っているのかもしれませんが
つけこもうと思えばつけこめるんですよ?

僕にだけじゃなく
他の誰にもこうなんでしょう?
いつ誰につけこまれるかわかったもんじゃないじゃないですか

皆、どいつもこいつも
君のそばに居たがっている者ばかりなのに…

「僕は言いましたよね?」
「…?何を?」
「この手は、永遠に離さないと…。」
「…はぁ?」

ニコリと笑顔を作って君を見る
君は少し、拍子抜けした顔で僕を見返す

そうやって、ずっと僕を見てればいいんですよ

「そういうわけなので、行きましょうか!」
「何処行くんだよっ、骸っ!!」
「…お風呂に入りに。」





__________

11月20日
誕生花:つわぶき
花言葉:謙譲
(骸vsボンゴレファミリーで…和樹くんの歌「そばにいて」は私的にかなり骸ツナソングです…ごめんなさい)







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OVERLAP(ザンツナ)

お前が前を真っ直ぐ見つめるのなら
俺はお前の後ろを預かる
背中合わせに寄り添いあって
二人で四方睨んで行けば
この世に怖い物なんてないだろう?

お前がボンゴレのこの世界の光だと言うのなら
俺は闇で構わない

お前が日の光の下を歩むなら
俺はその横で闇の中を歩く
そんな俺に向ける
お前の心苦しそうな視線は俺を高揚させるには十分だ

ただ、お前の横を歩いていれば
俺が闇にのまれる事がないのも事実

その強靭で柔和な炎で照らす未来は
明るい物ばかりじゃないが
それでも歩くほか無いこの道を
放棄する術を俺たちは持っていない

それが運命
血の導く道


「ザンザス、今度の任務だけど…。」
「わかってる、お前と俺で十分だ。」
「…うん。ゴメンね。」

一番危険な任務には俺とお前で挑む
それはお前なりのアイツ等への優しさかもしれないが

俺の事を睨み殺そうとでもするかのような視線達は
それを優しさだとは思ってないだろう

俺はお前を護らない
お前も俺を護る必要は無い
俺たちは誰よりも対等

人の上に立つ事を憂うべきか喜ぶべきか
俺たちは大空の過酷さを知っている
そこに構えているだけの不安と
全てを包むことの恐ろしさ

力を持つ事のプレッシャー

一人じゃすぐに崩れ落ち
膝を突いてしまうかもしれない

だから

俺はお前に寄りかかり
そしてお前を支える
互いに傷つき足が立たない状況でも
虚勢を張っていられるように

それが「ボス」に課せられた最大の仕事





__________

11月19日
誕生花:われもこう
花言葉:変化
(kimeruの歌より…ってか遊戯王…なんとなくザンツナっぽかったので…)







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こなら(ランツナ)

守護者の名に恥じぬよう
貴方の傍に居られるよう
貴方を慕う気持ちはそのままに
大人にならなければいけないと自分に言い聞かせた

「ボンゴレ…今、暇ですか?」
「あ、ランボ?どうしたの?」

貴方はずっと変わらない
小さかった俺を相手にしていた時と
まったく変わらぬ声で優しく笑顔を向ける

その貴方の優しさに
甘えてしまえるならどんなに幸せだろうと思う

でも、俺は貴方の守護者だから
ボヴィーノが勢力を落とし
ほとんどマフィアの世界から抹消された今になっても
同盟を組んでいたわけでもないのに
貴方は俺を受け入れてくれた

今、考えてみれば
どんなに愚かな行為だったのか
自分で自分が恥ずかしくもなるけど
それでも、あの頃の無鉄砲な俺が
今のこの環境を作り出したのもまた事実

俺のわがままに答えてくれて
いつでも愛情で接してくれる貴方は
幼い頃からマフィアの世界で生きて来たモノにとって
聖母の輝きを感じずにはいられない

貴方の炎は時として
背筋も凍るほど恐ろしくもあるけど
見た目にとても温かい色


「そういえば、ランボ。俺のこと「ツナ」って呼ばなくなったね。」
「…それは、もう子供じゃないですから。」
「それにしても、お前よく10年前に呼び出されて大変だろ?」
「そう…ですね。でも10年前も今と変わりません。」

貴方さえ変わっていなければ
俺にとってソコは何も変わらぬ世界
10年前も、今も、俺の世界は貴方を中心に回っている

俺が貴方を名前で呼ばなくなったのは
貴方に護られるのではなく
貴方を護りたいという自我の表れ

そして

他の守護者と同じく
貴方に対等に見て欲しいから

貴方にとって俺は今でも
弟のような子供のような存在なのかもしれないけれど
その絶対の均衡を護るつもりはない





__________

11月18日
誕生花:こなら
花言葉:勇気・独立
(大人ランボが敬語な事に対して…色々な芽生えがあればいいな…と)







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HELLO, GOODBYE(骸ツナ)

「あぁ、綱吉くん。こんにちわ。」
「…ゲッ、骸…?……さよならっ!!」

道端で偶然君を見つけた
にこやかにゆっくりと挨拶した僕に
君は顔を強張らせてそのまま踵を返そうとする

それは、あんまりなんじゃないんですか?
こんな往来でいきなり君に何かするほど
僕はバカじゃありませんよ


「何で、逃げるんですか?」
「…なんでって…あたりまえだろ。」
「僕は君に『こんにちわ』と言っただけです。」
「…うっ…ソウデスネ。」

すかさず回り込んで行く手を阻む
貴方は普段、僕をまっすぐ見てくれない
すぐに目をそらして
僕を視界に入れないようにする

そんなに僕が憎いですか?
それもまたいいでしょう
それは僕だけが得た貴方からの感情…

「…っていうか、骸。なんでこんな所に居るの?」
「さぁ?何ででしょうね?」
「あのさ、俺。もう帰ってもいいかな?」
「ダメですよ。折角会ったんですから、僕と一緒に遊んでください。」
「…イヤだ…。」

即答で拒否って…
さすがに僕でも傷つきますよ…?

「ホント、何で俺に構うわけ?」
「さぁ、何ででしょうね?」

君が自分で気づくまで
教えてなんてあげません

君はいつだって否定的で
僕の言う事に拒否以外の言葉をくれた試しがない

僕だって
この気持ちに気づくまでに時間がかかったんです
なんでこんなに君がほしいのか
マフィアに対する憎悪とは
まったく違った想いがあることに気づくまで…

そう、簡単には教えてあげませんよ
僕が君を大嫌いで
そして…
君を大好きだなんてコト





__________

11月17日
誕生花:つた
花言葉:誠実・結婚・勤勉
(ビートルズの歌より…あぁ骸ツナぽいなぁと思ったので…)







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ザ・ビートルズ (2000/11/13)
EMIミュージック・ジャパン

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ふゆさんご(獄ツナ)

貴方の言う事すべて
貴方のする事すべて
貴方のすべてを俺は信じています

「獄寺君、おかえり。」
「10代目っ!!任務はバッチリですよ。」

単独任務を終えてアジトに帰ると
いつも10代目は出迎えてくれる
誰の帰りも必ず一番に出迎える10代目

任務帰りのこの瞬間は10代目は必ず俺だけを見る

「獄寺君なら大丈夫だってわかってるけど、怪我とかしてない?」
「はいっ!大丈夫です。10代目こそ今日は外に行かれたはずですよね?」
「あぁ…今日は結局行かなかったんだ。」
「何かあったんですか?」

今日は10代目のスケジュールでは
はね馬のヤローに会いに行くはずだ
長年の同盟ファミリーだし
その前にあの、はね馬だし
いきなり状況が変わるなんて事はありえない
となると、ボンゴレ側で何かが起きたとでもいうんだろうか?

「あぁ、何でもないんだ。ただランボが熱だしてね。」
「あんのアホ牛…。」
「俺が出ちゃうとココ空っぽになっちゃうだろ?だからディーノさんには今度にして貰ったよ。」
「成長しないっスね…図体ばっかデカくなりやがって。」

大事でなくてよかったという思いと
とにかく相性の悪いあのアホ牛に対する苛立ちと
色々な感情が生まれてくる
だけど…
10代目の優しさへの感動はそのどれをも上回る

「リボーンに俺も怒られたよ…。バカはほっとけばいいんだって。」

苦笑いしながらそう言う10代目が
ランボをほっとけないのなんて誰もが知っている

親のような心境なんだとはわかっていても
そこに「特別」がある事には
いい気はしない…

ホントはランボに苛立ちを覚えるのは当たり前の事で
俺だって恨み節くらい言ってみたい
だけど…

俺は貴方のする事すべて
貴方の言う言葉すべて
すべてを信じ、認めます





__________

11月16日
誕生花:ふゆさんご
花言葉:あなたを信じる
(ツナはランボに甘く、獄はそれにジレンマを感じてたらいいです)







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からたちばな(ヒバツナ)

結局、落ち着いた彼の場所
ボスと言う名の囚われの檻の中


「意外と、すんなり受け入れたね。」
「…そうですか?俺としては精一杯拒否したつもりだったんですが…。」
「うん。そうかもね。」

だけど、君が拒否し続けていたのは
その肩書
初めから君はボスとして動いてた
そう思わざるを得ないよ

あたりまえのように
部下の諍いを鎮め
あたりまえのように
同盟組織と接触する

君にそのつもりが無くても
あぁ、結局は血がそうさせるのか…と
そう思わざるを得ない

「雲雀さんが居てくれて助かってます。」
「…それだけ?」
「はい?えっと…雲雀さんが居てくれて嬉しいです。」
「…。」
「う、まだ感謝が足りませんか?」

すんなりと言葉を紡ぐ君を見つめると
勘違いして、ワタワタと慌てだす

君の近くに居れば
きっと一生飽きる事などないだろう


ボスと言う肩書きを背負った君は
思いの外テキパキと仕事をこなす

部下への訓示に、部下との交流
同盟組織との会合や
別部隊への視察…

まぁ、よく考えてみれば
何も肩書きが変わったからと言って
君の生活は変わってないんだけど

それでも
君をボンゴレのボスとして見る周りの目が
僕にはあんまり面白いものじゃない
興味を引かれたような
君の事を知りたそうな目…

「…っ!!雲雀さんっ!?」

なんて言えばいいのかな~?と
未だに悩んでいたらしい君の腕を引き寄せる

「僕は、君が好きだよ。綱吉。」
「…なっ!!雲雀さん、恥ずかしいです。」
「君も十分恥ずかしい事、言ってたよ。」

からかったんですか?と少し恨めしそうに見上げてくる目

まっすぐで綺麗な瞳
僕が唯一絶対、護りたいモノ





__________

11月15日
誕生花:からたちばな
花言葉:鋭敏な
(ツナはやらせたら意外と何でもこなしそう…雲雀さんにサポートしてて欲しいですね)







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のじぎく(骸ツナ←ヒバ)

※昨日の「MORE THAN THAT」の続き…というか骸sideのお話です。
 単品でも大丈夫ですが、念のため…








やっかいなのは…
やっぱり、あの男


他のヤツ等は彼がそうだと言えば
諦めはしなくとも、納得するでしょう
それは彼を困らせない為の優しさ
僕に言わせてみれば
それは自分が嫌われたくない為の偽善でしかありませんが…

都合がいい

そういうヤツ等ばかりなら
簡単に彼は僕だけのモノになったのに
あの男は違う
あの男の独占欲は僕と似てますからね
だからこそ、あの男にだけは
綱吉を渡すわけにはいかないんですよ


「綱吉、ちょっと話があるんだけど。」
「あ、はい。何ですか?雲雀さん。」
「綱吉に話がある時は、僕を通していただけませんか?」
「だから、綱吉はお前のモノじゃないって言ってるでしょ。」
「…綱吉は僕のモノだって僕も言いましたけどね。」
「ちょっと骸、ソコに居ていいから。喧嘩しないで。」

他愛の無い仕事の話だったとしても
あの男の勝ち得ている絶対の信頼は
ともすれば愛情に似ているように感じてしまう

間違えないで
君は僕だけのモノなんですから
忘れないで
僕は君を離しはしない


君は未来永劫…
また違う世に生まれ変わっても
永遠に僕のモノ

その為に僕は君への忠誠を誓いましたよね?
君が欲しくて欲しくて
どうしようもなくて
考えた結果の結論です
君が僕のモノである限り、僕は君に従います
君の性格上この誘いを断る術はなかったでしょう?

「本当に?俺がダメって言ったら誰も傷つけない?」
「えぇ、貴方がそう言うのなら…。」

人身御供にでもなったつもりでいるのかもしれませんが
それでも…どんな形であっても

君はもう、僕のモノだ


それにしても…
口約束とはなんて曖昧な契約なんでしょうね
君の肌を傷つけるつもりはもうありませんが
それでも…
もっと確実なものが欲しい

それこそ
君が僕のモノだと誰にも一目瞭然な…





__________

11月14日
誕生花:のじぎく
花言葉:真実
(続きというか…焦る骸を書きたかったのですが…)







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MORE THAN THAT(骸ツナ←ヒバ)

「僕じゃダメなの?」
「……。」

この問いに君が答えてくれた事はない…

アイツと付き合いだして
君が日に日に憔悴している事は誰の目にも明らかだ

君はアイツに恋なんてしていないでしょ?
君のその想いはただの同情でしかないでしょ?
それをわかってるアイツの君への態度には
もう、我慢も限界なんだけど

あんな子供の赤ちゃん返りのような独占欲が
愛情だとでも思ってるの?


「僕の綱吉に勝手に近づかないでくれませんか?」
「綱吉はお前のモノじゃないでしょ…。」
「綱吉は僕のモノですよ。僕以外、誰も綱吉に近づかないでください。」
「…雲雀さん。すみません、お話後で伺います。骸…ちょっとこっち来て。」
「…ねぇ?まさか本当にソイツのモノだとでも言うつもり?」
「ごめんなさい。後で説明しますから…。」
「そうですよ、本当に僕のモノなんです。お前の出る幕はありませんよ。」


認めたくはないけれど
アイツの持つ孤独感と僕の感じる孤独感は似ている
似ているからこそ、欲するものもまた同じ…
あの子の持つ抱擁感や距離感はとても魅力的なんだ

ねぇ?ソイツは君に何を誓ったの?
もう悪い事はしません。とでも言われたの?
それで君は自分が犠牲になればいいとでも思ったの?

ねぇ?人は嘘がつけるんだよ
口では何とでも言える


こんな子供っぽい事、言えないけど…

僕の方が君を愛してる
あんなヤツよりもっと君を幸せにできる

君はそれでいいの?
ソイツに雁字搦めに縛られたまんまで
それでいいの?

君は馬鹿じゃないから
本当はわかってるんじゃないの?



君はせっかく羽ばたけるのに
そんな所にいたら茨に羽を傷つけられてしまうよ
遅すぎるなんて事はないから…
ねぇ、帰っておいで
自由に羽ばたける場所へ





__________

11月13日
誕生花:さるとりいばら
花言葉:元気になる
(めっさ三角関係な感じにしたかったんですが…微妙な感じに…)







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だいもんじそう(ヒバツナ)

いつだって雲雀さんは
何にも縛られていない
自由気ままで
いきなり現れたり
いきなり居なくなったり

あの人を縛ろうなんて
そんな恐ろしい事考えた事もないけど

もう少し、ゆっくりした時間を共にしたい
なんて…贅沢なのかな?

「あれ?こんな所に人が転がってる…。」

行き倒れてるのかと覗き込んだその人に
至る所に外傷があるのに気づき
俺は見なかった事にしようと踵を返した

最近、俺の周りは物騒だ
変な騒動に巻き込まれたり
命狙われたり…

原因が自分ってのが、ほんと信じたくないんだけど…


自宅までの一本道…
下校時間とは言え、まだ辺りは明るい時間
なのに…
何なの?この黒づくめの人達は…

えっと…
ディーノさんの部下?…が銃をちらつかせてるわけないか…
あぁ…ホント最悪
何で俺が狙われなきゃいけないんだよ
ごくごく一般の中学生だってのに

「……回り道しよう。」
「咬み殺せばいいでしょ。」

背後から
しかも思いのほか近くでした声に
ビクっと過剰に反応してしまう

仕方ないよね…
あの人たちに気づかれちゃ面倒だし

「雲雀さん。…って帰り道こっちなんですか?」
「…今、ソレ関係ないよね?」
「あ、まぁ関係ないかもですけど…気になったんで。」
「ホント君は大物なのか何なのか、わからないな。」
「…はぁ…すみません。」

そうこうしてるうちにも、こちらの気配に気づいたヤツ等は
まだ俺だと気づいてはないようだけど
こっちに意識を集中しはじめるのがわかる

「で?咬み殺して来ようか?」
「…いいです。回り道しましょう。」
「…めんどくさい。」

そう言ったかと思うとすでに雲雀さんは敵の中…
あぁ~もう、家の近くなのに

ものの数分で10数人の黒づくめを始末して
颯爽と俺のところへ戻ってくる
さすが雲雀さん…

「さ、帰ろうか。」
「あれ?結局回り道するんですか?」
「あの道汚いからね。」

自分でやっといて…?
まぁ、それをつっこんだら今度は俺が痛い目にあいそうだし黙っておく

秋の夕暮れを二人ゆっくり回り道して帰る
なんだかのどかだ…

………

背後にあの黒づくめの山さえなければ…


「でも、ホント雲雀さんって何処に住んでるんですか?」
「…君には関係ない。」
「まぁ、そうですが…こっちの方なんですか?」
「違うよ。」
「じゃあ、何でココに居たんですか?」
「…僕が何処に居ようと勝手でしょ。」

えっと…見間違い?じゃなければ
少し頬を赤くして、拗ねたみたいにそっぽを向く雲雀さん
…なんか、貴重なモノを見てる気がする

たぶん、こういうのって伝染するから
俺も顔、赤くなってるんだろうな





__________

11月12日
誕生花:だいもんじそう
花言葉:自由・不調和
(えっと、恋人未満な感じを目指しました…お互いが気になる二人…)







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橘慶太 (2006/12/20)
ポニーキャニオン

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からすうり(ハルミハ)

「あ、…。」
「どうした?榛名。」
「何でもないっス。」

今日も長い練習時間が終わり
着替えるために部室に戻る
ふ、と携帯が着信があった事を告げているのに気づき
開いてみると心温まる名前を見つけた

着替える前にメールを開くと
ソコには
あぁ、アイツが打ったメールだな…
と何だか納得してしまうほど簡潔な文面

『勝ちました。』

これだけを打つのにどんだけ迷ったのかとか
フワフワの頭がオロオロする姿が目に見えるようで
愛しくなる

とりあえず、急いで着替えて
荷物をまとめて
携帯に向う

『知ってる。』

それだけ書いて送信ボタンを押した


「…返事、それだけ?」
「うぉっ…って秋丸か。」
「そっけなくない?」
「…そっか?だって、何て書いていいかわかんねぇし。」
「まぁ、君達ならツーカーって感じだもんね。」
「…秋丸、お前コレの相手誰だと思ってんだ?」
「タカヤでしょ?違うの?」

秋丸に言われた言葉を思い返して
鳥肌がたった
ありえねぇ…ツーカーって何だ…
俺とアイツがツーカーなら今もバッテリー組んでるっつの

「…きしょい事言うな。西浦のピッチャーだよ。」
「えっ…?…あの子?って言うかいつの間にメルアドゲットしてるんだよ。」
「ん?西浦におしかけてって聞いた。」
「…恐喝…っ…!?」
「違ぇーよっ。」

瞳キラキラさせて尻尾ブンブン振ってたっつの!
まぁ、隆也にコイツと同じ反応されて引き離されたんだけど…

「それにしても、榛名があの子を気に入ってたなんて…誤算だなぁ。」
「…あぁ?」
「ん~榛名がライバルかぁ…。見たとこタカヤ君もだよね。」
「…秋丸?」
「そういうわけだから、よろしくね。」
「…よろしくするかよっ!!」

素直そうな子だから自分好みの投手に育ててみたいとか
男としての捕手のロマンだとか
お前のマニアックなロマンにアイツを巻き込むんじゃねぇよ
ってか隆也はそのマニアックなロマンを堪能中かよ…

頭が痛い

ズボンのポケットに入れていた携帯が着信をつげ震える
返信だ…

『負けない。』

そのたった一言に
すごくたくさんの想いがつまってる気がする

『俺も。』

勝ち続ければ、いずれお前とあたる
マウンドの上のお前を俺はまだ知らない
どんな顔して前を見据える?
どんな顔して球を投げる?
知りたいから…
負けるな、俺も負けないから

新設の部に酷な注文だとは思うけど…
俺は俺の欲望の為にもお前に負けて欲しくないんだ

「またメール来たの?」
「…。」
「俺にもメルアド教えてくれない?フェアじゃないしさ。」
「…誰が教えるか。」





__________

11月11日
誕生花:からすうり
花言葉:よき便り
(ハルミハ…難しいです。リクがあったので書いてみました。…いつかリベンジを…したい。)







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Nintendo DS (2007/12/13)
マーベラスエンターテイメント

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もみじ(獄ツナ)

「そうなんだ、だから明日は母さんとチビ達と紅葉狩りに行くんだよ。」
「へぇ~。家族サービスだな。」
「家族サービスって…普通それは親父の役目だよ。」
「ははっ、まぁそうだな。」
「そうだ、よかったら山本も一緒にいかない?」
「10代目!俺も、行ってもいいですか?」
「もちろん、…あ、でもビアンキも来るよ…?」
「大丈夫です!10代目をお守りするのが俺の役目ですから!!」

それにしても…
「モミジガリ」とはなんだろう?
ご家族で狩りとは…さすが10代目だ


「じゃあ、皆で行こう。」
「ツナ~。何処まで行くつもりなんだ?」

そうだ、狩りなんてこんな住宅街で出来るわけない
それに何を狩るのかもわからないし

「ん?並盛山だよ。近場だけどこの時期は結構いいんだよ、あそこ。」
「並盛山か。確かにいい時期かもな。」

…並盛山には行った事がある
学校行事とやらで行ったあそこは
山とは言え、ハイキングコースなどがある
整備された山だった
野生動物なんて居ないだろうし
あんな所で狩りなんてしても意味はないんじゃないだろうか?

「…あの、10代目。」
「何?獄寺君。」
「あの山には野生動物は居るんですか?」
「へ?…えっと、リスとかなら居るかも。」

リスを狩りに行くんだろうか?
……
リスを追いかける10代目…
リスと戯れる10代目…
…可愛い…

「た、楽しそうですねっ!」
「え…うん。楽しいと思うよ。お弁当持ってってのんびりするんだ。」
「そっか、獄寺は紅葉狩りした事ないんだな。」
「悪いか?」
「悪くない!悪くないから喧嘩しないで。」
「…10代目がそう、おっしゃるなら…。」

まぁ、明日は狩りだというし
10代目にたくさん可愛いリスを取って差し上げて
そのまま10代目の右腕としての座もつかんでやる

「この時期はキレイだよ。獄寺くんもきっと気に入るよ。」

キレイなリスと綺麗な10代目…
なんて素敵な休日なんだ

明日が楽しみだ





__________

11月10日
誕生花:もみじ
花言葉:遠慮
(きっと次の日に獄寺はカルチャーショックで固まる事でしょう。っつかダイナマイトぶっ放していつもの大騒ぎか…)







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Vジャンプ編集部 (2007/10)
集英社

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じゅずだま(髑髏ツナ)

貴方が与えてくれた場所
それを護るためなら何だってする

「ボス、任務完了。」
「髑髏。おかえり。怪我してない?」
「大丈夫、雑魚だったから。」

ホントは少しだけ
かすり傷程度の傷があるけど
そんな事は言わなくてもいい
ボスには心配かけたくない

ボスの前では完璧でいないと
ボスに嫌われたくない

「…髑髏、ちょっと待って。」

報告を終えて立ち去ろうとした時
ボスに呼び止められた

言われるままに立ち止まる
ゆっくりと近づいて来るボスは
出会った頃よりも少し大人びて威厳がある

それでなくても
私はボスの言う事なら何だって聞くけど

「怪我、してるんでしょ?」
「…かすり傷。」
「それでも、女の子なんだからすぐに手当てしないとダメだよ。」
「大丈夫。」

ボスは…お母さんみたい
本当の母親の優しさなんて知らないけど

温かくて、優しくてくすぐったい
ボスはそれを全部私にくれる人

「何処、怪我したの?手当てしてあげるから。」
「…ココ。」

笑ってしまいそうなのをかみ殺しながら指差す
ボスに怪我した所を見せたら
どんな反応が返ってくるかわかってしまうから

「えっ……。」
「ボス…。」
「ソコは…自分で……。」
「手当てしてくれるって言った。」
「…っう。」

怪我したのは内腿だったから
パッと見気がつかなかったんだと思う

ボスは顔を真っ赤にして
抱えて来た救急箱を抱き締める

「…じゃあ、座って…ジッとしててね。」
「うん。」

ボスは手際よく傷を消毒していく
きっと誰にでもこうやって手当てしてるんだと思う
それはちょっと嫌なんだけど
この感情もくすぐったくて嬉しい

「何か、髑髏はチビ達と似てるなぁ。」
「…?」
「イーピンとかフゥ太を相手にしてるみたいだ。」
「ボスは…。」
「あ、包帯も巻いたほうがいいかな?」

包帯をくるくると足に巻かれる
少し雑でキレイじゃないけど…

「あったかい。」
「そんな格好してるからだよ。」

これからも
温かい貴方の為
私はココに居る





__________

11月9日
誕生花:じゅずだま
花言葉:祈り
(髑髏とツナが一緒に居るのがすごく好きです。可愛いよ~二人とも)







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天野 明 (2007/11/02)
集英社

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君とずっと(ヒバツナ)

急ぎ足で大人になるような…
君はそんな人生を歩いてる

戸惑いも躊躇いも許されない
そんな世界で急かされるように

「君、顔つきが変わってきたよね。」
「へ?…そうですか?」

そうかなぁ~?とか言いながら
少し嬉しそうな顔をしてみせる君
うん、表情が豊かになった…

ボーっと何も考えていないような表情で
無心ともとれる表情で
毎日、学校と言う檻に閉じ込められたような顔をしてた君を
僕は知ってる

何が君を変えたのか
単純に興味があるんだ

「雲雀さんも、最近穏やかになりましたよね。」
「…。」
「あっ、すみません。あの、悪い意味じゃなく…えっと親しみやすくなったと言うか…。」
「…君にはね。」
「へ…?」

知りたい君の事
もっともっと
僕はたぶん、君が好きなんだね

少しだけ隣に座る君の肩に寄り添ってみる
秋の午後はのんびりしていて
それでなくてもお昼の後は眠い

君の傍はなんて安心するんだろう…



いつの間にか二人して
少し寝ていたみたいだ

予鈴が鳴る
この音も、この空気も
この場所全部、僕の大好きな場所
そして君が隣にいるこの状況は
なんて幸せな時間なんだろう

ねぇ?
僕達が出会ったのは偶然?
それとも運命なのかな?
どちらでも構わないけど…
僕が君を見つけられたコト
君が僕を見つけてくれたコト
それはとても素晴らしいコトだと思う

予鈴に気づかず眠る君を
少し見つめて
吸い寄せられるようにキスをした

「…んっ。…ひ、ばりさん?」
「おはよう。もう予鈴鳴ったよ。」
「うわっ、ホントですか?行かなきゃ。」
「…うん。」

呪いをかけるように
唇に乗せた僕の想いを
今度は君の意識のある時に受け止めて?

この場所は僕と君が出会った場所…
誰にも犯させやしない
僕が護っているのは
この大切な場所と思い出

「じゃあ、またね。」
「はい。起こしてくれてありがとうございました。」

後ろ髪引かれる想いで君に背を向ける

またね
また僕と二人ココで過ごそう
季節が廻ってもずっと一緒に…





__________

11月8日
誕生花:うめもどき
花言葉:明朗
(ゴメンなさい…和樹くんの歌から妄想を…よくある事!アハハハ…)







Rough Diamond Rough Diamond
加藤和樹 (2006/04/26)
マーベラス エンターテイメント

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Feel it(骸ツナ白)

お前が彼の名前を口にするだけで
ハラワタが煮えくり返りそうですよ


「ねぇ、レオ君。沢田綱吉君ってどんな子だと思う?」
「さ、さぁ?私は写真を見たことがあるだけですから、何とも…。」
「ふぅん?写真は可愛かったよね。思わず好きになっちゃいそうだね。」
「そうは言っても、ボンゴレの10代目ですよ?」
「ん~関係ないよ、結局最後は全部、俺のになるんだしね。」
「…はぁ。」

まったく、この男は全てが気に入りませんね
こんな人には久しぶりに会いましたよ

あぁ、君もそう思いますか?グレコ君
そうですね
彼は決してお前のモノにはなりませんと言ってやりたいですね

ええ、彼は僕のモノになるんですからね

「レオ君、ボーッとしちゃって、どうした?綱吉君の事でも妄想してた?」
「えっ!…いえ、そういうわけではっ…。」
「慌てちゃって、あやしいなぁ。」

この男…
何か感付いてますね
誰にでも同じと言えばそうですが
煙にまくような言動といい
あの胡散臭い笑顔といい
同じく他人を欺いて生きる僕にはわかりますよ

「あ、そうだ。今度レオ君に正チャン秘蔵の幼き日の綱吉君の画像データ見せてあげるよ。」
「入江様はそんなデータをお持ちなんですか?」
「正チャンは筋金入りの綱吉君のファンだからね~。」
「…はぁ。」
「かンわいいんだよね~綱吉君てば。」
「あの…敵対勢力のボスですよね?」

そんなデータがあるのなら是非見たいですね
幼い頃の彼というと、いつ頃の彼でしょうね
あぁ、わかってますよ
グレコ君には僕の幻覚でよければ会わせてあげますよ
いつから君も彼に執着するようになったんでしょうね
この僕と絶妙に合う波長のせいでしょうかね

まぁ、誰が彼を欲しようと関係ありません
彼はいずれ僕のモノになる

「綱吉君が誰でも構わないよ。ただ、綱吉君が僕のモノになるのは決まってる事だけどね。」
「……。」
「あ、今呆れたでしょ?」

呆れたなんて優しい感情じゃありませんよ
ハラワタが煮えくり返りそうなんですよ
お前は邪魔でしょうがありませんね
あぁ、これほどまでに気にくわない男は久しぶりです





__________

11月7日
誕生花:むべ
花言葉:愛嬌
(骸(グレコ)ツナ白のツナサンドです。腹の探り合いですね、きっと。)







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山崎一稔、 他 (2007/11/07)
PONYCANYON INC.(PC)(M)

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サネカズラ(ヒバツナ)

あぁ…やっと君に会える

君が居ない世界がどんなに味気ないものか
そんな事考えた事もなかった
君は必ずそこに居たし
君が僕の前から居なくなるなんて僕が許さない

でも…
現実は残酷に
僕と君を引き離す

草壁からの報告で
ミルフィオーレが10年バズーカに執着してる事を知り
その意図に気づいた瞬間

少しだけ彼等に賞賛の気持ちを抱いたなんて
そんな事は口にはしないけど…

「雲雀さん。」

そう、この幼い君に巻き込まれて
僕はココに居る

あぁ、頬の筋肉が緩むのがわかる
誰よりも君を待っていた
もう二度と君を亡くさない

やり直しがきくなんて
ホントはありえないんだけど

君の世界にはありえない事なんて何もない

だって僕が居るんだから
君の世界にはいつだって僕が居る

「雲雀さん?」
「…何?」
「あの…なんでずっと俺のこと見てるんですか?」
「いけない?」
「…いえ、俺の顔に何かついてますか?」

あぁ…やっと君に会えた
また会えた

君の世界に君がかえって来た
僕の居るべき世界に君がかえって来た





__________

11月6日
誕生花:サネカズラ
花言葉:再会・好機をつかむ
(未来編の原点に返ってみました。だってバリ様表情穏やかなんだもん…。)







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PONYCANYON INC.(PC)(M)

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コルチカム(スクツナ)

開け放した部屋の扉の前を
人が通り過ぎる気配に目を向ける
その人物の身体はすでに通り過ぎた後
靡いていた髪の先っぽで誰だかわかる

「スクアーロ!」

部屋の中から呼びかけると
部屋の外でキュッと踵を返す足音
それからほどなく、思っていた通りの顔が見える
スクアーロはいつも俺の方を見ようとしない
今もこちらを見ないように視線を外しながら部屋に入ってくる

「なんだぁ?」
「急いでる?」
「別に急いじゃいねぇよ。」

そう言ってチラリと俺を伺ったスクアーロは
いつもならすぐに目をそらすのに
口をポカンとあけて俺を凝視する

「なんだぁ?そのカッコはぁ~!!」
「あ、何か寝てたらベルがやったみたい…?」

まぁ、それもそのはず
俺はふんわりとした中世のお姫様スタイル
フリルやレースでたっぷり飾り付けられている

「…アイツぁ何やってんだぁ…。」
「何か、俺は姫だからって言ってたけど…これ一人じゃ脱げなくてさ。」
「…脱がせとか言うのか…?」
「うん。手伝って。」

そうニッコリお願いすると
フイッとそっぽを向きながらも
スクアーロは俺のところまでゆっくり近づいて来る

ご丁寧にもコルセットできつく締め上げられた身体は
なかなか言う事を聞かず
後ろのファスナーに手を伸ばしても届かないのだ

「とりあえず、ファスナー外してくれる?」
「…外すっ!外してやるから後ろ向け。」

こんな服脱がすのなんて
いくらスクアーロと言えど初めてだろう
少し戸惑っているのが指先から伝わってくる

何とかビラビラのドレスを脱ぐ事には成功した
でも、いまだコルセットがキュウキュウ締め付けている

「んだぁ?コレ。どうやって脱がすんだぁ?」
「俺もわかんない…。たぶん一個ずつ外してくのかな?」
「めんどくせぇ…掻っ捌けば一発だろ?」
「やだよ、スクアーロ俺も切りそうだもん。」
「…ッチ。…ジッとしてろぉ。」

背後でスクアーロがコルセットに悪戦苦闘してる気配がする
紐を解いて少しづつ外されるたび
締め付けが緩くなる感覚にホッと息をつく

「…っはぁ…も、う少し?」
「……っお…ぉう。」

躍起になって紐と格闘するスクアーロが
外そうとする場所と他の場所を締め付けられ
キュっと内臓を締め付けられる感覚がする

「…んっ…はぁ、くるしっ…。」
「お、…お前…声出すな。」
「んな事言ったって…はぁっ…苦しいんだけど…。」
「…しゃべんな…っ。」

コルセットとの格闘に躍起になってるのか
スクアーロは切羽詰ったように俺に言う
そんな事言われても
苦しい時って声出ちゃうんだけど…




「…あのさ、ソレ何プレイ?」
「…っ!!!誰だっ!?」
「あ、…ディーノ、さん。」

もう少しでコルセットも外れる時
ドアから声をかけられた
ドア枠にもたれるように寄りかかりながら
ディーノさんが俺とスクアーロを凝視していた

ベルの悪行を説明すると
何だか安心したような顔で俺たちの方へやって来る

「ビックリしたぜ。それにしても…。」
「んだよ?」

言葉を濁しながらスクアーロを見やるディーノさんに
スクアーロは噛み付く勢いで睨み付ける
どうでもいいから、早くコレ外してくれないかな…

「ツナっていい声だすなぁ~。…そう思うだろ?スクアーロ。」
「…っ!!!んなっ…んな事思ってねぇ~よ!!」

叫びついでに紐をひっぱるスクアーロ
つまり俺はコルセットに締め付けられるわけで…

「んっ…はぁっ……ス、クアーロっ!くるしっ…。」
「………っ!!!!」

真っ赤になるスクアーロと
何かを思いついたように目を光らせるディーノさん
ディーノさんはすかさずコルセットの紐を奪い
何故かキュッと少し締め上げてくる

「…はっ…っん…く、るしいです…ディーノ、さんっ…。」
「やっぱ色っぽい声出すなぁ、ツナ。…な、スクアーロ?」
「テメェは……。」
「も、お願い…ですから。…外してっ…ください。」

ザシュッという音がして
ディーノさんの手元には俺を締め上げていた紐の端が残った

「めんどくせぇっ!!お前に傷はつけねぇから大人しくしとけぇ。」
「ちょっ…スクアーロっ?」
「掻っ捌くからな。」

そう言うとスクアーロは俺を片腕で抱き
そのままザシュッとコルセットを切り裂く
俺の肌には刃物があたった感覚はなく
コルセットはパスッと音を立てて足元に落ちた

大きく息を吸って
やっと開放された感覚に安堵する

「もう終わり?面白かったのに。」
「…テメェも掻っ捌いてやろうかぁ?」
「そういえば、ディーノさん何しに来たんですか?」
「あ、そうだった。リボーン知らないか?」

ニッコリ俺に笑いかけながら肩に手をかけ聞いてくる
ディーノさんの問いかけに答えようとした瞬間
フワッとスクアーロに抱え上げられ
ディーノさんの手が離れる

「アルコバレーノは会議室だ、さっさと行け。」
「スクアーロ!?下ろして。」
「そうだそうだ、独り占めするなよな。」

何だか意味の解らない講義をするディーノさんを
あっさり無視して
俺を下ろし、すごい形相で睨んでくる

「テメェは、まず服を着ろ!」

そう言われて気づく
コルセットが取れたって事は…
パンツ一丁じゃんっ、俺

うわぁ~人前でパンツ一丁なんて何時ぶりだろう…
なんて感傷に浸ってる場合じゃない
スクアーロの導火線がどんどん短くなってるのが
目に見えるようにわかる

同級生なら仲良くないのかな?この二人は…

何だかわからないが
いがみ合う二人を尻目に
シャツに腕を通す

この時は気づいてなかったんだ…
ベルが仕掛けたのは何もドレスだけじゃなかった事に





後日、ボンゴレ内で極秘データが高値で売買されたらしい





__________

11月5日
誕生花:コルチカム
花言葉:華美
(スクツナディノのツナサンドです。ちょっとエロいか…?まぁ致してないのでOKですよね…?)







ラブツナ~WINTER COLLECTION (PP COMIX) ラブツナ~WINTER COLLECTION (PP COMIX)
百々 りんご (2006/11/04)
あおば出版

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THE ONE(ヒバツナ)

迷子の小鳥のように
飛び込むなら僕の胸に飛び込んでおいで

フラリと思い立ったように屋上に足を運ぶ
胸騒ぎ…
というよりも直感

きっと君が居る

少し足取りも軽く屋上の重い扉を開く

「綱吉…?」
「…っ…あ…、雲雀さん。」

僕の呼びかけに扉に背を向けていた君は
少し飛び上がったように驚いて
こちらに振り返る前に袖で目元を拭った

振り返った君はいつもの笑顔で
だけど隠し切れない潤んだ瞳

「…どうしたの?」
「な…何がですか?」
「…アイツに何かされたの?」
「…ディーノさんは関係ありませんっ。」
「そう、咬み殺してこようか…」

そう踵を返そうとした僕の腕に縋るように巻き付いて
綱吉が進路を阻む

「関係ないんです。大丈夫ですから…目、…目にゴミ入っただけです。」

慌てたように僕を引きとめ
ありきたりな言い訳を言う
それじゃ、肯定してるようなものだよ

腕に遠慮がちにつかまって
尚も僕を引きとめようとする綱吉を
思わず胸の中に抱き込んだ

僕だったら悲しませたり絶対にしないのに
僕だったら一人で泣かせたりしないのに

それでもアイツがいいの?

「アイツに何されたの?」
「違うんです。俺が勝手に…。」
「それでも理由があるんでしょ?」
「…ディーノさんの部下に女の人が居て…。」
「ふ~ん。そんな人居たんだ?」
「いつもオジサンしか連れてないから…それにすごく仲良さそうで…。」

はっきり言って面白くない理由だけど
どんな事があったとしても
君には君らしく居て欲しい
自由に自然に迷わず飛んでて欲しい
その為だったら僕は何でもする

こうやってずっと抱き締めて
君がいつもの笑顔を取り戻せるまで
一晩中でも…

僕達はファミリーなんでしょ?
だったら僕と一緒に居る今を選んで欲しい
いつだって飛び込んで来るなら僕の所に来て欲しい

君はいつだってフラフラと
色んな所へ飛び立って
そして傷ついて帰って来る

ねぇ?
僕の腕の中に居れば傷なんて作らせないし
絶対、泣かせたりしない

でも、僕は
自由に飛ぶ君が好きだから…

だから…
傷ついたら真っ直ぐ僕の所へ帰っておいで
僕の腕の中へ





__________

11月4日
誕生花:サフラン
花言葉:歓喜、節度ある態度
(ディノツナ←雲な感じです。ヤキモチ焼いたツナと色々面白くない雲雀さん。)

※バックスの歌からまたまた妄想しました~♪
 ↓のアルバムに収録されてます。







グレイテスト・ヒッツ-チャプター・ワン~スペシャル・エディション~ グレイテスト・ヒッツ-チャプター・ワン~スペシャル・エディション~
バックストリート・ボーイズ (2004/11/24)
BMG JAPAN

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きく(伊武リョ)

※注意※
誕生日ネタですが、またしても本館パラレル設定です。
今回は花宿パラレルになります概要はここからどうぞ。












結局さ、誕生日とか言ったって
自分でそれを言って回るのも変だし
でも言わないと忘れ去られてそうだし
誕生日なんてストレスだよなー

「深司~。今日は幸村んトコの警護だってさ。」
「…ふ~ん。…あの人キライなんだよなぁ~人使い荒いし何か裏ありそうだし…。」
「ぼやくなよ。」
「…橘さんは?」
「今日は真撰組に呼ばれて出張だろ?」
「スカウトかなぁ…橘さんだったら真撰組に居てもおかしくないもんなぁ…。」
「ぼやいてないで行くぞ。」

ココは花宿
辺りが薄暗くなると煌々と輝きだす場所
煌びやかな花魁達と
屈強な用心棒が
夜な夜な客を待っている

俺はそんな用心棒
まぁ別にこの仕事がしたかったわけじゃないけど
橘さんに誘われるまま結局ココに居ついてる

用心棒の中には花魁に恋心を抱くモノも居る
これほど不毛な事はないんだけどさ~
花魁は花魁として働いてるだけあって
男として惹かれないなんて事あるわけもないから
仕方ないんじゃないかな

「あ、神尾くん。」
「杏ちゃん!あれ?こんな所に居ていいの?」
「伊武くん知らない?」
「ココに居るじゃん…なんだよ、そんなに存在感ないのかなぁ~。イジメだよなぁ~。」
「ごめんごめん。神尾くんに隠れてて気がつかなかったわ。」
「ぼやくなって深司。」
「…で、何か用?」

神尾なんかに隠れちゃわないのに
まぁ、この二人はなにかあるっぽいから
仕方ないかもしれないけど

「そう、今日伊武くんはリョーマくんの方だから。呼びに来たの。」
「え?でも俺も深司も幸村んトコって聞いてるよ?」
「そうだったんだけど、お兄ちゃんからそう言われたから。」
「…ふ~ん。別に俺はどっちでも…。」

何とか顔に出さないように興味の無いふりをする
ほんとはかなり嬉しい

越前はなんて言うか気のおける花魁
お高くとまっているように見えない事もないけど
もともとの性格が淡白なだけ

それに…
名だたる顧客がついてる「太夫」の称号を持ってるだけあって
警護につくことがなければ話もできない

「あぁ~深司誕生日だもんな。橘さん気利かせたんじゃん?」
「そう言ってたわよ。ささやかな誕生日プレゼントだって。」
「…知ってたならおめでとうとか言うよな、普通。扱いがひどいよなぁ~。」
「まぁ、そうぼやくなって。おめでと深司。」
「伊武くん、お誕生日おめでとう。」

そんなわけで仕事場が変わることになった
それだけで気分は向上する

「あ、そうそう。リョーマくん今日はめずらしく予約がないのよ。」
「…ふ~ん。」
「だから伊武くんも部屋に入っていいわよ。」

花宿は広大な土地に中央の大御殿を中心に
四方八方に離れを長い廊下で繋いだ
蜘蛛の巣のようなつくり

長い廊下を真っ直ぐ歩いて北の際奥の部屋

「あ、来たの?」
「伊武さん、お誕生日おめでとうです!」

部屋に入ると
いつものように煌びやかに着飾った越前と
お付きの壇がケーキを前に出迎えていた

「今日は開店休業。このメンツで悪いけど、お祝いしましょ。」
「丁度、予約もなかったしね。」
「伊武さんじゃ金づるにはならないですが、お誕生日なら仕方ないです。」

祝う気があるのか無いのか…
判断には困るけど
とにかく祝って貰えるのは素直に嬉しい
まぁ、そんなこと言ってやんないけど…

「とか何とか言って、リョーマくん今日の予約全部断るの大変だったのよ?」
「ホント、大変だったです。」

聞き間違いかと越前の顔を伺う
少しばつの悪そうな顔で目をそらされた

「言うなって言ったのに…。」
「…ホントなんだ…。」

はぁ~と諦めたようなため息をついて
俺に向き直った越前は
まっすぐ俺の方を向いた

「アンタには恩があるからね…。」
「恩に感じて貰ってるなんて思わなかった…。もうちょっと素直なら可愛いのになぁ~。」





__________

11月3日
誕生花:きく
花言葉:清浄、高潔
(花宿パラレルです。ちょっとまだ書いてない設定のものなのでパラレル部屋見ても謎のままかも…)







テニスの王子様 Vol.41 テニスの王子様 Vol.41
皆川純子、置鮎龍太郎 他 (2005/06/24)
バンダイビジュアル

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せいたかあわだちそう(骸ツナ)

どんな場所だろうと
どんな姿だろうと
僕は生きる

今まではそれは僕にとって憂鬱なモノでした
輪廻…
結局は決められた生を廻る
それが人が生きる理由だと思ってました

貴方に出会うまでは

どんな姿だろうと
どんな場所だろうと
今、僕が生きるのは
僕の生が貴方を中心に廻っているからです

「骸様、ボスが…。」
「…認めませんよ、そんな事。」
「私も…信じない。」

許しませんよ
僕がまだこの世を廻っているのに…
貴方が居なくなるなんて
世界が崩壊してしまう
僕が生きる世界が…

「髑髏…グレコにあの事を伝えてくれますか?」
「はい、でも骸様。あの男がタダで働きますか?」

そうですね…
いくら契約をしているからと言って
僕に従順な者じゃないのはわかってます

僕に従順な者ならば
たとえもし貴方に恋心を抱いたとして
僕にそれを告げるわけがない

「仕方ありません。僕のコレクションから何点か渡して構いません。」
「…ボスの写真…ですね。」
「あまり気乗りはしませんが…すべては僕達の世界を取り戻すため。」

貴方が居ないと
僕達が生きる理由が曖昧になる
それは僕にも、髑髏にも
そして…グレコにとっても同じ事

「グレコにはミルフィオーレに潜入して貰います。」
「はい。」

あの男の人のよさそうな空気とか
やわそうな物腰は
人を欺くには最適です

僕と契約している者が敵地に入り込む
これは全てを終わらせる為の布石
貴方という核を取り戻すための…

全てが全てではないですが
あの男の名だたる悪行という名の功名は
僕に属するもの

これだけ同調率の高い人物が
貴方に焦がれないわけがない
僕の心にシンクロしたのか
それとも、彼自身が焦がれたのか…
結果が同じならば、どちらでもいい事です

貴方の全てを手に入れる為
その為のリスクとしては
少々…いや、かなり
やっかいではありますが…





__________

11月2日
誕生花:せいたかあわだちそう
花言葉:生命力
(捏造万歳☆レオ君が骸に操られている設定です。素性が気になる…気になって仕方ない…)







家庭教師ヒットマンREBORN!携帯ストラップ「骸」 家庭教師ヒットマンREBORN!携帯ストラップ「骸」
(2007/10/20)
ブロッコリー

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そば(よろず屋+ヅラ)

「銀時、いるか?」

晴れ渡った秋空がやけに高く感じる午後
秋の清々しい空気とは不似合いな男が
よろず屋に訪ねてきた

「…銀ちゃん、ヅラが呼んでるヨ。」
「あぁ~?ヅラ?何処のヅラサンですか~?」
「ヅラじゃない、桂だ。」
「もう、いい加減その受け答え飽きましたよ、桂さん。」

依頼人ではない、その男は
普段なら玄関先で門前払いされるのがオチ…

「あぁ~俺ぁ眠いんだ、また今度にしろや、ヅラぁ。」
「ヅラじゃない、桂だ。」
「あぁ~ハイハイ。じゃぁな。」

しかし、本日の桂は一味違う
それと言うのも、片手になにやら土産物らしき袋を提げている
目ざとく見つけるのは、オテンバヤンチャ娘・神楽の役目

「銀ちゃん、待つアル。」
「何よ?ヅラが絡むとイイ事ねぇんだよ。」
「何、持ってるアルか?ヅラ。」
「…あ、銀さん。甘味所『甘党』の紙袋ですよ!」
「…まぁ、あがれや。」
「うむ、お邪魔させて貰おう。」

江戸一番と名高い甘味所のお土産持参と言うなら話は違う
先ほどまで桂の方を見ようともしなかった銀時は
いつもならしないのに、桂に席をすすめたりしている

「ヅラ、それ土産?土産だよな?」
「何持って来たアルか?甘味か?」
「すいませんね、気を使わせちゃって。で?何ですか?」

桂をもてなすと言うよりは
土産と思しき紙袋に群がる3人
それを気にするでもなく
桂はゆっくりとソファに腰をおろした

「ヅラぁ、お前俺が『甘党』の豆大福が好物だって知ってるよな?」
「ああ、昔からお前の好物だろう?忘れてなどいない。」
「じゃ~コレ豆デッポウか?」
「豆大福ね、神楽ちゃん。鳩撃つんじゃないんだから…。」

桂がその甘味所の紙袋に手を入れるのを
期待の眼差しが3組
キラキラと輝きを放つ勢いで見つめる

甘味所の紙袋から何かを取り出しながら
桂は期待の眼差しに向けて言う

「コレは、土産だ。」
「…何か、長くね?」
「…長細いアル。銀ちゃんコレが好物アルか?」
「つか白くも丸くもなくね?」
「蕎麦が白くて丸いわけないだろう?」
「…豆大福じゃなかったんですか?」
「コレ豆ダックスじゃないアルか?」
「何か変な動物になっちゃったてるよ、神楽ちゃん。ありそうでないよ。」
「蕎麦だ。」

嬉しそうにそう告げる桂
対極的に肩を落とす銀時

「何で、『甘党』の袋から蕎麦が出てくんだよ?お前は世紀のマジシャンか?セロか?」
「単にこの袋に入れて来ただけだ。」
「ぬか喜びさせんじゃねぇよ。」
「食わんのか?」
「食う…。」

俺が調理しよう、と桂が台所で蕎麦を湯がき
一緒に持参したつゆを用意する

好物ではなかったものの
食物である事に変わりはない
皆で食卓を囲み
こんもり盛られた蕎麦に手を伸ばす事にした

この際、甘味でなかった事はいいだろう
食物を持参してきただけでも桂にしては上出来と言える
せっかくだから今日は楽しく蕎麦パーティだ

美味しく食べようと銀時が蕎麦をつゆに浸けると

「あ、銀時!蕎麦をつゆに全部浸けるな!」
「…。」

神楽が蕎麦を椀に盛れるだけ盛れば

「まて、そんなにつゆ椀に盛るな!」
「そんなの私の勝手ネ!」

新八が蕎麦を多くすくい過ぎ、すべて一度に吸い込めずに居れば

「一息でいっきに吸い込め!一口分だけ取るんだ!!」
「はぁ…。」

楽しい蕎麦パーティのはずだったのだが
どう食べようと、横から怒声が飛んでくる

………

蕎麦が好きなのは知っていた銀時だが
桂と食事を共にしていたのは、かなり昔のことだ
忘れていた記憶が蘇える

それでも何とか食事を終え
幾分、げっそりとした面持ちで桂を見やる

「やはり、蕎麦はいいな。」
「…ヅラ…お前、もう何も持ってこなくていいわ。」
「持ってくるなら豆チップにするアル。」
「神楽ちゃん、それもう甘味じゃないよね…?別にもう、いいけど…。」

秋の空が高い昼過ぎ
今日もよろず屋は平和です





__________

11月1日
誕生花:そば
花言葉:あなたを救う
(蕎麦だったのでDグレ(神田)か迷ってヅラをチョイスしました。ヅラは蕎麦にうるさそう…。)







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杉田智和、釘宮理恵 他 (2007/01/24)
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