きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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はげいとう(ザンツナ)

マフィアのボスが
老いぼれるまで生きてるのは
実は結構珍しい事だ

裏社会ってのはそんなに甘い世界じゃない
つまり
あの老いぼれがあの年まで生きてたってのは
裏社会が平和だったって事の表れでもある


綱吉が俺との戦いに勝った事で
それまで不安を感じていた
一部の連中も綱吉が10代目になる事を望むようになった
俺はとんだピエロだな
今思えば、自らお前の居場所を作ったに過ぎない

あれから何年か経ち
俺も、お前も年を重ね
お前も世の中の酸いも知っただろう
ココに来てミルフィーユだかカフェオーレだか
甘ったるそうな名前の組織に出くわすとは
お前の星はそうとう過酷らしい

『ザンザス?…聞いてる??』
「聞いてる…。んで?お前はどうしたいんだ。」
『俺は、ボンゴレリングを手放そうと思う。』
「それを俺にいちいち報告する必要あんのかよ?」
『だって、一応コレの為に俺たち戦った訳だし…お前にも言っておかなきゃと思って。』

年を重ねたのは俺だけか?と思うほど
変わらない面構えで液晶に移るお前は
ファミリーにしか見せない顔をしてみせる

「勝手にしろ。それはもうずっとお前のモンだ。」
『…じゃあ、ボンゴレリングを粉砕する。』
「文句を言うヤツは居るだろうが、お前がキングだ怖気づくなよ。」
『ザンザスが文句言わないなら、心置きなく粉砕させて貰うよ。』

火種があるうちは
大切な存在が次々と敵の手にかかる…
それは苦渋の選択なんだろう

敵は何ともマフィアらしい手口で
ボンゴレ10代目に関わった人物を手にかける
それが裏の世界の者でも表の世界の者でも関係なく
この一番のマフィアの血統の
一番マフィアらしからぬボス…
綱吉が心を痛めてるだろう事は想像していた

俺に出来る事は援護射撃くらいだが
それをお前が望むなら
いつだって手を貸してやる

そう、思ってた…

綱吉からの接触があって一月もしないうちに
綱吉の死を知らせる連絡が届いた


それは無い…
俺に勝った男が、そう簡単に死んでたまるかっ
ボンゴレの血統をなめるなっ

お前が俺に殺されるのならいい
お家騒動、良くある話だ
ボンゴレは他のファミリーが容易く踏み込んでいい世界じゃない
それに…
何故、俺に俺たちに出動要請しなかった?
いつだってボンゴレの為に、お前の為に側まで行けたのに

「おい、ドカス。」
「何だぁ~?ボス。」
「日本だ…日本で起こった全てを調べろ。」
「言われなくても、すでにルッスーリアとレヴィが調べてんぜ?」
「そうだよ、ボス。皆考える事は同じってね。シシシッ。」
「ベルのヤツ、血ぃ見たわけでもねぇのに興奮してやがる…。」

ボンゴレを相手にした事を
綱吉に手を出した事を
後悔させてやる

「ボス!沢田綱吉の生存確認、一応取れました。」
「一応ってなんだぁ?」
「それが…どうやらボヴィーノの10年バズーカで…。」
「ふんっ。あの頃の綱吉か…。」
「若い頃の綱吉ちゃんも可愛いのよね~。私のタイプとは少し違うけど。」
「そりゃ幸運じゃね~か。」
「どういう事よ、スクアーロっ!!」
「てめぇら、遊んでんな。徹底的に潰すぞ。」
「シシシッ。ぜぇ~んぶオレが切り裂いちゃうよ。」
「あぁ、好きなようにしろ。」

未来と過去が行き来してる
ボヴィーノの10年バズーカってのは覚えてる
ソレが出来るなら…
解決策はまだまだある
まずは敵をかっ消してからだがな

「ボス…完全にキレてるな。」
「綱吉ちゃん絡むと周り見えなくなるのよねぇ~。」
「あんま言ってっと、どつかれるぜぇ。」


さぁ、仕切りなおしだ
俺とコイツ等と綱吉の居るボンゴレに
喧嘩売った事
今更後悔しても遅いって気づかせてやる





__________

9月30日
誕生花:はげいとう
花言葉:不老不死・情愛
(ヴァリアーがツナの訃報を聞いて乗り込んできたらいいのに…激しく希望。)







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チトニア(宍リョ)

「すいません。」
「え?…越前リョーマ…?」

ジロー捜索の為、校門付近を通った滝萩之介は
思わぬ人物に声をかけられ
彼らしくもなく大きな声を出してしまった

「あ、アンタ氷帝テニス部の人?」
「…あ、ああ。何か用?」
「テニスコートどっち?」

特に動じる事も無く
珍客、越前リョーマは淡々と聞いてくる
とりあえず、テニスコートの場所を指し示し
越前がそちらへ向うのを見届けて
さっきまで適当に探してたジロー探しを急ピッチで再開する
越前リョーマが訪ねてきたのだ
こんな所で油を売ってるわけにはいかない

「面白そうだね。早くジロー探して見物しに行かなきゃ。」

良くも悪くも影響力の強い存在
何故、ココに居るのかとかは関係ない
萩之介にとっては面白そう…それだけでいいのだ




リョーマは指し示された方へ歩を進める
何だか見たことあるような人だったが
それはどうでもいい
今日、ココへ来たのは
竜崎先生の用事を率先して買って出たからだ
普段なら部活してる方が断然いいだろう
しかし、今日は他にココに用事もあった
一石二鳥とは、まさにこの事

テニスコートが見えてきた
青学に比べるとかなり設備がいいのは見ただけでわかる
テニスコートに近づくと
リョーマが誰かに声をかけるより先に
中から見知った顔に声をかけられる

「あん?越前じゃねーか。」
「あ、跡部…サン。榊監督どこ?」
「なんや、越前。監督に用事か?おっさんまだ来てへんで?」
「忍足…サン?だっけ…そうなの?竜崎先生から頼まれた物持って来たんだけど。」
「チビ助、監督来るまで打ってけよ。」
「あ、下克上…じゃなくて、日吉…サン。」
「あのさ~、さっきからお前、俺等にサンづけすんの嫌なのかよ?」
「アンタ…誰だっけ?」
「おいっ!忘れんなよっ俺は向日!向日岳人!!」
「…あぁ。」
「んで?どうすんだ?渡しといてやってもいいが、打ってくか?」

さすがにレギュラージャージは目立つので
制服で来たのだが、早速見つかって探す手間は省けただろう
まぁ、氷帝学園に学ランで居れば、それだけで目立つ

誘いは楽しそうな申し出なのだが
一つ目の用事が慣行できないとなれば
もう一つの用事を慣行したいのは当然だ

キョロキョロと辺りを見回して
目当ての人物を探してみる
この目の前のド派手な人たちに比べれば普通の外見の人物だが
隣に大きいのを連れてるはずだ
居ればすぐにわかるだろう

「あ…。」

部活棟と思われる方向から
こちらに向って歩いてくるデコボコのシルエット
リョーマは小走りにそのシルエットへ向う

「宍戸サン。」
「あぁ?越前じゃねーか!何してんだよ?」
「あ、越前君。どうしたの?」

思わぬ人物が目の前に現れて
驚きの色を見せる宍戸と鳳
リョーマの後を追って、何事かと集まる氷帝レギュラー陣

「はい、これ宍戸サンに。」

差し出された包みを見て
本日何度か目撃したその光景に
その行動を理解したレギュラー陣は一様に面白くなさそうに
宍戸がその包みを受け取るのを見る

「お誕生日おめでと。」
「お、おぉ。サンキュ。」

包みから出てきたのはブランドロゴがついた帽子
よくリョーマがしているものと色違いだ

「越前は監督に用あって来てん。お前はついでやで?宍戸。」
「宍戸さん、いいですね。帽子新しいの欲しいって言ってましたよね。」
「てめぇら、さっさとアップして来い。」
「わぁ~ったよ。…越前、コレありがとな。」

宍戸はアップの為に立ち去り際
もう一度、リョーマにお礼を言う

「いいよ。それに、アンタじゃなくて榊監督がついでだから。」
「…っ!!お…お前、時間あんだろ?」
「まぁ、榊監督来るまでは待ってなきゃだけど?」
「お前、俺と勝負な。」
「いいよ。」

何やら二人盛り上がっている
面白くないのは他のレギュラー陣で

「宍戸先輩、俺が先約です。」
「日吉。今日は多めに見てやれ。」
「何や、跡部。聞き分けえぇやん。」
「越前。」
「何っスか?跡部サン。」
「5日後、また来るんだろうな?」
「…は?何で?」
「てめぇ…宍戸の誕生日は祝って、俺様の誕生日は祝わない気じゃねぇだろうな?」
「あ、跡部サン誕生日もうすぐなんスか?オメデトウゴザイマス。」

ジロー探しを早々に諦めて
テニスコートに戻って来た萩之介は少し離れた所から傍観していた

「やっぱり、面白い事になってるね~。」

思いもよらぬ珍客に氷帝テニス部が揺れた
そんなある日の出来事…





__________

9月29日
誕生花:チトニア(メキシコひまわり)
花言葉:果報者
(総受けっぽく…宍リョで。…あぁ、怒涛の10月が来る…跡部に手塚に忍足にツナにザンザス…10月って…)

☆Happy Birthday Ryo Shishido☆






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しおん(ヒバツナ)

1代目に会った
9代目も居た
それから…俺の知らない歴代のボス達も

彼等が何を思って
俺に10代目としての力を与えたのかわからないけど
俺はボンゴレに縛られるのは嫌だ
俺が強くなりたいのは
京子ちゃんや母さん…
それから、皆の為に



「あの…雲雀さん。…ありがとうございます。」
「…。何?咬み殺されに来たの?」
「えっ…あ、いや。えっと…そういうわけじゃ…。」
「わかってるよ、入れば?」

雲雀さんとの特訓が終わった後
雲雀さんは俺の知らないうちに居なくなってた

なんとなく…
何の根拠もないけど
俺が彼等に会う事になるのを
雲雀さんは知ってたんじゃないかって、そう思う

特訓に付き合って貰ったお礼も言いたいし
それに、本当の所どうだったのか聞きたくて
雲雀さんのアジトまで来てみた

「…あのっ…。」
「何、汚い格好してるの?」
「え?これはさっきの特訓のままで…。」

そういえば、雲雀さんはさっきまでと違い
浴衣を着ている
あまりに緊張してて気づかなかった

「入るなら、コレに着替えて。」
「…はぁ…。」

差し出されたのは白地に藍色のトンボが飛ぶ浴衣
浴衣なんて自分で着たことないよ…
どうしたもんかと、途方にくれていると
雲雀さんはクルリと振り返り俺の顔を見る

「自分で着れないの?」
「…えっと、…はい。」
「仕方ないね…。こっちおいで。」

言われるままに雲雀さんのそばまで行く
草壁さんとかに着せ替えられるのは
何だか恐縮で怖いな、などと思っていると
汚れた服を脱がされ
雲雀さんが手際よく着付けてくれた

「…器用、ですね。」
「君が不器用なんだよ。」

まさか雲雀さん自ら着付けてくれるとは
思わなかっただけにこぼれ出た言葉に
間髪入れずそう返される
…ごもっとも……

通されたなんだか落ち着くような落ち着かない和室に
正座して雲雀さんの向かいに座る

「あの…雲雀さんは知っていたんですか?」
「…何を?」
「あの中で俺に起きた事を…。」

思い切って聞いてみる
雲雀さんは、あぁ…と俺の質問を理解したように頷いて

「この時代の君に、お願いされたよ。」
「…俺に、ですか?」
「そう、君が10代目になる試練を受けるには僕の力が必要だって。」
「やっぱり、そう…ですか…。」
「僕としては、あまり享受できる申し出じゃなかったんだけど…。」

そう、言葉を濁す雲雀さんに
何故かと質問せずにはいられなかった
何でかわからないけど

「何で、ですか?」
「この状況で僕のエゴで拒むわけにもいかないからね。」

俺の質問には答えていない
でも、そう自分に言い聞かせるように言う雲雀さんに
それ以上の質問はできなかった

「君は…何でその試練を受け入れたの?」
「…俺は……もう誰も傷つけたくないから…。」
「……うん。そう言うと思った。」

そう言って、優しくて悲しそうな微笑を見せる
なんだか俺まで心が締め付けられる…

なんでだろう?
いつも、誰よりも強くて頼りになる
そんな人が俺の一言で心を揺らしたように感じるなんて
なんで罪悪感なんて感じるんだろう…





__________

9月28日
誕生花:しおん
花言葉:追想
※「今昔物語集」の思い草「師恩」はこの花という話も…
(花言葉とリンクせんかった…途中で着せ替えし始めた時に狂いました…私の脳…)







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コスモス(髑髏ツナ)

骸様には感謝してる
私の命を繋いでくれた人
だけど…
私が今ココで生きてるのは


「…あっ……。」
「おい、何処いくんらよっ!ブス女!!」
「……。」

今、チラっと見えた後姿
見間違えるはずは無い
ボスだ…

「ボス…。」
「あれ?髑髏?こんなトコで一人?」
「あっちに犬と千種も居る…ボス、久しぶり。」
「あ…うん。……っと、ちょっと待った。」
「…何?」
「チューはなしでっ!チューはしなくていいからっ!!」

久しぶりに見たボスは変わらず
まっすぐ私を見てくれる

「でも、あいさつ…。」
「えっと…じゃ、握手!握手にしよう?」
「…そんなの他人行儀。」

真っ赤になって拒むボスは可愛いけど
でも拒絶されるのは悲しい
少し落ち込んでいると
ボスは何も言わなくてもすぐに気づいてくれる

「髑髏?…髑髏が嫌いってわけじゃないからな?」
「じゃあ…なんで?」
「何でって…恥ずかしいし。」
「ボス…あいさつだから、恥ずかしくない。」

チュッ
やっとボスはキスさせてくれる気になったみたい
ボスは少し顔を赤くして
そっぽ向いて私を見ないようにしてる

「…ボス。」

でも私が呼べば
まっすぐな瞳で私を見る
ボスは骸様じゃなく、私を見てくれる


私に命を永らえる術を与えてくれたのは骸様
とても感謝してる
だけど

私がココに生きる理由を与えてくれたのは
……ボス

骸様が居なきゃ
ココで生きてる事も
ボスに出会う事もなかった
でも、生きたいと思わせてくれたのは
ボスだから…

誰も私を見なかった
両親でさえも…
でもボスは初めから
私を見てくれた
私に託してくれた

ボス…
貴方が居るから
私は今、ここに居るの





__________

9月27日
誕生花:コスモス
花言葉:乙女の真心
(髑髏ツナって←順番的にはコレでいいのか?逆??…ま、いっか。)







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ジラソウル(獄ツナ)

花壇の片隅に咲いた花
黄色くて可憐なその花は
なんだかあの人みたいで愛しくなった



校舎裏の小さな花壇の前で
その花を見つけた
その黄色い花は花壇の外の堅い土から顔を出し
窮屈そうに一生懸命に花を咲かせていた

なんだか
そんな一生懸命ながらも
綺麗で明るい感じの姿が
10代目のようで…
どうしても、住み心地のよさそうな
花壇の中に戻してやりたくなった


「獄寺君?こんなトコで何してんの?」


摘み取ろうと手を伸ばした
その瞬間後ろから声をかけられて
過剰にビクついてしまう

「あ…10代目!いや、ダイナマイトの手入れですよ。」

なんだか
俺が花を花壇に植えるってのは
似合わない気がして
恥ずかしい気持ちになり
思わず、嘘をついてしまった

「…嘘だ。君、こんなトコでダイナマイトの手入れなんてしないだろ?」
「…う……。」
「本当は何してたの?悪い事?あ、タバコ?」

やっぱり10代目はスゴイ
俺の嘘なんてお見通しで
逆に嘘をついてしまった事が恥ずかしくなってくる
隠れてタバコを吸ってたのかと
納得顔の10代目
特に何も言わなければ、このまま勘違いですむだろう
だけど
俺にはこのまま10代目に嘘をつきとおすなんてできるわけない

「違うんです…。この花を。」
「…?花??」
「はい、花壇に戻そうと。」
「あ、この黄色いヤツ?すごい所に生えてるね。」
「あ…えっと、なんか窮屈そうだったので…。」

俺の指差す所へ顔を向ける10代目
…顔が近い……
動機が激しくなる

「なんだ、そういう事なら言ってよ。花壇に植えてあげよう?」
「は…っ……はいっ!!」

至近距離でニッコリと優しく俺に微笑みかける
10代目は…可憐だ……
この黄色い花なんて比べ物にならないくらい
10代目は凄くて綺麗で強い

「もう、なんで嘘なんてついたんだよ?良い事じゃん。」
「いえ、10代目と違って、俺に花とか似合わないので…つい。」
「獄寺君は花とか似合うと思うよ?俺の方が柄じゃないよ。」

そんなに綺麗に微笑まないでください
俺の心臓が張り裂けてしまいそうです
どうしてこんなに大事なんだろう…

「明日、水あげに行こうね。」
「…っ…はい!!」





__________

9月26日
誕生花:ジラソウル(きくいも)
花言葉:陰徳
(久々に獄ツナ書いたら何か書きにくい…獄寺が変態なら書きやすいんだけどな…)







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たで(赤リョ)

夏休みが終わって、ほぼ1月経つってのに
日中の街中はまだまだ暑い
これでセミの鳴き声でも聞こえようものなら完全に夏だ

額を流れる汗が鬱陶しい
コートでテニスしてる時には鬱陶しいなんて感じないのに

とにかく
目的地である本屋に滑り込む

「あ~涼し…。」

俺が本屋なんてホント似合わねぇけど
仕方ない
夏休みの課題の読書感想文を忘れて
今更、やって来いと言われた
夏休みに本読む暇あったらテニスしてるっつの

いつもなら、すぐに足を向ける漫画コーナーを素通りして
奥のコーナーへ足を進める
何か簡単に読める本とかねぇかな?
そう本を手に取ったり戻したりしてると
俺の居る学生向けや児童書の置いてあるコーナーの
そのまた奥のコーナーに知った顔を見つけた

「越前リョーマじゃん。何してんの?」
「…赤目の人…。」
「切原赤也先輩、な。」
「…アンタこそこんなトコで何してんの?」

俺の名前に興味は無いと言った風に話題を変えられる
可愛くねぇな…ま、いいけど

「読書感想文、提出してなくてさ~。やって来いって言われた。」
「夏休みの宿題の?今更?」
「そう、ホント今更だよな~。」
「やってない方もどうかと思うけどね。」

そういうコイツの居る場所ってのが
洋書コーナー…
俺には並んでる本の背表紙すら読めねぇ

「ってか、お前何やってんの?こんなトコで。」
「何って本買いに来たんだけど?」

って…英語読めんのか…っと、コイツ帰国子女だっけ。

「あ…っ!!」
「何?いきなり大声出さないでくれない?」
「お前、英語わかるんだよな?」
「…ヤダ。」
「って、まだ何も言ってないじゃん。」
「どうせ、英語の課題手伝えとかでしょ?面倒くさい。」

う…っ
まぁ、その通りだけど…
ぶちゃけ、俺の出来てない夏休みの課題は
読書感想文だけじゃない
っつかほとんどがやってないか再提出か…

「あぁ、課題は手伝わないけど一個アドバイス。」
「何だよ?」
「読書感想文。映画になってるヤツにすれば?」
「例えば?」
「指輪物語とか、スタンドバイミーとか、ゲド戦記とか。」
「ふ~ん。いいかもな。」

何冊かの中から1冊選んでレジへ行く越前の後ろを追いかける
会計を済ませ店を出るのにもついていく

「…なんでついて来てんの?」
「お前んち何かそういう映画ある?」
「…さぁ?家までついて来る気?」

嫌そうな顔しやがって…
んじゃ~とっておき、今日の俺には逆らえねぇぜ

「今日って俺の誕生日なんだよね~。」
「だから?」
「多めに見ろよって言ってんの!」

普通、誕生日の人を無下には出来ないっしょ
そう思っていると
ポケットから携帯を取り出す
ちょっと…何処に連絡する気だよ…

「別に、アンタの先輩に言いつけたりしないって。」
「…別にそんな事言ってない。」
「俺、アンタの先輩の携番なんて知らないし。」
「あぁ~お前の先輩にも言わない方向で…。」

何処からウチの先輩達に情報漏れるかわかんねぇし
特に乾さんとかに知られたらヤバイし

「あ、母さん?」

…っは?
家かよ、ビビらせんなよ…

「今日、誕生日の人が家に来たいんだって。ううん、他校の人。」

まぁ、今日は休日だし
家には家族が居るだろうし
でも、いちいち報告なんて、ちょっと驚いた
コイツのイメージだと
適当に連れてってくれるかと思ったんだけど

「ん?名前?なんで……あぁ、『赤也』。うん、そう。じゃ、よろしくね。」
「なんだって?」
「ケーキ焼いて待ってるって。」

うっわ…
なんか途端に居たたまれなくなってきた
俺って、結構わがまま言った?

「あぁ、気にしないで。母さんお祝い事好きなんだ。」


辿り着いた越前家には
『赤也君お誕生日おめでとう』のプレート付きの丸いケーキが待っていた





__________

9月25日
誕生花:たで
花言葉:節操

Happy Birthday Akaya Kirihara☆

(赤也ハピバ☆赤リョ…とは言えない…なぁ…)







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ラピスラズリ(ヒバツナ)

君を見るたび
君を知るたび
何かが変わっていく
何かが…僕の君への想いが…


初めに君を見かけた時
君は人生楽しい事なんて何もないって顔をして
一人で居たのを覚えてる

学校なんて群れの集まり
群れようとしない小鳥が少し気になった

「草壁、あの子の名前は?」
「あの子?」
「あそこのはぐれた小鳥。」
「少々お待ちください。」

そんな事気にしてどうするんだとは僕も思うけど
どうしても気になったんだ

「わかりました。沢田綱吉です。」
「ふぅん…。」


少したって
君の周りには群れが出来てた
君が群れると言うよりは
君に群れる群れ

それまで
他に群れがあろうと気になりはしなかったのに
無性に腹が立った…

なんで腹が立つのかわからない
そんな事にまた腹が立つ
わからないから
片っ端から目に付いた群れは咬み殺す事にしたよ


君が迷い込んで来た時
君が目の前に居るって事はとても不思議な気持ちだった
ただ、僕は小鳥を飼い殺しにする趣味はない
そのはずだったんだけど
目の前に君が居て
自分がどうしたいのかわからなくなった

どうか僕から逃げて…と思ったのに
小鳥の顔した君は
自分の群れを護るライオンのように
勇敢に猛然と僕に向ってきた

君は…興味深すぎる


いったい、君は何?
君という存在は
わかったと思っても
またすぐ
わからなくなる…

君は興味深くて、目を離せない


ねぇ?綱吉…
僕を巻き込んだ君には
君の一生をかけて僕を楽しませる義務があると思わない?
僕は誓おう
僕は君の群れの周りを飛ぼう
だから誓って
君の一生を僕に…





__________

9月24日
誕生花:はぎ
花言葉:想い

誕生石:ラピスラズリ
宝石言葉:永遠の誓い

(雲雀さんの一目惚れだったら…というもしも話…)

↓のアマゾン商品ネタ切れ…こんなのもあったYO








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ひよどりばな(スクツナ)

今日は非番だ
まぁマフィアに非番も何もないんだが
特に仕事が入ってない
かと言って別にする事も無く
ヴァリアーの本部に居たんじゃ
どんな厄介事押し付けられるかわかったもんじゃねぇし
かと言って何処か出かける気にもならねぇ
観光地やショッピング街などに出向いても
昼間の表社会は俺には相容れない場所だ

仕方なく…
そう、仕方なくボンゴレ本部をうろつく

目線を無意識に彷徨わせている自分に気づく度に
戒めながらフラフラと何処へ向うでもなく
ボンゴレ本部を巡回する

誰にも会わねぇって事は
コッチは仕事で出払ってんのか?
そう思ってとりあえず
守護者会議や重役会議で使う部屋に腰を落ち着ける

守護者…
以前、自分も雨のリングを取り合って戦った事があった
俺も若かったな…
ボンゴレ10代目は幼かったな…
ジャッポーネてのは不老の実でも食ってんのか?ってほど
今もさして変わらない幼さを残す
ボンゴレ10代目、沢田綱吉を脳裏に描く

ジャッポーネの容姿てのは飾り気がない
俺やベルのように頭が派手な色してねぇし
瞳も落ち着いた色をしてる
だからと言って綱吉には地味さは微塵も感じられねぇ
どちらか言うと目の前を横切るだけで
目を引き付けられるような…

危なっかしいと思って見てたら
いつの間にか
その巨大なオーラに飲み込まれた感覚だ

なんつーか
男にこんな言葉も無いだろうと思いはするが
可憐だ…
いや、清楚っつーか…なんつーか…


「アレ?スクアーロ?何してんの、こんなトコで。」

そんな思いを馳せていたら
本人がピョコリと顔を覗かせた
ちょっと待て、心臓出るかと思ったぜぇ…

「俺は非番だ。暇だからこっち来てみただけだ。」
「あ、暇なの?んじゃさ~…―。」
「俺は非番だからな?任務は行かねぇぜ?そんな気分じゃねぇ。」
「仕事じゃないよ、今部屋の模様替えしててさ、手伝って?」

俺の目の前まで来て
ヒヨコみたいな頭をちょっと傾げながら
お願い…なんて
ヴォオオオイ誘ってやがんのかコノ馬鹿
クソッ…ただでさえ俺はボスと綱吉には逆らえねぇのに

「チッ…重いもんでも動かすのかよ?」
「ん?ううん、それはレヴィにやってもらった。」

ヴォオオオイ…レヴィ…てめぇもか……

「あのね、高いトコ届かなくてさ掃除できないんだよね。」
「んなもんてめぇんトコの犬にでもやらせろよ。」
「犬…?…あぁ、獄寺君?獄寺君はダメ。」
「何でだよ?」
「俺の部屋に入れると何か物無くなるから。」

あの駄犬…成長しねぇな

促されるままに部屋に向う
指定された棚の上を拭いてやり
ついでに一緒にベッドのシーツを取りかえる
かえたてのシーツの上にボフッと身を沈める綱吉を横目に
俺はベッド脇のソファへ身を沈める

「ありがと、助かった。シーツって一人で変えるとグチャグチャになるしね。」
「そりゃ、てめぇが不器用だからだろ。」
「まぁ…そうかもしれないけどさ。」

少し不服そうに目を眇め
ベッドの上に寝転がりながら俺を見る

「ねぇ、スクアーロ。」
「なんだ?まだ何かあんのか?」
「…一緒に寝る?」
「…っ!!…ばっ……お、ま……っ。」
「…ブッ!!あははっ…冗談だよ、そんな慌てなくてもっ…。」

このヤロォ…
目の前で腹を抱えて笑う綱吉を睨んでみても
きっと赤い顔してるから効果はない

俺をからかうなんざ、まだ早ぇ…
俺は無言でベッドの綱吉の横に寝転がり
腕と足で綱吉を羽交い絞めに抱き締める

「ちょっ!!スクアーロっ、冗談だって。からかってゴメン。怒った?」
「いいから黙れぇ。昼寝だ。」
「俺、抱き枕じゃないんだけど…。」
「丁度いい抱き心地だぜぇ?」

すっぽり腕に収まるような抱き心地は
一度知ったら癖になりそうだ





__________

9月23日
誕生花:ひよどりばな
花言葉:清楚
(ちょっと小悪魔ツナです。スクアーロは口は悪くてもツナにベタ甘だったらいい…。)







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せんにちこう(リボツナ)

ダメな子ほど可愛いとは言うけれど
ココまでダメなヤツも初めてだ

「おい、ツナ。起きろ。」
「…ん~…ぅ後5分……。」
「遅刻するゾ。」
「…もう少し、だけ…。」

寝つきが悪いわけじゃないが
ツナはなかなか朝起きない
因みによく言う例えだが仏の顔は3度まで
俺も例外じゃない

「いい加減に起きやがれ。」
「……ぅ…ん……。」

返事だけいっちょまえに起きる気配はない
しゃ~ねぇな
ズキューン!!
ツナの耳を掠めて枕に弾丸を沈める

「っ!!うっわ…リボーン!!もちょっと普通に起こしてよっ!」
「てめぇが起きねぇのが悪い。」
「あ~びっくりした。」
「んっとにてめぇはガキの頃から寝起きが悪いな。」

もうとっくに成人していると言うのに
俺がコイツの家庭教師をはじめた頃とあまり変わっていないように思う
昔はコイツの意思とは反対に
どんどん進んでいく局面に参ってるんだろうと
少し多めに見ていたが
今、思えばただ単に寝起きが悪かっただけのような気もする

「今日ってこんな朝早くから何かあったっけ?」
「…その脳内に記憶能力はねぇのか?」
「…ぅ…。」
「今日は朝から守護者会議だゾ。」
「…あ、あぁ…コロネロの件か。」

そういいつつ俺を見る。
じぃっと見つめてくる瞳はガキの頃から変わらぬ澄んだ色

「…育ったよなぁ。」
「何、父親みてぇな顔してやがる。とっとと準備しやがれ。」
「いや、コロネロの件がお前達が育った事に関係してんなら、お前も問題だよな。」
「それを話合うんだろ~が。」

初心貫くのはいい事だし
そういう風に教えてきたが
このダメさは少しは何とかならねぇのか?

ツナもディーノと似たようなもんで
守護者や他の部下の前では気丈に振舞おうとする
まぁ、コイツの守護者どもが
それに気づかないわけはないが
あいつ等も大人になって
この世界に慣れてきて
ボスを立てることを学んだみたいだ

家庭教師としての俺の仕事はもう終了してもいい頃
それでも何かと理由をつけてツナのそばに居る

俺も守護者どもと似たようなもんだな
そう気がついて知らず笑いが漏れた

「何?俺のカッコ変?」
「違ぇよ。さっさとしろよ、まだネクタイまともに締めれないのか…。」
「哀れんだ顔して見るなよ。…守護者だけだしネクタイなくてもいいよね?」
「会議の後、トマゾに行くからネクタイしとけ。」
「えぇ~。ロンシャンならいいじゃ~ん。」
「一応の礼儀だゾ。お前のが格上なんだから礼儀を持って接しろ。」

めんどくさいなぁ~などと愚痴りながら
ネクタイと悪戦苦闘を繰り広げだす
たっぷり時間をかけて締めたり解いたり

「出来た。行こっか、リボーン。」
「…ちょっと待て。」

出来たと言ったネクタイはちぐはぐで
そんなよれた姿ではボスとして示しがつかない
仕方なくネクタイを締めなおしてやる
今じゃ身長も変わらぬくらいになっていた

「君が過保護なのがいけないんだよ。」

そう雲雀に言われたのを思い出す
確かに…
俺が過保護すぎんのか?

ネクタイをキチッと締めさせ
守護者全員がすでに揃ってるであろう部屋へ向う
ツナが遅れたことで
きっと部屋ん中ギスギスした空気になってるはずだ
まぁ、その空気もツナの存在一つで柔らかくなる
あいつ等にツナが必要なように
きっと俺にもツナは必要なモノになってしまったんだろう





__________

9月22日
誕生花:せんにちこう
花言葉:不朽、変わらぬ愛情
(10年後に行くちょっと前の話…という感じ?)







家庭教師ヒットマンREBORN!【Bullet.1 リボーン&ランボのラブリーマスコット付き限定版】 家庭教師ヒットマンREBORN!【Bullet.1 リボーン&ランボのラブリーマスコット付き限定版】
ニーコ、國分優香里 他 (2007/01/26)
ポニーキャニオン

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くず(ザンツナ)

「ザンザス…その凍傷の傷、薬つけた方がいいよ。」
「ほっとけ。」

俺に勝っておきながら
おずおずともビクビクとも取れる風に
恐る恐る俺に近づいて来る


「…でも、薬つければ痕も少なくてすむと思うし…。」
「俺を心配してどうする。」
「どうするって言われても…傷があるのに見過ごせないって言うか…。」
「てめぇが言うな。」
「うっ…そうなんだけど…。」

てんで甘ぇ
こんな甘っちょろくていいのか?
門外顧問の家光がマフィアに関係なく育てたとは聞いてたが
そんなんじゃこれから先が思いやられる

どんなに10代目の座が欲しくても
それで戦いに敗れてしまっても
俺がボンゴレの一員である事を放棄する道理はない
マフィア社会で育った俺に
10代目になれなかったからといって
他に出来る事は無い
結局は俺もボンゴレという組織に心奪われた者

それに戦いに敗れた者が配下につくのは当たり前の事だ

ボンゴレを捨てられないのなら
コイツに従う他に俺に選べる道などない

「甘いな。てめぇを殺そうとしたヤツ助けてどうする。」
「…でも、ザンザスはもう俺を殺そうと思ってないだろ?」

超直感てのはやっかいだな
俺が敗北を受け入れた時
俺はコイツに従うと心に決めた
そんな事、言ってやるつもりはなかったんだが
コイツにはわかっちまうらしい

「それに、せっかく生きてるんだから。大事にしなきゃ…。」
「…ほんとに甘っちょろいな。」

その甘さは何故か気持ちよくて
よろめきそうになるが
今までだって同じ甘さに負けないように生きてきた
あの老いぼれも同じ甘さで俺に接した

だが、俺はその甘さに落ち着いてはいけない
それは俺のためであり
コイツのためだ

俺がボンゴレ暗殺部隊ヴァリアーである事に変わりは無い
それなら
お前が甘い分、俺が補わねぇと


いつか
お前が一番に頼りにするのは俺になるだろう
その地位くらいは俺に譲れ

いや、そのくらい
俺が力ずくで奪い取ってやる


俺はボンゴレと一心同体だ
お前がボンゴレ10代目を名乗るなら
お前と俺は一心同体
お前の…ボンゴレの為に俺は生きると誓おう
My Lord





__________

9月21日
誕生花:くず
花言葉:治癒
(本誌が…ヴァリアーが…ツナの下で働いてるかと思うと悶える…悶え死ぬ…)







2008年カレンダー家庭教師ヒットマンREBORN!(A) 2008年カレンダー家庭教師ヒットマンREBORN!(A)
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ひがんばな(シカナル)

ガキの頃から
めんどくせぇのはキライだった


はしゃぐ周りの子供達から少し離れた場所
そこにはいつもアイツが居た
なんでアイツが大人達から疎まれてるのかとか
なんでアイツと遊んじゃいけねぇのかとか
俺の親父はそういう事を言うヤツじゃなかったし
俺には全くわからなかったけど

ただ、関わるのは面倒くせぇ
そう思ってた



大人になって
忍者になって
里の歴史や里の人々の相互関係も見えてきて
アイツの過去も知った

ほんと
めんどくせぇ生い立ちだ

里の大人達みたいに
ナルトが悪いなんて思わないが
ナルトの存在は深くて暗くて
ただただ、めんどくせぇ



でも、だからと言って
ナルトを退ける気には全くならないんだけどな
人ごみの中でもすぐにわかる
ど派手な頭とか
犬みたいに人懐こいとか
友達になって知っていく内に
いろいろ見えてくる

俺等同期の中じゃ
ライバル心燃やしてるヤツはいても
ナルトを疎んじるヤツなんて居ないだろう


子供の頃を思い返せば
この位置をナルトが自ら掴み取ったのは言うまでも無い


「おぅ!ナルトくん、いらっしゃい。」
「お邪魔してますってばよ!シカマルのおっちゃん。」
「ナルトくんだったら、オジサンの事"お父さん"て呼んでも構わねぇんだぞ?」

グリグリ頭を撫でる親父に
くすぐったそうな笑顔を見せる
目尻下がってんぞ、クソ親父…

「ナルト、行くぞ。」
「お、おう!おっちゃん、またな。」


この里のヤツらは
俺の親父みたいなヤツばかりじゃない

この里の全員が過去の出来事を振り返る日に
お前は何を思ってる?
その日はどんなに連れ出そうとしても
一人になりたがる
独りでお前はどんな事を思うんだ?

その暗い過去ごと俺に寄り添ってくれていいんだぜ?

そう言ったって
どうせお前の事だから
強がって独りで居るんだろう


最近知った
里の英雄はお前の縁者だと
だからお前は火影を目指すのか…
聞いてみたところで
答えは聞かねぇでもわかる

―そんなの関係ないってばよ!―

少しの迷いもなく
お前はそう言うんだろうな





__________

9月20日
誕生花:ひがんばな
花言葉:悲しい思い出
(あれ?シカパパナル?いいえ、シカナルです。)







NARUTO (巻ノ12) NARUTO (巻ノ12)
岸本 斉史 (2002/05/01)
集英社

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硝子の少年(骸ツナ/ヒバツナ)

僕だけを見て頂けませんか?
他の誰でもなく、僕を…


雨の降る夕下がり
そろそろ下校時刻
彼の学校は目の前

待ち伏せ?
違いますよ、偵察です。


雨の降る中
傘を差すのは億劫で
濡れるままに並盛中の校門脇で彼が出てくるのを待つ
なんだか、いいですねぇこういうのも

あぁ彼が昇降口に居るのが見えました
傘を忘れたんでしょうね
立ち往生しているみたいです

一緒に濡れて帰りましょう
僕も、もうずぶ濡れですから


あれ?
傘を差し出したのは誰ですか?
ココからじゃ陰になって見えません
仕方ありません
傘が向こうからやって来たのであれば
もう相合傘で帰るほかありませんね
貴方が濡れないように
僕が肩を濡らして
もうずぶ濡れなので差し障りありませんし
そんな僕を見て
「ありがとう…」と頬を染めるボンゴレ…
あぁ!素晴らしいシチュエーションじゃないですか!


あっ!傘を押し返して何やってるんですか!?
…仕方ありませんね
それなら当初の予定通り
二人でずぶ濡れで帰りましょう
「骸…濡れちゃってるし、家寄ってく?」と僕を誘うボンゴレ…
あぁ!こちらもイイですねぇ


え!?
ちょっと、どういう事ですか!?
僕ではなく他のヤツと相合傘で帰る気ですか?
それは僕としては許す事はできませんよ?
って言うか誰ですか!?
僕とボンゴレの素晴らしい放課後デートの邪魔をするのは!
傘で顔が見えません



「…っ。何か悪寒が…。」
「綱吉。校門のあっち側は見ちゃダメだよ。」
「え?何でですか?」
「変質者が居るからね。今日は君を家まで送るのが先決だ、咬み殺すのはまた今度にしよう。」
「あ…すいません。傘、入れて貰っちゃって。」
「いいよ、1本しかなかったんだ仕方ない。」
「あの…たぶん濡れちゃうと思うし、家に寄って行きませんか?」
「断る義理の無い申し出だね。そうさせて貰うよ。」
「はいっ。」



何ですか?…今の……
僕を見ようともしないで立ち去るとは
どういう事ですか!?
というより、相合傘の相手があの男とは
…どういう事ですか!?

あんなに肩を寄せ合って…
僕に言うはずだったセリフを
いとも簡単に、あの男に言うとは
……どういう事なんですかっ!?


「でも、変質者とか物騒ですね。」
「そうでもないよ。被害が出るなら限定してるから。」
「まぁ、男の俺たちには関係ないかもですけど…。」
「…。あの変質者は特定の人を狙ってるんだよ。」
「変質者って言うかストーカーですか?」
「でも大丈夫。僕がその子に近づかないようにしてるから。」
「やっぱり、雲雀さんはすごいですねっ!」


「骸しゃんがハートブレイクしてるビョン。」
「犬…そういう事言うと骸様に怒られるよ。」


クフフ…
聞こえてますよ、犬に千種…
こんなに思い通りに行かない事は久しぶりです
クフフ…クフフフフ…
ハートブレイク?
とんでもない!
逆にやる気が出て来ましたよ…

ボンゴレを必ずこの手に入れて見せましょう
クフフ…クフフフフ!!





__________

9月19日
誕生花:つりふねそう
花言葉:私に触れないで下さい
※花言葉が昨日と一緒!!なので違う話にしてみました。
Kin○i…歌詞が骸ツナぽい…2番メロディは確実に骸の妄想ですが…。








家庭教師ヒットマンREBORN!DS 死ぬ気MAX!ボンゴレカーニバル! 家庭教師ヒットマンREBORN!DS 死ぬ気MAX!ボンゴレカーニバル!
Nintendo DS (2007/03/29)
タカラトミー

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ほうせんか(ギン一)

「触んなっ!!」

色素の無いこの虚夜宮では
一際目立つ色
そのオレンジ色を見つけて
嬉々として出した手は宙に浮いた

「なんでなん?」
「俺はもうお前とは口利かない。」
「せやから、なんでなん?」

何故、ここまで拒絶されるのかがわからない


確かに、この鮮やかなオレンジ色を宿す少年
一護をだまして拉致して連れて来たのは自分だ
でもこの虚圏に連れて来てからだいぶ経つ
今までは好意すら感じられずとも
ここまでの拒絶をされる事はなかった

「せやから、騙したのは悪いて思てるよ?」

自分でも呆れるくらいの猫なで声が喉から出てくる
宥めるような、とりなすような
そんな声音で優しくゆっくりと
それでも愛しいオレンジ色の頭が振り返る気配は無い

「藍染様の言いつけいうんもあったって言うたやろ?」

人のせいにするなとか何とか
返ってくるかと期待して出した言葉にも聞く耳を持たない

そう、確かに
市丸が一護をこの虚圏に連れ去って来たのには
藍染―この虚圏の王…否、神たる存在の人に言われた
それも確かにあったのだ
それだけ黒崎一護という存在は大きい
計り知れないその存在
多くの死神の心を奪うその存在

黒崎一護という力もそうだが
それ以前に
黒崎一護という存在自体が特殊
その存在を認識すれば奇跡を知ったかのような感覚にすら陥る


「なんでそんなに怒ってはるのか教えてくれへん?」

理由がわからなければ改善の仕様がない
目も合わせてくれない
言葉も交わしてくれない
こんな状態を放っておけるわけがない

「…お前、頭撫でるだろ…。」
「…は?」
「頭撫でんなって言ってんのに、頭撫でるだろ?」
「そりゃ…目の前に居ったら撫でたなるんやけど…。」
「それが嫌だ。」

それだけの事で…?
とは思っても口にしたらいけない
それは逆効果だと言う事は一護の性格を考えればわかる

「なんで嫌なん?」
「…俺のこと子供だと思ってるだろ?」
「…そんなことあれへんよ?」

可愛いとは思っていても
子供相手に感じるはずのない感情をもつ自分が
その言葉を否定する以外の返事ができるはずもない

「じゃあ、何でいつも頭撫でんだよ?」
「そんなん、触りたいからに決まっとるやろ。」
「だから、俺は触られたくないんだって。」
「せやけど、ボクは触りたいんやもん。」
「もん。とか言うな。」
「せやけど、なんで嫌なん?」
「俺は子供じゃね~んだよ。グリグリ頭撫でられて嬉しいわけねぇだろっ。」

そんな所が子供っぽいと
思っていても口に出したらいけない言葉を飲み込んで
一護の正面に回りこむ
眉間にしわを寄せて
怒ったような困ったような顔を見て
あぁ、やっぱり可愛いなぁなどと思いつつ
ホッと安堵のため息をはく

「なんや、嫌われたかと思たわ…。」
「嫌いに決まってんだろ。」
「そない即答せんでもええやろ~。」
「嫌いなモンは嫌いだ。それ以外に答えようがねぇ。」

ふいッと、そっぽを向いて視線を逸らされる
キライキライもなんとやら…
そう思ってまた手を伸ばす

「だから、触んなって言ってんだろっ!!」
「ちょっとぐらい、ええやろ~…。」
「嫌だ!」

こんな堂々巡りも悪くない
これも一種のコミュニケーション





__________

9月18日
誕生花:ほうせんか
花言葉:私に触れないで
(ぁ…趣味に走ってしまった…。だいぶパラレルですね。スミマセン。ツンデレ万歳☆)







BLEACH 尸魂界 潜入篇 2 BLEACH 尸魂界 潜入篇 2
森田成一、折笠富美子 他 (2005/08/24)
アニプレックス

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ふうせんかずら(ヒバツナ)

「委員長、お忙しい所すみません。こちらの書類に受理印をお願いします。」

新学期が始まった
風紀委員長である僕は忙しい
通常の風紀委員としての仕事もさることながら
実質、この学校を取り仕切ってる身として
やらねばならない事は尽きない

「委員長…―っ」

キロリと少し目線を強くして見やれば
ビクッと身を硬くして書類を差し出す

「すみません。…こちらの書類もお願いします。」
「風紀委員長!!校内で乱闘騒ぎですっ!!」

………
僕を過労死させる気なのかな?

とは言え、並盛の風紀を護るのが僕の仕事
それに…
さっきからする爆発音と
乱闘騒ぎを足せばおのずと頭に浮かぶ顔がある

爆発音が聞こえてたのに
その場に急行しなかったのは

「てめぇ~10代目に無礼な事言ったな?…果てろっ!!」
「朝から元気だな~獄寺。」
「そういう問題じゃないよ、山本!獄寺君っダイナマイトはまずいよ~っ!」

君が居れば何とかすると思ったんだけどね…
まぁアイツがキレてる原因が君じゃ
君にも手に負えないかな?

僕の顔を見たギャラリーがザワつきはじめる
そのざわめきへ視線をくれた君は青ざめた

「雲雀さんっ…!!す…すいません。すぐに止めますからっ。」

僕の名前を聞いたギャラリーは
蜘蛛の子を散らすように散り散りに居なくなる
賢明だね
今の僕には一般の群れも気に入らないよ
その騒ぎに乗じて
この子に喧嘩を売った馬鹿は逃げたようだ

「君たち…新学期早々、群れてるの?」
「ん~だって俺達、友達だもんな、ツナ。」
「10代目を一人にするなんて右腕であるこの俺がするわけね~だろっ。」
「す…すいません、すいません。」

ペコペコ謝る綱吉の手を引いて
僕はその場を立ち去る事にした
後ろで何やら騒いでるけど気にする必要はないね

「獄寺君、山本、授業までには戻るから。これ以上騒ぎにしないでっ。」
「相手は雲雀だ、心配する必要ねーゾ。アイツもツナの守護者だ。」
「でもっ!!」
「お願いっ!俺は大丈夫だから。」
「賢明だね。」
「いや、えっと。新学期早々これ以上の騒ぎは勘弁して欲しいなぁ…と。」
「…。黙ってついてきなよ。」

僕は忙しくて気が立ってるんだ
少しは労いってモノがあってもいいんじゃない?

屋上に着き
掴んでいた手を離す

「屋上?…応接室じゃないんだ。」
「座りなよ。」
「え…?…はい。」

そう言うと、その場に正座してちょこんと座る
そのまま僕はその膝に頭を乗せて寝転がる

「…っ…えっと…あの?」
「僕は朝から忙しくて疲れてるんだ。少し休ませて貰うよ。」
「…それは構いませんが…何故、膝に…?」
「いい天気だね。」
「…え…は、はぁ…ソウデスネ。」

本当にいい天気だ
君だけ連れて何処かに行ってしまいたいけど

少しだけ
君を独り占めして
心を落ち着けて
また並盛の風紀を護る仕事に戻ろう

また疲れてしまった時は
君の温かさを貰いに行くから





__________

9月17日
誕生花:ふうせんかずら
花言葉:あなたと飛び立ちたい・多忙
(新学期は雲雀さんは忙しいだろうなぁと…。ツナは癒しですね。ヒバツナ三連続…)







家庭教師ヒットマンREBORN!【Bullet.1 通常版】 家庭教師ヒットマンREBORN!【Bullet.1 通常版】
ニーコ、國分優香里 他 (2007/01/26)
ポニーキャニオン

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おりづるらん(ヒバツナ)

君たちに1つ教えてあげよう?
人間関係は難しいってコト


「綱吉。話したい事があるから、後で僕のアジトの方に来てくれない?」
「…わかりました。」
「君一人でだよ?」

話したい事があるなんて
そんな取ってつけたような理由
君じゃなくてもわかるだろう

話したい事はたくさんあるけど
君を僕のアジトへ呼び寄せる理由にはなりはしない
話ならココ、ボンゴレのアジトで構わないからね

赤ん坊がボンゴレ狩りの影響で
昔より少し高い位置から僕を睨む
でも君は何も言わないんだよね
君にとって綱吉の決定が第一
ボンゴレ10代目になった綱吉の言葉はボンゴレの言葉
アルコバレーノである君が反対を下す事は限られてる

「雲雀!勝手な事言ってんなよっ!?」
「獄寺君、こんな所で喧嘩はやめてね?」
「…でもっ!10代目の右腕として、俺は10代目を一人では行かせられません。」

こういう時、噛み付いてくるのは
この男だけかな…
まぁ、無言で睨んでくるヤツは他にも居るけど…

「そう、君はボンゴレ10代目の右腕だったね。…自称。」
「獄寺君はもう立派な右腕だよ。自称じゃなくてね。」

それ見たかと言わんばかりに
勝ち誇った顔で見てくる


可哀想に…


右腕
親友
師匠

どれもそれ以上の関係は築けはしない
初めから
自分から
綱吉との関係を決めてしまっているとも知らずに

「何、笑ってやがる?」
「いや、良かったじゃない、自称から昇格できて。」
「そうだ、10代目が右腕に選んで下さったのは俺なんだ。」
「僕は別に、綱吉の右腕になんてなりたくないからね。」

僕は友達でも
仲間ですらない
綱吉が僕を求めるなら何だってしてあげるけど
僕は綱吉のモノじゃない

綱吉が僕のモノなんだ


「雲雀…ツナはボンゴレの血を護らなきゃいけねーんだゾ。」
「…それが?」
「ツナは最終的にはお前のモンにはならねーゾ。」


ボンゴレの血統の為に
どこかの誰かと結婚して家庭を持って?

「…でも、綱吉は"ボンゴレ"を護るつもりはないよ?」
「…。」
「君達個人や、彼女達個人を護りはするだろうけどね。」

初めに親友の関係を築いたモノ
初めから師弟の関係で係わったモノ
そして右腕の座に固執したモノ

君達はすでに綱吉との関係が決まっている

僕が綱吉にとって何なのか
答えを急ぐつもりはない
これから作り上げていくんだから

君達が真っ先に考えるのが
綱吉の事とボンゴレの事だとして
僕が考えるのは
僕と綱吉の事だってだけ

「あのさ、雲雀さんとは今後について話し合ってくるだけだから。」
「でも、10代目!!」
「って言うか、俺のことモノ扱いしないでくれる?」
「ほんと、困った人達ですねぇ~。」
「…っ!!骸、お前いつの間に戻ってたんだ?」
「あのくらいの仕事、何時間もかかりませんよ。」

ただ…
他にも僕と同じポジションに
他のヤツが居るっていうのが
…気に入らないね





__________

9月16日
誕生花:おりづるらん
花言葉:子孫繁栄
(ちょっとイカレたバリ様って感じで…この花言葉、思わず年齢制限モノになりそうになったヨ…)









家庭教師ヒットマン「REBORN!」キャラクター総出演アルバム ボンゴレファミリー総登場~死ぬ気で語れ!そして歌え!~ 家庭教師ヒットマン「REBORN!」キャラクター総出演アルバム ボンゴレファミリー総登場~死ぬ気で語れ!そして歌え!~
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すすき(ヒバツナ)

パタパタと軽やかな羽音を響かせて
僕の肩で羽を休める鳥


この鳥と同じで構わない
君が何処へ行こうと
君が何をしてようと
僕の元へ必ず帰っておいで



「ミードーリータナービクー♪ナーミーモーリーノーー♪」

どうやら覚えてしまったらしい校歌を口ずさみながら
鳥が僕の元へ飛んでくる
騒々しいからすぐにわかるね

「何?お前、何持ってきたの?」

爪に何か紙を引っ掛けて持ってきた
ごくたまに、この鳥は僕に何かを拾ってくる
ただのガラクタだったり
とても面白い代物だったり

その紙を爪から外し、見てみる

「テスト…?…9点、沢田綱吉……。」

その紙を確認したのと同じ瞬間
鳥を追って来たのだろう
沢田綱吉、本人が息せき切って顔を出した

「…っ!!うぁっ、ひっ…雲雀さん!!…ソレ…。」
「ダーイナークーショーナクー♪ナーミーガーイイーー♪」
「ワォ、はじめて見たよ、こんな点数。」
「…っう…。スミマセン…。」
「ねぇ、君。校歌知ってる?」
「え?…えっと、その鳥が歌ってる?」
「そう。…並ってどういう意味か解ってるの?君。」
「へ?…あ、はぁ…普通って事です。」
「君のコレは到底普通じゃないよね。」
「え…っと、そう…ですね。」

頭を落として項垂れる
せっかく二人きりなら
そんな姿見ててもつまらないね

「…。君、今から用事はある?」
「え?いえ、特には…。」
「じゃあ、そこ座って。」
「え…?…あのぉ?」
「僕が教えてあげるって言ってるんだけど?何か不満?」
「め…っ滅相もありませんっ!!」

固まったように僕の前に座り
ビクビクと僕を伺う
僕が見たいのはそんな君でもないんだけど
まぁ、いいか

「そんな固くなってたら、頭に入らないよ。」
「は…っはい。」

まぁそんな言葉で警戒を解くわけもないか
僕は君の仲間という訳ではないしね
君が気になっているのは事実だけど…

パタパタと羽音がして
僕の肩から鳥が飛び立つ
そのまま綱吉の頭に降り立った
チョイチョイと嘴で髪を引っ張り頭を小突く

「…っハハッ…くすぐったいって…。」
「…………。」

クスクス笑いながら鳥を捕まえる、君
笑った顔なんて、こんなに近くで始めて見た

「ヒバリ、ヤラレタ」
「…?」
「ツナヨシ、ノウサツ」
「…!!」

思わず掴もうとしたら
スルリと飛び出して行った
後に残ったのは


綱吉の手を握る僕…





__________

9月15日
誕生花:すすき
花言葉:心が通じる
(心が通じたのは雲雀さんとヒバードです/笑)







家庭教師ヒットマン REBORN! ドリームハイパーバトル! 死ぬ気の炎と黒き記憶 特典 おしゃぶりマスコット付き 家庭教師ヒットマン REBORN! ドリームハイパーバトル! 死ぬ気の炎と黒き記憶 特典 おしゃぶりマスコット付き
PlayStation2 (2007/08/30)
マーベラスインタラクティブ

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ふしぐろせんのう(スクツナ/ザンツナ)

「ヴォオオォオイ!!お前等何してやがんだぁ~?」

ヴァリアーのアジトになっている、とある地下へ赴くと
アジト中の物が倒れたり真っ二つになったり
散々な状態が俺を出迎えた

「何って、ちょぉ~っと暴れちゃった?」
「ベルが全部悪い。」
「何だよ、マーモンだって暴れてたじゃん。」
「僕はベルが暴れてるのを避けてただけだよ。」

どっちがどっちでも
そんなのはどうでもいい
この惨状をどうにかしろ

唯一の救いはボスが居なかった事だろう
いや、ボスが居なかったから
この惨状になったと言えなくもねぇが…

「どぉ~でもいいから片付けやがれ!!」
「えぇ~。俺王子だもん。片付けなんて出来ないに決まってんじゃん。」
「幻覚で目くらましくらいならできるけど?」
「「ってゆーか片付けとかってスクアーロの仕事じゃん(でしょ)?」」

コイツら…
掻っ捌いてやろうか…
いやいや、ここで俺まで暴れたらダメだ
結局ボスに見つかって俺が殴られる

「…ちッ。とりあえずテメェらも手伝いやがれ!!」
「え~ヤダ。俺、暴れ疲れたし。」
「僕も避け疲れたし、眠いからもう行くよ。」
「んじゃ~俺も。」
「ヴォォオオォイ!!ふざけんなっ!!」




*** *** ***

「あれ?スクアーロ?何してるの?」

何とか一人で片づけを終えて
無意識に向った先
その顔を見ただけで癒されるとか
俺もそうとうイカレてんな

「テメェもこんなトコで何してやがる。仕事はどうした?」
「あぁ~…。たまにはさ、息抜きも必要でしょ?」
「…逃げて来たのかよ。」
「だってリボーン自分は出掛けるって、お目付け役にザンザス置いてくんだよ?」
「…お前も大変だな。」

なんだ、ボスが居なかったのはコイツのトコに居たからか…

「…ってか、なんかスクアーロ疲れてる?」
「あぁ…まぁな。」

さっきの出来事を話してやると
哀れんだ目で見つめられた

「そんな目で見んな。」
「スクアーロも大変だね。」
「まぁ、ボスがお前のトコに居たから大事にはなってねぇけどな。」
「…それザンザスに見つかると、どうなっちゃうの?」
「殴られるだろな、確実に。」
「…あぁ~……そうなんだ…。………ゴメン、スクアーロ。後ろ。」

少し顔色を青くして、スィ~っと目をそらされる
言われた通り後ろを見やると
…ボスが居た…

ガスッ!!

「…っ!!ザンザス!いきなり殴るのは良くないよ!」
「初めから聞いてたから殴っただけだ。」
「聞いてたなら!スクアーロが悪い訳じゃないだろ?」
「…っぃてぇ…。」
「だから、俺は"初め"から聞いてたっつただろ?」
「…?」
「俺がお目付け役だと、お前が大変なんだよな?」
「…!!ソコ!?それで殴ったの?」

そんなこったろーとは思ったが
ただ俺がボンゴレ10代目と一緒に居たってのが気にいらねぇんだろう
結局、俺は殴られるのか…

殴り飛ばされた俺の横に膝をつく綱吉
チラリとボスを見上げれば
絵に描いたようにイラついてるのがわかる

「大丈夫?スクアーロ。」
「あぁ、平気だから、お前はさっさと仕事にもどれ。」
「行くぞ、綱吉。」

ボスは小脇に綱吉を抱え
去り際に俺に蹴りを入れて颯爽と立ち去った

綱吉はボスのモノじゃねぇぞ
そう思うが、俺のモノでもない
ボンゴレ10代目、沢田綱吉直属の何かになれねぇか…
思案してみるが
それでも結局
この現状が変わる事はなさそうだ





__________

9月14日
誕生花:ふしぐろせんのう
花言葉:転職・転機
(何か…長くなっちゃったぃ…)







家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (11) 家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (11)
天野 明 (2006/08/04)
集英社

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たますだれ(骸ツナ)

信じては貰えないかもしれませんが…


この想いは真っ白なのです
貴方に対してのこの想いだけは
僕の中でただただ白く
あまりに白くて
自分でさえ信じがたいくらいです

自分の事はわかっているつもりです
僕が纏う全ては
僕が発する全ては
貴方が無意識に警戒するほどに
醜くて汚いモノばかりでしょう
それを否定するつもりはありません

でも…


信じては貰えないでしょうか?
貴方を好きだというこの想いを…


「骸しゃん…?」
「骸さま、どうしたんですか?ボーっとして。」
「…いえ、何でもありません。」

どうしたら貴方を手に入れられるのか
その想いは変わりません
ただ
以前のように
手に入れた貴方をどうしてやろうか
などと考える事がなくなりました


ただただ
貴方の瞳に映っていたくて
ただただ
貴方をそばに置いておきたくて


いえ、もしかしたら
はじめから
貴方を手に入れたいだけだったのかもしれません

だから
貴方に傷を負わせる事に何の躊躇もないあの男が
これほどまでに憎いのかもしれません

どうしたら貴方は僕だけを見てくれますか?


沢田綱吉





__________

9月13日
誕生花:たますだれ
花言葉:潔白な愛
(ちょっぴり骸ツナ雲サンドっぽい感じ)







家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (8) 家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (8)
天野 明 (2006/02/03)
集英社

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あい(沖銀)

「パー子ぉ、3番テーブルご指名よぉ~。」
「へいへい。」
「ダメでしょぉ~。ココで働くならもっと可愛くお返事しなきゃ。」
「…は~い。」


「パー子で~す。ご指名ありがとうございま~す。」
「こんばんわ、パー子さん…いや、旦那。」

そうニヤリと見やれば
万屋の旦那はあっけにとられた顔をして
すぐに諦めたのか作り笑いをひっこめた

「…。」
「いい夜ですねィ。」
「…沖田くん。未成年がこんな所で…感心しねぇな。」
「まぁま、堅いこと言いっこなしですぜ。」

大きくため息をつく旦那
いつもの旦那もだが
女モノの着物を着て紅を引いた旦那はなんだか色っぽい

「どういう教育されてんだ…。ゴリに言いつけんぞ?」
「そりゃ構いやせん、けどそれだと旦那もバレますぜィ?」
「…めんどくせぇな~。」

目に見えて明らかに嫌そうに顔を歪める
そんな表情ですら今の旦那は色香に変える

「っつ~か沖田くん。なんで知ってんの?」
「まぁ、とある情報を掴みやしてね。」
「言っとくけど、趣味じゃね~からな。」
「知ってまさァ。」
「定春のヤツよりにもよってココのママんちのドア壊しやがってさ~。」

グチグチと文句を言い出した旦那
声だけ聞けばいつもの旦那だが
引かれた赤がチラチラと目に痛い
赤は興奮色だと言うが納得させられる

「旦那。チョイと紅が濃いんじゃありやせんか?」
「そっか~?ココの古株のヤツにやって貰ったんだけどよ。」

旦那の真っ白な肌には紅が良く映える
それはとてもキレイなんだが
ただただ吸い込まれる
紅が引かれた一点に引き込まれる

「んむぅ…!?……!!…おっまえ何しやがるっ!!」
「これでちょうどいいんじゃねぇですかィ?」
「…沖田くん。」
「何ですかィ?」
「紅…移ってる。」
「あぁ、俺も意外と似合いますかねぇ?」

ざわめく店内と
大きなため息をはく旦那
旦那の唇に引かれた紅は少し色落ちしている

呆れた顔して俺に目線をくれる旦那に目を合わせ
俺の唇に乗っているだろう紅を舐め取る
口端を少し吊り上げて…





__________

9月12日
誕生花:あい
花言葉:美しい装い

(あ…岳人の誕生日…忘れてた。ごめん。おめでとう岳人!)







銀魂 08 銀魂 08
杉田智和、釘宮理恵 他 (2007/02/28)
アニプレックス

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むくげ(アベミハ/タジミハ)

「なんかさ~、三橋って飼育が難しい小動物みたいだよな。」

そんな事、普通思ってても口には出さないもんだ
それなのに、いきなりそう言い出したのは
水谷だからこそだと思う

「小動物はわかっけど、別に難しくないぞ?」

ケロっと言ってのける田島
お前はそうだろう…
お前と三橋は同人種だからな

「そっか~?気難しいってわけじゃないけど浮き沈み激しいと思うんだけど。」

沈みが尋常じゃないんだアイツは
誰かが引き上げてやんねぇと沈みっぱなしになっちまう

「な、阿部もそう思うよな?」
「投手なんて皆そんなもんだ。」
「だ~から、別に難しくねぇって。」

難しいか難しくないかと聞かれたら
難しいと答えるだろう
実際、未だに俺に怯える時があるくらいだ
ただ、試合中は信頼してもらえてる
それを三橋が投げる一球一球から感じる

「ん~でも三橋って結構わかりやすいと思うんだけど?」
「栄口まで?俺の味方は阿部だけだ。」
「誰もお前の味方になんてなってない。」
「えぇ~!?泉は?泉は俺の味方だよな!?」

なんだってんだ
水谷…ウゼー…

「いや、三橋は意外と扱いやすいぜ?小動物っつーなら犬だな。」
「あぁ~犬っぽいよな~。」

田島と泉は意気投合したらしく
チワワだヨークシャーだまめしばだと言い合っている
まぁ、ボールに目が無いトコとか犬っぽいっちゃ犬っぽい

「ちわ~っス。何盛り上がってんの?」
「浜田。」
「三橋が犬みたいだって話してた。」
「それ言うなら田島も似たようなもんだろ~。」
「そっか~?」
「だってお前等よく教室で鼻すり合わして犬の挨拶みたいのしてんじゃん。」
「…!!バッ…カ浜田。それは黙っとけって…―」
「浜田…もっかい言え。」
「うわっ…阿部…。いや~なんでもない、そう何でもないよ。」

何か身の毛がよだつ様な事が聞こえてきた
犬の挨拶みたいな事?
鼻をすり合わす?
俺なんて近寄るだけで距離取られんのにか?

「あ~!アレな。三橋ってなんかフワフワしてんじゃん?」
「田島…もうやめとけ。」
「んで、なんかいい匂いとかするしさ。」
「お願いだからやめろって、田島。」

自分のこめかみに力が入る感覚がする

「やっぱいきなりチューすんのも悪いかなぁって思ってさ。」
「お願いします、やめてください。田島様」
「鼻と鼻くっつけて、ニッコリすんの。三橋可愛いんだよな~。」


……
………

「た~じ~ま~っ」

西浦内野手&外野手&応援団長――――瀕死…





__________

9月11日
誕生花:むくげ
花言葉:デリケートな美
(話がそれた…失敗失敗。)







おおきく振りかぶって Vol.8 (8) (アフタヌーンKC) おおきく振りかぶって Vol.8 (8) (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ (2007/05/23)
講談社

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しゅうかいどう(正ツナ)

「ランボはずるいよ。」
「何なに?正チャンご機嫌ななめ~?」
「うるさい。」
「沢田綱吉がなかなか手に入んなくて焦ってる?」
「…そういうんじゃない。」
「まぁま、この百蘭にまかせておきなって。」
「そういうんじゃないって言ってるだろっ!!」

ずるい
ランボはずるい

俺にこっちの事押し付けといて
自分は沢田綱吉の守護者?
お前はもともとボヴィーノファミリーだろ


俺だってずっと
そうランボが家に突っ込んできた
あの日からずっと
沢田綱吉が…

あの初めてのハチャメチャな日
あそこに居た誰よりも普通そうで
でも普通じゃなくって
とにかく混乱した頭で縋りたいと思った

俺だって
沢田綱吉のそばがよかったのに…

ランボがうちに突っ込まなきゃ
確かに彼を見つけることは出来なかったかもしれない
でもランボがうちに突っ込まなきゃ
俺はボヴィーノと関係を持つ事もなかったはずだ
俺だって普通に沢田綱吉のそばに居れたかもしれないのに

ランボはずるいよ

ボヴィーノとかボンゴレとか
ほんとはどうでもいいんだ
俺は沢田綱吉が欲しいだけ

だって一目惚れだったんだ
キレイな飴色の髪の毛とか
同じ飴色の瞳とか
一番普通で一番普通じゃない人

結局、マフィアの世界に足を踏み入れるなら
沢田綱吉のそばがいい


だから
全部奪ってやる
沢田綱吉のそばに居られないなら
沢田綱吉をそばに置けばいいじゃない?
その為に使える物は全部使うよ
それがボヴィーノだって、百蘭だって

俺は彼が欲しいんだから


「正チャン。沢田綱吉が手に入るのは時間の問題だって。」
「…うん。」
「でも、手に入っても俺とも遊んでネ?」
「…無理だよ、百蘭。」
「…なんで?」
「だって、ずっと欲しかったモノが手に入ったら他の事考えられないだろ?」
「…ふぅん…?」


覚悟してろボンゴレファミリー
お前達のボスを奪ってやる





__________

9月10日
誕生花:しゅうかいどう
花言葉:片思い

※かなり捏造…。百蘭⇒正一⇒綱吉な感じです。
このせいでツナが死ぬ事に…っていう捏造&妄想。
後、初めがランボ絡みなのでボヴィーノと関係ありそうなので…








家庭教師ヒットマンREBORN! Bullet.8 家庭教師ヒットマンREBORN! Bullet.8
ニーコ、國分優香里 他 (2007/08/31)
マーベラス エンターテイメント

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リコリス(獄ツナ)

覚えていますか?


俺は忘れた事など一度もありません
貴方と出会った日の事…


貴方に命を救われて
貴方に俺の一生を捧げると決めたあの日
あの日から俺の気持ちは変わりません

どんなに月日が過ぎようと
どんなに仲間が増えようと
貴方の一番初めの部下は俺でありたい
貴方の一番身近な部下は俺でありたい

「獄寺君、今から家に寄れるかな?」
「はい、10代目のお誘いとあらば何処へでもお寄りいたします!」
「ははは…。」
「お?何だ今日だったっけ?獄寺―…。」
「ちょっ!山本っ!!シーっ。」
「おっと、悪ぃ。」
「ちょっと、山本こっち来て。」

貴方に背中を向けられる事がどんなにツライか知ってますか?
しかも、そんな野球ヤローと顔を寄せ合ったりして…

「獄寺君気づいて無いみたいだから、せっかくならサプライズにしようって朝言ったじゃん。」
「悪ぃ。すっかり忘れてた。」

コソコソと俺には聞こえない話し声
貴方の右腕の俺に隠し事はやめて下さい
なんでも貴方の事なら知っていたいんです


お願いだから背を向けないで
お願いだから貴方の全てを教えて
お願いだから俺以外の人を隣に置かないで…





「お邪魔します―…!!!」
「獄寺君、お誕生日おめでとう!!」
「…っありがとうございます。10代目っ!!俺、嬉しいっス!!」
「…大げさだなぁ~でも、ほんとおめでとう。」
「獄寺、誕生日おめでとな。」
「隼人、おめでとう。私がケーキを作るって言ったんだけど、ツナに止められたわ。」
「だから今日はママンの作ったケーキだゾ。安心して食え。」
「オレっちもケーキ食べるもんね~。」
「コラ、ランボ。獄寺君におめでとうだろ?」

10代目のそばはこんなにも温かい
今まで生きてきた中でこんなに嬉しい誕生日はない

「10代目っ!今日からまた新たな気持ちで、10代目の右腕に相応しいよう努めさせて頂きます!!」
「え…えっと。これからも仲良くしてね?」
「はいっ!10代目!!」


覚えていますか?
初めて出会った日の事
俺はあの日、貴方にこの一生を捧げると誓いました
そして今日
俺は貴方に俺の全てを捧げてもいいと思いました

こんなに嬉しい気持ちをくれる貴方に





__________

9月9日
誕生花:リコリス
花言葉:追想

☆Happy Birthday Hayato Gokudera☆







家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (2) 家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (2)
天野 明 (2004/12/27)
集英社

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いわひば(ヒバツナ)

「君の才能をこじあける」

そう、君の灯すその幼いオレンジを
僕の知ってる色に…


僕の手で君を変えられる事
赤ん坊に感謝するよ

群れの中に隠れた草食動物に興味は無い
丘の上に立つ王者のような肉食獣でないと
戦う時の君はオレンジの鬣たなびかせ
猛然と悠然とすべてのモノの上に立つ

今の君の鬣はまだ幼くて頼りない
丘の上に立つ者としての覚悟、みせてくれないかい?
君の大切な仲間と君の世界を護りたいなら…


「ワオ」

いいね
君の覚悟
君の色

どんなに獰猛な肉食獣だって
戦う時は覚悟を決めるものだよ
近づいた
僕の好きな君の色


それじゃあ
もう一つ気付けるといいね
君の世界を護るには
君が必要不可欠だって事

君の世界に僕を入れたのは君自身だよ?



その君が世界から居なくなるのは許さない



さあ、僕の手で育ててあげよう?
僕の知ってる君へ成長してみせてよ





__________

9月8日
誕生花:いわひば
花言葉:稔り







家庭教師ヒットマンREBORN!vsヴァリアー編 Battle.1 家庭教師ヒットマンREBORN!vsヴァリアー編 Battle.1
ニーコ; 國分優香里; 市瀬秀和; 井上優; 近藤隆; 稲村優奈 (2007/11/30)
ポニーキャニオン

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なつめ(幸リョ)

「越前リョーマくん、だよね?」
「…アンタ誰?立海の人?」
「あぁ、すまないね。俺は幸村精市、立海テニス部部長だよ。」
「へぇ。俺に何か用?」

見間違う訳がない
その強い瞳
その小さな身体
その勝気な態度

やっと俺も君と同じ舞台に立てる


「用ってほどじゃないんだけど。見かけたから声をかけただけ。」
「…俺の事何で知ってんの?」
「何でって、真田を倒したんでしょ?」

それだけじゃない、赤也に勝ったのも知ってる
青学の…ライバル校の期待のルーキーを知らない方がおかしいのに

君にとっては相手が誰でも関係ない
そういう事かな?


でも君はある種、俺の恩人だからね
忘れようにも忘れられない
真田達が持ってきた君の試合の数々を見たよ
目が引き付けられるなんてものじゃない
神経ごと、脳の全てが支配された

俺は君とネットを挟んで向き合いたい
まだまだ戦ってみたい相手は全国、世界中たくさん居るけど
君とは是非、戦ってみたい

柳のデータなんて追いつかないくらいの成長
ひとつひとつの試合の中でどんどん強くなって行く

病気で病院のベッドに縛り付けられた俺には
羨ましくも焦がれる姿

「フフッ全国では君と戦えるといいね。」
「…部長ってくらいなんだから、真田サンより強いんでしょ?」
「そう自負してるよ?」
「へぇ、楽しみ。」

手塚ともそりゃ戦いたいけど
力を隠してる者よりも
俺との試合でどんな成長を見せてくれるのか
そんな君の方が気になる


手術の日
見舞いに来ると言ってた立海レギュラー陣が来ない事より
君が今どんなプレイをしてるのか気になった
真田でも柳でもその他誰の顔でもなく
越前リョーマの顔がチラついた


絶対健康になって
君とコートで向き合うんだと
そう強く願った

その強い願いが今、俺をここに居させてくれてる
それはあながち間違いじゃないだろう





__________

9月7日
誕生花:なつめ
花言葉:健康の果実







テニスの王子様 Vol.32 テニスの王子様 Vol.32
皆川純子、置鮎龍太郎 他 (2004/09/24)
バンダイビジュアル

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みそはぎ(獄ツナ)

結局、俺は貴方に何をしてあげられましたか?
右腕として貴方に必要とされていましたか?




「…っ10、代目っ…。」

嗚咽しか漏れてこない
涙を一生分流したと思ったのに
まだまだ流れてくる
貴方が居ないこの世は乾きだけがリアルに感じる


いつでも傍に置いて欲しかった
俺を必要として欲しかった

貴方は何もかも
一人で背負って
一人で解決しようとする

俺じゃ頼りないですか?


俺が傍に居たのなら決して貴方を失くしたりはしなかったのに


思えば出会った時から
俺は貴方に助けられてばかりで
守護者なんて名ばかりで
貴方がそれを望んでいたのはわかってたけど
それでもやっぱり

俺が貴方を護りたかった





__________

9月6日
誕生花:みそはぎ
花言葉:悲哀







家庭教師ヒットマンREBORN!【Bullet.2】 家庭教師ヒットマンREBORN!【Bullet.2】
ニーコ、國分優香里 他 (2007/02/23)
ポニーキャニオン

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おみなえし(フゥツナ)

ツナ兄はとってもキレイだ

それは外見もそうだけど
何よりも
心の中がとてもキレイな人

僕のランキングでも冴えないランクのツナ兄が
あのボンゴレの次期ボス候補だって聞いて
とても興味が湧いた

でも知ってたよ?
ツナ兄の心はずっとマフィアの中で
不動のランキング1位だったから
ツナ兄の心はきっとキラキラしてるって

可愛いボス候補ランキングも1位だったけどね


今目の前で温かくて綺麗なオレンジの炎を灯すツナ兄
その炎はツナ兄の心を表してるみたい
きっと悪いモノはあの炎に焼かれてしまうんだろう


小さいツナ兄は
まだ可愛い部分が大きいけど
その炎を見ると思い出しちゃうよ
大きくなったキレイなツナ兄
優しくて、温かくて大好きなんだ

いつだってツナ兄は全てが綺麗だから


ねぇ?
知ってる?ツナ兄。
僕が宇宙と交信しなくても絶対に外れないランキング

それは僕の心

僕の心の中のランキング
大好きな人、第1位はツナ兄に出会った時から変わらない
コレは絶対で変えたくても変えられない





__________

9月5日
誕生花:おみなえし
花言葉:美人







家庭教師ヒットマンREBORN! 【Bullet.4】 家庭教師ヒットマンREBORN! 【Bullet.4】
ニーコ、國分優香里 他 (2007/04/27)
ポニーキャニオン

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モントプレチア(神アレ)

「あ、神田。ラビ見ませんでしたか?」

アレンにいきなり声をかけられ
その内容に神田は途端に表情を不機嫌色に染めた

「…。知らねぇ。」
「そうですか。お風呂上がったら卓球勝負する予定だったんですけど、見当たらなくて。」

残念そうな面持ちでガッカリ肩を落とすアレン
そんなアレンにイライラを募らせながら
そんな自分にまた苛つくという悪循環を抱える神田


ふと目に留まったアレンの肩口が濡れているのに気付く
よくよく見れば風呂上りだと言うアレンの髪はまだ水滴を落としていた

「くだらねぇ。…それよりも、テメェはしっかり髪を乾かせ。」

同じく風呂上りだった神田は
自分の肩にかけていたバスタオルをアレンに頭から被せてしまう

「うわっ!!何するんですか!?」
「ポタポタ水が落ちてんだよ、しっかり拭け。」

そう言い返され
アレンは言われるままにバスタオルで髪をまぜっかえす
しばらくガシガシまぜた後
ガバっとバスタオルから勢い良く顔を出し
神田の髪に手を伸ばす

いきなりの事に神田が身構えると
一房掴んだ神田の髪に鼻先をつけた

「神田…僕のシャンプーと同じ匂いがする。」
「…はぁ?」
「教団に入る備品のシャンプーは意外と銘柄も多いのに、同じの使ってるんだ。」
「…偶然、だろ。」

自分の髪を乾かすのを途中で放棄しての奇行だった為
アレンの髪からはまだ水滴が完全には拭えていない
それが目に付いた神田はすかさず両手を伸ばし
またアレンの頭からバスタオルを被せ
思いっきりガシガシと頭をまぜた

少し火照った神田の頬はこれでアレンに気付かれる事は無い

「結構、皆同じの使ってるんですかね?ラビはどうだろ?」
「…お前、人の頭いきなり嗅いだりすんなよ?」
「何でですか?」
「何ででもだっ。」

むしろ、特にヤツにはあんまり近づくなと言いたい所
ただ、それを言うといろいろ面倒なので言わずにおく





__________

9月4日
誕生花:モントプレチア
花言葉:芳香







D.Gray-man 02 D.Gray-man 02
小林沙苗、伊藤静 他 (2007/03/07)
アニプレックス

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ひょうたん(山ツナ)

「野球選手になる」

ガキの頃は自信を持って言えた言葉が
だんだん言葉にできなくなっていった

もちろん
野球は変わらず好きだ
高校行ったら甲子園行きたいとか思うけど
将来を思い描いても
球場に立つ俺は思い浮かばない


結局、そういう事なんだろう


得意だとか
他よりも秀でてるとか
そういう事じゃないんだろう



未来に思いを馳せてみる
野球選手じゃなければ俺は何になるんだ?
親父の店を継ぐ?
いや、それも思い浮かばない

「山本~帰ろう?」
「何ボーっとしてやがんだ、10代目がお呼びだ!早くしやがれっ!!」
「悪ぃ悪ぃ。な~ツナ、今日お前んち行ってもいいか?」
「あ~、課題?いいよ一緒にやろう。」
「10代目、俺も行ってもいいですか?」
「いいよ。ってか山本、野球部は?」
「ん~テスト近いから練習休み。」


あぁ、そうか…
そうだったんだ


将来何をしてるかなんてわからない
だけど
俺はツナと一緒に居たい
こうしてずっと隣を歩いていたい

結局は
何が一番かって事だ
球場に立つ俺は想像できないけど
ツナの横を歩く俺は想像できる
そういう事だ

野球の練習が無い事はガマンできるけど
ツナの居ない毎日はガマンできない
つまり、そういう事だ





__________

9月3日
誕生花:ひょうたん
花言葉:夢







家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (3) 家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (3)
天野 明 (2005/03/04)
集英社

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チューベローズ(ベルツナ)

誰の目も届かない所へ閉じ込めて
毎日毎日少しずつ切り裂いて
殺してしまわぬように

永遠の俺の切り裂き人形



こんな矛盾を抱えるのは、生まれて初めてだ
切り裂きたい…
でも、殺したくない…

今まで切り裂くモノにこんな感情を抱いた事が無い

自分の血以上に興奮するコイツの血液
気が狂う
甘く香ばしい匂いがする
王族の血よりも芳しい
ボンゴレの血…
沢田綱吉の全て

切り裂いたそばから嘗め回して
俺のモノにしたい


俺以外の誰がお前を傷つけるのも許せない
それが例え、ボスだとしても…

打撲や擦り傷なんてお前には似合わないよ
沢田綱吉
お前には裂傷のみが美しい

切り刻んだ所から流れる一筋の赤…
白い肌に良く映えるはず



切り刻みたい…めちゃくちゃに
でも
それで永遠にお前を切り刻む事が出来なくなる方が嫌だ


殺してしまったらソレは朽ちていくだけのモノ


力なく
すべる肌に弾力が無くなり
熱を失うのは嫌だ


俺の一生と共にあって欲しい切り裂き人形…なんて
ほんと矛盾してる




朽ちる事の無いように
この手にずっと置いておきたい者

柔らかい肌のままで
甘い匂いのままで

ずっと…
永遠に
お前は俺の切り裂き人形





__________

9月2日
誕生花:チューベローズ
花言葉:危険な快楽







家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (12) 家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (12)
天野 明 (2006/10/04)
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はまなし(ランツナ)

物心ついた時から、俺の世界の中心に居る人



棺の前で俺は立ち竦む
これ以上近寄る事ができない

肩を落とし、頭を垂れ力なく膝をつく獄寺氏
目を逸らし、どこか遠くを睨みつけるようにしている山本氏
肩を震わせ大粒の涙を流すイーピン

俺は棺を少し遠くから凝視する事しかできないで居た

「こんな事って…。」

イーピンが嗚咽を漏らしながら呟く


俺も、そしてきっとイーピンも
肉親を亡くすよりダメージを感じる


そう、物心ついた頃からずっと
俺の世界の中心に居るのはコノ人なんだ

「ボンゴレ…10代目…」
「沢田さんっ…。」

強くて、温かくて、優しい人
誰よりも俺の心の中を占める人

小さい時には俺のわがままを聞いてくれた
傷ついた時は、自分にも傷があるのに俺の手当てをしてくれた
俺の窮地を助けに来て、リボーンに怒られてるのも見た事がある

どんな称号を得ようと
どんな座に就こうと
変わらず優しい人

親とも違う
兄とも違う
俺の大切な人

棺を見つめる俺の頬に涙がつたう

亡くして初めて気がつくなんて
俺はなんて馬鹿なんだろう…

守護者だなんて、ただ一つの繋がりの言葉でしかなかった
コノ人もそう、俺に言ってたけど
守護者と言う言葉がこんなに意味を持つのは初めてだった


俺はコノ人を護りたいんだ
護りたかったんだ




__________

9月1日
誕生花:はまなし
花言葉:美しい悲しみ







家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (4) 家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! (4)
天野 明 (2005/05/02)
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