きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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まゆみ(レオツナ)

貴方に魅せられているのは
何も貴方の知っている人だけじゃないんですよ?
ボンゴレ10代目…

貴方と言葉を交わした事はありません
貴方と目が合った事もありません
貴方とお会いした事もありません

僕が知っているのは
貴方のそのお顔
漏れ聞く武勇伝
貴方の考え方
そして、そんな貴方に魅せられた人が数多く居るという事

どんな事でもします
貴方の為になら

守護者とも暗殺部隊とも友とも違う立場で
ただ、ボンゴレの組織の一員として…

貴方が僕を知らなくてもいいのです
もし、知って貰えるのなら
それほど嬉しい事はないけれど
貴方の元で、貴方の為に僕が居る
その事実だけで僕はどんなに幸せか…


「忠誠を誓います…。」

貴方の前で
貴方自身に
この言葉を言えたならどんなにいいか

この世で貴方と言う存在に出会えた
ソレこそが至福


どんなに危険な仕事でも
ボンゴレの為に、では動けない事も
貴方の為に、ならば迷う事もない

これでこそボスなのだと

貴方の直属の部下ではありません
でも、貴方の背負うボンゴレという組織の一員です
貴方を慕う権利は誰にも平等にあるのです





__________

10月31日
誕生花:まゆみ
花言葉:あなたの魅力を心に刻む
(レオナルド・リッピ君の素性がまだわからないので、捏造万歳☆)

※ハロウィン物をもう一つ書くかも…







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ペチュニア(ベルツナ)

「ツーナヨシv」
「…っ!!…だ、誰?」

背後から目を覆われてアタフタと慌てる綱吉
声で俺だって気づいてもよさそうなもんなのに
ちょっと面白くないけど
そんなトコロも可愛いから仕方ない

「シシシっ。だ~れだろうね?」
「…その笑い方…ベル?」
「あったり。」

目を覆っていた手を離し
綱吉の身体をクルリと回転させて
前からギュッと抱き締める
綱吉は少し身じろいで、それでも大人しく俺の腕の中に納まる

「あのさ、俺リボーンに呼ばれてんだよね。」
「俺には関係ないっしょ。」
「俺がどつかれるんだよ。」

仕方ない
今、綱吉を拘束して
後々アルコバレーノに取られるのも面白くないし

とりあえず、綱吉を解放して
綱吉の後をついて行く

「何?たぶんベルには仕事ないよ?」
「ん~?王子暇だからさ。」
「手伝ってくれるの?」
「…ん~、一日中、綱吉と一緒にいれるならいいよ。」
「たぶん、今日の仕事は一日はかかんないんじゃないかなぁ?」

あぁ~ほんと鈍感だ

綱吉についてアルコバレーノの居る部屋へ踏み込む
綱吉が来たのを一瞥して確かめて
ついてきた俺を見て目を逸らす

なぁ~んか態度違うんだよな
綱吉に対してだけ…

「おせーゾ。ツナ。」
「ごめん。」
「まぁ…原因がついて来てたら聞かねぇでも解る。」
「あぁ~…まぁそうだね。」
「何?王子厄介者扱い?」
「…。」
「ハハハ…。」

無言の肯定のアルコバレーノと
笑ってごまかす綱吉
面白くない

「まぁ、ソイツが一緒ならデスクワークは捗んねぇな。」
「…そ、…そうかもね。」
「やっぱ、厄介者扱いじゃん。」

少しだけ拗ねてみせる
まぁまぁと俺を宥めにかかる綱吉

近づいてきた綱吉の腕を引いて
ギュッと抱き込む

あぁ~何か視線が突き刺さるんだけど
こればっかりはやめられない

「あぁ~落ち着く。やっぱ綱吉抱き心地サイコー。」
「…リボーン、今日は仕事になんないかも…。」
「みてぇだな…。明日、倍だな。」





__________

10月30日
誕生花:ペチュニア
花言葉:心がなごむ
(この中で最年長がベルとか…そんなコト、今思い出しました。)







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One Way Or Another(骸ツナ)


ボンゴレ…
マフィア…
ボンゴレ……

この町にボンゴレ10代目候補が居る
その噂を聞きだしてやってきた

ボンゴレと言えば歴史ある巨大な組織
イタリアの巨大マフィアのボス候補が、こんな平和な町に?
そんな疑問を抱かないと言ったら嘘になる

ただ、僕は貴方が何処にいようと
何をしている人だろうと
きっと見つけ出す
あらゆる手を使って
この手に入れる…

「骸しゃん、何でボンゴレに拘るんれすか?」
「…勘ですよ。」

この地に来ること
そして、必ず貴方に出会えること
すべて決まっているんです

だから、きっともうすぐ貴方を見つけることができるでしょう
そして、きっと必ず貴方を手に入れてみせる

「ボンゴレ…待っていてください。…クハッ…クフフフ。」


そう、すべては決まっている
貴方がこの平和な地に生まれたのも
僕があの暗い世界に生まれたのも
全ては僕と貴方が惹かれあう為の布石

さぁ、僕を見つけてください
さぁ、貴方を見つけましょう

どんな手を使ってでも
たとえ罠にかけてでも
貴方と出会ってみせる


「何か、骸しゃん意地になってるびょん。」
「…気づいてもよさそうだけど…。」
「何に?」
「…アレは恋だって。」





__________

10月29日
誕生花:いちょう
花言葉:長寿
(骸とツナが面識を持つ前のお話。すでに何か垂れ流し…)

※今日もMandy Mooreのアルバムcoverageから…







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Mandy Moore (2003/10/21)
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Moonshadow(獄ツナ)

「10代目…探しましたよ。」

ボンゴレ狩りの紛争が激しくなる中
10代目は一人姿を消す事が多くなっていた

こんな時だからこそ
俺のそばに居て欲しいのに…
すぐそばにいてくれれば
必ず貴方を護るのに…


「獄寺くん。ゴメン…探させちゃって。」
「いえ、あまり一人で外に出ないでください。」
「…うん。ゴメン。」

最近、貴方は二言目にはゴメンと言う
何に謝っているんですか?
この紛争は、何も貴方が引き出した事じゃないのに

なんだか10代目を一人にしたくなくて
10代目について部屋まで付き従う

貴方が不安に思ってる事は何ですか?
ソレが俺に晴らせる不安なら
教えてくれませんか?

部屋のソファに腰を下ろし
少し虚ろな目で

「獄寺くん…。」
「何ですか?」
「…俺が居なかったらよかったのかな?」
「そんなこと、あるわけないじゃないですかっ!!」

何を言いだすんだ…この人は
間髪居れずに返した俺の言葉にも
少し寂しそうに笑って見せるだけ…

どうしたっていうんですか?
何でそんな事、思うんですか?

それほどまでに
この紛争がこの人の心を痛めていたなんて
哀しいよりも憤りが抑えられない

「でも…俺が居なければ、獄寺くんも山本も雲雀さんもお兄さんも巻き込まなかった。」
「…なんで、そんな事思うんですか…。」

哀しい…
そんな事を貴方に言わせてしまうのが辛い

貴方が居なかったら
俺は嬉しい気持ちも楽しい思いもできなかった
今もあの飼い殺されたような空間で
生きる屍のように無駄に生かされていたに違いない

こんな事、ほんとは面白くないけれど
他のヤツらだって皆
貴方が居なければダメなんですよ?

「俺は、10代目が居てくれないと困ります。」
「…獄寺くん。」
「10代目に会えてよかった。」
「…。」
「もし、貴方がボンゴレ10代目でなくても、俺は貴方を見つけたと思います。」

運命…
そんな曖昧な言葉で済ませたくはないけど
出会うべくして出会ったのだと

「10代目がどんな姿でも俺は10代目を見つけますよ。」
「…うん。ありがとう。…ゴメンね。」
「でも、10代目の手も、足も、目も…口も…貴方の全てが俺には必要です。」

一つ一つ口付ける…
確かめるように
慈しむように

月明かりの下





__________

10月28日
誕生花:しそ
花言葉:善良な家風
(しっとりした獄ツナを…なんかツナが後ろ向きな子に…)

Moonshadow (coverage/Mandy Moore)
※好きな歌特集(?)マンディ・ムアも好きです。オリジナルはキャット・スティーヴンス。







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ななかまど(ヒバツナ)

僕の側にずっといればいいのに
君は、一時も僕の側から離れなければいいのに


「どうしたの?」
「…あ、…何でもないです。」

何でもないと言うようには見えない姿で
綱吉は俺を見つめる
拳を握り締め、何かを必死にガマンしていたように見える

「…そう?」
「はい。何でもないですよ?」
「今、帰り?」
「はい、雲雀さんもですか?」
「一緒に帰ろうか。」

少し乱れたブレザーとか
少し汚れたズボンとか
身体に傷がないみたいでよかった

さっきこの建物の陰から走り逃げてったのは
見た事のある3年生
カツアゲの常習…
ふん…明日、でいいか


「あ、…はい、一緒に帰りましょう。」
「…うん。」

君はずっと僕の側にいればいいのに
そうすれば
そんな思いしないですむし
何より、僕が安心だ

僕の少し後ろをついてくる綱吉
さっさと先を歩いていても
神経はおのずと少し後ろの君へ

少し前までは僕が近くに行くだけで
オドオドと警戒して
笑顔なんて見せなかった

「ねぇ、さっきの…。」
「…、俺、ああいうのは慣れてますから…。」
「…ふぅん?」
「気にしないでください。」
「…でも、僕はあんなの慣れないよ…。」

そう、僕は君があんなになってる所なんて
慣れることはできない
だから…

君はずっと僕の側にいればいい

そうすれば
僕は誰にも君を傷つけさせやしない

それなら、君も安心だし
僕も安心できるでしょ?


「…明日も一緒に帰ろうか?」
「え…?…はい、一緒に帰りましょう。」

だからずっと側にいて
僕の手の届く所
僕の目の届く範囲
ソコが君の居場所であってくれればいい

あぁ…違うかな
君は自由でいていいよ

だから

僕を側にいさせて





__________

10月27日
誕生花:ななかまど
花言葉:私と一緒にいれば安心
(過保護な雲雀さんとダメツナでした。)







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ピラカンサ(柿ツナ)

「あの…。」
「…。」
「…重いんですけど…。」
「…。」

ココは公園…というか空き地にベンチが置いてある風なところ
3つくらいあるベンチの一つに座って
高くなってきた月を見上げる

俺の横には
俺の肩に背中を預けるように座る千種さん

まだ、秋だと思って厚いコートなんかは着てないんだけど
さすがに夜は寒い
千種さんは見た感じ体温を感じないけど
それでも背中はあったかい

「そろそろ、帰りませんか?」
「…もうちょっと。」
「…寒くないですか?」
「寒い…けど、めんどい。」

めんどいとかで風邪ひきたくないんだけど…
俺はその言葉を飲み込んだ

月はどんどん高くなる
空気の冷たい夜は星がくっきり見えるような気がする

そういえば、千種さんや犬さんは何処に住んでるんだろう?
やっぱ黒曜ランドかな?
髑髏も一緒かな?
ご飯とかしっかり食べてるのかな?
ってか仲良くしてんのかな?

別にコノ人は仲間じゃないのに
なんだか心配になる

重く肩にかかる体温が気持ちいい


「…ねぇ。」

肩越しに千種さんがしゃべる振動が伝わる
なんだか少しくすぐったい

「何ですか?」
「今日って、何の日か知ってる?」
「…?」
「…。」

何か特別な日だったっけ?と
使い物にならない俺の頭を回転させてみる

あ…、そういえば

「今日は十三夜ですね。」
「…。…そんなのどうでもいい。」
「え?でもバジルくんが今日は十三夜だって言ってましたよ?」
「…。」

日本人でもなかなか知らない『十三夜』とかいうイベントを
バジルくんは知ってて教えてくれた
なんでも、十五夜は中国由来だけど十三夜は日本の風習なんだとか
んっと…旧暦の9月13日?だっけ??

「…えっと、何の日なんですか?」
「…。」

少しふてくされたように肩にかかる体重が増す
口数が少ないのはいつもの事だけど
何にも話してくれないのは
少し、怖い…

「…。俺の、…誕生日。」
「え!?…千種さん誕生日なんですか?」
「そう…。」
「俺と同じ10月なんですね~。」
「…。」

同じ月に誕生日があるってだけなのに
なんだか親近感がわくのはどうしてだろう?

「おめでとうございます。」
「…うん。」
「やっぱり、もう帰りましょう。」
「…。」
「誕生日なら、お祝いしないと!」

そう言うと
フワッと肩から遠のく体重、体温
その直後に
フワリと肩にあった体温に包まれた…

あったかい


「今日は家によってください。犬さんと髑髏も呼びます?」
「…いい。」
「そうですか?」
「ココでこうしてる方がいい…。」

思いのほか温かい千種さんの体温に包まれて
また高くなった月を見上げる

さっきまで寒かったのに
なんだか今度は少し頬が熱い気がした





__________

10月26日
誕生花:ピラカンサ
花言葉:燃ゆる想い
(十三夜なのでそれをネタに…柿ツナはじめて書いた。)







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What Makes You Different(骸ツナ)

なぜこんなに貴方は違うんでしょう
何処の誰とも違って
なぜこんなに貴方は輝いてるんでしょう

教えてくれませんか?


「綱吉くん、貴方はまぶしいですね。」
「…何言ってるの?…あぁ、逆光?」

確かに、貴方の後ろから射す西日は強いですが
そういう事を言ってるんじゃないんですが…
まぁ、いいです
もう貴方のそのボケっぷりにも慣れました

沢田綱吉という人は
薔薇の花のように一人でしっかり真っ直ぐ咲いている
僕の幻覚の花のようにツルで何かにまきつく事もなく
ピンと背を伸ばして鮮やかに

貴方にこの闇の世界は似合わない
そう思ってました

でも…
最近思うようになりました
貴方のような光が射さないとこの闇の世界は
朽ちてしまうんじゃないかって
僕達のように闇の世界でしか生きられぬモノにとって
貴方はまぶしくて
そして、何よりも必要なんじゃないかって

そういえば、薔薇は意外と何処にでも生えましたね


貴方という存在が
この暗く湿った世界で
とても大きな存在なんだと
とても特殊な存在なんだと
そう僕をはじめ、周りは思ってることでしょう

だけど、君はきっとココは君の住む場所じゃないと
そう思っているんでしょう?


「綱吉くん、貴方は貴方らしく居ればそれでいいんですよ。」
「…骸、熱でもあるの?」

この世界で、貴方が貴方らしく
自分を失わず生きること
それは誰が言わずとも貴方がしている事

すでに色んな闇を見たでしょう
色んな闇を体験したでしょう
それでも変わらず貴方が貴方であることが
僕には愛しくてならないんです

貴方が思う以上に
貴方は僕の心の深くに触れた
そして、それこそが僕が求めていた事なんだと気づかされた

なぜこんなにも貴方は違うんでしょう
なぜこんなにも貴方は僕の目に美しく映るんでしょう

貴方という魂が続く限り
僕という生が続く限り
僕は貴方に魅せられる…





__________

10月25日
誕生花:フェンネル(ういきょう)
花言葉:不老長寿、勇敢
(私の大好きな歌より…妄想しました。骸は可哀想なくらいツナに溺れてればいいよ…。)

What Makes You Different(Makes You Beautiful) Backstreet Boys
※歌詞がすごく好きな歌です。
 ↓のアルバムに収録されてます。







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コトネアスター(ディノツナ)

儀式は厳かに
そして盛大に



そのまだ幼い小さな身体に
疑問や恐怖を押し隠し
精一杯の覚えたての虚勢を張って

凛と立つ

俺とお前の家庭教師リボーンが見守る中
俺は背後に部下を従え
お前は背中に友を背負い
向かい合う

「ディーノさん…。」
「…ツナ…いや、ボンゴレⅩ世。」

俺がその名を紡ぐのを少し寂しそうに微笑みうなづく
その可愛い弟分
一歩一歩を大切に踏みしめ目の前で膝まづく

「ボンゴレⅩ世沢田綱吉に俺の全てを…。」
「…。」

そっと手を取り
手の甲に口付ける

俺の服から飛び出したエンツィオが
俺に倣ってツナの靴に口付ける

進行をわかっていながら殺気立つツナの背後に苦笑しながら
俺はそのままの姿勢でツナを見上げる

お前の背負うモノのデカさを、深さを俺が一番良く理解してるだろう
その歴史を背負う覚悟を決めたお前に
笑顔をなくさせない為にも

俺はツナに忠誠を誓う
同盟ファミリーとか
そんな表だった形式的なものはどうでもいい

ただ、俺はツナの為にココに居る

ツナが悲しまない為に
ツナが笑っていられるように

その為だったら俺は何でもしよう


「…ディーノさん、並びにキャッバローネファミリー一同をボンゴレ傘下として受け入れます。」

進行表どおりにツナが言う
少し、寂しそうに
少し、無気力な色を瞳に宿し

お前の肩に俺たちも乗せるのは
そりゃ気が重い

俺だって…
ファミリーとか関係なくツナの側に居たいと思う
だけど、この一瞬が後から効果をもたらす事もあるだろう

この瞬間
俺はツナの為に何でもできる権利を得たんだから


ツナが俺に求めてること
わかってるさ
だから俺はニッコリ笑う
何も心配しなくていい
ただ、俺を信じていればいい


儀式は厳かに
俺とツナを結ぶ

誓う
俺は決してツナの為にならない事はしない
誓うから…
どうか、ずっと笑っていて欲しい





__________

10月24日
誕生花:コトネアスター
花言葉:統一、安定
(ディノさんは一番ツナをわかってあげれる人だと思う…)







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あけび(シャマツナ)

「失礼します。」
「お?ボンゴレ坊主じゃね~か。怪我か?サボリか?」
「…怪我、です。」

派手に肘を擦りむいたらしく
ツナが保健室を訪ねてきた
一人で来るのは珍しい

「男は診ねぇぞ。勝手にやれ。」
「わかってます。」

とはいえ、擦りむいたのは右腕らしく
モタモタと危なっかしい手つきで
脱脂綿に消毒液を浸したモノを傷口にあてている

「今日はどうした?」
「あぁ~…獄寺くんが…。」
「…そうか、お前も大変だな。」

皆まで聞かずとも容易に想像できる
隼人のヤツが暴走したらしい
ベッドにゴロリと横になり
ツナがモタモタ手当てするのを見つめる

あぁ、全然傷口にあたってねぇ…
もっと右だ…
…ったく

「あ~っ!もう、かせっ。」
「う…あ、はい。」
「お前、不器用にもほどがあんだろ~が。」

ツナの手から消毒液やピンセットを奪い
テキパキと消毒し、傷口からばい菌が入らないように
ガーゼを当てて貼ってやる

それにしても生傷の耐えないヤツだ


「隼人はアイツぁダメだな。ボスに自ら怪我負わせてどうすんだ…。」
「…いや、俺がトロいから悪いんですよ。」
「はぁ~…アイツは俺が教えた事わかってんのかね?」
「あ、そういえばシャマルが家庭教師なんだっけ…。」

ツナはそうつぶやいて俺を見上げる
幼い顔をしているが、育ったらそりゃ美人になんだろうな
そう思わせるのは家光がベタ惚れの奥さんに似てるっつーくらいだ
間違いないだろう…
どこか先祖返りしたかのようなエキゾチックな風貌
ジャッポーネであってソレとは異なり
普通であって普通じゃない

「俺だってボンゴレに逆らうつもりはねぇよ。」
「…リボーンに頼まれたんですか?」
「いや、頼みに来たのはリボーンじゃなかったけどよ。」
「ふ~ん…。」

興味があるのか無いのかわからない受け答え
少しでも興味を持っていたとして
ソレは俺に対してなのか、隼人に対してなのか…

「まぁ、俺も報酬を貰わねぇとなぁ~?」
「…は?俺から!?」
「だってボスなんだろう?ボンゴレ坊主。」
「…いや、ボスになるつもりはないっていうか…。」

ウダウダとつぶやくツナ
ツナが座る保健室のイスの前に膝を付き
手の甲に口付けを…
古来から忠誠を誓うのに一番オーソドックスなスタイル

「ツナがボスなら滅びる事はあっても、悪い事にはならねぇだろうしな。」
「…って、……えぇっ!?」
「頼んだぜ?ボス。」

やめてよ、シャマルまで~っ!!と情けない声を出すツナ
天は誰にでも一つは才能ってヤツを与えるんだ
それを生かすも殺すも生き方しだい

お前の才能は周りを巻き込むことだな…
いや、周りに巻き込まれること、か?


「俺は、お前の創る未来のボンゴレを見たくなっただけだ。」
「勝手な事言わないでよ~っ。」

全て笑って振り返れる人生なんてつまんねぇだろ?
男だったら冒険しろ、ヤンチャしろ。
んで、最後に笑ってられたヤツの勝ちなんだ、人生なんて





__________

10月23日
誕生花:あけび
花言葉:才能
(家光パパとシャマルはマブダチ設定です(笑)シャマツナも好きなんだ…もっと年齢指定もイイねシャマツナは…)







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みせばや(カカナル)

「なーなー、カカシ先生。」
「…。」
「なーってばっ!!」

気持ちのいい秋晴れの昼下がり
木陰で本を読む俺の横で話しかけてくる教え子
子犬が飼い主に構って貰おうとするように
身体を摺り寄せてくる

「はぁ~。お前ね、先生本読んでんでしょ?」
「だって、カカシ先生が本読んでたらツマンナイってばよ。」

ココに来る途中
丁度通りかかった空き地で特訓してたコノ教え子は
俺を見るなりまとわりついて
そのままついて来たのだ

「お前が勝手について来たんだろ…。」
「…。そうだけど…でもでも、せっかくだから特訓付き合って欲しいんだってば。」
「ヤだね。先生は、読書の秋を満喫したいの。」
「秋は運動の秋でもあるってばよ…。」

この子供の場合、少しくらい冷たくしても大丈夫
たまに優しくしてみせれば
俺から離れて行く事はない

それはこの子供の生い立ちゆえ
ほんのたまにめいっぱい優しくすれば
それは俺の周到な計算
この子供の一番になる為の駆け引き

「…カカシ先生が特訓付き合ってくんないんだったら、いいや。」
「そ?一人で特訓してきなさいな。」

そう言うと、ナルトは音もなく立ち去った
今日は少し、諦めが早かったかな…
後で夕飯でも誘いに行ってやろう
それで、全部チャラ
冷たくしといて、めいっぱい優しくして
それでナルトは、また俺の所へ来る



その日の午後を、たっぷり静かに過ごし
そろそろナルトを誘いに行こうと
チャクラを辿る

ほら、見つけた


「ナルト…―」

俺の方を向いていたナルトの空色の瞳は
満面に笑みを見せて
俺を通り越してその先へ体いっぱい手を振る

「イルカ先生~っ!!」
「…。」

俺を視界に捕らえる事なく
俺の横を通り過ぎる金色の頭
駆け寄って、飛びついたその姿が
振り返らずとも感じ取れる

めいっぱいの優しさでナルトを包む人
無条件の信頼を勝ち得ている人

そう、俺の駆け引きには
ナルトと俺しか存在しない

「あれ?カカシ先生じゃないですか?」
「…。あ、どうも。」
「あ、カカシ先生だ。」

そんなに視野が狭いのは…忍者としてどうなのよ?
とか思う前に
ほんとに、一欠けらも気づいて貰えてなかった事実に打ちのめされそう

さっきまで、あんなにカカシ先生カカシ先生って言ってたくせに


「イルカ先生っ、一楽行こうってばよ!」
「また、お前はたかるなよ…。」
「いいじゃん、久しぶりに行こうってば。」
「久しぶりってお前、一昨日も一緒に行っただろ?」

俺の知りえないナルトの日常
自分の知らない所でナルトは優しさにありついてる
これ以上見せ付けないでほしい
これ以上、俺の邪魔をしないでほしい

「あ、カカシ先生もいかがですか?」
「いえ、俺は…。」
「カカシ先生、行かないの?」

二つも優しさはいらないでしょ?
その人からの優しさで満足でしょ?
もう、俺はいらないんでしょ?

俺がナルトに優しくしてあげるつもりが
この男に横からおいしいトコだけ持ってかれた気分
イルカ先生の腕にまとわりつくナルトを見るのが辛い

俺は踵を返して立ち去る事にした
今日の計画まるつぶれだ
今日はナルトに優しくできなかった…

ほんの少しでも
ほんの些細なことでも
ナルトに会ったら優しくしたいのに…

「カカシ先生っ…。」
「…ナルト?何、してんの?」

さっきまで、イルカ先生にまとわりついてた腕が
俺の腕を捕らえる
何、してるの?
無償の優しさをくれる人にくっついてたらいいでしょ?
そしたら、俺なんかいらないでしょ?

「もう、本読み終わったのか?」
「…。」

さっきの場所で少し寂しそうにナルトを見る人
すぐに安心したような笑顔をみせてナルトに手を振る

「じゃ~ナルト。一楽はまた今度な!」
「イルカ先生、約束だかんなっ!!」
「お~、わかったわかった。じゃ、カカシ先生、失礼します。」
「イルカ先生、またな~。」

俺の横でナルトも笑顔で手を振る
イルカ先生が背を向けるとすぐに
ナルトは俺を覗き込み、ニッコリ笑った

「今日は、カカシ先生んちにするってばよ。」

あぁ…そうだった
この子供は俺と同じで
寂しい気持ちに敏感だった

優しさを欲してるのはナルトであり、俺でもある
俺は、与える事で与えられようとしてたんだ

その小さな手を握り締め帰路につく
やっぱり俺には無償の優しさなどあげる事はできなそう
優しくするから、優しくして?一緒にいて?
二人で傷を舐めあうように
ずっと…





__________

10月22日
誕生花:みせばや
花言葉:静寂を愛する
(ナルトが依存してるようで、カカシの方が依存してるのが好きです。精神的に逆なのが萌え)







NARUTO -ナルト- 疾風伝 風影奪還の章 一 NARUTO -ナルト- 疾風伝 風影奪還の章 一
西尾鉄也; 鈴木博文 (2007/08/01)
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むらさきしきぶ(白ツナ)

「ねぇ正チャン。ボンゴレ10代目の写真ってある?」
「…何?いきなり。あるけど…。」
「見せて。」
「……ヤダ。」

まぁ、そう言うとは思ってたんだけどね
自然を装い正チャンに近づく
普通にいつもするように肩を抱いて
ポンポンと軽くたたきながら

「何ソレ?正チャンの横暴。」
「百蘭には絶対見せたくないんだ。」
「接触する相手の顔わかんなきゃミッションスタートしないでしょ?」
「彼には俺が接触するから、百蘭達は彼の守護者の方をお願いって言っただろ。」
「だって、ボンゴレのボスがどんなヤツか知りたいじゃん。」
「絶対ダメ。」
「はぁ~正チャンってばワガママ。仕方ないなぁ。」

軽くハグして開放する
胸の内ポケットってわかりやすすぎだよ、正チャン

正チャンが部屋を後にするのを見送って
くすねた写真を表にかえす

ジャッポーネにしては薄い色素の髪と瞳
昔からボンゴレのボスってのは穏やかな外見のが多いけど
その男は穏やかに写真の中で微笑んでいた

「コレが正チャンご執心の綱チャンか…。」

彼の何処からもボンゴレという血生臭いマフィアの片鱗は見られない
ボンゴレなんていう巨大組織のボスともなれば
想像するのは厳つくてデカイ男
写真に写るのは華奢な青年
虫も殺さなそうな、そんな感じ

「まぁ、キレイな顔はしてるか…。ってか結構好みかな。」

正チャンが頑なに俺に写真を見せたがらなかった理由は
写真を見なくても察しがついてはいた
でも、正チャンの思い過ごしだと思ってたんだ

俺はグロほど変態じゃないけど…
うん、全部俺のモノにしたくなるね

目の前で怯えてみせてくれるのかな?
いきなり好戦的でも可愛いかな
そんで強かったら手加減できないかも…

写真の中のような穏やかな顔は決して見せてくれないだろう
でも、それで構わない
俺は君のボンゴレの仲間になりたいわけじゃない
正チャンがどういうつもりなのかはハッキリとは知らないけど
たぶん、正チャンは彼をボンゴレから救い出す気なのかも…

そう、どうやって見ても似合わない
ボンゴレ10代目という肩書きがしっくりこない
マフィアという血生臭い世界が彼の後ろには見えてこない

「俄然、楽しくなったね。」

写真をヒラリと目の前に翳し
その飴色の艶めく瞳を見つめる
もっと強い光を放つんだろうな…
殺気を孕んで、睨み付けてきて

「うん、きっと可愛いだろね。」

正チャンには悪いけど
世の中には先手必勝って言葉があるんだよ?

さぁ…
ミッション・スタート





__________

10月21日
誕生花:むらさきしきぶ
花言葉:聡明
(アンケートに白ツナリクがあったので、書いてみました。ん~百蘭のキャラがまだ良くわからないです。)







家庭教師ヒットマンREBORN! 15 (15) (ジャンプコミックス) 家庭教師ヒットマンREBORN! 15 (15) (ジャンプコミックス)
天野 明 (2007/05/02)
集英社

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りんどう(ヒバツナ)

この身体に血が流れているのが
こんなに哀しいと思うなんて…


ボンゴレリングに認められ
歴代ボンゴレボスに認められ
あぁ、俺には紛れもなくマフィアの血が流れてる
そう実感した

10代目と呼ばれる事にだんだん抵抗がなくなっていくのも
仲間を、愛しい人を、護る為とはいえ
人を傷つける為の炎を操る事に抵抗がなくなっていくのも
それは結局、俺にマフィアの血が流れているからなのか?

リングを正式に継承した、あの時
見せ付けられた"現実"は
心の何処かにあった自分がヒーローになったような
そんな、浮かれた気分を粉砕した


「君には、僕が居るでしょ。」
「雲雀さん…。」

それでも
自分の命と、仲間を選んだ俺に雲雀さんはそう言った

世の中、どんな生き方をしても理不尽な事はある
俺が特別なんじゃない…少し特殊だけど

どんなに平凡な世界も
どんなに非凡な世界でも
俺がどうするかが全てなんだ
それは例え、俺がボンゴレ10代目じゃなかったとしても…



+++ +++ +++



「10代目…何か悩み事ですか?」
「え…、あぁゴメンちょっと考え込んでた。」
「…10代目には俺がついてますっ!」
「俺もな。」
「てめぇは…俺と10代目の語らいに入ってくんじゃね~!!」
「獄寺くん、山本…。」

いつかのあの人に言われた言葉…。
きっと今の雲雀さんじゃ言わないだろうけど
俺が進む道を間違えなければきっとまた会える

「君達…また群れてるの?」
「雲雀っ…やんのかてめぇ…。」
「もう、いちいち喧嘩売らないの、獄寺くん。」
「でも、10代目…。」
「すいません。雲雀さん、屋上で休憩ですか?俺たちは行きますね。」
「だな、昼も食い終わったし、サッカーしようぜっ!!」
「10代目…なんて寛大なんだっ。」

すでに勝負モードの獄寺くんと山本につづいて
俺も屋上の扉に手をかけると
肩を引いて戻された

「別に、いいよ。うるさくしないなら居ても。」
「え…。あ、そうですか?でもうるさくすると思うんで。」
「君はどうせ、サッカーしないんでしょ?」

まぁ、見てるだけなんですけど…

「君だけなら、うるさい事もないし。」
「はぁ、一人では騒ぎようもないですし。」
「それに…僕は君の、その微妙で急激な変化の理由が知りたい。」

そう言って覗き込む瞳は
当たり前だけど、あの人とまったく同じ色

「君は、ころころ変わって、どんどんわからなくなる。」
「…ある人に…追いつく為、だと思います。」

覗き込む瞳を見つめ返しながら
そう伝える
雲雀さんに…あの人に…

「…ふぅん?」
「雲雀さん、昼寝しに来たんじゃないんですか?」

そう言ってみると
少し面白くなさそうにトサっと身体を横たえる
何だか少し、雲雀さんが近く感じた





__________

10月20日
誕生花:りんどう
花言葉:あなたの哀しみに寄りそう
(未来編が解決して現代に戻った設定です。ツナは大人の雲雀さんに恋してて、知らず嫉妬する雲雀さんて感じ?)







家庭教師ヒットマンREBORN!マイクロファイバー ミニタオル 「雲雀 家庭教師ヒットマンREBORN!マイクロファイバー ミニタオル 「雲雀
(2007/01/31)
ブロッコリー

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ブルーサファイア(柳生リョ)

※注意※
 自サイトのパラレル設定(跡部カンパニー/通称A.C)です。
 ご存知でない方はこちらを参照くださいませ。













いくつになっても、誕生日というのは特別
自分が生まれた日
年を重ねたのを実感する日

A.C本社...地下―――
そこは何とも得体の知れない空間…

自分が何故こんな所に配属されているのだろう?
と首をかしげたのは一度や二度じゃない
乾君と柳君を筆頭に開発研究されているのは
栄養サプリや健康食品のみならず、スポーツウェアやインナーにまで至る

ココは地下の一室
「製品調整室」
所謂、実験施設のような所

実験施設などと言うと少し、怪しいが
実際はウェアやインナーの試着試験が主な業務内容

とは言っても、私や室長の仁王君は試着はしない
基本的に社内から被験者を募り
私はその被験者の実験結果をまとめ
製品開発に役立てるのが仕事です

サプリや健康食品に関しては
別の場所、「栄養研究室」で同じく実験されている
そちらでは味に疎い、乾君に代わり
丸井君や切原君、二人をまとめる桑原君が働いている

地上の階で働く社員達は
私達を「地下の住人」などと呼んでいるようですね

「のぉ、柳生。」
「なんですか?仁王くん。」
「今日は頭が痛い。悪いが被験者がもうすぐ来るじゃろうから、対応頼む。」
「昨夜あんなに飲むからですよ…。仕方ありませんね。」

今夜は皆が集まれそうにないという事で
昨夜、乾君を除く地下の住人と真田君、幸村君が
私の誕生日を祝ってくれました
食事をすると言っても、もう子供じゃないのでお酒も入る
大人な配分を守れればいいのですが…
大人な人ばかりじゃないのが現状ですからね
きっと、丸井君や切原君あたりもフラフラしていそうです


「ども。」
「あぁ、今日の被験者は越前君でしたか。いらっしゃい。」

仁王君が退室してまもなく、本日の被験者が現れた
越前リョーマ―A.Cの看板でテニスの世界プレーヤー

「そういえば、二冠達成でしたね。おめでとうございます。」
「…アリガトウゴザイマス。」
「今度、お手合わせ願いますよ。」
「いいっスね。…柳生サンとはまともに試合した事ないし。」

日本のテニス界において、今やなくてはならない存在。
学生時代から知っているとは言え、ダブルスプレーの多い自分は
なかなか彼と対戦するチャンスに恵まれなかった

それでも目の前で何度も凄い試合を見せられました
プレーヤーとして、興味が湧かないわけがない

「とりあえず、コレを試着していただけま…すか、…?」
「……何?コレ…。」
「……すみません。私も今日は新しいウェアだと聞いてたんですけど…。」
「オレも。」

今日実験予定の最新ウェアが入っているはずの紙袋
中から取り出したところ
オフホワイトの清楚な雰囲気のワンピース
控えめなフリルとレースが裾と胸元を飾っている

「何か、落ちたよ?…紙?」

ワンピースの間からヒラリと紙切れが舞い落ちた
何だか嫌な予感を覚えつつ
その紙を拾い、確認してみる

『柳生へ 誕生日プレゼントだ 仁王より。』

紙には簡潔にそれだけ書かれている。

「何て書いてあったんスか?」
「…仁王君のイタズラですね……気にしないでください。」

そのワンピースをキレイにたたんで紙袋に戻すと
紙袋の底にウェアが入っているのを発見した

「あ、ありました。越前君。では、コレを…。」
「へぇ、今回はホワイトなんスか?」
「はい、そうです。」

単に白一色というわけではなく
ストライプ状にパールホワイトとホワイトをあわせ
胸元と前左側の裾には控えめなサイズで
「ACB(跡部カンパニーブランド)」のロゴが入ってる

「へぇ…着心地はいいっスよ。」
「はい、防風加工もしてありますので、秋から冬先にかけて着れます。」

越前君は、自然と私の目の前で回って見せてくれる
…………!!!!!

私が知っている限り
今回のウェアには背面には何も入っていなかったはずですが…
目の前で背中を見せてくれた越前君のウェアには
大きく文字が踊っている

―Present For You!!―


「あ…ポケットに紙入ってる。」
「え…ちょっとそれ貸してくださいっ。」
「んっと…柳生へ。コレも中身ごとプレゼント、仁王より…?」
「……イタズラですね。」
「…ちょっと、さっきの紙も見せてください。」

少しだけ躊躇して、私は越前君にワンピースから落ちた紙を渡した
自分がやったわけではないのに
何故、こんなに私がうしろめたいんでしょう…

「…アンタ、今日誕生日なの?」
「…はい、実は…。」
「コレってじゃあ、このウェアも偽者?」
「ほぼ、試作品と同じです。背面に…文字がなければ…。」

そう私が言うと、越前君はウェアを脱いで背面を確認する
背面の文字を少し目を丸くして見つめ
私に向き直る

「中身ごとって…オレのこと?」
「…おそらくは、そういうつもりで書いたんだと…。」
「ふぅん。…じゃあ、いいよ。今日はアンタへのプレゼントになっても。」
「…へ?」
「…柳生サンでも間の抜けた声出すんスね。」
「失礼しました…。」
「別に、悪くないんじゃないっスか?で、プレゼントは柳生サンの為に何したらいい?」

ニコっと少し下から笑いかけられる…
A.Cのアイドルで
日本テニス界のアイドルで
世界の越前リョーマが…

確かに…
とても嬉しいプレゼントなのですが
本人の確認なしに、人を巻き込むのは良くありませんね
仁王君には後で言って聞かせないと…

でも…
今日だけ、今だけ、少しだけ
このプレゼント受け取ってもよろしいでしょうか?





__________

10月19日
誕生花:にがうり
花言葉:強壮

誕生石:ブルーサファイア
宝石言葉:慈愛・誠実
(パラレルネタですみません…柳生むずかしい…)

☆Happy Birthday Hiroshi Yagyu☆








テニスの王子様 Vol.30 テニスの王子様 Vol.30
皆川純子、置鮎龍太郎 他 (2004/07/23)
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わた(タジミハ)

むかし、テレビで見た綿の花のように
やわらかいモノがあふれてくる

朝、フラフラとフワフワの頭がよろめきながら
校門を通るのが見えてくると
自然とフンワリ気持ちがあったかくなる

「三橋っ!はよっ。」
「お…はよっ、田島くん。」

ちょっと前まで、挨拶しても笑ってくれなかったけど
俺がオハヨって言って
三橋がオハヨって笑ってくれる

何か昔、国語の授業でやらなかったっけ?
パチンて弾けるやつ…
赤い実だっけ?
種だっけ?
なんか、そんな感じ


「三橋~っ。移動教室だぞ~?」
「…ん……。」

窓際の席で、気持ちよさそうに寝てる三橋
まぁ、朝練も結構ハードだったし
今日のオーラル聞くばっかりだったし
天気いいし
俺もさっきまで寝てたし

「みーはーしー?」
「ぅん……。」
「田島ぁ、三橋起きねぇの?」
「すっごい良く寝てるな~。」

三橋の事だけ考えてたら
泉と浜田が近くに来てたの気づかなかった…

「お~い、三橋~移動だぞ~っ?」
「…ン……。」
「警戒心強いわりに、心許すと無防備だな、三橋は。」

泉と浜田は
三橋の肩をたたいたり
頭を小突いたり
起こそうとしてる

………

何か…ちょっとチクッとした
泉が三橋の肩に触るのとか
浜田が三橋の頭に触るのとか
何かちょっと、胸んとこがチクチクする

「俺が起こすから、ちょっと待ってて。」

そう言って割り込んで
三橋の頭に触る

フワフワしててあったかい

「三橋~。起きろ~?」

よく見ると、睫毛が長い…
色素が少し薄くて
なんか髪とかフワフワしてるし
何か…


…チュッ


ざわめく教室と
反対に固まる泉と浜田

「…んっ……た、じま君?」
「起きた?」
「あれで起きるのかよ…三橋。」


何か…
ガマンできなくなったんだ

そう、たぶん弾けたんだ…
赤い実だっけ?
種だっけ?
何でもいいけど…

弾けた中から出てきたのは
真っ白なフワフワの綿みたいな
やわらかいモノ…
溢れてこぼれ出て
もう、俺にも手に負えない





__________

10月18日
誕生花:わた
花言葉:繊細
(遅ればせながら…田島10/16誕生日おめでと~。忘れてた…過ぎちゃったので誕生日モノじゃないです。)







おおきく振りかぶって 5 おおきく振りかぶって 5
代永翼.中村悠一 (2007/10/24)
アニプレックス

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みずひき(ヒバツナ)

「何か…緊張してきちゃったな…。」

隣の大広間から聞こえる
披露宴の準備の音
怒鳴り声やら、笑い声やら
なんとも賑やかな空気

壁一枚隔てただけで
全く違う空間が広がっている事だろう

「まぁ、緊張してるくらいが丁度いいんじゃない?君の場合。」
「いや、あんまり緊張するとトイレに行きたくなったりして…。」
「…まったく情けないね。」
「ハハハ…まったくその通りです…。」

真っ白なスーツは同盟組織のディーノさんからの贈り物
高価そうなタイピンはシャマルがくれた
ピカピカの革靴は父さんと母さんから

新入社員として初出社とかなら
かなり初々しいこの姿も
お披露目会と称される物の為だと思うと
ため息も出る

本格的に踏み込むんだ…
マフィアの世界に


さっきまでオソロイの黒いスーツを着たリング保持者達は
披露宴会場の隣の部屋
この部屋に勢ぞろいしていた

獄寺君は山本とランボを無理やり引っ張って

「10代目のお披露目、俺にプロデュースさせてくださいっ!!」

とすごい意気込みで、隣の披露宴会場に行ってしまった
でも、たぶん会場準備とかいっても
つまりはきっと力仕事…だよな…

お兄さんはジッとしてるタイプじゃないのはわかってたけど
自分から力仕事志願してすでに隣の部屋だし

骸は今日、ココに来るのかどうかさえ知らない


そんなわけで
控え室には俺と雲雀さんしか居ないわけで…
なんとも重たい空気が漂ってる気分になる

「君さ、もっと堂々としてたら?」
「…無理です。こんな会開かなくていいって言ったんですけど…。」
「それはダメだよ…せっかく皆が祝福してくれるんだから。」
「…そうですか?俺は別に祝福されたくないんですが…。」
「なんで?僕は嬉しいけど?」

雲雀さんの事だから、くだらないとか言って
こんな所から一番に抜け出すものだと思ってたのに
なんだか思ってた反応と違うみたいだ

「まぁ、せっかくなら白無垢がよかったよね。」
「…はい?……。」
「そのスーツもいいけど、アイツに貰ったモノってのは気に入らない…。」
「あ、ディーノさんが同盟の証しにコレを着てくれって…。」
「もっと早く知らせてくれれば、ドレスか白無垢、用意したんだけど。」

アレ…?
おかしい…。
話が明らかにかみ合ってない気がする

「雲雀さん…。」
「何?」
「今日、今から何が行われると思ってるんですか?」
「僕と綱吉の結婚式だろう?」

………

中学生の頃から良く知ってる
これ以上、俺が何を言おうと無駄だって…





__________

10月17日
誕生花:みずひき
花言葉:慶事・祭礼
(雲雀さんがおかしな人になっちゃった…ツナの白スーツを婚礼衣装だと信じてる雲雀さん…)







家庭教師ヒットマンREBORN!公式キャラクターブックVon gola77 (ジャンプコミックス) 家庭教師ヒットマンREBORN!公式キャラクターブックVon gola77 (ジャンプコミックス)
天野 明 (2007/10/04)
集英社

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にしきぎ(骸ツナ)

生まれた時から
生きてきたのは色のない白黒の世界…

目の前に光なんてみえなくて
ただ白黒の中で生きてきた
希望なんて持つだけ無駄で
温かい赤もすぐに黒く冷たく変わる

暗い闇の中
そこが闇の中だとも知らずに生きてきた

僕たちを人間として扱わない
マフィアなんて嫌い
僕たちに意思があるなんて思わない
マフィアはなんて愚かなんだ


だから僕はマフィアなんて嫌いなんですよ


そう、大嫌いなんです
君なんか、さっさと僕のモノになってしまえばいいんです

子供の頃から何度も聞いた名前
ボンゴレ…
ボンゴレのボスは身体に炎を灯すのだと
明るく周りを照らすのだと…


手に入らない光は
手に入らない温もりは
ただただ憎らしいだけなんですよ


君と合いまみえた時
君のその炎に、その光に、その温もりに触れた時
その時初めて僕が暗闇に居るのだと感じました
ただ、僕は初めて本当の光を知りました

手の届きそうなその光は
喉から手が出るほど欲しいもの…


僕は光の中に住むことは出来ないでしょう
だから、君は僕のものになればいいんです
君の光は僕の闇を戒めうる…
だから、はやく僕のものになってしまえばいいんです


復讐者に連れられるその瞬間も
僕の瞳に映っていたのは
君のその温かいオレンジの炎…

僕の全てを左右する光…





__________

10月16日
誕生花:にしきぎ
花言葉:あなたの魅力を心に刻む
(ナッポーが気違いぽくなってしまった…っつか独白…いや、アレは気違いでいいのか…?)







家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック 骸 家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック 骸
(2007/07/29)
ブロッコリー

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しゅうめいぎく(忍リョ)

「おい、忍足…何処行く気だ?」
「…跡部。俺、今日は病欠や、よろしゅう。」
「お前の何処が病気だぁ?あぁん?」

跡部に見つかる前にトンズラしようと決めとったのに
運悪いわ…

「今日は、可愛い子ちゃんとデートやねん。」
「んな暇あったら、練習出ろ。」
「殺生やわ…。やっと取り付けた約束なんやで?」
「んなこたぁ、知るか。」
「俺、今日誕生日やねんっ。今日しかその子付きおうてくれんのや。」
「…ったくテメェは…。明日、倍な。」
「よっしゃ、商談成立やな。ほな後よろしゅう!」

何だかんだ言って、ボンの跡部は誕生日とかに弱い
自分が盛大に祝われるからやろうけど
プレゼントなんかも必ず用意したりしとる
ボン育ちも大変やな…

とにかく、俺は脚を早める
遅刻なんかして、機嫌損ねたら大変や

急いで待ち合わせ場所に行くと
すでに小柄な後姿がそこにあった

「越前。悪い、待たしてもうたか?」
「別に…。」

ちょっとの遅刻ですんだみたいで安心する

「ほな、行こか?」
「ってか、何処に付き合えばいいの?」
「あ~、別に何処って決めてへんけど?」
「は?わけわかんない。」
「まぁ、ええやん。腹すかへん?何か食おうや。」

少し、怪訝な表情で
それでも大人しく横にならんでついてくる
なんや、幸せやなぁ~

そのまま所謂、放課後デートを満喫する
ファーストフードで飯食って
CDショップとか寄って買い物して
公園でまったり…


「…アンタさ、何したかったわけ?」
「ま、ええやん。どっか他行きたいトコあるか?」
「…じゃあ、ストリートテニス場。」
「…そんな事やろうと思ったわ。」

まぁ、普通のデートも楽しいんやけど
やっぱテニスは越前からは切って離せないわけで
結局、青学の近くのストリートテニス場に足を運ぶ

さっきまで、つまんなそうにしてた越前の顔つきが
一変するのは、少しショックやけど
可愛えから、良しとする

「軽くな…?」
「いいよ。」

軽くラリーを繰り返す
越前のリターンは一球一球が面白い
あのちっさい身体でどうやってこんな球返してくるんやろう
とか思うけど、越前が凄いのは知っとったし…

「あ~あかん。もう疲れたっ。」
「…アンタ、やる気ないだろ?」

他のやる気やったらバッチリあるんやけど…
とは、思っても口にしない
まだ、そこまでやなくていい

「な~、越前。俺、今日誕生日なんやけど…。」
「知ってるけど?」
「…は?知っとんの?」
「うん。乾先輩に聞いた。」

え?何やの?
知っとって付きおうてくれたいうんは
…期待してしまいそうや

「はいっ。」

そう、投げて寄こされるのは
さっき道中の露店で買ってたリストバンド

「誕生日プレゼント…安物で悪いけど。」
「貰ろてええの?」
「ん…。お誕生日オメデト。」

あかん…
可愛え…

どないしよ…
こんなん反則や

「なぁ、越前。何で俺が今日、誘ったかわかっとる?」
「…さぁ?…アンタ、俺のこと好きなの?」
「そうやって言うたら、どないする?」
「…ん~。別に?」
「チューくらいしたってもええなとか無いん?」
「無いね。」

そう言いながら、地べたに座る俺に近づく
ゆっくり屈んでオデコに唇が触れた

ほんま…
反則やって…

「これで満足?」

ニヤッと小悪魔な笑顔を見せて俺を見下ろす
満足するわけ無いやん…

すかさず腕を引いて抱き締めた

「まんざらやないって事やんなぁ?」
「…さぁね。」

ほんま、可愛くなくて
めっさ可愛い…

今度は俺が唇へ、キスをした





__________

10月15日
誕生花:しゅうめいぎく
花言葉:忍耐
(たまにはおいしいトコを忍足が持ってってもいいと思います)

☆Happy Birthday Yuushi Oshitari☆








テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇 FAN DISC White heat Remix テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇 FAN DISC White heat Remix
皆川純子.置鮎龍太郎.近藤孝行.津田健次郎.甲斐田ゆき.高橋広樹.川本 成.喜安浩平.小野坂昌也 (2007/12/21)
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テランセラ(ツナ総受け)

今日は特別な日
まぁ、俺にとってってだけで誰も気にしちゃいないだろうけど…

朝、学校に行く前も
リボーンからもイーピンからもランボからも何も言われなかった
ま…リボーンはともかく
イーピンとランボが覚えてるとは思えないけど

いいんだ
何か特別ってだけで
何か空がいつもより大きい気がするとか
道端の花が今日の為に咲いたんじゃないかとか
そんなことでいいんだ

求めるだけ失望するのなんて
もう、ずいぶん前から知ってるし…
いつもと同じ、そ知らぬ顔で一日を過ごせばいい


「10代目っ!おはようございます!」
「おはよ。…って何、してんの?」

いつものように学校へ行く途中
待ち構えてた獄寺くん
いつもと違うのは何故かいきなり抱き込まれた事
しかも何か顔が近づいてくるんですけどっ!!

「ちょっ!近いって。放して。」
「…10代目、何も聞かず俺に全てをゆだねてくださいっ。」
「ヤダよ…何か怖いし…。ってか何なの?」
「申し訳ございません。今はお伝えできません。」

何か意味わかんないし、怖いし…
とりあえず、俺は逃げる事にした

なんだったんだろう?獄寺くんは…
いつもにまして変だったけど


「よっ、ツナ。はよっ。」
「山本。おはよ。」
「なぁ~…、キスしていい?」
「はぁっ!?ヤダよっ!!何言ってんの?」

少し行くと山本に会った
獄寺くんといい山本といい
今日はなんだかおかしい…
なんだかわかりたくないけど、わかってきた
コレはきっとリボーンの仕業だ

「いいじゃん。ちょっとだけ…な?」
「良くないよっ。リボーンに何か言われたんだろ?」
「ん~…それは言えねぇんだ。」

山本も引き下がろうとしないって事は
確実に事の発端はリボーンに違いない
ってか何なんだ…

「君達…朝から何、群れてるの?」
「うっわ…雲雀さんっ。」
「うわって何?僕が居ちゃいけない?」
「いえ…そんなことは…。」
「群れてると咬み付くよ…。」
「え…何処に…?」

え?…咬み殺すんじゃないの?
と思って呆けていたら、変な事を口走ってた

「君の唇。」
「…ダメですっ!!ソコはダメです。」
「他の所ならいいの?」
「え?…いやいや、ダメですって。」

あまりにも普通に聞いてくるものだから
思わず、何処ならいいか考えてしまった…
何処でも良くないっ!良くないよっ

「でも僕だって君の仲間なんだろ?」
「え?いや、何の事ですか?」

さっきから皆の言ってることがわからない
何がどうなってるの?


「クフフ…」

ゾクっと背筋に冷たい何かが走る
この感じ…骸だっ

「ごきげんよう、沢田綱吉。今日も平和面してますねぇ。」
「…六道骸…っ。何でココに。」
「どうでもいいでしょう?そんな事。」
「どうでも良くないよ…。」
「沢田綱吉。クロームにほっぺを許したんですから、僕に唇を許すのなんて問題ないですよね?」
「は?…問題おお有りだよっ!!何言ってんだよっ!!」

瞬きをする一瞬のうちに骸は間合いを詰めてくる
仕方なく一歩後ずさる…と背中が誰かにぶつかった

「…君、まだ生きてたの?今ココで咬み殺すっ」
「うわっ…雲雀さんっ。」
「クフフっ。今日は君の相手をしてる場合じゃないんですよ。」
「僕だって、お前の相手なんてしてる場合じゃないさ。」
「「綱吉の唇を奪わなきゃいけないんだから(ですから)」」

………。

「はぁ?」

何?何なの??
俺の唇を奪うとか言ってんだけど、この人達…。

「おい、カス。」
「…。」

これ以上…ややこしくなりたくないんだけど…。
何か後ろから嫌ぁ~な声が聞こえるんですけど…。

「無視してんな、このドカスっ。」
「…あの、何でザンザスがこんな所にいるの?」
「なんでもいいから、俺にキスしろ。」
「……、嫌です。」
「ボスぅ~。こういう子には受身じゃダメよっていったじゃない~。」
「ルッスーリアまで…。」
「シシシっ、ボスがしないんなら俺がしちゃおっかな?」
「ベルフェゴールも?」
「王子が姫にキスすんのが王道でしょ?」
「ヴォオオイ。あんまソイツに構ってっとボスがキレるぜぇ。」
「そんな事言って、スクアーロだって綱吉にキスしたいだろ?」
「んなこたぁねぇよっ!!」
「お顔が赤いわよ~。」

え?ホント何?
ちょっと俺、これ全部無視して学校行ってもいいかな~?
つーかむしろ、家帰っちゃおうかな…。
何か今日は鬼門らしいし…。
ささやかな幸せ感じれればいいとか思ってたけど
よりによってこんな日に
こんなわけのわからない事になるなんて…
ほんと、俺ってついてない


「よぉ、ツナ!」
「…あ、ディーノさんっ。」

今度は誰だよ?と思いながら振り返る
ソコには、ディーノさんが居た
なんか、ディーノさんって憧れなんだよな
カッコイイし、強いし、ファミリーのこと大事にしてるし
まぁ、部下がいないとヘナチョコなんだけど…

「ん~…今日もツナは可愛いなぁ。」
「何言ってんですか…。」

颯爽と俺の側まで来て、自然に俺の肩に腕を回す
上から見下ろされると綺麗な瞳に吸い込まれるみたい
なんだかそのままディーノさんには全部任せられるっていうか
そんな感じになってしまう

「可愛いツナに、おはようのキス…ん~っ」
「えっ…ディーノさ…っ」

チュッと唇に唇が乗せられる
えぇ~っ…
いつもはオデコとかほっぺとかだから良かったけど
口…口にチューされたっ!!


「勝者、ディーノだな。」
「…リボーンっ!!何なんだよ、今日はっ」
「ボンゴリアンバースディ、ボスバージョンだゾ。」
「また、なんだよソレは…。」
「ボスの誕生日にボスの唇を奪うとボスから何か貰えるんだゾ。」
「唇奪われて、その上何かあげなきゃいけないの?誕生日なのに?」
「無効ですっ!跳ね馬はボンゴレじゃねぇっすよ!!」

何なんだよ…
どっちにしろ、とんでもねー

「キャッバローネは同盟組んでるから有りだ。」
「そんなっ…10代目の唇を頂戴して右腕の座を頂く予定だったのに…。」
「ディーノ。お前はツナに何貰いたいんだ?」
「ん~そうだな…。ツナの一生…かな?」
「ふざけんなっ、跳ね馬っ!!」
「咬み殺す…。」
「クフフ…それは困りましたねぇ…。」
「ははは。いくらおじさんでもツナの一生はダメだろ~?」
「かっ消す…。」
「シシシっ。結局力づく?」
「あぁ~ら、乱闘なら参加させて頂くわよ~。」
「ヴォオオイお前等ぁ…綱吉、もう居ないぜぇ。」


やってられない…
とりあえず、学校に行こう
何か朝から疲れた

せっかくの誕生日が台無しだよ

「おい、ツナ。」
「リボーン…お前のせいだからなっ。」
「愛されてる証しじゃね~か。」
「あんなのヤだよ。」
「まぁ、これでキャッバローネはお前の代はずっと同盟組んだも同然だ。」
「そういう意味だったの?」
「そういう事にしとけ。」

もちょっと、ささやかな誕生日がよかった
なんて言ったら贅沢な気がしてきた
結局、みんな俺の誕生日を祝う気があるって事は確かみたいだし

いい思い出って事にしておこう…

「来年は誰が勝つだろうな?」
「…え…?…来年もやるの?」
「ボスになったんだから毎年やるゾ。」

やっぱ…もっとささやかなお祝いがいいです





__________

10月14日
誕生花:テランセラ
花言葉:変身
(花言葉が…っすごいツナっぽいですね。)

☆Happy Birthday Tsunayoshi Sawada☆








家庭教師ヒットマンREBORN!マイクロファイバー ミニタオル 「ツナ 家庭教師ヒットマンREBORN!マイクロファイバー ミニタオル 「ツナ
(2007/01/31)
ブロッコリー

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ネリネ(家ツナ)

宵闇にまぎれて
懐かしい我が家に入る
足音を立てないようにするのも
気配を消すのも商業柄、お手の物

今日のツレは俺なんかよりも完璧に
気配も足音も消して、俺の後からついてくる

「リボーン。ココだ。」
「…。」

愛しい息子の部屋のドアは半分ほど開いていて
部屋への侵入はいとも容易かった

夜寝る時に密室なのが怖いとか言ってたな…
その恐怖を植えつけたのは他ならぬ自分だったような気もする
小さい頃に話した怪談かなにかを
今もトラウマに感じてるかもしれない

「無防備だな…。」
「あ、…あぁ。こっちの話はした事もないしな。」

すやすやと無防備に腹を出して寝る
愛しい息子…ツナ
そんな姿を見て、リボーンの表情は読めないが
幾分か面白くなさそうに聞こえるトーン

「奈々もツナも何にも知らねぇんだ。」
「…そうか。家光はどう思ってんだ?」
「ボンゴレの人間としてなら…光栄だとしか言いようがねぇな。」
「…。」
「…父親としては…ツナが辛くなければなんでもいい。」

俺の立場や、ボンゴレという組織の事なんて気にせず
ツナが選んだ道を生きて欲しい
これは血が導いた道だ
だが、想いが血を上回るなら
それで構わないと思う

「甘いかな…これでも父親だからなぁ。」
「…甘ぇな。でも気に病むな。」

リボーンの言いたい事はわかる
結局、血は争えないのだ
俺がボンゴレに居るのと同じく
ツナも結局は関わってしまう…ボンゴレの中枢に

「ツナがこの先、後悔しないようにオレが居るんだゾ。」
「…。頼むな。」

ツナに、どんな未来が待っていても
その先でツナが少しでも笑えていればいい
血の導きに抗う事ができないのなら
その決められた未来の中に少しでも安らぎがあればいい

「…いわゆる、箱入りだな。」
「あぁ、ツナはれっきとした箱入り息子だ。」
「お前が言うな。」

可愛い息子の、のんきな寝顔をもう一度見る
生きてるなと思うだけでこんなに嬉しい

お前の家庭教師は優秀だ
きっと後悔のない未来に導いてくれる
よかったな、ツナ





__________

10月13日
誕生花:ネリネ
花言葉:箱入り娘・幸せな思い出
(リボツナにするつもりが、いつのまにか家ツナに…不思議)

☆Happy Birthday Reborn☆









Reborn! 1 (Reborn) Reborn! 1 (Reborn)
Akira Amano (2006/10/03)
Viz Communications

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とうがらし(ディノツナ・スクツナ)

「コラーっ!ランボ駄目だろっ!!」
「俺っち何にもしてないもんねっ。」

せっかく日本に来たんだし
久しぶりに可愛い弟分に会いに来た

ツナんちはいつも賑やかだ
なんていうか、安心する場所
あったかい湯気の立つ風呂場に足を踏み入れるみたいな
ホっとする空間

ツナの部屋の前で中の騒々しさに笑いがこみ上げる
またランボがイタズラして怒られてるみたいだ
ただ、ランボ以外に子供の気配はしない
また隼人が同じレベルで喧嘩してんのか…

「嘘つくなよ。俺は見てたんだからな?」
「何のこと?ランボさんわっかんないもんね~。」
「スクアーロの髪にガムつけようとしてただろっ!」

ツナの部屋のドアノブに手を伸ばした瞬間に聞こえてきた言葉
…え!?
ココ、ツナんちだよな?と一度周りを見回してしまう
見慣れたアットホームな家だ…
聞き間違いか?と思っているとドアが勢いよく開く

「うっわ!!」
「てめぇは…さっさと入って来い。気配だけで目障りだぁ。」

目の前には、ツナの部屋に驚くほどミスマッチな
よく知った顔…
その肩越しに見えるツナの部屋の中には
逃げるランボを捕まえようと必死なツナ

ツナとランボはいたって何時もどおりなのに
部屋の風景は一つだけ決定的に違う

「あ、ディーノさんっ!」
「ツナ…俺ヤバイかも。スクアーロの幻が見える…。」
「…ヴォオオイ!幻じゃねぇぞぉ!!」
「本格的にヤバイ…声まで聞こえる…。」
「ディーノさん…本当に目の前に居ますよ。俺にも見えてます。」

ツナが呆れたように俺を見てくる
その間もランボは一人逃げ回っている
だが、すぐにツナの腰の周りをピョンピョン跳ねだした

「ツナっ!俺っち、コイツの髪にガムつけようとしたよ。」

俺に構えと言わんばかりにツナの横で自己主張している
それにしても、スクアーロの髪にガムをつけようとするなんて
命知らずって言うか、世間知らずというか…

「やっと、認めたか。嘘つくヤツはお仕置きだな…。」
「がはははっ!!捕まえてみろ~。」
「俺に捕まったらお仕置きだからな?」

ツナも律儀に相手してやつトコロが可愛くて仕方ない

「ってか、スクアーロ。何してんの?」
「別に…」

互いに顔を見合わせると、眉間にしわが寄る一方なんだが
ランボを追いかけるツナはすごく可愛くて
顔の筋肉が緩むのがわかる

ふと、スクアーロを見ると
さっきまで俺に対峙してたのとは大違い
微笑みの表情で、ツナたちを見る

きっと自分もそんな表情だったろう…






__________

10月12日
誕生花:とうがらし
花言葉:旧友、雅味
(ディノツナスクのツナサンドv)







家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック ディーノ 家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック ディーノ
(2007/07/29)
ブロッコリー

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ひめりんご(浮一?)

いつもの道をのんびりと散歩していると
ふと目に入った色
とある木を凝視しているオレンジの頭


「あれ?…黒崎、一護くん?」
「…あ、…あぁ~…えっと…?」
「あぁ、覚えて貰えてなかったかな?」
「いや、十三番隊だろ?それはわかんだけど…。」
「名前は覚えて貰えてないみたいだね。」
「…スミマセン…。」

思わず、声をかけていた
ジィッとその木を見てた視線がまっすぐこちらを捕らえる
あぁ…この瞳か
この瞳が人を魅了するのか…
納得させられる

その瞳は強く、まっすぐで、穢れがない

「浮竹だよ。浮竹十四郎。好きなように呼ぶといい。」
「あ、じゃ…浮竹さん?」
「なんだい?」
「何してんですか?」
「散歩だよ。毎日の日課なんだ。」
「へぇ…。」
「君は、何をそんなに真剣に見てたんだい?」

その視線を捕まえたモノが何なのか
とても気になった
普通の木に何か魅力があるのだろうか?

「あ、実が…なってるなって。」
「あぁ、ひめりんごの実だね。愛らしい。」
「あれ、ひめりんごっていうのか…どうりで林檎に似てると思った。」

納得したようにひめりんごの実を眺める

「あっ、もしかしてリンゴ飴のちっさいやつはアレか?」
「リンゴ飴に小さいものがあるのかい?」
「なんだ、こっちにはねぇのか…?」

リンゴ飴は通じてよかったと
ひめりんごの実を見つめる目を逸らすことなく話す

確か、文献では現世では現在は食べれる実もあるとあった
でも尸魂界にあるひめりんごは
今も昔も眺めるものだ

「ココにある実は食べられないよ。」
「まぁ、食べるなら大きい実の方がいいよな…。」

少し残念そうな声のトーンに
もしやと思い至る

「もしかして、おなかすいてるのかい?」

そう聞くのと同時くらいに
彼の腹の虫がクゥ~と可愛く自己主張する

彼の顔をみやると
恥ずかしかったのか、少し頬を染めている

「これ、食べるかい?」
「…え?…菓子…?」
「今日は十番隊に行こうと思ってたからね。」

服の袖など、そこらじゅうに菓子を持ち歩いていた
日番谷隊長にあげようと思っていたモノだが
目の前に、おなかをすかせた人が居れば
与えたくなるのは仕方のないことだ

「なんで…どうやって十番隊と菓子が結びつくんだよ。」
「日番谷隊長にあげるつもりだったんだ。」

そう言った途端に、横で噴出して笑い出した
何がおかしいのか、よくわからないんだけど…

「冬獅郎と菓子…っ!?似合わねぇ…似合うようで似合わねぇ!!」

おなかを抱えてまで笑う事じゃないとおもうんだが…
とりあえず、持てるだけの菓子を持たせる

それでも彼の目はひめりんごに釘付けで
逆に彼を魅了する何があるのだろうかと気になってしまう

ひめりんごを見つめる彼の瞳は
キラキラと光を放つほど…
きっと彼の生きる世界には穢れが少しもないんだろう





__________

10月11日
誕生花:ひめりんご
花言葉:名声・誘惑
(何か…書いてるときの記憶がない…きっと文がめちゃくちゃだ…。…眠い…)







BLEACHオフィシャル・ブートレッグカラブリ+ (ジャンプコミックス) BLEACHオフィシャル・ブートレッグカラブリ+ (ジャンプコミックス)
久保 帯人 (2007/08/03)
集英社

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ブラックオニキス(ザンツナ)

今日は俺の14歳の誕生日
俺の為に今日は人が集まる

「おい、ジジイは何処か知らねぇか?」
「は、ザンザス様…私は存じ上げません。」

最近じゃ皆、俺の顔を見るなり怯えて固まる
そういうのも面白いんだが
こういう日にはただ…

それから何人かに聞いてみたが
ジジイの行方を知ってるヤツがいない
ってか俺もなんでこんな必死に探してんだ…
でも今日は、今日だけは
何だか一人で居たくない


ボンゴレ本部の城の中庭に面したティーテラス
目の前の庭には秋薔薇が咲き乱れる

この空間は俺の中の何かを消してしまうようで
あまり好んで来た事はない
ただ、折りしも時間はアフタヌーンティを楽しめる時間
今日は家光が日本から来ると言っていたし
もしかしたら、客人を交えてお茶なんかしてるかもしれない
そう思い立って中庭側から足を踏み入れる

「おい、ジジイ…―。」

人の気配を感じて、思わずジジイだと思い声をかける

そこには
俺の腰ほども背丈のない小さな子供…
俺の顔を見て怯えるでもなく
ニコリと笑顔をみせた

「お花、きれいだから。ママにあげるんだ。」
「…っ!ちょっと待て!!」

中庭の薔薇など自生したような野生に近い
棘の処理などされてるわけもないその薔薇に
幼い柔らかそうな手を伸ばすのを間一髪で止める

抱きかかえる形で薔薇から引き離し抱えなおす
するとチビは俺の顔を覗き込み聞いてくる

「これ、取っちゃダメなお花?」
「いや、別に構わねぇけど。素手で取ると怪我する…。」
「危ないお花?」
「危なかねぇよ。お前みたいなフニャフニャした手じゃ怪我すんだよ。」
「じゃあ、お兄ちゃんなら取れる?」

仕方ねぇな…そう思って
片腕でチビを腰に乗せ、片手で無理やり薔薇を引っこ抜く
またすぐ薔薇に手を伸ばすチビ

「まだ、ダメだ。」
「なんで?」
「棘があんだよ、触ると痛いんだ。」
「じゃあ、お花触れない?」
「ちょっと待ってろ。」

チビを抱えたまま、中庭の隅にある小屋へ
誰が手入れするわけでもないのに
この小屋には庭道具が一式揃ってる

小屋の外のベンチに座ると
チビは当たり前のように、俺の膝に上る
ふわふわした猫っ毛が首を擽る感覚がなんだか愛しい

適当な長さで薔薇の茎を切り落とし
プチプチと棘を一つずつ取り除く
全てキレイに取り除き俺の膝の上で
俺の作業を食い入るように見つめてたチビに渡してやる

「ほら、もう痛くないから。」

薔薇を持たせてやると
薔薇を見つめた後、俺を見上げ顔中笑顔にしてみせた

「お兄ちゃん、ありがとう。」




その後、迷子のチビを抱きかかえ
本部の連中に不思議なモノでも見るような目で見られながら
家光の部屋へ行く

「おい、家光。チビが迷ってたぞ?」
「あ!ツナ。探してたんだぞ?ザンザス、悪いな。」
「てめぇのガキくらいしっかり見とけ、危なっかしくてしょうがねぇ。」
「悪ぃ悪ぃ。でも、よくウチの子だってわかったな?」

家光はチビを抱きかかえて
自慢じゃねぇけど、俺に似なくて可愛いからな~などと言ってる
チビは家光に抱かれて安心したように家光の首に巻きついてる

「てめぇバカか?日本語しゃべるガキなんざ、てめぇんトコ以外いねぇだろ。」
「そっかそっか。まぁ、ありがとな。」

俺が部屋を出ようとドアに手をかけると
チビが後ろから足に巻きついてきた

「おい、歩けねぇ…。」
「お兄ちゃん、ありがとう。」
「おお~、ツナが懐いてるなんて珍しいなぁ。人見知りするんだけどな。」

ギュゥと抱きついてくるチビを無理やり振り切るわけにもいかず
足から引き剥がして抱き上げた
今度はさっき家光にしてたように、俺の首に巻きつく

「ツナ~。お兄ちゃん困っちゃうからパパんとこおいで。」
「やだ。お兄ちゃんがいい。」
「困ったなぁ~。お前相当気に入られたなぁ、ザンザス。」

誰かに必要とされる事がこんなに嬉しいものだとは、思わなかった
小さい身体が一生懸命、俺にしがみつくのが嬉しくて
俺はチビを抱いたままソファに腰を落ち着ける事にした

「ツナ、お兄ちゃん今日、お誕生日なんだぞ?何て言うんだっけ?」
「…お誕生日?」
「あ、…あぁ。」
「お兄ちゃん、お誕生日おめでとうございますっ。」

一生懸命、言葉を口にする姿が愛しくて、笑いを誘う

今日は
今日という日は
どんなに無関心を装っても特別で

こういう日には
ただ、誰かに必要とされたい
俺はココに生きてていいのだと、そう感じたい





__________

10月10日
誕生花:まつたけ
花言葉:控えめ

誕生石:ブラックオニキス
宝石言葉:輝くあなた

(ツナ3歳・ザンザス14歳の誕生日です。控えめはないだろう…ボスにしてもナルトにしても…)

☆Happy Birthday XANXUS☆
☆Happy Birthday Nruto Uzumaki☆








家庭教師ヒットマンREBORN!vsヴァリアー編 Battle.1 家庭教師ヒットマンREBORN!vsヴァリアー編 Battle.1
ニーコ; 國分優香里; 市瀬秀和; 井上優; 近藤隆; 稲村優奈 (2007/11/30)
ポニーキャニオン

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ほととぎす(獄ツナ)

この身体
この命
全て貴方の為に…

貴方と出会って
今まで生きててよかったと心から思った
貴方は俺に色々なものをくれた

だから

俺の全ては貴方のものです
10代目…


「獄寺くん!やっぱりココに居た。」
「10代目!!何か御用でしたか?」
「違うよ、ただ見当たらなかったから探してただけ。」

イタリアに居た時は
俺が何処に居ようと何をしてようと
俺を気にかける者なんて居なかった
居ても居なくてもどちらでもいいもの…

子供の頃は自分の存在価値の低さに
失望したり、悲しくなったりしてたけど
いつしか求めなくなった
誰も俺を必要としないなら
俺も俺を必要としない
そうやって形振り構わず生きてきた

日本に来た時も
半分ヤケだった
ボンゴレという大きな組織のボス候補
そんなお方にたてつくなんて命を捨てる覚悟だった

でも、貴方は身を挺して俺の命を救ってくれた

貴方に他意はなくても
命を救われた
その事実だけで俺は貴方の為ならなんでもできると思ったんです

自分でさえも捨てた命
それを拾ってくださった貴方に
俺の全てを捧げます


「獄寺くんってすぐどっか行っちゃうんだもん。」
「すみません。」
「あ、いや別に責めてるわけじゃないよ?ただ、水臭いなって。」

学校に居れば、貴方の側にはたくさんの人が居る
俺が居なくても貴方は安全だし、楽しそうにしてる
そんな時、無性に感じる疎外感

「俺なんか居なくても、ココは学校ですし…。」

俺が居なくなっても
誰も気にしないんじゃないか?
結局、何処に居ても俺は誰にも必要とされてないんじゃないか?
そんな思いは、どうしても消えない

「学校だからこそ、皆で楽しくしてたいじゃん。獄寺くんも居なくちゃつまんないよ。」

どんなにこっそり姿を消しても
貴方は俺を見つけてくれる
それがその他大勢と同じだとしても
貴方に必要として貰える

本当は、それを感じたくて…
俺はいつもこっそり抜け出すんです

この先、誰が俺を必要としてくれたとしても
貴方に必要とされるのとはわけが違う


この命
この身体
俺の全て
全ては貴方のもの





__________

10月9日
誕生花:ほととぎす
花言葉:永遠にあなたのもの
(この花言葉を見たときに、これは獄きゅんしかいない!!と思いました)







家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック 獄寺 家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック 獄寺
(2007/07/29)
ブロッコリー

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のぼたん(山ツナ)

いつでも自由奔放に
作られていない自分であること自然体で居る事
それはとても理想的で
そしてとても難しい

それを知ったのはつい最近の事…


自分を作るつもりがなくても
周りに作られた自分で居なくちゃいけない
これは意外としんどくて
知らぬ間に重く圧し掛かっていた

「山本はエースだもんな。」
「山本はすげーよ。」

そんな期待の声に応えなきゃいけない
エースな俺でいなきゃいけない
いつからか好きでやってた野球が
やらなきゃいけない事になってた

俺だって、何もしなくてエースなわけじゃない
今までの練習があっての俺だから
なにも、凄い事じゃない

そんな時、現れた
いざと言う時凄いヤツ

周りにダメツナとか言われてる
普通、特筆すべき所がなければ
大勢の中に埋もれるもんだけど、ツナは違う

きっと皆どこかで感じてたんだろう、ツナはどこか普通じゃない

現にスーパーヒーローよろしく凄いことしても
みんなすんなり受け入れた
だけど、何にも変わらないツナ

興味が湧いた
なんであんなに普通で居られるのか
なんでこんなに気になるのか

少し、容姿が違う
色素が少し薄い瞳
それを自覚してか、それとも無意識か
ツナはあまり真っ直ぐ人を見ない
あの瞳で真っ直ぐ見られたら何も言えなくなるだろうに
自然に埋もれようとしてるみたいに眼を伏せて
何も感じていないように表情を見せない

ツナに真っ直ぐ見られたい


そして最悪のタイミング…
あの時屋上で、俺を真っ直ぐ見たツナ
無意識のうちに手を伸ばしてた
結局、ツナに助けられたんだけど
縋るとかそういう気持ちで手を伸ばしたわけじゃない
それに気がついたのはあの事件から少し経った後

ただ、ツナに触れたくて
あの瞳で真っ直ぐ見られた瞬間に
自殺しようとしてた事なんて忘れてた
ただ、もっと見て欲しくて
場所とかそういうの全部、忘れてた
ツナだけしか見えなくなってた


「ツナはすげーよな。」
「何言ってるの?山本のが凄いよ。」

周りに凄いと思われる自分で居ることが
重荷で、しんどくなってたけど
今は、ツナに凄いって思われる自分でありたい
心から、したい事してる自分が一番の自然体だから

だから、ツナ
ずっと俺を真っ直ぐ見てて





__________

10月8日
誕生花:のぼたん
花言葉:自然
(山ツナの原点はやっぱ屋上から…)







家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック 山本 家庭教師ヒットマン REBORN!ミニミニアラームクロック 山本
(2007/07/29)
ブロッコリー

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キウイ(塚リョ?)

この日は毎年、少し憂鬱だ
日頃と同じ生活をしたいものだが
なかなかそんな当たり前の事が叶わない

一つ年をとるだけだとかつまらない事は言わないが
知りもしない他人から祝われても対応に困るものだ

「あれ?部長、何してんスか?」
「…あ、あぁ越前。いや、特に何というわけじゃないが…。」
「あ、…もしかして告られてた?」

人のあまり通らない中庭の脇というのと
俺の手の中の、いかにもなプレゼントを見て
越前はそう聞いてきた

「コレは誕生日プレゼントだと言っていた。特にそういう事は言ってなかった。」
「あ?部長、今日誕生日なんスか?」
「あぁ、そうだが…。」
「オメデトウゴザイマス。」

抑揚の無い声でそう言われる
特に祝われたいとも思っていなかったのだが
やはり、後輩に祝われるというのは悪いものじゃない



「めずらしいね。手塚が遅刻なんて…。」
「来る途中につかまってた可能性94%だ。」
「あぁ…、告白でもされてた?」

着替えを済ませテニスコートに行くと
すでに俺と越前以外の部員は集合していて、メニューをこなしていた
今日という日は、予定通りに行動できないのは毎年の事だ
乾も不二もそれを知ってか、特に追求するつもりはないようだ

「今日は手塚は仕方ないな…越前、お前は罰則で乾汁だな。」
「…げ…っ。」
「構わない、示しもつかないし俺も飲もう。」

そう言うと、乾は珍しそうに越前は怪訝そうに俺を見る
できる事なら飲みたくは無いが
同じく遅刻してきたのに越前にだけというのも可哀想だ
乾が越前と俺にコップを差し出す

「何か色、違わないっスか?」
「越前のはいつもの乾汁。手塚のは誕生日仕様だ。」

いつものより、色素が薄い
匂いもどこかでかいだ事のあるフルーティな匂いだ

「誕生日仕様って?」
「手塚のは普通にキウイのフルーツジュースだよ。」
「いいなぁ、部長。」
「少し糖分過多になるけど、手塚の場合は頭も使ってるから問題ないだろう。」

羨ましそうに見上げてくる越前
よく考えてみれば、俺が一つ年をとった事で
越前とは3つも年が離れている事になる
そう思うと、途端に何だか越前が可愛く思えてくる

キウイのフルーツジュースを半分飲んで
越前が乾汁を飲むのを横目で確認する
いつものように、あまりの不味さに越前が駆け出すのを片腕で捕らえて
越前の口に自分の飲んでいたコップを押し付けてやった

涙目になりながら乾汁の不味さと戦っていた越前は
いきなりの事に少しパニックに陥ったようだが
すぐに状況を把握して俺の手からジュースを飲む
甘いジュースに口の中が緩和されたのだろう
やっと落ち着いた風に身体の力が抜けるのがわかった
なんだか少し、赤子をあやす父親のような気分になる

「部長、ごめん。ほとんど飲んじゃった…。」
「あぁ、構わない。」


「何か凄いね。」

そんな事を言い出す不二を見やれば
何故かすごく目をキラキラとさせ俺と越前を交互に見やる

「駆け出す恋人を捕まえた瞬間…みたいな感じだった。」
「…何を言い出すんだ…。」
「でも手塚、それをやるならせめて口移しくらいやってくれなきゃ面白くないよ。」

そう言われて一瞬、自分が越前に口移しをしている映像が流れる
…………。

「もう一口くらい残ってるじゃない。もう1テイク行っておこうよ。」
「無駄口たたいてないで、部活をはじめるぞ。」

脳裏をよぎった、その映像は
嫌悪感を感じない
どちらかと言うと、すんなりと受け入れる事ができそうだった
やってみてもいいかも…などと思う自分が怖い

「俺もう口苦くないから、いらないっス。」
「そう?…残念だったね、手塚。」
「いや…俺は別に…。」

少し残念だと思う気持ちが何処かにあるのを
気づかないふりでやりすごそう
まだ、気づかなくていい事だ
いづれ、その時が来るまでは…





__________

10月7日
誕生花:キウイ
花言葉:ひょうきん
(ノーマルな手塚は書きにくい…壊れた手塚なら書きやすいのに…)

☆Happy Birthday Kunimitsu Tezuka☆
ついでに
☆Happy Birthday Kazuki Kato☆








テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇 1 テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇 1
皆川純子、置鮎龍太郎 他 (2006/03/24)
バンダイビジュアル

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きんもくせい(カノミハ)

「レン、一人で先行くなよ。はぐれるだろ。」
「…ごめん。しゅうちゃん…。」

近くの神社で秋祭りがあると聞きつけて
ほんとは大人と一緒に来ないとダメなんだけど
そんなこと知った事じゃない

出かける前にルリに文句も言われたが
レンと二人で行きたくて
背中にかかる声を無視して
レンの手を引きやってきた

神社はすでにお祭り色でいっぱいで
軒を連ねる出店に
レンの目は落ち着きがない

「一応、はぐれた時の集合場所決めとくか。」
「……う、…うん。」

レンの手を離すつもりはないけど
これだけの人ごみだ、もしもの時の事を考えとかないと
はぐれた時、レンがべそをかく姿が思い浮かぶ

レンは泣いてる顔も可愛いけど
そんな可愛いレンは誰にも見せたくないんだ

「じゃ~、神社の入り口のきんもくせいのトコな。」
「…きんもくせい…?」
「いい匂いするヤツ。ちっちゃい花いっぱいついてただろ?」
「あ、…甘い木!」
「食うなよ?匂いだけだかんな?」
「…うん。」

とにかく、キョロキョロと目で物色し始めたレンの胃袋を満たす為
手近な出店から見ていく事にした
たこ焼き、やきそば、お好み焼きにりんご飴。
水あめ、わたあめ、いか焼きに焼きモロコシ…
わかってはいたけど、レンの胃袋はブラックホールだ
こんなに食べても俺より少し小さいレンの身体
何処にそんなに入っていくんだ?と思うけど
レンが嬉しそうだからいいか

「はい、…しゅうちゃんも食べる?」

差し出された、たこ焼きをパクっとレンの手から食べる
ジィっと覗き込む目に、ニッコリ笑いかけてやる

「おいしいな!」
「…うんっ!」

食べてる時のレンは本当に幸せそうだ
食い意地はってるレンが自分の物をわけてくれるのは
仲良しの証しで、かなり嬉しい





あんなにレンの手を離すもんかと思ってたのに…
やっぱりと言うか何と言うか
この人ごみの中、子供な俺たちの身体は流されてしまう
必死に繋いでた手がいつの間にか離れてしまっていた

さっきまで握ってたぬくもりを探して近くを彷徨うが
小さな身体はなかなか見つけられそうに無い

「レンーっ!!……。」

大声で呼びかけてみても
祭りの音にかき消されてしまう
いつもだったらもっと遠くまで届くはずの声が
どこか違う次元へ吸い込まれてしまうかのような間隔

とにかく
神社の入り口、きんもくせいの木を目指す
こんな時の為の集合場所だ
決めといてよかった

神社の入り口まで戻り、レンを探す
神社の入り口にはきんもくせいの木が群集してる

「レンっ!」

きんもくせいの木の前にはレンの姿が見当たらない
まだ、神社の中で迷ってるのかな?と思い
戻ろうとした時

「…しゅう、ちゃんっ…!」

興奮したようなレンが何処からか現れた
さっきまで居なかったのに、何処から?と思っていると

「しゅうちゃんっ…!…ココ…。」
「…あっ!!」

レンが指したところには
きんもくせいの木が丁度小さなトンネルのようになっていた

その中から出てきたんだろうレンの髪には
たくさんの小さなオレンジ色の花が散りばめられてて
髪飾りをつけたみたいだ
それにレンの髪から身体から甘い匂いが漂ってくる

「ふはっ!レン、頭にいっぱいついてる。」
「…えっ…?…」
「きんもくせいの花。」
「あ、…甘い花!…ついてる?」
「うん。いっぱいついてるぜ?」

どうやら、レンはその花が気に入ったみたいだ
オレンジの小さな花を無数につけたレンは可愛く笑って
俺に手を差し出す
俺もニッコリ笑って、その手を握る
今度は絶対離さない





__________

10月6日
誕生花:きんもくせい
花言葉:謙遜
(ウチの近くで秋祭りがあるので…カノミハお子様時代です。)







おおきく振りかぶって 2008年カレンダー おおきく振りかぶって 2008年カレンダー
(2007/10/22)
エトワール<ハゴロモ>

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くこ(スクツナ)

太陽が頭上の一番高くを通り過ぎたばかりの昼下がり
日差しは強いものの
肌を撫でる空気は少しひややかで気持ちいい
まさに秋晴れ

現在のボンゴレ日本本部
過去並盛中の中庭

天気のよさに誘われるように外へ出ると
同じく誘われたのだろう
青い空を見上げる小さな飴色の頭
同じような甘そうな飴色の瞳で雲を追う
ボンゴレ10代目、沢田綱吉の姿が目に入った

「おい、アルコバレーノが探してたぜぇ?」
「…あ、スクアーロ?来てたんだ?」

声をかけると一拍置いて返事がある
マフィアのボスにもなれば
ファミリーの事、自分の事
色々な問題が山積みになる
疲れきった顔してるのかと
側まで行って顔を覗きこんでみた

上から覗き込んだその顔は
何を考えているのか、何処を見つめているのかわからない
ボーっと心ココに在らずな表情は
スゥーっと俺の銀色を捕らえて
すぐ、笑顔に変わった

「何、考えてた?」
「ん?今日はいい天気だなぁ~って。」

本当はそんな事なんかじゃ無いだろう
よくよく考えてみれば
綱吉がマフィアと係わりを持った時
まだ、この校舎に通う子供だったのだ

よくよく考えてみれば
まだいたいけな子供に
俺やボスは何をしてたんだ…と思わないでもない
ボンゴレボス候補…その言葉だけで
年齢も体格も何もかも見えるものも見えなくなっていた

「スクアーロだけ?」

俺が一人で日本本部に来る事はほとんど無い
綱吉がそれを聞いたのは当たり前だ
自分の身の回りの現状を把握しようとする
何気ない言葉
だが、少し面白くない

「ボスはアルコバレーノに捕まってたぜぇ?」
「あ、やっぱりザンザスも来てるんだ。」
「ベルは着くなり寝るってどっか行きやがった。」
「…絶対、俺のベッドで寝てる…。」
「レヴィは…―」
「ザンザスと一緒に居るんでしょ?」
「あ、あぁ。ルッス…―」
「あ、ルッスーリアは聞きたくない…どうせ本部の誰かの後追っかけてんだろ?」
「…あ、あぁ…。」

だいぶ現状把握がうまくなったなと思わずにいられない
と言うよりも自分達の事をよくわかっている
そう、自分達も綱吉の管轄内

「んで、スクアーロは山本が見当たらないんで探しに来たの?」
「いや、武はボスとアルコバレーノと一緒だ。」
「なんだ、構ってくれる人が居なくて暇してたのか。」
「…そういうわけじゃねぇ。」
「そう?ま、いいけど。」
「俺も天気が良かったから出てきただけだ、そしたら綱吉が居たから…。」
「うん。いい天気だよね。」

そういうと
また、空を見上げてボーっとしだす
別に構って貰いたくてココに居るわけではないが
滅多にない折角の二人きりと言う時間
余生をおくる老人のような時間を過ごすのはモッタイナイ

一房その砂糖菓子のような髪をつまんでみる
舐めたら甘いんじゃないかと思ったのは
何も今回ばかりじゃない
そのまま、その小さな頭を撫でるように
剣だこの出来た指で飴色の髪を梳く
やわらかな感触に指を滑らしていると

肩を震わせながら
声を殺して笑う綱吉…

「何だよ?」
「…スクアーロ、丸くなったよね。」

その言葉に思い出す
綱吉とはじめて出会った頃
まだギスギスしていた頃

そんな自分が綱吉や綱吉の守護者達にした
アレやコレを思い出して
少し、恥ずかしくなった

「若かったせいだ…忘れろ。」
「忘れるわけないじゃん。」
「そういう、お前もヒーヒー言ってベソかいてたぜぇ?」
「…うっ…。…忘れてよ。」

お互い、無かった事にはできない過去
でも、そんな過去があったからこそ
今がある

こんな穏やかな日は、ほとんど無いけど
こんな時間がゆっくり過ぎるような
もっとゆっくり過ぎて欲しいような

もうすぐすれば綱吉には
けたたましいダイナマイト男や鳥使いが現れて
慌しい日常に引き戻されるだろう
綱吉の一日に運良くできた一瞬の穏やかな時間
その時間を共に過ごせる幸せに
もう少しだけ浸っていてもいいだろう





__________

10月5日
誕生花:くこ
花言葉:お互いに忘れましょう
(お互いに過去とか現実とか忘れたいに違いない…苦労性な二人…)







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(2007/07/29)
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ねこじゃらし(跡リョ)

♪♪~~♪~♪♪~~~♪

いきなりポケットの携帯がなる
マナーモードにしていたと思ったのに
震えながら鳴り響く機会音に少し驚きながら
携帯を取り出す
授業中でなくてよかった

激しく自己主張してるソレは
メールを届けたわけでも、着信を知らせるものでもなかった

アラーム…
しかも設定した覚えの無いスケジュール通知
不思議に思いながらディスプレイを見ると

『誕生日』

その一文字だけが表示されている
とにかく日付を確認してみる

確認した日付と『誕生日』というキーワード
脳裏に一人の男の名前が浮かぶ
さっきのアラーム音のように、自己主張の激しい男



部活を終え、校門を出ると目の前に
高級そうな光沢をたたえる車
音を立てずにスーっと後部座席の窓が開き
思っていた通りの人物が顔を出す

「よぉ。」
「…何、してんの?」
「他に何か言う事ねぇのかよ…。」
「授業中だったらどうしてくれたわけ?」

とりあえず、昼間のアラームの事に文句を言ってみると
イタズラが成功したのを嬉しがる子供のような顔で
楽しそうにリョーマを見つめてくる

「しっかり昼休みに鳴っただろ。」
「…まぁ。そうだけど。」
「立ち話もなんだから、乗れよ。」

ここまで話が来ると、拒否の言葉を紡ぐだけ無駄な事は
今までの経験上、痛いほどわかってる
リョーマは大人しく車に乗り込んだ

「寄って行くよな?夕飯いらねぇって連絡しとけよ。」
「アンタ、何でそう何時も勝手なの?」
「何だよ、寄らねぇのか?」
「別に俺がアンタんち寄らなきゃいけない理由ないだろ。」
「丁度、こないだ言ってた子猫預かってんだけど、見たくねぇのかよ?」

こないだ言ってた子猫とは
先日、跡部の親戚の家で生まれた子猫の
里親を探してると相談されたのだ
猫好きのリョーマとしては飼いたい気持ちはあったのだが
リョーマにはすでにカルピンが居る
チームメイトにも聞いてみたのだが
生憎、猫を飼える人は見つからなかった

「誰か里親見つかった?」
「あん?あぁ、氷帝の生徒で是非にってヤツが現れたぜ?」
「そっか…。」
「んで?寄らねぇのかよ?」
「寄る…。」

リョーマの返事を聞き、跡部は満足そうに微笑む
何だかんだ文句を言いつつも
来るだろうと予測はしていても
素直じゃないのもまた、跡部にとっては魅力なのだ


跡部宅に着くとリョーマは
本日の主役お構いなしで子猫と戯れだす
子猫をダシに呼んでおいて何だが
跡部にとっては面白くない

「ロシアンブルー?」
「あぁ、コイツの父親も母親も血統書付きのロシアンブルーだ。」
「じゃあ、純血なんだ?」

子猫と戯れるリョーマ自身、猫のようで
跡部としてはリョーマの喉を擽りたい気持ちになる
元気でやんちゃな盛りの子猫は
リョーマの腕から飛び出し
ソファに深く座る跡部の膝に飛び乗る
子猫の行方を目で追うと跡部と目が合った

「アンタも猫みたいだね…。」

子猫が構って欲しそうに見る眼と同じ眼をした跡部に
思わずリョーマの口をついて出た言葉に
跡部は少し驚いたように眼を瞠る

「俺が猫なら、お前はねこじゃらしだな。でも、どっちか言うとお前のが猫みたいだぜ?」
「それじゃ、アンタがねこじゃらしだね。」


目の前にあるだけで
その存在に手を伸ばしたくなる
手を伸ばしても捕まえられそうで捕まえられない
ヒラヒラふわふわと挑発するような動きで魅了して
決して飽きる事が無い…

そんな、存在





__________

10月4日
誕生花:えのころぐさ(ねこじゃらし)
花言葉:遊び・愛嬌
(跡リョは、倦怠感があふれてしまう…トキメキって言うより二人で居る事の当たり前さが…)

☆Happy Birthday Keigo Atobe☆








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皆川純子、置鮎龍太郎 他 (2005/05/27)
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おとこえし(タジミハ)

西浦高校野球部
昨日から3日間、土日祝を利用して
学校に寝泊りする合宿の真っ只中

公立高校のしかもできたての野球部ともなれば
もちろん皆で雑魚寝はあたりまえだ
モモカンとマネジはさすがに混ざる訳にもいかないので
用務員さんに宿直室の鍵を貸して貰っている

練習はハードだが
西浦の選手達は生き生きと特訓をこなしている
結局、野球が大好きなヤツらばっかりなのだ
どれだけハードな練習でも
楽しいと思わせる事ができる練習メニューというのは、なかなか難しい
そこには女監督である、百枝の凄さが垣間見える


「なぁなぁ…。」

今日も今日とて厳しい練習の後
体育館の奥にある畳の敷き詰められた剣道部や柔道部の練習場
はじめはきれいに並んで寝てたのが
すでに頭と足が入り混じっている

「…。」
「スー…スー…。」

呼びかけに返事はなく
規則正しい寝息と静寂のみが返ってくる

「皆、寝ちゃったのかよ?」
「た…田島、くん。」
「バカ、三橋。返事すんな…。」
「う…っえ…?」
「起きてんじゃん。泉と三橋。」

一応の配慮である小声の泉と三橋と違い
田島の声のトーンは普段と変わらない
実際、本当に寝入っている者はまだ居ないだろう事が救いだ

「まだ、寝るには早いよな~。まだ10時だぜ?」
「う…うんっ。」
「返事すんなって、三橋。」

田島が騒ぎ始めれば
全員巻き込まれるのは目に見えている
ほっておけば諦めて寝るだろうと
さすがに何ヶ月か一緒に居れば扱い方にも慣れてくる

「なぁ、三橋。セックスしたことある?」
「…え…っ?」
「ブッ…ゲホッゴホッ…田島。いきなりそんな質問すんの?」

寝たふりを決め込んでいた水谷が我慢しきれなかったようで
仕方なく、寝転がったまま顔を寄せ合い
一応声のトーンを下げての会話に加わる

「だって、合宿って言ったら他人の経験話じゃん?三橋は無さそうだよな。」
「そういうのは経験ありそうなヤツに聞けよ。」
「そういう泉は?」
「内緒。」
「ズリィ。水谷は?」
「あぁ~コイツは無いだろ。」
「何で泉が答えるんだよっ。無いけどさ…。」

何だかんだ言ったって、年頃の男子が何人も集まっているのだ
その手の話に興味がないわけがない

「経験ありそうなヤツってったって、誰?」
「阿部とか花井とかならありそーじゃない?」
「意外と、栄口とか巣山とか。」

勝手に名前をだすんじゃね~
と、名前をあげられた者たちの心の声が聞こえる気がする



(おい、花井…。あの野生児黙らせて来いよ。)
(…お前が行けよ。)

「じゃ~三橋。未経験同士、今度一緒に練習しよーぜ。」
「れ…練習…?」
「初めてで男がテンパッたら恥ずかしいじゃん?」
「三橋、いいから断っときな。」
「えぇ~いいじゃん。男同士だし、何も怖い事ないって。」
「お前なぁ…。」

(…俺が黙らしてくる……。)
(待て、阿部…。)
(じゃあ、花井。さっさとあのバカ黙らせろよ。)

ものすごい勢いで阿部に凄まれて
キャプテンである花井が4人に近づく
未だに、練習が必要だとか必要ないとかこっそり騒ぐ4人

「お前等…―」
「俺ら仲良しだから、練習付き合ってくれるよな?三橋。」
「…う、うんっ。」


……………


背後から徐々に膨れ上がる邪気
ピリピリした空気は部屋中を覆いつくす
今この状況で、寝たふりを貫けるヤツはよほどの大物だ




次の日の朝
疲れきった様子の花井キャプテンが痛々しかったそうな…





__________

10月3日
誕生花:おとこえし
花言葉:野性味
(やっぱり阿部vs田島…というか一方的に阿部がvs状態になってしまう…今回主要の4人が好きですv)







おおきく振りかぶって 3 おおきく振りかぶって 3
黒田洋介; 吉田隆彦 (2007/08/22)
アニプレックス

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コリウス(白ツナ・レオツナ)

俺が見たことのある
ボンゴレ10代目、沢田綱吉という存在は
ミルフィオーレ本部で公示された写真のみ

まさか、あのボンゴレの
伝統もあり、今だってマフィア界のトップクラスの
ボスが日本の若者だなどと
俄かには信じられない噂は
その写真を見ても、とうてい信用できる情報じゃなかった

この世界に生きる者として
憧れも畏怖も抱く
そんな組織だ
純粋な血統がないと継承されない座


「ホントにコレがボンゴレのボス…?」
「何見てるの?レオ君。」
「あ、百蘭様!」
「ソレ、何?」
「あ、コレは公示されたボンゴレ10代目の写真です。」
「…だ~めだよ?綱吉は…オレも正チャンもソレばっかりは許してあげないよ?」
「え…?」
「恋する顔になってる。」

百蘭様が何を言わんとしてるのか
さすがに自分にシラをきるなんて真似はできなくて
わかってはいた
一目見ただけで焦がれるような
マフィアに似つかわしくない、笑顔

裏社会に君臨する
伝統あるマフィアのボスとは思えない
善良な空気
ボンゴレの歴史を考えれば
それを背負ってなお、この笑顔を保てるこの人は
どれだけ心の強い人なんだろう?と思わずにいられない

「…そんなんじゃありません。」
「そお?ならいいけど。」
「ただ、なんてマフィアらしくない人なんだろうって…。」
「綱吉は凄くボンゴレらしいよ。」

青年…いや、少年のように微笑む姿は
どうみても何処にでも居る普通さで
どうしたってボスと言う称号と結びつかない

百蘭様は俺の手からボンゴレ10代目の写真を取り
ヒラヒラ翳すように見つめて
目を眇める

「強情なトコロとか、ホント可愛くない。」

そのまま、俺の手元に写真を戻して言う

「その可愛くないトコロが、凄く可愛いんだけどね。」

いつもの何を考えてるのかわからない
笑顔のポーカーフェイスでソファに身を沈める

どうしても、俺には
この写真のボンゴレ10代目、沢田綱吉が
そこまで危惧しなくてはいけない存在だと言うのが信じられない
何故、百蘭様は殺してしまったのだろう?
ボンゴレリングを奪って
それで終わりでもよかったんじゃないだろうか?

そんな俺の思いを感じ取ったのか
百蘭様は俺に目線を投げて話す

「綱吉は強情でね。リングは絶対に譲らないって言ったんだ。」
「…そう、なんですか…。」
「全部、俺たちのモノになっちゃえば誰も傷つかないって言ったのにね。」

その時の事を思い出して楽しむかのように喉を鳴らす

「まぁ、ボンゴレの守護者は全員殺すつもりだったんだけど。」
「…はぁ。」
「超直感って知ってる?ボンゴレの潜在能力らしいよ?」
「超直感…。」
「そう、それで全部見抜かれちゃった。」
「そんな事が出来たんですか?この人は…。」
「ん~まぁ、もともとオレ達の活動内容も気に入らないみたいだったけどね。」

少し声を殺すように笑って
話つづける

「マフィアなのに自分が傷ついても人が傷つくのは嫌なんだって。」
「…なんとなく、そんな考えを持っていそうですね。」
「だから、殺しちゃった。正ちゃんが10年バズーカを改良してくれるって言うから。」
「…10年バズーカ…?」
「そ、ボヴィーノってファミリーに伝わる武器でね。面白いよ。」
「どんな物なんですか?」
「時間を壊す事ができる。」
「時間…そんな事が…っ?」
「だから、何も知らない幼い綱吉に刷り込みをしようと思ったんだけどね。」

それで、今に至るのだと容易に想像できた
つまり自分の想い通りにいかない今のボンゴレ10代目を葬って
自分の想い通りになるボンゴレ10代目を過去から連れてくる…と

結局、それも敵わなかったのだけど…


「もう、しょうがないから全部奪ってやる事にしたよ。」
「…。」
「ボンゴレリングごとね。」

欲しいモノは奪い取る
そんなの当たり前の事だとでも言わんばかりに
ハッキリとそう言い放つ

この写真のように、笑いかけてはくれないだろう
でも、何一つ手に入らないよりは
できるだけ全て手に入れたい

それは、きっと…ただの欲求





__________

10月2日
誕生花:コリウス
花言葉:善良な家風
(リンクしなかった…百蘭はまだ手探り状態デス…レオツナより…リピツナのがわかりやすい?←どうでもいい…)
なんだかとってもスランプ気味…困ったネ☆








『家庭教師ヒットマンリボーン!』の秘密 『家庭教師ヒットマンリボーン!』の秘密
REBORN研究会 (2007/07/11)
データ・ハウス

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