きまぐれ

きまぐれに書き散らすところ。

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Let's シエスタ(スクツナ)

このところ、イタリアのボンゴレ本部では
ボンゴレの代替わりの体制交換時にボンゴレを叩こうとする
ボンゴレに対立する勢力との抗争が絶えない

その為もあり、綱吉はイタリアの地を踏む事となった

「ヴぉい。」
「あっ!…ロン毛…じゃなくて、スクアーロ!?」
「…キョロキョロしてんな、行くぞ。」
「うん。」

空港にいつものヴァリアー服では目立つからか
ジーンズにTシャツにジャケットという格好のスクアーロは見慣れなく
綱吉は落ち着かない気持ちになりながらも後を付いていく

「ねぇ、リボーンと獄寺君は?」
「アルコバレーノは9代目のとこだ、嵐のヤツは任務に出たぜぇ。」
「なっ…何?任務って!!危なくないよね?ソレ。」
「平気だろ?跳ね馬が一緒だ。」
「あ…ディーノさんと一緒なら大丈夫か。よかった。」

綱吉よりも一足先にイタリア入りした二人を気にかける様も
10代目として成長している証だともいえる
しかも今回は正式な後継の催しまで
その二人とは顔を合わすことが無いスケジュールだ

今回、綱吉の滞在先はヴァリアーのアジトとなる

何故ならば
先日、ヴァリアーは声明文を発表した

『今後、ヴァリアーはボンゴレⅩ世に不利益な行動を起こす者
不利益となりうる行動を起こした者へ相応の対応をする
また、これはボンゴレ、ボンゴレ傘下の組織の者へも同じく対応されるものとする』

という、綱吉を徹底支援するという内容のもの
ボンゴレの結束と言えば聞こえはいいが
そのような声明を出さなくてはならない理由があったからと思うと
事情はとたんにややこしくなる

つまり、ボンゴレに敵対する勢力のみならず
ボンゴレ傘下の組織やボンゴレ内部にも怪しいと思わせる動きがある為だ

マフィアの代替わりとは貴族や財閥の継承とはわけが違う
このようなカオスに陥ることは予想の範疇だ
それが闇社会、それがマフィアなのだから

それでもボンゴレは血が認めた継承として
ソレが目に見える分いいのかもしれない

「ここだ。」
「お邪魔しま~す…。」

一応、挨拶をしながらアジトに入る
ヴァリアーと言うと綱吉にとっては賑やかな集団というイメージなのだが
踏み込んだアジトは静まり返っていた

獄寺が任務に出されたくらいだから
もしかしたら、皆出払ってしまっているもかもしれない
それだと、綱吉が思っていた以上に緊迫した状況だとも推測できる

「皆居ないの…かな?」
「あ゛ぁ?違うぞ。たぶん全員居るぜぇ?」
「え、でもすごい静か…。」
「到着時間遅れたからな。」

飛行機の到着時間がずれた事と
ヴァリアーのアジトが静まり返っている事に何の関係があるのか
綱吉はハテナマークを頭の上に浮かべて小首をかしげる

考えてもわからないが、居るというのなら
とりあえずヴァリアーのボスであるザンザスに顔を見せるべきだろうと
そう考えてザンザスの部屋の扉に手をかける

「ダメだ…っ!!」
「え…?」

ドアノブをまわそうとした途端
スクアーロに後ろから小声で制される

「今はダメだ。アイツは無理に起こすと機嫌最悪になるからなぁ。」
「…はぁ?…寝てんのっ!?」

気分も晴れやかになるような麗らかな午後だ
昼寝をするなんてモッタイナイと思うような日だ
その前に、ボンゴレと言う組織にとって緊迫した状況だ
なのに…昼寝!?と叫びたいところをグっと堪える

起こすと機嫌が最悪になると言うザンザス
イタリア滞在中はこのヴァリアーのアジトに留まるしかない綱吉としては
できる事ならザンザスとは穏便にしていたい

「飛行機の到着が時間通りなら、シエスタの前に着いたんだけどな。」
「…まさか、他の皆もってこと?」
「あ゛?日課だ。仕方ねぇだろ。」
「昼寝が…日課…?」

綱吉としては、まさかそんな乳幼児じゃあるまいし…と思ってしまう
しかし、このアジト内の静まりようと
小声で話すスクアーロの気遣いとを目の当たりにすると
そんなありえない事が本当なんだ…とわかってしまう

「どうせ1、2時間は誰も起きねぇし、お前も寝ろ。疲れてるだろ?」
「でも…獄寺君も任務に出てるのに…。」

日本人の感覚で言えば
こんな昼間から他の人が働いてるのに気が引ける…
しかも友人は今も戦っているかもしれない

「アジトん中だ、襲撃の心配はねぇが…不安なら俺が一緒に居てやる。」

綱吉は流されるままに寝室へ案内される
腑に落ちないながらも、確かに長旅で疲れてはいるため
時差ボケ対策とでも思えばいいかな…と諦めてベッドに入る

「そのまま寝るのか?」
「へ?…何が?」
「服、そのままでいいのか?」

別に制服を着ているわけでもなければスーツでもない
そのまま寝るのに差し支えるような格好はしていないのだが
そう問われ、綱吉はまたしても小首をかしげるはめになる

「あ゛~…ジャポネーゼはそういうもんなのか?」
「…!?」

そう言いながらベッド脇でいきなり脱ぎ始めるスクアーロ
綱吉は言葉もなく驚くしかなかった

「…っな、何で脱いでるの…?」
「寝るからだろうが?」
「は!?どういう意味っ!?」
「…?」

裸で隣に寝るスクアーロに妙な焦燥を感じながら
綱吉は落ち着けるはずもなく、身体を緊張させる
そんな綱吉の胸にそっとスクアーロの腕が優しく置かれた

「俺は少しの気配でも目が覚める。安心して寝ろぉ。」

(寝れるかッ~!!!!)

もしも、綱吉の心の声が音になっていたのなら
アジト中の眠りを覚ます音量で響き渡ったに違いない





__________
ヴァリアーでヘタ○アネタです(2回目)。
お昼寝するザンザス…(笑)可愛いな、おい。
でも今回はスクツナ風味でお届けしてみました~。
ツナは自分の守護者に日々(身体を)狙われているので
そういうコトに敏感になってるに違いないよ…。
スクアロが平静でいられるのかも疑問だよ…。

思わず、希日とか英日とか中日韓とか米日とか書きそうになったり
ヘタリ○は読み専…ヘ○リアは読み専…
と自分自身に言い聞かせております(笑)
それにしても、米日はホスト部の殿とハルヒな感じになりそうだな…(笑)







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Perché(ヴァリツナ)

「ツナヨシぃ~っ。王子もうお腹すいて動けない。」
「ちょっ、もうちょっと待ってよ。今無理なのわかるだろ~っ!!」
「綱吉ちゃん。すっかりママンみたいね~。」

猛ダッシュでイタリアの街の裏道を駆け抜けながら交わされる会話
今現在の現状を一言で表すのなら…逃亡中だ
まだ姿こそ見えないが、追っ手が迫っているのは明らか

こんな状況で、おふざけに快く付き合ってあげれるほど
まだ綱吉はこの世界には慣れていない

トッーンとベルが高く飛び上がり
近くの建物の壁を伝って屋根へ飛び上がる
その後を続くようにルッスーリアも飛び上がる

綱吉はそんな2人の行動を目で追って
動けるじゃんっと思いながら
自分はどの道から逃げようかと辺りを見回す
その間も、もちろん速度を落とすことなく駆け抜ける
ある程度の地理を叩き込まれたとは言え、まだ見知らぬ場所も多い

ドタドタドタっと後方から足音がした気がして
建物の隙間の路地へ入り込もうとした瞬間
身体がフワリと宙に舞った

抱き上げられる格好の為
自分を抱えて走る者の顔こそ見えないが
目の前に靡く銀の長い髪とその抱き上げ方で誰だかわかる
フワリと衝撃もなく担ぎ上げる力強く優しい腕

コレがザンザスならガスッと音がしそうなくらい乱暴だし
レヴィならもっと腫れ物に触るようにたどたどしい

「スクアーロっ!!」
「黙ってろぉ、舌噛むぞ。」
「うっわッ…。」

綱吉を抱えたままスクアーロは音もなく建物の隙間を駆け抜け
屋根の上を越えて追っ手を撒いて走る
綱吉は言われたとおり舌を噛まないように黙ってスクアーロにしがみつく

しばらくグルグルと街の中を行ったり来たり走り回り
自然豊かな郊外の方角へ向う
アジトまでは遠回りだが、追っ手を撒くのが任務だ
計算どおりと言っていいだろう

郊外の自然そのままの森の中へ入って
やっとスクアーロが速度を緩めた

「ありがと、スクアーロ。」

そう言って降りようとするもスクアーロは綱吉をガッチリと抱き上げたまま道を進む

「スクアーロ?もう俺自分で走るよ?」
「もう着く。」

何処に?と思ったその時、温かい食べ物のにおいがして
綱吉のお腹がクゥ~と鳴った

「遅いよ~っスクアーロ。」
「もうパスタがゆであがっちゃうわよ~?」

さっきまで、自分と共に追ってから逃亡していた2人の声に
綱吉が身体をよじって進行方向に視線をむけると

ソコにはピクニックシートを広げ簡易コンロでパスタをゆでるレヴィと
それを今か今かと待っているベル
いつものようにふんぞり返ってこちらを見ているザンザスに
フレッシュトマトをカットしているルッスーリアが居た

「…何、してんの?」

思わず間の抜けた質問が口をついて出る
さっきまでの緊迫感は何?と呆然とする

「ちょっと、レヴィ。チーズは何処?それからベル、ブラックペッパーを取ってちょうだい。」
「王子もうお腹ペコペコで動けない。スクアーロに取ってもらってよ。」
「ヴォオィ!!てめぇ~少しは手伝え。」
「チーズならココだよ。」
「あら、マーモンありがと。スクアーロっ!早くしてちょうだいよ。」

綱吉の質問は空を切ってゆるゆると落ちて行く感覚だ
誰一人、この光景に疑問点は無いようだ

「ザンザス…コレ、何?」
「腹ごしらえだ。」
「今?帰ってからでいいんじゃ…。」
「腹が減ったら戦はするなとか言うんだろ?ジャッポーネでは。」
「…間違っては居ない…ような間違ってるような…誰に聞いたの?」
「家光。」

その答えに綱吉は頭を抱える
イタリアの人に変な日本の知識教えるの辞めてくれないかな…と思いながら

「は~い、出来たわよ~♪綱吉ちゃんにはトマトをた~っぷり入れてあげるわね。」

上機嫌でパスタを盛るルッスーリアに
俺トマトは苦手…などと言えなくなってしまった綱吉なのでした





__________
イタリア…イタリア…ヘタリア…みたいな感じで
ヴァリアーもイタリア人じゃんね…と思った事からはじまったのです。
スクツナと見せかけて、ただのギャグです。スミマセン。
書いてる途中でザン様にヘタリアのアホ毛が生えてたらを妄想してしまいました。
ゆるいザン様…手におえないだろうな…

ヘタリアは日本が好きです(愛国心?)
というか、日本受けで(笑)

題の「Perché」は「なぜ?」というような意味のイタリア語です。







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アジュライト(ザンツナ←スク)


どうして?とか
いつから?とか
考えたって仕方ない

どうしてか
いつからか
ココが俺のポジションになっていた


「スクアーロ、居る?…あ、居たっ。」
「なんだ?」
「ちょっと聞いてよ~。」
「まぁたボスとケンカでもしたか?」
「うっ…ケンカって言うか。」

言いよどむ綱吉は
俺の質問を肯定しているのと同じこと

まぁ、俺が知る限り
昨日は爆発音などは無かった
ってコトはいつもほどひどいケンカじゃないんだろう
ひどい時は付近に避難勧告ださねぇと負傷者がでるからな

「何が原因だ?」
「スクアーロ。」
「あ゛ぁ?」
「だから、スクアーロと話するなって言うんだもん。」

…いくらなんでも
余裕なさすぎだ、ボス
んなコトでケンカって…

コイツがこうして俺んトコに来るのは
全部ボスの事だってわかってんじゃねーか

綱吉も綱吉だ…
それがケンカの原因なら俺に相談すんじゃねぇよ

と言って、それでも綱吉が俺のトコに来る
それが俺は嬉しいんだってことに
気が付かなきゃよかった

ボスに余裕がねぇのも
綱吉が考えなしなのも
そりゃ問題だ

でも一番問題なのは
仕えるべき者達を裏切るような俺の心

いつから?とか
どうして?とか
そんなもん考えたってしょうがねぇ

「ザンザスはずるいよ。」
「あぁ~…お前ももうちょっとボスのこと考えてやれよ。」
「考えてるよっ。ザンザスこそもっと俺の事考えて欲しいよ。」

アレ以上、綱吉のことばっかり考えられたら
俺たちが困る…

「スクアーロもずるい。」
「はあ?何がだ?」
「だって、俺はスクアーロに聞かなきゃザンザスの事わかんないんだよ?」

そんな事言われても…
付き合いの長さが違うんだからしょうがない

しかも、それを言ったら
お前等にしかわかんねぇ事だってあるだろうが
と言いたいが、それは綱吉には関係ないんだろう

このポジション…
はっきり言って泣き言言いたいのは俺のほうだ
なんでこんなノロケ聞かされてんだ…俺は

「綱吉…。」

背後からボスの声が若干怒気を含んで聞こえてくる
これにビビんないで居られる綱吉は
ほんと…でかくなったもんだ

「…ザンザス。」
「あぁ~…じゃあ俺はコレで。」

ボスが来たなら俺の役目はもう無い
後は二人の問題だ…
というか、これ以上見たくも聞きたくもないってのが
本音かもしれない

俺が二人の部下であるために





__________

2月5日
誕生花:ぼけ
花言葉:平凡・熱情

誕生石:アジュライト
宝石言葉:秘密の愛
(当て馬っぷりが可哀想なスクアーロが好きです。いや、ラブラブなのも好きですが…)







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きんかん(ザンツナスク)


微かに発したSOSを見つけたのが俺だっただけで
お前を救ってやれるのは
きっと、俺じゃない…

俺が綱吉の側に居たところで
綱吉を救ってやれるわけじゃない
スクアーロに行かせたのは
アイツが根本的に優しい人間だからだ

そして綱吉はそれに気づけるヤツだからだ

スクアーロに持たせた紅茶が
少しでも綱吉を救えればいい

『お゛い、こないだ送った紅茶の中でどれが好きだ?』
『紅茶って種類とかあるのっ?』
『あぁ~いい、めんどくせぇ。どの色の箱のが好きだ?』
『えっとね。…あ、コレ。黄色いの。』
『…そうか。テメェ泣き言言ってねぇだろうな?』
『なんだよ、ソレ。』
『平気ならいい。』

アールグレイを好きだと言った綱吉が
自分の事にはてんで鈍いのを俺は知っていた
知らぬうちに傷ついた精神的な心労が
ベルガモットの香りを好むのだろう

『ボ~スっ。聞いた?綱吉ちゃんが10代目になったってもう広まっちゃってるみたいよ~?』
『んなもん初めから誤魔化したって意味ないぜぇ。』
『あぁ~ら、スクアーロ。それじゃボスが恥を忍んで影武者になった意味ないじゃない。』
『恥を忍んでは言い過ぎだ。気休めだろぉ?ボス。』
『あぁ…気休めにもならねぇようだがな。』
『それじゃあ、あっちは忙しくなるわねぇ。』
『おい、カス。お前仕事あったよな?』
『あ゛ぁ?…あぁ、俺が様子見てくるぜぇ。』

ボンゴレは今の綱吉が思う以上に巨大な組織だ
綱吉を10代目だと知った他ファミリーが出る行動は
俺でなくても予想が付く

自分が傷つくよりも
仲間が傷つく事を嫌がる綱吉にとって
ボスとして生きていく為の正念場になるだろう

俺が支えてやれたなら
アイツを押しのけてでも飛んで行った

だが…
俺は綱吉に平穏をやれない
俺が綱吉にやれるのは刺激でしかない



『ザンザス…?寝てんの?』
「寝てねぇ。お前は昨夜は良く眠れたか?」
『あ…やっぱりスクアーロはそういう差がねだった?』
「お前は気の張りすぎだ。」
『うん。ごめん。ザンザスにまで迷惑かけて…。』
「迷惑とは思ってねぇ。」

電話先で少し笑うような声が聞こえる
笑えるなら少しは安心だ
できれば俺がお前に笑顔を与えられたならと思わなくもないが…

『ザンザス忙しいんでしょ?電話してて大丈夫?』
「別に急ぎの仕事はない。」
『え?そうなの?じゃあ、久しぶりにこっち来たら?スクアーロも居るし。』

俺が自分で決めた境界線を
綱吉は軽く飛び越えてくる
その軽やかさに俺はまた救われる

お前の力になりたいと
そう思うようになって
お前の力になれる方法をいつも思案してる
そんな俺に助け舟をよこすのが
お前自身なんだから
俺はもうきっと、お前には敵わないんだろう

『また、お土産持って来てよ。ね、ザンザス。』
「…あぁ、そうさせて貰う。」

お前が好きだと言った香りを
俺も好むようになったのは
お前を想ってざわつく心を静める為

ただ、ベルガモットの香りでお前を思い出すんだから
悪循環でしかないんだがな…





__________

1月29日
誕生花:きんかん
花言葉:思い出・感謝
(ザンザス視点でした~。アールグレイは紅茶の種類。ベルガモットはアロマなどの香りの種類です。っつぅか…もう朝だし…)







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レプトスペルマム(ザンツナスク)

日本に仕事があったのは事実
ただ、その仕事よりも
ボスから頼まれてきた綱吉の世話は
今後のボンゴレにおいて、もっともデカイ仕事だと言える

自室に戻ってきた時の暗い顔を見たとき
あぁ、ボスの懸念は確かなものだったかと思うのと同時に
ボスに言われたからじゃなく
俺が綱吉を支えたいと思った

それが結果ボスの思う所と違うとしても…


「ヴォイ!そろそろ休憩入れろぉ。根詰めすぎだぜぇ。」
「ん~…でも俺ができる事ってこれくらいだし。」

昼過ぎに帰ってきてから
ずっと書類と見つめ合ってる綱吉

「目の下クマできてるじゃねぇか。寝てんのか?」
「寝れないよ。皆は外で任務に出てるのに、俺だけ寝れるわけないだろ。」
「ヤツ等も休憩くらい入れてんだろ?いいから、一回寝ろ。」

ボスの予感はやっぱり当たっている
仕事に慣れてきた頃に
きっと綱吉が精神的にやられると
ボスはそう言ってた

それは綱吉の優しさであり、弱さだが
ソレこそが綱吉の強みでもある

綱吉を潰さない事が
ボンゴレを守る事だってのは今や常識で
ソレとは関係なく
ボスは、俺は、綱吉をこの世界に留まらせたいと思っている

俺たちは今更、違う世界では生きられない
これが俺たちのエゴだとしても
今更…手放す事ができない

「スクアーロ。…紅茶淹れてくれる?」
「…駄目だ。」
「いいじゃん。俺、あれ飲むと落ち着くんだよ。」
「ホットミルクにしとけ。余計眠れなくなるぞぉ?」
「…だから、寝れないってば。」
「寝ろ。ヤツ等が戻って来た時にお前がそんな顔じゃ、ヤツ等の為にもならねぇ。」

そう言ってやれば
少し眉根を切なそうに歪める

精神的に…
綱吉の心が弱るのは仲間の為
自分の置かれた立場に嫌気が差すとか
そんな直接的なものじゃない
綱吉は仲間を思って心を痛める

このまま一人考えさせても
結論が出ないループした悩みを解決してやる事はできない
俺が出来るのは
ソレを強制的に辞めさせるコトと
少しでも逃げ道を作ってやるコトだけ

ようやくベッドで眠りについた綱吉の眠りは深くはないだろう

紅茶かホットミルクかで
堂々巡りの言い合いを繰り広げてから約1時間
結局、ミルクティーを淹れてやって
渋る綱吉を無理やりベッドに入れた

「スクアーロ、何か報告があったり誰か帰ってきたら起こして。」

それだけ言ってスゥッと眠りについた綱吉
過去自分を殺そうとした俺にも
こんなに簡単に信頼をよせる
綱吉の超直感が俺を仲間だと認識したのなら
俺が危険な任務に行く事も綱吉は嘆くのだろうか

ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…

携帯の振動がやけに響く気がして
急いで綱吉のベッドから遠ざかり通話ボタンを押す

「ボスか…。」
『そっちはどうだ?』
「何とか寝たぜぇ。」
『そうか…。』
「ボスは来ねぇのか?」
『俺が行っても、逆に安心できねぇだろうが。』

そんな事はないと思ったが、言わなかった

特別、イタリアを離れられない理由があるわけじゃないのに
ボスが誰かにこの役割を任せようとしたのは
俺がはじめて見たボスの戸惑い

綱吉がベルガモット香る紅茶を好む理由を
ボスは見抜いていた
心を落ち着かせる香り
それを好む理由

アールグレイの香りが残る部屋で眠る
綱吉の寝顔は幾分落ち着いて見えた
その事だけ伝えて、電話をきった





__________

1月28日
誕生花:レプトスペルマム
花言葉:質朴な強さ
(第2弾…スクアロ視点です。三角関係っぽくなってるかなぁ~?)







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